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生き返った死人
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「うわぁぁぁ!」
普段は割と飄々としているビャクヤだが、アンデッドは怖いんだな。ハハハ!
俺は前転してその場を離れるビャクヤを見て笑った。なんで前転で逃げたんだよ。
「たすけ・・・、ゴホゴホ!」
「ん?」
緑の何かを吐きながらレイナールは四つん這いになって俺たちに助けを求めてきた。よし、殺そう。
俺が刀を構えると、ビャクヤが俺の腕を掴んで止める。くそが。
「待ちたまえ、キリマルッ! 彼はアンデッドなどではなさそうだ。生きている」
そんな事なんでわかる? ゾンビかもしれねぇだろうが。まぁ生きてても死んでいても殺すがな。
もう一度刀を構えると手に半透明のロープが絡まった。チッ! ビャクヤの魔法か・・・。
「待てと言っているッ! 大丈夫かい? レイナール君」
「ビャ・・・ビャクヤ? ここはどこだ?」
「そんなことよりもッ! 吾輩は君の体が心配だよ! 急いで学園の医務室に行こう。ンン、ロケーションヌ・ムゥゥーブッ!」
おい、俺は置いてけよ? ここが気に入ってんだ。おい!
一瞬目の前が暗くなったと思ったら学園の校庭にいた。
「チッ!」
「キリマル、レイナールに肩を貸してやってくれたまえ」
くそ、なんか逆らえないな・・・。レイナールに肩を貸さないといけない気分になってくる。これが契約の力か?
俺は内心ムカムカしながらレイナールに肩を貸して医務室へと向かった。
「レイナール君!」
医務室の養護教諭が、レイナールを見て驚いている。そりゃあ死人が蘇ったのだからな。しかしなんでだ? あの館には死人が蘇る魔法か何かかかっているのか?
「君は死んだはずでは・・・。取り敢えずベッドに寝るといい。私は学園長を呼んでくるから」
青天の霹靂ともいえる出来事が起きたんだ。白衣を着た女の慌てっぷりは尋常じゃないな。
「死人が生き返る魔法ぐらいあるだろ。なんであそこまで慌ててんだ?」
「死者の蘇生は簡単じゃないからね。復活条件が色々と厳しい上にッ! 莫大な金がかかる。おいそれと誰でも復活できるわけじゃないのさッ!」
「ほーん。じゃあ殺し甲斐があっていいな。ホイホイ生き返られると、殺しの重みがなくなる」
「全く君は・・・。それにしてもなぜレイナール君は生き返ったのかッ! 謎だなッ!」
悩むのは構わねぇが、シュバシュバうるせぇな。止まると死ぬのかな? こいつは。今度羽交い絞めにしてみるか。
「聞こえているのだがねッ!」
「はいはい、すまんすまん」
俺の願いが通じたのか、ビャクヤは動きを止めて、顎を摩っている。なんか思い当たる節でもあるのか?
「キリマル・・・。そう言えば君は刀なんて持ってなかったね・・・。なんだい? その刀は」
「これか? 妖刀天邪鬼って刀だ。さっきまでいた館の中庭に突き刺さっていたんだ。それを俺様が頂いた。気に入ってんだ。やらんぞ」
「そんな妖しい刀なんていらないよッ! ちょっと鑑定させてもらってもいいかな?」
「てめぇは俺様の主なんだろ? 勝手にぶんどって鑑定すりゃあいいだろ」
「吾輩は野蛮ではないのでねッ! そんれではッ! 刀を拝借ッ!」
普通に取れ、糞が。相撲取りが賞金貰った時みたいな仕草をして刀を受け取るな。
ん? 鞘を持って鑑定するビャクヤの仮面の目が丸くなったな。どうした?
「ふんむふんむ。ふえぇ! こ、これは! どえぇ?」
桂小枝かっつーの。なんだその驚き方は。殺すぞ。
「この刀は未だに声を発していないがッ! インテリジェンスウェポンだねッ! 刀の狂気の呪いを跳ねのけた者を主として認めるらしい。で、主の性格の真逆の効果を発揮する刀とある。呪いの武器なのでッ! 条件を満たさないと外れないようになっている。その条件は・・・!」
「条件は?」
いつものようにシュバシュバとポーズを決めている。早く喋れ! ぶちのせめすぞ!
「僕の拙い鑑定魔法【知識の欲】では解りかねるッ!」
死ねッ! もったいつけやがって。
「何を戯けた事を。今、ビャクヤに刀を渡せているだろうが。それは装備を外せているって事だ」
「見たまえ、これを。鞘がカタカタしている。刀がキリマルに引っ張られているのだよ!」
「つまり刀は俺がどこにいても近づいて来るって事か? 健気で可愛らしいじゃねぇか。しかし持ち主の性格の真逆の効果ってなんだ?」
「それは今ッ! 考え中」
メトロノームみたいに上半身を動かして考えるな! 一々ムカツクぜ!
「チーン! なるほど! アハハ! そういう事か! これはいい! 君という殺人鬼のッ! 悪なる力を封じたに等しい効果だッ!」
「いいから早く言え!」
「結論から言うと君は人を殺せないって事さ。君は人を殺したくて殺したくて仕方がない。しかし、この妖刀んんん天邪鬼んぬはッ! 殺した相手を蘇らせる効果がある! つまり君がどんなに人を殺そうが、天邪鬼が生き返らせてしまうのさッ!」
おげぇ~! 吐きそうだ! 気分がわりぃ!
俺の唯一の楽しみを、この刀が奪っているって事か?
そんな糞な話があるか!
しかし・・・腹立たしくて不本意ではあるが合点はいく。あの館で変態どもを殺したはずなのに、生きていたのはこの刀の力だろう・・・。
レイナールを刺した時も殺すつもりで刺したからな・・・。
「んんん! 残念だねッ! キリマルッ! 君はその刀を使う時、どんなに心を騙そうが殺気を放っている。なのでッ! どう足掻いても人を生き返らせてしまうのだよッ!」
「ってか、この妖刀天邪鬼で人を殺せる奴なんていないだろうがよ! 誰だって殺意を持って武器を使うものだからな!」
「ノンノンノン! 無心で人を斬る事の出来る達人もいる。しかし生粋の殺人狂である君がッ! その域に達するのは永遠に無理無理!」
ああああああああああ!!! 糞だ! この世界は糞に成り下がった! 俺はこの世界で人を殺しまくる予定だったのに! 殺しても生き返ってしまう! くそくそくそくそくそ!
「ビャクヤ、レイナールが生き返ったって本当? アッ! キリマルもいたんだ? どうしたの? 頭を抱えて」
ドアが開いてリンネが入って来た。今、こいつを殺せたら気分良いだろうなぁ・・・。
ビャクヤが俺に耳打ちをする。
(解ってるだろうね? 君は彼女の前では良い人でいなければいけないんぬッ!)
チッ! ストレスで死にそうだわ。
「なんでもねぇよ。ビャクヤが俺に意地悪を言うから、頭を掻きむしっていただけだ」
「ビャクヤ! 酷いじゃないの!」
ひひひ! リンネに怒られろ、ビャクヤめ。
「彼は暗くて真面目な顔をしているから本気にしてしまうかもしれないが、今のはジョークだよッ! んんん、主殿!」
「え? そうなの?」
俺は哀れみを誘おうとビャクヤが怒られそうな嘘をつこうとしたが、咄嗟に思い浮かばねぇ・・・。意外と頭が悪いな、俺。まぁいいさ。
「ああ、冗談だ」
「だ、だよね。ビャクヤって優しいし・・・」
「惚気か? ご馳走様」
「そんなんじゃないんだから!」
「おおおお! 主殿! とうとう吾輩に心を開いてくれまんしたか! それでは愛の抱擁をば・・・」
「死ねッ!」
ハハハ! ビャクヤの野郎! リンネに抱き着こうとして腹に正拳突き入れられた! ざまぁ!
俺がニヤニヤしていると、空きっぱなしの医務室のドアの向こうで、小さなジジイが顔を覗かせた。
「レイナール君が生き返ったのは本当かな? おおおお! 確かに! 彼の遺体が消えて、自警団団長がワシに相談に来ておったが、さっき帰ってしまったわい。一足遅かったの・・・」
ハリー・〇ッターとかに出てきそうな校長を小さくした感じだな。あのコーンハットの上から、脳天唐竹割りしたら気持ちいいんだろうなぁ? ええ?
普段は割と飄々としているビャクヤだが、アンデッドは怖いんだな。ハハハ!
俺は前転してその場を離れるビャクヤを見て笑った。なんで前転で逃げたんだよ。
「たすけ・・・、ゴホゴホ!」
「ん?」
緑の何かを吐きながらレイナールは四つん這いになって俺たちに助けを求めてきた。よし、殺そう。
俺が刀を構えると、ビャクヤが俺の腕を掴んで止める。くそが。
「待ちたまえ、キリマルッ! 彼はアンデッドなどではなさそうだ。生きている」
そんな事なんでわかる? ゾンビかもしれねぇだろうが。まぁ生きてても死んでいても殺すがな。
もう一度刀を構えると手に半透明のロープが絡まった。チッ! ビャクヤの魔法か・・・。
「待てと言っているッ! 大丈夫かい? レイナール君」
「ビャ・・・ビャクヤ? ここはどこだ?」
「そんなことよりもッ! 吾輩は君の体が心配だよ! 急いで学園の医務室に行こう。ンン、ロケーションヌ・ムゥゥーブッ!」
おい、俺は置いてけよ? ここが気に入ってんだ。おい!
一瞬目の前が暗くなったと思ったら学園の校庭にいた。
「チッ!」
「キリマル、レイナールに肩を貸してやってくれたまえ」
くそ、なんか逆らえないな・・・。レイナールに肩を貸さないといけない気分になってくる。これが契約の力か?
俺は内心ムカムカしながらレイナールに肩を貸して医務室へと向かった。
「レイナール君!」
医務室の養護教諭が、レイナールを見て驚いている。そりゃあ死人が蘇ったのだからな。しかしなんでだ? あの館には死人が蘇る魔法か何かかかっているのか?
「君は死んだはずでは・・・。取り敢えずベッドに寝るといい。私は学園長を呼んでくるから」
青天の霹靂ともいえる出来事が起きたんだ。白衣を着た女の慌てっぷりは尋常じゃないな。
「死人が生き返る魔法ぐらいあるだろ。なんであそこまで慌ててんだ?」
「死者の蘇生は簡単じゃないからね。復活条件が色々と厳しい上にッ! 莫大な金がかかる。おいそれと誰でも復活できるわけじゃないのさッ!」
「ほーん。じゃあ殺し甲斐があっていいな。ホイホイ生き返られると、殺しの重みがなくなる」
「全く君は・・・。それにしてもなぜレイナール君は生き返ったのかッ! 謎だなッ!」
悩むのは構わねぇが、シュバシュバうるせぇな。止まると死ぬのかな? こいつは。今度羽交い絞めにしてみるか。
「聞こえているのだがねッ!」
「はいはい、すまんすまん」
俺の願いが通じたのか、ビャクヤは動きを止めて、顎を摩っている。なんか思い当たる節でもあるのか?
「キリマル・・・。そう言えば君は刀なんて持ってなかったね・・・。なんだい? その刀は」
「これか? 妖刀天邪鬼って刀だ。さっきまでいた館の中庭に突き刺さっていたんだ。それを俺様が頂いた。気に入ってんだ。やらんぞ」
「そんな妖しい刀なんていらないよッ! ちょっと鑑定させてもらってもいいかな?」
「てめぇは俺様の主なんだろ? 勝手にぶんどって鑑定すりゃあいいだろ」
「吾輩は野蛮ではないのでねッ! そんれではッ! 刀を拝借ッ!」
普通に取れ、糞が。相撲取りが賞金貰った時みたいな仕草をして刀を受け取るな。
ん? 鞘を持って鑑定するビャクヤの仮面の目が丸くなったな。どうした?
「ふんむふんむ。ふえぇ! こ、これは! どえぇ?」
桂小枝かっつーの。なんだその驚き方は。殺すぞ。
「この刀は未だに声を発していないがッ! インテリジェンスウェポンだねッ! 刀の狂気の呪いを跳ねのけた者を主として認めるらしい。で、主の性格の真逆の効果を発揮する刀とある。呪いの武器なのでッ! 条件を満たさないと外れないようになっている。その条件は・・・!」
「条件は?」
いつものようにシュバシュバとポーズを決めている。早く喋れ! ぶちのせめすぞ!
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死ねッ! もったいつけやがって。
「何を戯けた事を。今、ビャクヤに刀を渡せているだろうが。それは装備を外せているって事だ」
「見たまえ、これを。鞘がカタカタしている。刀がキリマルに引っ張られているのだよ!」
「つまり刀は俺がどこにいても近づいて来るって事か? 健気で可愛らしいじゃねぇか。しかし持ち主の性格の真逆の効果ってなんだ?」
「それは今ッ! 考え中」
メトロノームみたいに上半身を動かして考えるな! 一々ムカツクぜ!
「チーン! なるほど! アハハ! そういう事か! これはいい! 君という殺人鬼のッ! 悪なる力を封じたに等しい効果だッ!」
「いいから早く言え!」
「結論から言うと君は人を殺せないって事さ。君は人を殺したくて殺したくて仕方がない。しかし、この妖刀んんん天邪鬼んぬはッ! 殺した相手を蘇らせる効果がある! つまり君がどんなに人を殺そうが、天邪鬼が生き返らせてしまうのさッ!」
おげぇ~! 吐きそうだ! 気分がわりぃ!
俺の唯一の楽しみを、この刀が奪っているって事か?
そんな糞な話があるか!
しかし・・・腹立たしくて不本意ではあるが合点はいく。あの館で変態どもを殺したはずなのに、生きていたのはこの刀の力だろう・・・。
レイナールを刺した時も殺すつもりで刺したからな・・・。
「んんん! 残念だねッ! キリマルッ! 君はその刀を使う時、どんなに心を騙そうが殺気を放っている。なのでッ! どう足掻いても人を生き返らせてしまうのだよッ!」
「ってか、この妖刀天邪鬼で人を殺せる奴なんていないだろうがよ! 誰だって殺意を持って武器を使うものだからな!」
「ノンノンノン! 無心で人を斬る事の出来る達人もいる。しかし生粋の殺人狂である君がッ! その域に達するのは永遠に無理無理!」
ああああああああああ!!! 糞だ! この世界は糞に成り下がった! 俺はこの世界で人を殺しまくる予定だったのに! 殺しても生き返ってしまう! くそくそくそくそくそ!
「ビャクヤ、レイナールが生き返ったって本当? アッ! キリマルもいたんだ? どうしたの? 頭を抱えて」
ドアが開いてリンネが入って来た。今、こいつを殺せたら気分良いだろうなぁ・・・。
ビャクヤが俺に耳打ちをする。
(解ってるだろうね? 君は彼女の前では良い人でいなければいけないんぬッ!)
チッ! ストレスで死にそうだわ。
「なんでもねぇよ。ビャクヤが俺に意地悪を言うから、頭を掻きむしっていただけだ」
「ビャクヤ! 酷いじゃないの!」
ひひひ! リンネに怒られろ、ビャクヤめ。
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「え? そうなの?」
俺は哀れみを誘おうとビャクヤが怒られそうな嘘をつこうとしたが、咄嗟に思い浮かばねぇ・・・。意外と頭が悪いな、俺。まぁいいさ。
「ああ、冗談だ」
「だ、だよね。ビャクヤって優しいし・・・」
「惚気か? ご馳走様」
「そんなんじゃないんだから!」
「おおおお! 主殿! とうとう吾輩に心を開いてくれまんしたか! それでは愛の抱擁をば・・・」
「死ねッ!」
ハハハ! ビャクヤの野郎! リンネに抱き着こうとして腹に正拳突き入れられた! ざまぁ!
俺がニヤニヤしていると、空きっぱなしの医務室のドアの向こうで、小さなジジイが顔を覗かせた。
「レイナール君が生き返ったのは本当かな? おおおお! 確かに! 彼の遺体が消えて、自警団団長がワシに相談に来ておったが、さっき帰ってしまったわい。一足遅かったの・・・」
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