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胡散臭いパーティ
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俺はリンネが目を覚ますまで椅子に座ってじっと寝顔を見ていた。
あれからひと眠りして朝になり、大主様の部屋まで来て目を覚ますのを健気に待っているのだ。
流石に人の気配に気が付いたのか、リンネは目を見開いて驚く。
「わっ! キリマル! なに? どうしたの? ・・・って・・・。え?」
まぁ驚いて当然だわな。
俺の横には正座するエリーがいたからだ。一時間ぐらい床の上で正座させていただろうか? もう足の感覚はないだろうよ。
「ほら、リンネに謝れ。メス豚」
俺は当たるか当たらないかの、掠める感じでエリーの頭を叩いた。
「ぶひぃ!」
メス豚は大袈裟に喚く。
叩いたから痛がっているわけじゃない。ちょっとした衝撃でも、足に抗いがたい痺れが走って、地獄のような苦しみが押し寄せてくるんだわ。
「リンネ様、変な噂を流してごめんなさい」
リンネの父親は称号が騎士であり領地もない。平民に近しい貴族であるリンネの前で頭を下げる大貴族の娘は、まだプライドが残っているのか、顔に悔しさを滲ませてやがる。
「なんだ? その顔は? いけないなぁ? 反省が足りねぇぞ?」
俺はしゃがんでエリーに顔を近づけて睨む。
「ひぃ!」
「どういう事? なんでこんな事になっているの?」
リンネが不思議そうな顔をするので、俺は昨夜の出来事を話した。
「ゾンビから助ける代わりに、キリマルのいう事をなんでもきくって? 流石ドSのキリマルだね・・・」
「まぁそう言うなや。俺ァこいつのやった悪事が許せねぇんだよ。大主様であるリンネを、売女呼ばわりしたのがよぉ。(本当はそんな事、微塵にも思ってねぇけどな! ヒャハハ!)」
「キリマルって、ドSだけど良い人なんだね」
チョロイなこいつ! リンネを手籠めにしてしまえばビャクヤも何とかなるぞ、こりゃ!
「おい、エリー!お前の悪事はそれだけか?」
「はい! 本当にこれだけです!」
「嘘ついってっと、足を叩くぞ!」
「本当なんです!」
「もういいって、キリマル。エリーが可哀想だよ」
「エリー様の言っている事は、本当なりッ!」
ガチャリとドアが開いて、仮面の変態紳士が現れた。
「誰がッ! 仮面の変態紳士かねッ! 紳士ではあるがねッ!」
そっか、こいつ【読心】でエリーの心を読んだんだな?
「部屋の外でエリー様の内心を探っておりましたが、彼女はブラコンの過ぎる、ただの妹キャラですッ!」
「ブラコンって・・・。そんなにお兄さんの・・・、アレスさんだっけ? 彼の事が好きなの? あ、足崩していいよ?」
エリーは俺の顔を見る。
仕方がないので俺はチッと舌打ちをして「好きにしろ」と言った。
足を崩す時にも痺れはやってくるので、エリーはゴロンと転がって足を擦った。
「いたたた」
長いフリルのスカートが捲れあがって、白い太ももが見える。
「すわっ! 穿いてないッ!」
ビャクヤがあざとくそれを見つけ、エリーがズロースを穿いていないことに驚く。
「ああ、こいつゾンビにビビって漏らしやがったからな。着替えさせるのも面倒だからよ、パンツを捨てさせた」
「着替えは?」
「クドウの無限鞄に入ってるから、彼が生きていないと取り出せないの・・・」
大男はあのまま寝てしまったからな。エリーはまだクドウが死んだままだと思ってんだな?
「キリマル、お願い! クドウを生き返らせてあげて?」
「主様ッ! 彼は既にクドウを生き返らせておりますッ!」
チッ! 余計な事言いやがって。生き返らせる代わりに何か要求しようかと思っていたのに。
「生き返るって? あの噂は本当だったの?」
エリーは足の痺れが治まったのか、俺を見て驚いている。
「誰にも言わないでね。キリマルは斬った相手を蘇生できる悪魔なの」
「うそっ! そんなの神の御業よ! 悪魔なのになんで!」
「うるせぇ! いいからこの事は黙ってろよ。お前もお前の兄貴も、兄貴の上司も、一度死んで生き返ってんだ。莫大な蘇生料を頂いてもいいんだぜ?」
「はい・・っ! 絶対に口外しません! ぶひぃ!」
「ぶひぃって・・・」
ビャクヤが呆れている。お前にもいつか、言わせてやるからな。
廊下からカシャカシャと骨の鳴る音と、ローブの衣擦れの音が聞こえてくる。
「大変! 村人の半分ほどが生き返りました!」
フードを下したリッチのルロロが、金髪をなびかせて入ってきた。顔は骸骨だけどよ。
村人たちは生き返ってから暫く寝ていたのか、朝になって自分たちに何が起きているのか、起きていたのかさっぱりわからないという様子で、お互い話をしていた。
「生き返ってんじゃねぇか。誰だリッチの呪いで生き返らないとか言ってた奴は」
俺はビャクヤを見ると、ビャクヤはマントで顔を隠していた。ちょっと可愛い恥じ方だと思ってしまった自分が腹立たしい。
「そもそも、私がかけた呪いではないので・・・」
ルロロはフードを目深に被っているので、村人たちにリッチだとは思われていない。顔を隠したまま元樹族のルロロは首を傾げる。
「しかし・・・。これ程の奇跡・・・。一体何が? そういえば西の大陸では、オーガの現人神が現れたと聞きました。レッサーオーガであるあなた方にも、神の恩恵があったのでしょうか?」
「きっとそうに違いありませんッ! ルロロ殿ッ!」
ビャクヤの野郎、嘘つきやがったな。まぁ蘇生ができるなんて噂が広がれば、大ごとになるからな。隠して当然か。それでも結構な数の人間に蘇生現場は見られているがよ。
「お嬢様!」
大男が音もなく走り寄って来る。
「クドウ! 丁度良かった! 着替えを出しなさい!」
開口一番それかよ。クドウもお嬢様を守った甲斐がねぇな。
ビャクヤが村人に説明している。誰かが放った禁断魔法のせいで、村人全員がゾンビになっていたと。そして神の奇跡で村人の半分が戻ったと。
「神の奇跡! ああ、なんてことだ! 我々は長らく神を信じてこなかったというのに!」
へぇ。この村は無宗教なんか。
「あなた方の信仰心が低いがゆえに、敢えて神は皆を御救いになったのです! 神の御力を示すために!」
誰だ? ああ、他のクラスのパーティの奴らか。何ともまぁ神々しい白銀の鎧なんて着やがって。今まで何やってたんだ?
パーティーのリーダーらしき男が両手を広げて叫んだ。
「さぁ! 私を通して起きたこの神の奇跡に感謝を! さすれば、神はあなた方の上にも祝福の雨を降らすでしょう!」
はぁ?
いきなり現れた胡散臭い奴らに、俺はどう対処していいのかわからず、ビャクヤを見る。
が、ビャクヤも肩を竦めて首を振るだけだった。
あれからひと眠りして朝になり、大主様の部屋まで来て目を覚ますのを健気に待っているのだ。
流石に人の気配に気が付いたのか、リンネは目を見開いて驚く。
「わっ! キリマル! なに? どうしたの? ・・・って・・・。え?」
まぁ驚いて当然だわな。
俺の横には正座するエリーがいたからだ。一時間ぐらい床の上で正座させていただろうか? もう足の感覚はないだろうよ。
「ほら、リンネに謝れ。メス豚」
俺は当たるか当たらないかの、掠める感じでエリーの頭を叩いた。
「ぶひぃ!」
メス豚は大袈裟に喚く。
叩いたから痛がっているわけじゃない。ちょっとした衝撃でも、足に抗いがたい痺れが走って、地獄のような苦しみが押し寄せてくるんだわ。
「リンネ様、変な噂を流してごめんなさい」
リンネの父親は称号が騎士であり領地もない。平民に近しい貴族であるリンネの前で頭を下げる大貴族の娘は、まだプライドが残っているのか、顔に悔しさを滲ませてやがる。
「なんだ? その顔は? いけないなぁ? 反省が足りねぇぞ?」
俺はしゃがんでエリーに顔を近づけて睨む。
「ひぃ!」
「どういう事? なんでこんな事になっているの?」
リンネが不思議そうな顔をするので、俺は昨夜の出来事を話した。
「ゾンビから助ける代わりに、キリマルのいう事をなんでもきくって? 流石ドSのキリマルだね・・・」
「まぁそう言うなや。俺ァこいつのやった悪事が許せねぇんだよ。大主様であるリンネを、売女呼ばわりしたのがよぉ。(本当はそんな事、微塵にも思ってねぇけどな! ヒャハハ!)」
「キリマルって、ドSだけど良い人なんだね」
チョロイなこいつ! リンネを手籠めにしてしまえばビャクヤも何とかなるぞ、こりゃ!
「おい、エリー!お前の悪事はそれだけか?」
「はい! 本当にこれだけです!」
「嘘ついってっと、足を叩くぞ!」
「本当なんです!」
「もういいって、キリマル。エリーが可哀想だよ」
「エリー様の言っている事は、本当なりッ!」
ガチャリとドアが開いて、仮面の変態紳士が現れた。
「誰がッ! 仮面の変態紳士かねッ! 紳士ではあるがねッ!」
そっか、こいつ【読心】でエリーの心を読んだんだな?
「部屋の外でエリー様の内心を探っておりましたが、彼女はブラコンの過ぎる、ただの妹キャラですッ!」
「ブラコンって・・・。そんなにお兄さんの・・・、アレスさんだっけ? 彼の事が好きなの? あ、足崩していいよ?」
エリーは俺の顔を見る。
仕方がないので俺はチッと舌打ちをして「好きにしろ」と言った。
足を崩す時にも痺れはやってくるので、エリーはゴロンと転がって足を擦った。
「いたたた」
長いフリルのスカートが捲れあがって、白い太ももが見える。
「すわっ! 穿いてないッ!」
ビャクヤがあざとくそれを見つけ、エリーがズロースを穿いていないことに驚く。
「ああ、こいつゾンビにビビって漏らしやがったからな。着替えさせるのも面倒だからよ、パンツを捨てさせた」
「着替えは?」
「クドウの無限鞄に入ってるから、彼が生きていないと取り出せないの・・・」
大男はあのまま寝てしまったからな。エリーはまだクドウが死んだままだと思ってんだな?
「キリマル、お願い! クドウを生き返らせてあげて?」
「主様ッ! 彼は既にクドウを生き返らせておりますッ!」
チッ! 余計な事言いやがって。生き返らせる代わりに何か要求しようかと思っていたのに。
「生き返るって? あの噂は本当だったの?」
エリーは足の痺れが治まったのか、俺を見て驚いている。
「誰にも言わないでね。キリマルは斬った相手を蘇生できる悪魔なの」
「うそっ! そんなの神の御業よ! 悪魔なのになんで!」
「うるせぇ! いいからこの事は黙ってろよ。お前もお前の兄貴も、兄貴の上司も、一度死んで生き返ってんだ。莫大な蘇生料を頂いてもいいんだぜ?」
「はい・・っ! 絶対に口外しません! ぶひぃ!」
「ぶひぃって・・・」
ビャクヤが呆れている。お前にもいつか、言わせてやるからな。
廊下からカシャカシャと骨の鳴る音と、ローブの衣擦れの音が聞こえてくる。
「大変! 村人の半分ほどが生き返りました!」
フードを下したリッチのルロロが、金髪をなびかせて入ってきた。顔は骸骨だけどよ。
村人たちは生き返ってから暫く寝ていたのか、朝になって自分たちに何が起きているのか、起きていたのかさっぱりわからないという様子で、お互い話をしていた。
「生き返ってんじゃねぇか。誰だリッチの呪いで生き返らないとか言ってた奴は」
俺はビャクヤを見ると、ビャクヤはマントで顔を隠していた。ちょっと可愛い恥じ方だと思ってしまった自分が腹立たしい。
「そもそも、私がかけた呪いではないので・・・」
ルロロはフードを目深に被っているので、村人たちにリッチだとは思われていない。顔を隠したまま元樹族のルロロは首を傾げる。
「しかし・・・。これ程の奇跡・・・。一体何が? そういえば西の大陸では、オーガの現人神が現れたと聞きました。レッサーオーガであるあなた方にも、神の恩恵があったのでしょうか?」
「きっとそうに違いありませんッ! ルロロ殿ッ!」
ビャクヤの野郎、嘘つきやがったな。まぁ蘇生ができるなんて噂が広がれば、大ごとになるからな。隠して当然か。それでも結構な数の人間に蘇生現場は見られているがよ。
「お嬢様!」
大男が音もなく走り寄って来る。
「クドウ! 丁度良かった! 着替えを出しなさい!」
開口一番それかよ。クドウもお嬢様を守った甲斐がねぇな。
ビャクヤが村人に説明している。誰かが放った禁断魔法のせいで、村人全員がゾンビになっていたと。そして神の奇跡で村人の半分が戻ったと。
「神の奇跡! ああ、なんてことだ! 我々は長らく神を信じてこなかったというのに!」
へぇ。この村は無宗教なんか。
「あなた方の信仰心が低いがゆえに、敢えて神は皆を御救いになったのです! 神の御力を示すために!」
誰だ? ああ、他のクラスのパーティの奴らか。何ともまぁ神々しい白銀の鎧なんて着やがって。今まで何やってたんだ?
パーティーのリーダーらしき男が両手を広げて叫んだ。
「さぁ! 私を通して起きたこの神の奇跡に感謝を! さすれば、神はあなた方の上にも祝福の雨を降らすでしょう!」
はぁ?
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