婚約破棄されまして(笑)

竹本 芳生

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連載

new world 17

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ワルクナイ!そう思ってた自分がいた事に今、モーレツに後悔してます。

「エリーゼ、聞いてるのですか?」

「はいっ!」

事の発端はいざ出発となった時、お母様と侍女トリオ(お母様専属侍女三人組)が私の馬車に乗り込んで来たからです。
座席の後ろに設置された扉は怪しさ爆発だった様で、領都を抜けた瞬間「この扉はどういう事かしら?お母様の馬車には無いわよね。エリーゼの馬車だけに扉があるって何でかしら?」お母様のジト目に私、ガクブルです。
確かにニュー馬車は若干拡張したし、サスも効いて乗り心地抜群になったけど……ぶっちゃけ私のはやり過ぎました。
扉を開けさせたお母様は中を見てブルブル震えてお怒りになりまして……(泣)
拡張済みのリビングで正座させられてます。
勿論、お母様はチビナビちゃん達作製のソファに座っております。
そうです。この馬車の内装はほぼチビナビちゃん達作製のアイテムで出来てます。
ルークの頑張りで何から何まで進められ、農作物はもとより各種製造業も発展し、ちょっとした物は島で生産されてました。
化石燃料は無いが魔石はあるのでクリーンエネルギーだ!とばかりにそれはもう作られまくってました。
いや、電化製品は造れる物と造れない物があると言ってましたが……構造が簡単な物はイケル!と……洗濯機とかシステムキッチンとか電子レンジ(正確には魔石レンジだとか……)にミキサーとか何か色々。
忙しそうにしてるな……と思ってたら滅茶苦茶開発してたそうです。

「聞いてないわね……エリーゼ、こんなに素晴らしい馬車どうして内緒にしてたの!お母様も同じ馬車が良かったわ!」

えー……今言われても困るぅ……いや、黙ってた私が多分悪いんですよね……

「奥様、紅茶をお淹れ致しました」

アニスがシステムキッチン使って紅茶淹れてくれ……ん?エミリの目が怖いんですけど?なして?

「エリーゼ様……私達、今一緒にお茶を淹れましたが、あれ程便利ならお邸にも設置していただきたいです」

圧……圧が凄いです……

「奥様、こちらもどうぞ」

ハッ!あれは冷蔵庫にしまっておいたレアチーズケーキ!とフルーツソース(マンゴー)!

「あら、これは何かしら?」

「フルーツソースという物です。レアチーズケーキにかけていただくと風味が変わって良いのだとか……」

「そう、いただくわね」

少しだけマンゴーソースかけて食べた後、たっぷりかけて楽しんでました。
私はその間も正座で反省させられてました。
ナンテコッタイ!
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