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婚姻式 10
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ルークが手を取って……あら?ルークの様子が何かおかしいわ。
「忘れてた」
何を?と思ったら、ゴソゴソとほぼ中に入らない胸ポケットに指を差し込んで……
「ジャーン!指輪の交換しようか」
「え?」
「はい、俺からね。エリーゼの指のサイズ、ドワーフの人達に聞いて作って貰ったんだよ」
クッ!皇子なのに無邪気な笑顔でこっち見て!心臓止まったらどうしてくれるのよ!
スルッと薬指に緑……エメラルドっぽい魔石の指輪がはめられた。
「はい、俺の指にはめてくれる?」
そう言って差し出された指輪の石は青紫色の魔石でした。
珍しいのに、頑張って手に入れてくれたのね……
指輪を手にして、ルークの指……結構太いんだなって場違いな事を思う。
改めてルークが男性なのを意識して顔が熱くなる。
ドキドキして、どうしようもないのにバレない様にルークの手を取って薬指にはめる。
「ドキドキするな」
小声で言われて思わずコクコクと頷く。
サッと手を取られ、エスコートして歩き出した瞬間……大広間のあちこちから女性の黄色い悲鳴が聞こえました。
内容は素敵!とか私もあれがやりたい!とか何てロマンチックなの!とか憧れ満載な悲鳴でした。
女子は憧れるよね……何かもう私のメンタルがカオスです。
フワフワとした気持ちのままエスコートされ、気が付いたら扉から出てました。
あれ?一体いつの間に……?
「エリーゼ様、お疲れ様です!お着替えに行きましょう!では、ルーク様後ほど!」
アニスの熱意溢れるセリフにさっきまでのドキドキが吹っ飛びました。
「侍女の皆さん!ドレスの裾をお願いします!さ!エリーゼ様、行きますよ!」
有無を言わせぬ勢いでグイグイ引かれ、侍女達に囲まれる様に移動していきます。
今度は多少シワになっても良いと思ってるのか行きの時の様にトレーンを広げる事なく持ってついてきます。
おかげで歩きやすいのなんのって!
先ほどの部屋に戻り、今度はエルフの方達に作って貰ったウェディングドレスを着付けますが、その前にお飾り一式取られました。
ドレスに合わせたお飾りがあるので、変えるそうです。
髪型はこのまま行くそうです。
トレーンはありますが、チビナビちゃん達制作のと比べると短いです。
ん?トレーンの下に布が付いてる?
「忘れてた」
何を?と思ったら、ゴソゴソとほぼ中に入らない胸ポケットに指を差し込んで……
「ジャーン!指輪の交換しようか」
「え?」
「はい、俺からね。エリーゼの指のサイズ、ドワーフの人達に聞いて作って貰ったんだよ」
クッ!皇子なのに無邪気な笑顔でこっち見て!心臓止まったらどうしてくれるのよ!
スルッと薬指に緑……エメラルドっぽい魔石の指輪がはめられた。
「はい、俺の指にはめてくれる?」
そう言って差し出された指輪の石は青紫色の魔石でした。
珍しいのに、頑張って手に入れてくれたのね……
指輪を手にして、ルークの指……結構太いんだなって場違いな事を思う。
改めてルークが男性なのを意識して顔が熱くなる。
ドキドキして、どうしようもないのにバレない様にルークの手を取って薬指にはめる。
「ドキドキするな」
小声で言われて思わずコクコクと頷く。
サッと手を取られ、エスコートして歩き出した瞬間……大広間のあちこちから女性の黄色い悲鳴が聞こえました。
内容は素敵!とか私もあれがやりたい!とか何てロマンチックなの!とか憧れ満載な悲鳴でした。
女子は憧れるよね……何かもう私のメンタルがカオスです。
フワフワとした気持ちのままエスコートされ、気が付いたら扉から出てました。
あれ?一体いつの間に……?
「エリーゼ様、お疲れ様です!お着替えに行きましょう!では、ルーク様後ほど!」
アニスの熱意溢れるセリフにさっきまでのドキドキが吹っ飛びました。
「侍女の皆さん!ドレスの裾をお願いします!さ!エリーゼ様、行きますよ!」
有無を言わせぬ勢いでグイグイ引かれ、侍女達に囲まれる様に移動していきます。
今度は多少シワになっても良いと思ってるのか行きの時の様にトレーンを広げる事なく持ってついてきます。
おかげで歩きやすいのなんのって!
先ほどの部屋に戻り、今度はエルフの方達に作って貰ったウェディングドレスを着付けますが、その前にお飾り一式取られました。
ドレスに合わせたお飾りがあるので、変えるそうです。
髪型はこのまま行くそうです。
トレーンはありますが、チビナビちゃん達制作のと比べると短いです。
ん?トレーンの下に布が付いてる?
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