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非情の神
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神と呼ぶには俗人というか・・・。余裕の塊みたいなあの顔以外は、ヒジリは普通の人間に思えた。これといった神たらしめる所作などは見当たらない。
今も酒場の席で珈琲を啜りつつ、膝の上で嬉しそうな顔をするウメボシとかいうアンドロイドを撫でている。
ついでにヤイバ以外のオーガを初めて見た。生き残った事を喜んでいるのか、どんちゃん騒ぎしているオーガはどいつもこいつもデカい。
女ですらヒジリくらいの背丈はある。ヒジリはオーガの中では小さい方だ。
オーガに角とか生えているのかと思ったが生えておらず、逞しくて大きな人間といった感じだった。
ほかにもゴブリンやらオークやらを見かけた。ゴブリンのメスは樹族っぽくて可愛いが、オスはファンタジーアニメに出てくるゴブリンそのままだ。オークも豚野郎。
俺は他の種族を観察しながらもヒジリに話しかけられて、自分の素性を適当に話した。
「なるほど。キリマルは二十一世紀の東京から転生して、この世界にやって来たのか。まぁ間違いなく異世界の東京だろうがね。なぜなら君の過ごした時代は、この世界では恐慌の真っただ中だったからな」
聞けばヒジリはまだ十九歳だという。なんだ? この年上の俺よりも落ち着いた雰囲気は。
「ん~。だが俺らの世界でも、資本主義経済は落ち目だけどな」
「あ、あのッ!」
ビャクヤがもじもじしながら手を挙げた。
「そろそろ本題に入ってもよろしいでしょうかッ! 我が神よッ!」
「ああ、済まないね。用があるのは君なのに無視をしてしまって。それから私は神なんかではないよ。ただの科学者だ」
こいつ誰かの声に似てんだよなぁ・・・。そうだ! シャアだ! シャア・アズナブルの声にそっくりなんだわ! そういやシャアも二十歳くらいだったか?
「これを見ていただきたいッ!」
ビャクヤは何もない空中に手を突っ込んで、無限鞄からリンネのへその緒の入った桐の小箱を取り出した。
「ほう? へその緒か。生まれたばかりの子供のへその緒を保管しておくのは、遥か大昔の日本人の風習だったかな?」
遥か大昔だと? ビャクヤよりも随分と先の未来から来たのか? ヒジリが日本人なのは間違いないんだけどよ、日本人としての感覚が俺とはかなり違うような気がする。
日本の風習を見ても、まるでよその国の風習のような言い方をする。まぁそれだけ、俺のいた時代よりも未来から来たって事なんだろうよ。恰好からしてわかり易いほどの未来人だけど。
「このへその緒は我が主、リンネ・ボーン様のものッ! ヒジリ様は僅かな体の部位からでも、蘇生ができると聞いたのでッ! 蘇生をお願いしたくやってきたのでありますッ! 一応、我が下僕のキリマルも蘇生の術は使えるので、このへその緒から蘇生ができないかを試してみたのですが、やはり体の一部だけでは駄目でしたッ!」
「蘇生の出来る悪魔かね。なんとも矛盾する悪魔だな。悪魔とは人をたぶらかしたり、危害を加えたりするものなのだろう? なのに人助けができるとは」
「皆そう言うぜ。で、蘇生してくれるのか、してくれねぇのか」
「結論から言うと蘇生はしない。する義理がない」
「えっ!?」
慈愛に満ちた優しいはずの神は、愛する主を生き返らせたいという純粋なビャクヤの頼みを無下に断った。そりゃビャクヤの仮面の表情も驚きに満ちるわな。
なんとなくだが、ヒジリは断るような気はしていたんだわ。こいつは自分の利益になる事にしか興味がないタイプの人間なんじゃねぇかと。
「・・・命とはそんなに軽いものなのかね? 誰もが簡単に蘇ってしまうような世界は色々とおかしい事になる。私もやろうと思えば、ゾンビとなった人々を生き返らせる事ができるが、そうはしない。彼らは今日ここで死ぬ運命だったからだ」
「そ、そんなッ!」
もっと良い子ちゃんしてるのかと思ったが中々の冷血漢だな、ヒジリさんは。ハッハ! ちょっと見方が変わったぜ。
「私は縁のある者しか生き返らせない。見知らぬ者を生き返らせる事もあるが、それでも何かしらの縁を感じた時だけだ。残念だが君とは縁を感じない。さて、これで失礼するよ」
ヒジリが立ち上がって酒場から出ていくと、彼の仲間の何人かが俺たちに憐みの目を向けて後を追っていった。
「そんな・・・。幼少期に吾輩に知恵を授けてくれた神は、あんなに非情ではなかった・・・。優しい声でいつも吾輩を助けてくれたのに・・・」
机に突っ伏して落ち込むビャクヤを見ていると気分が良い。
「別人なんじゃねぇのか? お前の知っている神と現人神ヒジリは」
「いや、同じ声だった。あの特徴的な声を間違えるはずがないッ!」
「で、これからどうするよ?」
「吾輩はショックで動けそうにないのだ。悪いがキリマル・・・。今日は転移で帰る事はできないよ。帰るにしてもイノリスに転移すると、更に半年も時間が過ぎる事になるんだ。もうアトラス様も我々の事を諦めているだろう」
「いや、だから今日はどうすんだよ」
「この国の通貨も持っていない以上、野宿だ。西の門を出た街道沿いに森がある。そこで野宿できそうな場所を探してきてくれ・・・」
「いいけどよ・・・。まぁそうがっかりすんなや。まだ完全に望みが絶たれたわけじゃねぇだろ。これからヒジリとの縁を作っていきゃやいいんだからよ。な?」
ヒジリのあの様子からだと無理そうだが、俺は心にもない事を言って、ビャクヤに希望を持たそうとした。後でドーンと突き落とす為にな!
「ありがとう・・・。君にも人間らしいところがあるのだね・・・」
読心の魔法を使ってないのか。もうその気力もないってか。フハハ。
「じゃあ俺は西の森に良い場所を探してくるからよ。一時間ほど経ったら来てくれ。俺の場所は解るな?」
「ああ、いつでもどこでも君の居場所は解る」
緊張の次は絶望か。今日は忙しい日だったな、ビャクヤ。クハハ!
ヒジリの浄化の力で、曇っていた空が晴れて青空が見えるが、西の方が赤い。急がないと暗闇の中で野宿の準備をする事になる。
空を気にしているのは時間のせいばかりではねぇ。なんか上空に気配を感じるんだわ。だが、俺が視線を向けた先には何もないし、匂いもない。
「チッ! うっとおしいな。まぁいいか。出てきたら即斬ってやっからよ」
少し街道を進んで森への小道を探していると、土手のような街道から転げ落ちた大きな馬車を見つけた。馬はいねぇ。どこかに逃げたんだろう。
更に森の奥から人の気配がする。焚き火に照らされた小さな影たちの話し声が聞こえてくる。
「ん~、オーガの若いメスか・・・。十代半ばってとこか? まぁ樹族国の奴隷商人に売ればそこそこの値段になるな。グランデモニウム王国が壊滅したと聞いて火事場泥棒をしようと、いの一番にやってきたのは良いけどよ。ゴデには、まだ結構人がいるじゃねぇか」
追いはぎか? だがよ、ちっこいゴブリンだけでオーガを仕留められるのか? オーガはメスでも筋肉質だし、強そうな体つきをしてるぜ?
近くから血の匂いがする。よく見るとオーガの娘の両親と思しき死体が、近くに転がっていた。傷からして背後から心臓を一突きされたのだろう。
(ほう、あいつらは結構な手練れって事か)
酒場でオーガを観察したが、どいつもこいつも質の良い戦士って感じだったんだわ。その戦士をあっさりと殺せるぐらいの技量はあると。
「おでは、おまえだの慰み者になんか、ならんど!」
赤髪を三つ編みおさげにしたソバカスのあるオーガは、ショートソードを構えてゴブリンたちを威嚇している。
両親が死んだのにショックを受けた様子もねぇ。中々肝が据わっているじゃねぇか。
田舎の村娘っぽい簡素なワンピースのスカートで戦うには邪魔そうだな。
「やぁッ!」
オーガがショートソードを薙ぎ払ったが、ゴブリンたちはそれを躱そうとはしなかった。普通にダガーで往なした。随分と余裕ぶっこいてんねぇ。だが、娘を傷物にしたくないのか、攻めあぐねている。
「へへへ。こいつまだ生娘かな? 後でじっくり確かめてやるか。先生ェ! せんせ~ぇ!」
盗賊に呼ばれて森の暗闇から、黒ローブのゴブリンが現れた。
「先生の魔法の出番ですぜ! やっちゃってくだせぇ!」
「なっはっは! うむ。朕に任せるがよぃ!」
如何にも胡散臭いゴブリンメイジが出てきた。笑えるぜ。どうなるんだ? もう少し様子を見るか。
今も酒場の席で珈琲を啜りつつ、膝の上で嬉しそうな顔をするウメボシとかいうアンドロイドを撫でている。
ついでにヤイバ以外のオーガを初めて見た。生き残った事を喜んでいるのか、どんちゃん騒ぎしているオーガはどいつもこいつもデカい。
女ですらヒジリくらいの背丈はある。ヒジリはオーガの中では小さい方だ。
オーガに角とか生えているのかと思ったが生えておらず、逞しくて大きな人間といった感じだった。
ほかにもゴブリンやらオークやらを見かけた。ゴブリンのメスは樹族っぽくて可愛いが、オスはファンタジーアニメに出てくるゴブリンそのままだ。オークも豚野郎。
俺は他の種族を観察しながらもヒジリに話しかけられて、自分の素性を適当に話した。
「なるほど。キリマルは二十一世紀の東京から転生して、この世界にやって来たのか。まぁ間違いなく異世界の東京だろうがね。なぜなら君の過ごした時代は、この世界では恐慌の真っただ中だったからな」
聞けばヒジリはまだ十九歳だという。なんだ? この年上の俺よりも落ち着いた雰囲気は。
「ん~。だが俺らの世界でも、資本主義経済は落ち目だけどな」
「あ、あのッ!」
ビャクヤがもじもじしながら手を挙げた。
「そろそろ本題に入ってもよろしいでしょうかッ! 我が神よッ!」
「ああ、済まないね。用があるのは君なのに無視をしてしまって。それから私は神なんかではないよ。ただの科学者だ」
こいつ誰かの声に似てんだよなぁ・・・。そうだ! シャアだ! シャア・アズナブルの声にそっくりなんだわ! そういやシャアも二十歳くらいだったか?
「これを見ていただきたいッ!」
ビャクヤは何もない空中に手を突っ込んで、無限鞄からリンネのへその緒の入った桐の小箱を取り出した。
「ほう? へその緒か。生まれたばかりの子供のへその緒を保管しておくのは、遥か大昔の日本人の風習だったかな?」
遥か大昔だと? ビャクヤよりも随分と先の未来から来たのか? ヒジリが日本人なのは間違いないんだけどよ、日本人としての感覚が俺とはかなり違うような気がする。
日本の風習を見ても、まるでよその国の風習のような言い方をする。まぁそれだけ、俺のいた時代よりも未来から来たって事なんだろうよ。恰好からしてわかり易いほどの未来人だけど。
「このへその緒は我が主、リンネ・ボーン様のものッ! ヒジリ様は僅かな体の部位からでも、蘇生ができると聞いたのでッ! 蘇生をお願いしたくやってきたのでありますッ! 一応、我が下僕のキリマルも蘇生の術は使えるので、このへその緒から蘇生ができないかを試してみたのですが、やはり体の一部だけでは駄目でしたッ!」
「蘇生の出来る悪魔かね。なんとも矛盾する悪魔だな。悪魔とは人をたぶらかしたり、危害を加えたりするものなのだろう? なのに人助けができるとは」
「皆そう言うぜ。で、蘇生してくれるのか、してくれねぇのか」
「結論から言うと蘇生はしない。する義理がない」
「えっ!?」
慈愛に満ちた優しいはずの神は、愛する主を生き返らせたいという純粋なビャクヤの頼みを無下に断った。そりゃビャクヤの仮面の表情も驚きに満ちるわな。
なんとなくだが、ヒジリは断るような気はしていたんだわ。こいつは自分の利益になる事にしか興味がないタイプの人間なんじゃねぇかと。
「・・・命とはそんなに軽いものなのかね? 誰もが簡単に蘇ってしまうような世界は色々とおかしい事になる。私もやろうと思えば、ゾンビとなった人々を生き返らせる事ができるが、そうはしない。彼らは今日ここで死ぬ運命だったからだ」
「そ、そんなッ!」
もっと良い子ちゃんしてるのかと思ったが中々の冷血漢だな、ヒジリさんは。ハッハ! ちょっと見方が変わったぜ。
「私は縁のある者しか生き返らせない。見知らぬ者を生き返らせる事もあるが、それでも何かしらの縁を感じた時だけだ。残念だが君とは縁を感じない。さて、これで失礼するよ」
ヒジリが立ち上がって酒場から出ていくと、彼の仲間の何人かが俺たちに憐みの目を向けて後を追っていった。
「そんな・・・。幼少期に吾輩に知恵を授けてくれた神は、あんなに非情ではなかった・・・。優しい声でいつも吾輩を助けてくれたのに・・・」
机に突っ伏して落ち込むビャクヤを見ていると気分が良い。
「別人なんじゃねぇのか? お前の知っている神と現人神ヒジリは」
「いや、同じ声だった。あの特徴的な声を間違えるはずがないッ!」
「で、これからどうするよ?」
「吾輩はショックで動けそうにないのだ。悪いがキリマル・・・。今日は転移で帰る事はできないよ。帰るにしてもイノリスに転移すると、更に半年も時間が過ぎる事になるんだ。もうアトラス様も我々の事を諦めているだろう」
「いや、だから今日はどうすんだよ」
「この国の通貨も持っていない以上、野宿だ。西の門を出た街道沿いに森がある。そこで野宿できそうな場所を探してきてくれ・・・」
「いいけどよ・・・。まぁそうがっかりすんなや。まだ完全に望みが絶たれたわけじゃねぇだろ。これからヒジリとの縁を作っていきゃやいいんだからよ。な?」
ヒジリのあの様子からだと無理そうだが、俺は心にもない事を言って、ビャクヤに希望を持たそうとした。後でドーンと突き落とす為にな!
「ありがとう・・・。君にも人間らしいところがあるのだね・・・」
読心の魔法を使ってないのか。もうその気力もないってか。フハハ。
「じゃあ俺は西の森に良い場所を探してくるからよ。一時間ほど経ったら来てくれ。俺の場所は解るな?」
「ああ、いつでもどこでも君の居場所は解る」
緊張の次は絶望か。今日は忙しい日だったな、ビャクヤ。クハハ!
ヒジリの浄化の力で、曇っていた空が晴れて青空が見えるが、西の方が赤い。急がないと暗闇の中で野宿の準備をする事になる。
空を気にしているのは時間のせいばかりではねぇ。なんか上空に気配を感じるんだわ。だが、俺が視線を向けた先には何もないし、匂いもない。
「チッ! うっとおしいな。まぁいいか。出てきたら即斬ってやっからよ」
少し街道を進んで森への小道を探していると、土手のような街道から転げ落ちた大きな馬車を見つけた。馬はいねぇ。どこかに逃げたんだろう。
更に森の奥から人の気配がする。焚き火に照らされた小さな影たちの話し声が聞こえてくる。
「ん~、オーガの若いメスか・・・。十代半ばってとこか? まぁ樹族国の奴隷商人に売ればそこそこの値段になるな。グランデモニウム王国が壊滅したと聞いて火事場泥棒をしようと、いの一番にやってきたのは良いけどよ。ゴデには、まだ結構人がいるじゃねぇか」
追いはぎか? だがよ、ちっこいゴブリンだけでオーガを仕留められるのか? オーガはメスでも筋肉質だし、強そうな体つきをしてるぜ?
近くから血の匂いがする。よく見るとオーガの娘の両親と思しき死体が、近くに転がっていた。傷からして背後から心臓を一突きされたのだろう。
(ほう、あいつらは結構な手練れって事か)
酒場でオーガを観察したが、どいつもこいつも質の良い戦士って感じだったんだわ。その戦士をあっさりと殺せるぐらいの技量はあると。
「おでは、おまえだの慰み者になんか、ならんど!」
赤髪を三つ編みおさげにしたソバカスのあるオーガは、ショートソードを構えてゴブリンたちを威嚇している。
両親が死んだのにショックを受けた様子もねぇ。中々肝が据わっているじゃねぇか。
田舎の村娘っぽい簡素なワンピースのスカートで戦うには邪魔そうだな。
「やぁッ!」
オーガがショートソードを薙ぎ払ったが、ゴブリンたちはそれを躱そうとはしなかった。普通にダガーで往なした。随分と余裕ぶっこいてんねぇ。だが、娘を傷物にしたくないのか、攻めあぐねている。
「へへへ。こいつまだ生娘かな? 後でじっくり確かめてやるか。先生ェ! せんせ~ぇ!」
盗賊に呼ばれて森の暗闇から、黒ローブのゴブリンが現れた。
「先生の魔法の出番ですぜ! やっちゃってくだせぇ!」
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