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薄暗い地下の拷問部屋で壁の赤い染みを見て顔をしかめる俺を見て、期待に輝いていたトメオの顔から生気が失われていく。
「ステコは中々気概のある奴だったんだな。ヒョロヒョロの高慢ちきな坊ちゃんかと思ってたが、ちょっと見直したぜ。だが残念だったな。流石にここまでバラバラだと蘇生は無理だ」
予想していた答えだったのか、ステコの兄は床に膝を突いた。
「しかしアホな奴だな。今回の件は王の弟と妹の仕業なのによ。ステコがワンドリッター家の責任を感じる必要なんてなかったんだ」
その言葉を聞いて俯いていたトメオの顔がゆっくりと上がった。
「じゃあ・・・、弟は・・・。犬死だったというのか!」
「そういう事になるな。城の留守を預かるジナルだかアナルだかが小鳥、或いは元老院から情報を得て勝手に動いたんだろう」
「ワンドリッターが動いたのは、たまたまの偶然だったと?」
「そうだ」
そう答えた時に、拷問部屋の隅の暗闇からローブを目深に被った樹族の老婆が現れた。
「ヒヒヒ。果たして本当に偶然なのかねぇ?」
老婆が現れた闇の先は部屋の角だ。隠し扉でもあったのか?
「誰だ?」
シルビィが訊ねるも、老婆は名乗らねぇ。
「私が誰かなんてどうだっていいことさ」
「使用人のニュウ婆さんだ」
トメオは老婆を見ずに紹介した。
「その使用人が何用だ」
またシルビィが訊ねるも老婆は尽く無視をする。まるでシルビィやトメオは舞台の端役のような扱いだ。
「コズミックペンに従わない者がここに二人」
ニュウはそう言ってヒッヒッヒと笑って、俺とマサヨシを交互に見た。
俺は一応柄に手を置いておく。怪しい動きをすればいつでも斬るぞという意味でそうしてんだが、ババァが俺の威嚇を気にした様子はねぇ。
「いや、違うね。コズミックペンは自分で書いた物語の中にある、気に入らない部分をお前さんたちに修正してもらってるのかもねぇ」
「何の話をしているんだ? ニュウ婆さん」
トメオがそう言った途端世界が灰色になって止まる。動いているのは俺とマサヨシだけだ。
「あたしゃ誰でもないんだよ。あんたらと同じ宇宙の理の外にいる存在さ。そうさ、物語の外に」
「宇宙の理の外? 神様か何かでつか? となると! 拙者も神様なんでつか? おふっ! おふっ!」
「そうとも言えるねぇ。でもあんたは自分の世界に戻った時に、こっちの世界の出来事は忘れちまうんだよ。運が良ければ思い出すかもね。マナに愛されし坊や」
ま~た訳知り顔の変な奴が現れたか。今度はなんだ? そういや、ペンにノートに・・・。あともう一匹なんかいたな・・・。なんだったか。
「私が何者かなんてどうでもいいのさ。今は婆さんでも、明日は若い娘かもしれないからね」
ビャクヤの如く人の心を読む、厄介なタイプだ。
「そうさ。そのビャクヤの坊の事で来たのさ! あたしゃはあの魔人族の坊やが欲しい! とても美しい顔をしたあの坊を!」
「ババァが欲情してんじゃねぇぞ。キメェな」
「あたしゃこの体を借りているだけさね。本体はピチピチのボンキュッボンじゃ」
「ハ! お前がどんな体してようが知った事か。欲しいなら誘惑して虜にするなり、無理やり連れていけばいいだろうよ」
俺がそう言うと老婆の顔が、漬け過ぎた梅干しのようにシワシワになる。
「それができるなら! とうのとっくにやってるよ! ビャクヤはコズミックペンのお気に入りなんだ! 毎秒宇宙の出来事を事細かにぎっしりと書き上げていくあのペンは! 決してビャクヤの事を忘れたりはしない! 彼が死んで灰になったその先でもね!」
訳の分からん奴だな。だったらコズミックペンにビャクヤをくれと頼め。アホが。
「生憎、あのアヌンナキ星人が作り出したペンとは犬猿の仲でね。彼は世界の物語を紡ぎ出す存在。そして私はそれを消す存在。水と油だよ」
「一つ質問! 何で物語を消す必要があるんでつか?」
マサヨシが小さく手を上げてニュウに訊く。
「このウンモの作り上げた世界は思った以上に狭いのさ。キリマルはコズミックノートに会ったのだろう? あれにあるページ数が世界の全てさね。勿論、見た目以上に書き込めるけどねぇ。本来の宇宙は一瞬のうちに膨らんで弾ける泡のようなもんさ。それがそこかしこにあるのが正常な世界。マサヨシの坊やの中にも、宇宙が無限にあるんだよぉ? 分かるかい? ヒッヒッヒ」
「君は拙者の中に小宇宙を見たのか!」
マサヨシの聖闘士星矢ボケなど、ババァにわかるわけもなく。
「そうさ。そこいらの石ころの中にも宇宙はある。で、コズミックペンはここをそういった宇宙と同じだと思い込んでいて、ページ数なんて気にせず書き込んでいるのさ。泡が広がって限界を迎えて弾ける、その瞬間まで書き込めるはずだと。読者なんていないのにそれはもう夢中になって書き込んでいるよ」
「おふっ! 読者数が凄い事になってて、やる気出して喜んで書いてたら、実はボットがPVを稼いでいただけだったという、なろう底辺作者のような感じでつか?」
「あたしゃ、あんたが何を言っているのかがわからないが、多分違うよぉ」
「話がややこしくなるからひっこんでろ、マサヨシ」
俺は鞘でマサヨシの尻を叩くと、マサヨシはブヒっと鳴いた。
「そんな事、コズミックノートは何も言ってなかったぞ」
「そりゃ、あんたが世界の限界の話を質問しなかったからさ。仕組みを聞いただけだろう?」
「そうだったか? まぁいいか。で、ページがいっぱいになったらどうなるんだ?」
「一ページ目に戻ってまた書き始めるだろうね。既に文字でぎっしりのページに」
「するとどうなる?」
「世界に矛盾や異変が起き始めるんだぁよ。あんたの生まれ故郷である地球にもねぇ」
「じゃあよ、お前はやるべき仕事をしたらどうだ?」
「勿論、世界の物語になんの関係も無い宇宙の隅っこを、消してあげてもいいんだよ? そうすれば空きができる」
「そうしろ」
「ウンモがいなくなった今、それをやるもやらないも、あたしゃの匙加減一つだぁよ!」
なんだぁ? その傲慢な顔は。ババァの頭の後ろから放射状に伸びる効果線が見えるぜ。
「その仕事をやる代わりビャクヤを寄越せってか。なんで俺に許可を求める?」
「私は自分の世界にビャクヤという花を飾りたいんだ。しかしねぇ、私の世界に招くにはこっちの世界のルールを守る必要があるんさね。コズミックペンがそういうルールを作ったのでね。そのルールってのはさぁ、ビャクヤが絶望してこの世界から逃げだしたいと望む事さ」
「だからなんで俺に許可を求めるんだ?」
「ビャクヤの心を占めている者が誰だかわかるかい?」
質問に質問で返すのは失礼な事だと、マナー講座とかで習わなかったのか? ババァ。
「リンネだろうよ。あいつはリンネに惚れまくっているからな」
老婆はローブの袖で口を覆って笑いを隠した。
「勿論、彼女もそうさ。でも全部が全部そうじゃない」
「ほぉ。他に誰がいるんだ?」
ババァはまた、後頭部から放射状の効果線が出そうな顔をして俺を指さした。
「あんただよ! キリマル! あの坊やは感覚だけで無意識に気付いている。あんたが自分の親戚か何かだと。そしてキリマルを慕っているのさ。自分の両親よりもね」
「馬鹿を言え。そこまで深く関わった覚えはねぇぞ」
「だから言ったろう。あの美しい坊やは無意識に、感覚的にあんたとの血の繋がりを感じているのさ」
ドゥーンと音がして灰色の世界に色がつくと、トメオやシルビィ達が動き出した。
「あの坊やに必要なのは絶望! 人間であるリンネのお嬢ちゃんの寿命は短い。放っておいてもビャクヤは彼女の死を見て絶望するさ! しかし、あんたは違う! 世界の理の外にいて簡単に死にやしない!」
「で?」
「あんたの首を持って未来に戻り、ビャクヤの坊やに見せてやるのさ!」
急に態度の変わったニュウが、俺を殺すと宣言したのでトメオは驚いている。
「どうした? 何を言っているんだ? ニュウ婆さん!」
ニュウは物語の端役には何も言わない。いや、こいつの本当の名前は”Q“だったか?
「ステコは中々気概のある奴だったんだな。ヒョロヒョロの高慢ちきな坊ちゃんかと思ってたが、ちょっと見直したぜ。だが残念だったな。流石にここまでバラバラだと蘇生は無理だ」
予想していた答えだったのか、ステコの兄は床に膝を突いた。
「しかしアホな奴だな。今回の件は王の弟と妹の仕業なのによ。ステコがワンドリッター家の責任を感じる必要なんてなかったんだ」
その言葉を聞いて俯いていたトメオの顔がゆっくりと上がった。
「じゃあ・・・、弟は・・・。犬死だったというのか!」
「そういう事になるな。城の留守を預かるジナルだかアナルだかが小鳥、或いは元老院から情報を得て勝手に動いたんだろう」
「ワンドリッターが動いたのは、たまたまの偶然だったと?」
「そうだ」
そう答えた時に、拷問部屋の隅の暗闇からローブを目深に被った樹族の老婆が現れた。
「ヒヒヒ。果たして本当に偶然なのかねぇ?」
老婆が現れた闇の先は部屋の角だ。隠し扉でもあったのか?
「誰だ?」
シルビィが訊ねるも、老婆は名乗らねぇ。
「私が誰かなんてどうだっていいことさ」
「使用人のニュウ婆さんだ」
トメオは老婆を見ずに紹介した。
「その使用人が何用だ」
またシルビィが訊ねるも老婆は尽く無視をする。まるでシルビィやトメオは舞台の端役のような扱いだ。
「コズミックペンに従わない者がここに二人」
ニュウはそう言ってヒッヒッヒと笑って、俺とマサヨシを交互に見た。
俺は一応柄に手を置いておく。怪しい動きをすればいつでも斬るぞという意味でそうしてんだが、ババァが俺の威嚇を気にした様子はねぇ。
「いや、違うね。コズミックペンは自分で書いた物語の中にある、気に入らない部分をお前さんたちに修正してもらってるのかもねぇ」
「何の話をしているんだ? ニュウ婆さん」
トメオがそう言った途端世界が灰色になって止まる。動いているのは俺とマサヨシだけだ。
「あたしゃ誰でもないんだよ。あんたらと同じ宇宙の理の外にいる存在さ。そうさ、物語の外に」
「宇宙の理の外? 神様か何かでつか? となると! 拙者も神様なんでつか? おふっ! おふっ!」
「そうとも言えるねぇ。でもあんたは自分の世界に戻った時に、こっちの世界の出来事は忘れちまうんだよ。運が良ければ思い出すかもね。マナに愛されし坊や」
ま~た訳知り顔の変な奴が現れたか。今度はなんだ? そういや、ペンにノートに・・・。あともう一匹なんかいたな・・・。なんだったか。
「私が何者かなんてどうでもいいのさ。今は婆さんでも、明日は若い娘かもしれないからね」
ビャクヤの如く人の心を読む、厄介なタイプだ。
「そうさ。そのビャクヤの坊の事で来たのさ! あたしゃはあの魔人族の坊やが欲しい! とても美しい顔をしたあの坊を!」
「ババァが欲情してんじゃねぇぞ。キメェな」
「あたしゃこの体を借りているだけさね。本体はピチピチのボンキュッボンじゃ」
「ハ! お前がどんな体してようが知った事か。欲しいなら誘惑して虜にするなり、無理やり連れていけばいいだろうよ」
俺がそう言うと老婆の顔が、漬け過ぎた梅干しのようにシワシワになる。
「それができるなら! とうのとっくにやってるよ! ビャクヤはコズミックペンのお気に入りなんだ! 毎秒宇宙の出来事を事細かにぎっしりと書き上げていくあのペンは! 決してビャクヤの事を忘れたりはしない! 彼が死んで灰になったその先でもね!」
訳の分からん奴だな。だったらコズミックペンにビャクヤをくれと頼め。アホが。
「生憎、あのアヌンナキ星人が作り出したペンとは犬猿の仲でね。彼は世界の物語を紡ぎ出す存在。そして私はそれを消す存在。水と油だよ」
「一つ質問! 何で物語を消す必要があるんでつか?」
マサヨシが小さく手を上げてニュウに訊く。
「このウンモの作り上げた世界は思った以上に狭いのさ。キリマルはコズミックノートに会ったのだろう? あれにあるページ数が世界の全てさね。勿論、見た目以上に書き込めるけどねぇ。本来の宇宙は一瞬のうちに膨らんで弾ける泡のようなもんさ。それがそこかしこにあるのが正常な世界。マサヨシの坊やの中にも、宇宙が無限にあるんだよぉ? 分かるかい? ヒッヒッヒ」
「君は拙者の中に小宇宙を見たのか!」
マサヨシの聖闘士星矢ボケなど、ババァにわかるわけもなく。
「そうさ。そこいらの石ころの中にも宇宙はある。で、コズミックペンはここをそういった宇宙と同じだと思い込んでいて、ページ数なんて気にせず書き込んでいるのさ。泡が広がって限界を迎えて弾ける、その瞬間まで書き込めるはずだと。読者なんていないのにそれはもう夢中になって書き込んでいるよ」
「おふっ! 読者数が凄い事になってて、やる気出して喜んで書いてたら、実はボットがPVを稼いでいただけだったという、なろう底辺作者のような感じでつか?」
「あたしゃ、あんたが何を言っているのかがわからないが、多分違うよぉ」
「話がややこしくなるからひっこんでろ、マサヨシ」
俺は鞘でマサヨシの尻を叩くと、マサヨシはブヒっと鳴いた。
「そんな事、コズミックノートは何も言ってなかったぞ」
「そりゃ、あんたが世界の限界の話を質問しなかったからさ。仕組みを聞いただけだろう?」
「そうだったか? まぁいいか。で、ページがいっぱいになったらどうなるんだ?」
「一ページ目に戻ってまた書き始めるだろうね。既に文字でぎっしりのページに」
「するとどうなる?」
「世界に矛盾や異変が起き始めるんだぁよ。あんたの生まれ故郷である地球にもねぇ」
「じゃあよ、お前はやるべき仕事をしたらどうだ?」
「勿論、世界の物語になんの関係も無い宇宙の隅っこを、消してあげてもいいんだよ? そうすれば空きができる」
「そうしろ」
「ウンモがいなくなった今、それをやるもやらないも、あたしゃの匙加減一つだぁよ!」
なんだぁ? その傲慢な顔は。ババァの頭の後ろから放射状に伸びる効果線が見えるぜ。
「その仕事をやる代わりビャクヤを寄越せってか。なんで俺に許可を求める?」
「私は自分の世界にビャクヤという花を飾りたいんだ。しかしねぇ、私の世界に招くにはこっちの世界のルールを守る必要があるんさね。コズミックペンがそういうルールを作ったのでね。そのルールってのはさぁ、ビャクヤが絶望してこの世界から逃げだしたいと望む事さ」
「だからなんで俺に許可を求めるんだ?」
「ビャクヤの心を占めている者が誰だかわかるかい?」
質問に質問で返すのは失礼な事だと、マナー講座とかで習わなかったのか? ババァ。
「リンネだろうよ。あいつはリンネに惚れまくっているからな」
老婆はローブの袖で口を覆って笑いを隠した。
「勿論、彼女もそうさ。でも全部が全部そうじゃない」
「ほぉ。他に誰がいるんだ?」
ババァはまた、後頭部から放射状の効果線が出そうな顔をして俺を指さした。
「あんただよ! キリマル! あの坊やは感覚だけで無意識に気付いている。あんたが自分の親戚か何かだと。そしてキリマルを慕っているのさ。自分の両親よりもね」
「馬鹿を言え。そこまで深く関わった覚えはねぇぞ」
「だから言ったろう。あの美しい坊やは無意識に、感覚的にあんたとの血の繋がりを感じているのさ」
ドゥーンと音がして灰色の世界に色がつくと、トメオやシルビィ達が動き出した。
「あの坊やに必要なのは絶望! 人間であるリンネのお嬢ちゃんの寿命は短い。放っておいてもビャクヤは彼女の死を見て絶望するさ! しかし、あんたは違う! 世界の理の外にいて簡単に死にやしない!」
「で?」
「あんたの首を持って未来に戻り、ビャクヤの坊やに見せてやるのさ!」
急に態度の変わったニュウが、俺を殺すと宣言したのでトメオは驚いている。
「どうした? 何を言っているんだ? ニュウ婆さん!」
ニュウは物語の端役には何も言わない。いや、こいつの本当の名前は”Q“だったか?
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