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コスモチタニウム
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俺が何人かの遺体を突いたところで、装甲なのか布なのか分からないぐらいの薄い手甲で、ヒジリが刀を弾いた。
「なに?」
上位竜の鱗こそ斬れなかったものの、今の俺は鋼鉄でも豆腐のように切断できる。
ヒジリのクソ野郎は刃に触れず、正確には刀の腹を殴って弾いていたのだ。
「私は生き返らせる必要はないと言ったのだよ、悪魔」
「お前がそう言っているだけだろ? 俺には関係ねぇ。生き返らせる!」
「この人口が激減した国で、君の申し出は大変嬉しい。しかし私はこの国を統治すると決めたのだ。よって如何なる決定も私を通してもらわねば困る」
俺は悪魔。おめぇの都合なんて知ったこっちゃねぇんだよ。
成長したお陰で、ほぼ瞬間移動に近い速さで動け、尚且、脳がそれについていけるだけの情報処理ができるようになった、今―――。
現人神を避けて遺体を刺すなんてのは、お茶の子さいさい。
「クハハハ!」
俺の気分は最高に高揚した。が。
ヒジリ以上の速さで俺は次の遺体を突こうとしたが、ウメボシのフォースフィールドによって遮られてしまった。
殺意を纏ってアマリを使わない限り、死体は生き返らない。
魔刀天邪鬼の――――、世界の理に対する反逆の呪いは一度に一つ。
魔法や障壁を断ち切るには意識して、“斬る事ができない”と認識しなくてはいけねぇ。
で、結局の所、俺の相棒はフォースフィールドに弾かれてしまったのだ。
よろめきながらも俺は考える。
(下手するとウメボシは、ヒジリよりも厄介な存在なんじゃねぇのか)
あのピンクの一つ目は、主よりもずっと人間臭い。感動屋だし涙脆ぇ。しかし、やはり目玉をモチーフにしたドローン型アンドロイドが象徴するものはなにか。
恐らくだが、それぁ観察や分析。
そして彼女には主にアドバイスをするだけの賢さもある。
(自称勇者との戦いのときに、こいつは俺をじっくりと観察していやがった。どうやって見抜いたかは知らんが、呪いを使い分ける時の動きのパターンで分析したとかそんな感じだろうよ。なにせあの一つ目は未来のアンドロイド様だからなぁ! という事は俺がキリマルだと最初から気づいていた。いや、だったらヒジリも気づいているか)
正体を知った上で、ヒジリもウメボシも俺を警戒していたのだ。あのいつもの慢心した顔が今はねぇ。
それだけ俺という脅威に対して余裕がないという事だ。
「クハハハ!」
顔だけにしかなかった光る線は今や体中にある。その地割れのような線は喜びに呼応するように黄色く光った。
口角が頭の天辺で繋がるんじゃねぇかってぐらいに上がって、ギザギザの歯がむき出しになる。
「辿り着いた!」
俺は障壁の前で上段の構えをとる。
「ほう、どこへかね?」
遮蔽フィールドを破壊しようと振り下ろした刀を、ヒジリが真剣白刃取りで掴んで邪魔をした。途端にアマリが悲鳴を上げる。
「苦しい! 私を掴まないで!」
クソッタレが! こいつの魔法無効化能力は神シリーズにも有効なのかよ!
俺は慌ててアマリをヒジリの手から引き抜く。少しでも奴の手の平が、刀の刃で斬れろと願いながら。
まぁ・・・。残念ながらそうはならなかったがな。奴はすぐに両手を開いて離したからよ。
俺は一旦アマリを休ませる意味で刀を鞘に戻す。
「俺は既に、お前と同じ高みに辿り着いている」
「ほう?」
と言ってみたものの少し自信がなくなってきた。同じ高みにいたとしても、こいつとの相性は最悪なんだわ。
ただの神属性の男なら余裕で殺せたかもしれねぇ。しかしヒジリには厄介な魔法無効化能力がある。
それは魔法的存在でもある俺を、消すことも十分に可能だという事だ。
「ふむ。私はただの科学者だがね? 私と同じ高み辿り着いたという事は、それなりの科学知識を得たという事でいいのかね? 言っておくが今更、宇宙ひも理論や重力子の話はよしてくれたまえよ」
相変わらず、池田秀一みたいな声しやがって。
「やかましい! わけのわからん事を言うな!」
頭の良さでヒジリに負けているこの現状が非常に腹立たしい。まるで今だけ負けてるような言い方をしたが、人殺すしか能のない悪魔が、科学者に知識で勝つ要素なんて一つもねぇ。
こいつより優位に立てる策とかねぇのか? 俺!
ん~~~~~。
あ! あった!
下顎をしゃくれさせながら考えた甲斐があったわ。
「ヒジリさんよぉ、あんた科学者なんだろう? だったら勿論これを見た事あるよなぁ?」
俺は体の出っ張りにがっちりと引っかかっていたポーチから、ダイヤモンドゴーレムの核を取り出して見せる。
(どうだ。こんなに大きなダイヤモンド、見たことあるか? ジルコニウムじゃねぇぞ?)
それを見て真っ先に驚いたのが、ウメボシだった。
「こ、これは! コスモチタニウムの純粋な結晶!」
(なに? なんだって?)
ウメボシの瞳の色がシャボン玉の表面のように、目まぐるしく変化している。混乱しているのか?
「なん・・・、だと!」
続いてヒジリが驚いてウメボシを見ている。
「いや、これはダイヤモンドゴーレムの核で・・・」
俺は自慢げな顔で説明しようとしたが、ウメボシに遮られた。
「いえ、これは間違いなくコスモチタニウムの結晶です。しかも不純物一切なしの! ウメボシの体にもこの素材は使われておりますが、おにぎりに、ごま塩をほんの僅かにかけた程度しか含まれておりません。それでも最高品質なのですが・・・」
現人神の目が大きく見開かれている。黒い瞳にコスモなんとかの光が反射して映る。
「馬鹿な! これ一つで銀河系のコスモチタニウムのチリを集めた程の量だぞ! しかも綺麗に結晶化している!」
ヒジリがダイヤモンドゴーレムの核を触ろうとしたのを、急いでウメボシが止めた。
「ダメです! マスター! 触れないでください! その結晶には中央にスキャニングで見通せない何かがあります。つまり魔法的な何かです。マスターやウメボシが触れればどうなるかわかりません! 純結晶化させているマナ粒子の仕組みと結合の計算式を解く事が先決です」
(クハハハ! 立った!)
「ん? 勃起した? えっちする?」
腰の鞘の中からくぐもった声でアマリがそう言った。
(違うぞ、色ボケのアマリ。ヒジリよりも優位な立場に立ったと言いたかったんだ! 見ろ!)
俺がゴーレムの核を右に動かすとヒジリの顔も右に動く。ウメボシの目もな。左にやれば同じく左!
シュッと消えて次の遺体を突こうとすると、やはりヒジリやウメボシは邪魔をしてこようとするが、俺がゴーレムの核をこれみよがしに掲げると動きを止めし、フォースフィールドも消える。
「あれあれ? おかしいですなぁ。もう邪魔をしないのですかな? おふっおふっ」
少しマサヨシの真似をしてみる。
「クッ!」
クッ殺をせがむ女騎士のような顔をするヒジリを見ながら、その間にまた一人ブスリと刺した。
同じやり取りを繰り返し、そうこうしている間に俺は全部の死体を刺し終えてしまった。
「カーッカッカ! 俺様の勝ちだ! ヒジリ!」
なぜならもう既に蘇生してしまった者もいる。五分という時間は何かをしているととても短い。
「どうする? どんどん蘇生が始まっているぞ? 現人神様の許可なく生き返った者をもう一度殺すのか? なんなら手伝うが?」
ヒジリは怒っているのか、目の光が消えている。
「君は実に小賢しいな。無意味な殺生与奪の権利など何人だろうが持ってはいない」
「ですよねぇ。では彼らは生きていても良いのですね? 王様! クハハハ!」
あぁ! 気分がいい。
「だが、私がこの国の統治者である以上は、命令に背いた君に罰を与えねばならん。そして・・・私にも感情はある! よくも恥をかかせてくれた!」
――――ドゴ!
現人神の正拳突きが、勝ち誇って笑う俺の黒い腹に入る。
「ゴハァ!」
(は? 避けられなかっただと? この俺様が?)
神属性の者はデーモンスレイヤーでもある。その特性とは悪魔に対しての一撃一撃が倍以上になるのだ。
(くそ重てぇ・・・。こんなパンチ今まで食らった事がねぇ。やべぇ、意識が飛びそうだ)
俺は無様にも腹を押さえて膝を地面に突き、口から盛大に虹色のゲロを吐いた。
「なに?」
上位竜の鱗こそ斬れなかったものの、今の俺は鋼鉄でも豆腐のように切断できる。
ヒジリのクソ野郎は刃に触れず、正確には刀の腹を殴って弾いていたのだ。
「私は生き返らせる必要はないと言ったのだよ、悪魔」
「お前がそう言っているだけだろ? 俺には関係ねぇ。生き返らせる!」
「この人口が激減した国で、君の申し出は大変嬉しい。しかし私はこの国を統治すると決めたのだ。よって如何なる決定も私を通してもらわねば困る」
俺は悪魔。おめぇの都合なんて知ったこっちゃねぇんだよ。
成長したお陰で、ほぼ瞬間移動に近い速さで動け、尚且、脳がそれについていけるだけの情報処理ができるようになった、今―――。
現人神を避けて遺体を刺すなんてのは、お茶の子さいさい。
「クハハハ!」
俺の気分は最高に高揚した。が。
ヒジリ以上の速さで俺は次の遺体を突こうとしたが、ウメボシのフォースフィールドによって遮られてしまった。
殺意を纏ってアマリを使わない限り、死体は生き返らない。
魔刀天邪鬼の――――、世界の理に対する反逆の呪いは一度に一つ。
魔法や障壁を断ち切るには意識して、“斬る事ができない”と認識しなくてはいけねぇ。
で、結局の所、俺の相棒はフォースフィールドに弾かれてしまったのだ。
よろめきながらも俺は考える。
(下手するとウメボシは、ヒジリよりも厄介な存在なんじゃねぇのか)
あのピンクの一つ目は、主よりもずっと人間臭い。感動屋だし涙脆ぇ。しかし、やはり目玉をモチーフにしたドローン型アンドロイドが象徴するものはなにか。
恐らくだが、それぁ観察や分析。
そして彼女には主にアドバイスをするだけの賢さもある。
(自称勇者との戦いのときに、こいつは俺をじっくりと観察していやがった。どうやって見抜いたかは知らんが、呪いを使い分ける時の動きのパターンで分析したとかそんな感じだろうよ。なにせあの一つ目は未来のアンドロイド様だからなぁ! という事は俺がキリマルだと最初から気づいていた。いや、だったらヒジリも気づいているか)
正体を知った上で、ヒジリもウメボシも俺を警戒していたのだ。あのいつもの慢心した顔が今はねぇ。
それだけ俺という脅威に対して余裕がないという事だ。
「クハハハ!」
顔だけにしかなかった光る線は今や体中にある。その地割れのような線は喜びに呼応するように黄色く光った。
口角が頭の天辺で繋がるんじゃねぇかってぐらいに上がって、ギザギザの歯がむき出しになる。
「辿り着いた!」
俺は障壁の前で上段の構えをとる。
「ほう、どこへかね?」
遮蔽フィールドを破壊しようと振り下ろした刀を、ヒジリが真剣白刃取りで掴んで邪魔をした。途端にアマリが悲鳴を上げる。
「苦しい! 私を掴まないで!」
クソッタレが! こいつの魔法無効化能力は神シリーズにも有効なのかよ!
俺は慌ててアマリをヒジリの手から引き抜く。少しでも奴の手の平が、刀の刃で斬れろと願いながら。
まぁ・・・。残念ながらそうはならなかったがな。奴はすぐに両手を開いて離したからよ。
俺は一旦アマリを休ませる意味で刀を鞘に戻す。
「俺は既に、お前と同じ高みに辿り着いている」
「ほう?」
と言ってみたものの少し自信がなくなってきた。同じ高みにいたとしても、こいつとの相性は最悪なんだわ。
ただの神属性の男なら余裕で殺せたかもしれねぇ。しかしヒジリには厄介な魔法無効化能力がある。
それは魔法的存在でもある俺を、消すことも十分に可能だという事だ。
「ふむ。私はただの科学者だがね? 私と同じ高み辿り着いたという事は、それなりの科学知識を得たという事でいいのかね? 言っておくが今更、宇宙ひも理論や重力子の話はよしてくれたまえよ」
相変わらず、池田秀一みたいな声しやがって。
「やかましい! わけのわからん事を言うな!」
頭の良さでヒジリに負けているこの現状が非常に腹立たしい。まるで今だけ負けてるような言い方をしたが、人殺すしか能のない悪魔が、科学者に知識で勝つ要素なんて一つもねぇ。
こいつより優位に立てる策とかねぇのか? 俺!
ん~~~~~。
あ! あった!
下顎をしゃくれさせながら考えた甲斐があったわ。
「ヒジリさんよぉ、あんた科学者なんだろう? だったら勿論これを見た事あるよなぁ?」
俺は体の出っ張りにがっちりと引っかかっていたポーチから、ダイヤモンドゴーレムの核を取り出して見せる。
(どうだ。こんなに大きなダイヤモンド、見たことあるか? ジルコニウムじゃねぇぞ?)
それを見て真っ先に驚いたのが、ウメボシだった。
「こ、これは! コスモチタニウムの純粋な結晶!」
(なに? なんだって?)
ウメボシの瞳の色がシャボン玉の表面のように、目まぐるしく変化している。混乱しているのか?
「なん・・・、だと!」
続いてヒジリが驚いてウメボシを見ている。
「いや、これはダイヤモンドゴーレムの核で・・・」
俺は自慢げな顔で説明しようとしたが、ウメボシに遮られた。
「いえ、これは間違いなくコスモチタニウムの結晶です。しかも不純物一切なしの! ウメボシの体にもこの素材は使われておりますが、おにぎりに、ごま塩をほんの僅かにかけた程度しか含まれておりません。それでも最高品質なのですが・・・」
現人神の目が大きく見開かれている。黒い瞳にコスモなんとかの光が反射して映る。
「馬鹿な! これ一つで銀河系のコスモチタニウムのチリを集めた程の量だぞ! しかも綺麗に結晶化している!」
ヒジリがダイヤモンドゴーレムの核を触ろうとしたのを、急いでウメボシが止めた。
「ダメです! マスター! 触れないでください! その結晶には中央にスキャニングで見通せない何かがあります。つまり魔法的な何かです。マスターやウメボシが触れればどうなるかわかりません! 純結晶化させているマナ粒子の仕組みと結合の計算式を解く事が先決です」
(クハハハ! 立った!)
「ん? 勃起した? えっちする?」
腰の鞘の中からくぐもった声でアマリがそう言った。
(違うぞ、色ボケのアマリ。ヒジリよりも優位な立場に立ったと言いたかったんだ! 見ろ!)
俺がゴーレムの核を右に動かすとヒジリの顔も右に動く。ウメボシの目もな。左にやれば同じく左!
シュッと消えて次の遺体を突こうとすると、やはりヒジリやウメボシは邪魔をしてこようとするが、俺がゴーレムの核をこれみよがしに掲げると動きを止めし、フォースフィールドも消える。
「あれあれ? おかしいですなぁ。もう邪魔をしないのですかな? おふっおふっ」
少しマサヨシの真似をしてみる。
「クッ!」
クッ殺をせがむ女騎士のような顔をするヒジリを見ながら、その間にまた一人ブスリと刺した。
同じやり取りを繰り返し、そうこうしている間に俺は全部の死体を刺し終えてしまった。
「カーッカッカ! 俺様の勝ちだ! ヒジリ!」
なぜならもう既に蘇生してしまった者もいる。五分という時間は何かをしているととても短い。
「どうする? どんどん蘇生が始まっているぞ? 現人神様の許可なく生き返った者をもう一度殺すのか? なんなら手伝うが?」
ヒジリは怒っているのか、目の光が消えている。
「君は実に小賢しいな。無意味な殺生与奪の権利など何人だろうが持ってはいない」
「ですよねぇ。では彼らは生きていても良いのですね? 王様! クハハハ!」
あぁ! 気分がいい。
「だが、私がこの国の統治者である以上は、命令に背いた君に罰を与えねばならん。そして・・・私にも感情はある! よくも恥をかかせてくれた!」
――――ドゴ!
現人神の正拳突きが、勝ち誇って笑う俺の黒い腹に入る。
「ゴハァ!」
(は? 避けられなかっただと? この俺様が?)
神属性の者はデーモンスレイヤーでもある。その特性とは悪魔に対しての一撃一撃が倍以上になるのだ。
(くそ重てぇ・・・。こんなパンチ今まで食らった事がねぇ。やべぇ、意識が飛びそうだ)
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