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科学と魔法
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それは生身と言うには不自然だった。メカゴジラに竜の皮を貼ったかのような出で立ち。
オビオの姿は、アニメでイメージする竜人とは程遠い。
「ありゃあ・・・、科学の匂いがプンプンするな」
「でつね。パワードスーツでつ」
「だがヒジリのと同じではねぇ」
「ゴツゴツしているからちょっと違いますな」
薄いタイツに沿うように張り付いているヒジリの極薄の装甲と違って、こっちはまだ全身鎧のような雰囲気がある。
「デザインのダサさからして、博士の作ったものだな」
鉄傀儡の泥臭いデザインがそうであるように、このパワードスーツもダサい。あの爺さんは20世紀のアニメの影響を受けているのだろうか。
何よりも竜の皮とパワードスーツを合わせるという発想がサカモト博士らしい。
同じ科学者でもヒジリは頑なに魔法を否定し、魔法の根源たるマナを解明しようとするため、そういった発想には至らねぇ。
「厄介だぞ、こりゃ。魔法と科学の力が掛け合わさってんだ。強くないわけがねぇ。事象を捻じ曲げる俺の魔剣天の邪鬼然り、竜の骨すら簡単に砕くワイルダー然り。デルフォイは・・・なんだったけな? とにかく、魔法と科学が合わさった武器防具ってのは、べらぼうに強ぇんだわ」
「へぇ~」
まぁマサヨシにとっては他人事だよな。
リッドの攻撃の治療から戻ってきたダークは、俺の横に座ると黒い革のフルフェイスを脱いでじっとオビオを見ている。
「ほう、神シリーズの防具か・・・」
至って普通の顔をした自称美男子は、まるで全てを知っているような雰囲気を漂わせている。
「知っているのか? 雷電!」
「男塾ネタすなっ!」
ビシッ! とマサヨシの裏手ツッコミが入った。
そうそう、これこれ。同じ時代、同じ文化圏の人間はこういう事をしてくれるから嬉しいねぇ。こいつが不死でなければ、喜びのあまり殺していたわ。
「キリマル、その馴れ馴れしきオーク殿は何者か?」
ダークよ、お前はマサヨシを敬っているのか馬鹿にしているのかどっちだ。どう見てもお前と同じ人間種だろ。
「こいつはマサヨシという名前でな。知り合いの異世界人だ。オークや豚人じゃなくて人間な? 何度か一緒に冒険をした事があんだ(こいつは毎回死んでたけどな)」
「ああ、最近人かね」
「なんだ、その細菌人って。確かにこいつは小汚ぇが、そこまででもねぇだろ」
「そうではない。最も近い人と書いて最近人。我らの祖も異世界人。この島にとて稀に異世界人が現るる。まぁその殆どが胡散臭い素性の者だが。なりすましというやつだな。異世界人になりすまして、偽のマジックアイテムを売る輩が多いこと・・・」
「マサヨシは正真正銘の異世界人だ。しかも複数の能力持ちだぞ」
「なん・・・だとッ!」×2
ダークがそう驚くのはわかるが、なんでマサヨシまで驚いてんだよ。
「何度でも湧いてくる蛆虫の如く、しぶとく蘇る不死の力。どんな場所でも体臭を撒き散らすカメムシのような――――周囲にマナを発生させる力。そして自分に都合の悪い魔法を阻害するご都合主義能力」
「何気にディスってね? おふっおふっ!」
「そ、それはもう! 現世に舞い降りし神なる存在と呼んでも良いのではないのか? フハハハ! 願わくば! マサヨシが! 我が仕えし邪神であれ!」
邪神の降臨を望むとは、流石は属性が混沌。だがお前は善人だぞ? 邪神なんか降臨したら、混沌とした世界で自発的に発生する善意などは期待できないだろうぜ。
「まぁその能力の割に、こいつはサクッと死んでしまうんだわ」
「まじで? 拙者は何度も死んでんの?」
自分自身の事もわかんねぇのか、マサヨシは。ああ、確か死んで一度日本に戻ると記憶を失くすのだったか?
「俺の知る限り、多分二回は死んでるはずだが? もっと死んでたかな? ちょっとそこまで興味がねぇからわからねぇ」
そう言われたマサヨシは記憶の片隅から、色々と思い出を引っ張り出して、手を叩いた。
「あぁ、そうですた。・・・そうでぃす。後ろから刺されて死んだ時と、ババァに意識を乗っ取られた時! 一度自分の世界に戻るとこちらでの記憶の大半が消失するんでつよ。思い出すのに時間が掛かるんご。しかも戻ってくるのはこの世界だけとは限らないんでつ」
ということはこいつは色んな世界を、何百何千と渡り歩いてきた可能性もあるのか。それでこの弱さ・・・。学習能力が低いのか、成長速度が遅いのか。それとも死ぬと成長をリセットされるのか。
しかし、なんとなく無意識にあらゆる世界の情報を覚えているのだろうな。そうでなければ、いきなりツィガル帝国の高官になんてなれねぇ。それなりの経験と才能があるって事だ。
「なぁ、マサヨシ。あのチート科学者野郎を倒すにはどうすればいい? 同じチート仲間として」
「その方法を知ってはいまつが・・・。それはヒジリ氏を裏切る事になりまする~」
「ほぉ? 俺ぁ、お前がヒジリのことを嫌っていると思っていたんだがな」
「それが・・・。時々、頭が混乱するのでつよ。悪さをした拙者の頬を叩き、冷たい視線を向けてくる彼と、最初から仲良しだったような記憶。拙者が最も仲良しだったのは彼の息子なんでつが、この時代にはまだ生まれていない様子っすっすっす」
奴の息子って事はヤイバか。未来の記憶があるとはな・・・。なんか色々ツッコみたくなるが深入りは止めておくか。
てっきりコズミックペンがヤイバを召喚して俺と戦わせるんじゃねぇかと思っていたが、今回の件、筆は干渉していないのか。感じるのはQの気配のみ。
って事はあのオビオが着る鎧を用意した奴が怪しいな。
俺は主催者席でフードを深々と被って、どこを見ているのかわからない人物を見てからオビオを見る。
オビオはサーカの投げた小石が頭に当たると、試合が終了したのだと理解し、召喚士を放り投げると荒い息を吐きながら人間形態に戻った。召喚士と複数のグレーターデーモン相手に楽勝だったな。
パワードスーツは粉々に消えて分解すると、再び集約し、赤い革鎧に形を変えた。
あ~。なるほどなるほど。
俺らの試合を邪魔した奴が誰だかわかったぜ。名前からしてそのまんまじゃねぇか。たまたま偶然だろうがよ。
ウィザードにして魔法騎士団団長のクロノ。
クロノは確かギリシャ語だと時間だったか?
限界を超えたメイジだか、ウィザードだかが会得する――――、時間系魔法。
ビャクヤ曰く別次元からやって来た影人の魔法だとも。
Qは俺を殺してビャクヤを絶望させるのが目的だ。
だったら時間系魔法で、いつでも殺せそうだがな・・・・。
わざわざ影縫までして、尚且ビャクヤを時間停止していおいて、失敗するとはどういう事だ?
つまりクロノ自体に俺を殺せるだけの力がなかったってこたぁな。色々試した結果が今なんだわ。
闘技大会初日にちょっかいをかけてこなかったのは、Qがクロノを乗っ取るのに間に合わなかったと予想する。
思い返してみれば準決勝の時、闘技場の地面に、俺を押そうとした足跡があったな。てっきりピーターが土を蹴ったのだと勝手に決めつけていたが、そんな姿は見ていねぇ。
奴は俺を止まった時間の中で押そうとしていたんだ!
だぁが、しかし!
固まった空気の中で悪魔の巨体を押すだけの腕力がなかった。もし、クロノが押せていれば時間を戻した時に、俺は瞬時に空気抵抗で焼け死んでいただろうからよ。
時間停止中に動けるのは奴だけと見た。しかも人間の身だとそう頻繁に使えない程、マナを消費するはずだ。容易く何度も使えるなら、黒竜は俺に負けていなかったはずだろうからな。
今日だけで二回も俺とビャクヤに時間魔法を使ってしまった。マジックポーションでマナを回復させて、再度仕掛けてくりゃあいいのに、それをしないのは体がもたねぇって事なのだろう。
悪いな、Q。今回も俺様の勝ちだ。ビャクヤをお前の人形になんかにはさせねぇぞ。またぶち殺してやるからよ。覚悟しとけ、クハハハ!
オビオの姿は、アニメでイメージする竜人とは程遠い。
「ありゃあ・・・、科学の匂いがプンプンするな」
「でつね。パワードスーツでつ」
「だがヒジリのと同じではねぇ」
「ゴツゴツしているからちょっと違いますな」
薄いタイツに沿うように張り付いているヒジリの極薄の装甲と違って、こっちはまだ全身鎧のような雰囲気がある。
「デザインのダサさからして、博士の作ったものだな」
鉄傀儡の泥臭いデザインがそうであるように、このパワードスーツもダサい。あの爺さんは20世紀のアニメの影響を受けているのだろうか。
何よりも竜の皮とパワードスーツを合わせるという発想がサカモト博士らしい。
同じ科学者でもヒジリは頑なに魔法を否定し、魔法の根源たるマナを解明しようとするため、そういった発想には至らねぇ。
「厄介だぞ、こりゃ。魔法と科学の力が掛け合わさってんだ。強くないわけがねぇ。事象を捻じ曲げる俺の魔剣天の邪鬼然り、竜の骨すら簡単に砕くワイルダー然り。デルフォイは・・・なんだったけな? とにかく、魔法と科学が合わさった武器防具ってのは、べらぼうに強ぇんだわ」
「へぇ~」
まぁマサヨシにとっては他人事だよな。
リッドの攻撃の治療から戻ってきたダークは、俺の横に座ると黒い革のフルフェイスを脱いでじっとオビオを見ている。
「ほう、神シリーズの防具か・・・」
至って普通の顔をした自称美男子は、まるで全てを知っているような雰囲気を漂わせている。
「知っているのか? 雷電!」
「男塾ネタすなっ!」
ビシッ! とマサヨシの裏手ツッコミが入った。
そうそう、これこれ。同じ時代、同じ文化圏の人間はこういう事をしてくれるから嬉しいねぇ。こいつが不死でなければ、喜びのあまり殺していたわ。
「キリマル、その馴れ馴れしきオーク殿は何者か?」
ダークよ、お前はマサヨシを敬っているのか馬鹿にしているのかどっちだ。どう見てもお前と同じ人間種だろ。
「こいつはマサヨシという名前でな。知り合いの異世界人だ。オークや豚人じゃなくて人間な? 何度か一緒に冒険をした事があんだ(こいつは毎回死んでたけどな)」
「ああ、最近人かね」
「なんだ、その細菌人って。確かにこいつは小汚ぇが、そこまででもねぇだろ」
「そうではない。最も近い人と書いて最近人。我らの祖も異世界人。この島にとて稀に異世界人が現るる。まぁその殆どが胡散臭い素性の者だが。なりすましというやつだな。異世界人になりすまして、偽のマジックアイテムを売る輩が多いこと・・・」
「マサヨシは正真正銘の異世界人だ。しかも複数の能力持ちだぞ」
「なん・・・だとッ!」×2
ダークがそう驚くのはわかるが、なんでマサヨシまで驚いてんだよ。
「何度でも湧いてくる蛆虫の如く、しぶとく蘇る不死の力。どんな場所でも体臭を撒き散らすカメムシのような――――周囲にマナを発生させる力。そして自分に都合の悪い魔法を阻害するご都合主義能力」
「何気にディスってね? おふっおふっ!」
「そ、それはもう! 現世に舞い降りし神なる存在と呼んでも良いのではないのか? フハハハ! 願わくば! マサヨシが! 我が仕えし邪神であれ!」
邪神の降臨を望むとは、流石は属性が混沌。だがお前は善人だぞ? 邪神なんか降臨したら、混沌とした世界で自発的に発生する善意などは期待できないだろうぜ。
「まぁその能力の割に、こいつはサクッと死んでしまうんだわ」
「まじで? 拙者は何度も死んでんの?」
自分自身の事もわかんねぇのか、マサヨシは。ああ、確か死んで一度日本に戻ると記憶を失くすのだったか?
「俺の知る限り、多分二回は死んでるはずだが? もっと死んでたかな? ちょっとそこまで興味がねぇからわからねぇ」
そう言われたマサヨシは記憶の片隅から、色々と思い出を引っ張り出して、手を叩いた。
「あぁ、そうですた。・・・そうでぃす。後ろから刺されて死んだ時と、ババァに意識を乗っ取られた時! 一度自分の世界に戻るとこちらでの記憶の大半が消失するんでつよ。思い出すのに時間が掛かるんご。しかも戻ってくるのはこの世界だけとは限らないんでつ」
ということはこいつは色んな世界を、何百何千と渡り歩いてきた可能性もあるのか。それでこの弱さ・・・。学習能力が低いのか、成長速度が遅いのか。それとも死ぬと成長をリセットされるのか。
しかし、なんとなく無意識にあらゆる世界の情報を覚えているのだろうな。そうでなければ、いきなりツィガル帝国の高官になんてなれねぇ。それなりの経験と才能があるって事だ。
「なぁ、マサヨシ。あのチート科学者野郎を倒すにはどうすればいい? 同じチート仲間として」
「その方法を知ってはいまつが・・・。それはヒジリ氏を裏切る事になりまする~」
「ほぉ? 俺ぁ、お前がヒジリのことを嫌っていると思っていたんだがな」
「それが・・・。時々、頭が混乱するのでつよ。悪さをした拙者の頬を叩き、冷たい視線を向けてくる彼と、最初から仲良しだったような記憶。拙者が最も仲良しだったのは彼の息子なんでつが、この時代にはまだ生まれていない様子っすっすっす」
奴の息子って事はヤイバか。未来の記憶があるとはな・・・。なんか色々ツッコみたくなるが深入りは止めておくか。
てっきりコズミックペンがヤイバを召喚して俺と戦わせるんじゃねぇかと思っていたが、今回の件、筆は干渉していないのか。感じるのはQの気配のみ。
って事はあのオビオが着る鎧を用意した奴が怪しいな。
俺は主催者席でフードを深々と被って、どこを見ているのかわからない人物を見てからオビオを見る。
オビオはサーカの投げた小石が頭に当たると、試合が終了したのだと理解し、召喚士を放り投げると荒い息を吐きながら人間形態に戻った。召喚士と複数のグレーターデーモン相手に楽勝だったな。
パワードスーツは粉々に消えて分解すると、再び集約し、赤い革鎧に形を変えた。
あ~。なるほどなるほど。
俺らの試合を邪魔した奴が誰だかわかったぜ。名前からしてそのまんまじゃねぇか。たまたま偶然だろうがよ。
ウィザードにして魔法騎士団団長のクロノ。
クロノは確かギリシャ語だと時間だったか?
限界を超えたメイジだか、ウィザードだかが会得する――――、時間系魔法。
ビャクヤ曰く別次元からやって来た影人の魔法だとも。
Qは俺を殺してビャクヤを絶望させるのが目的だ。
だったら時間系魔法で、いつでも殺せそうだがな・・・・。
わざわざ影縫までして、尚且ビャクヤを時間停止していおいて、失敗するとはどういう事だ?
つまりクロノ自体に俺を殺せるだけの力がなかったってこたぁな。色々試した結果が今なんだわ。
闘技大会初日にちょっかいをかけてこなかったのは、Qがクロノを乗っ取るのに間に合わなかったと予想する。
思い返してみれば準決勝の時、闘技場の地面に、俺を押そうとした足跡があったな。てっきりピーターが土を蹴ったのだと勝手に決めつけていたが、そんな姿は見ていねぇ。
奴は俺を止まった時間の中で押そうとしていたんだ!
だぁが、しかし!
固まった空気の中で悪魔の巨体を押すだけの腕力がなかった。もし、クロノが押せていれば時間を戻した時に、俺は瞬時に空気抵抗で焼け死んでいただろうからよ。
時間停止中に動けるのは奴だけと見た。しかも人間の身だとそう頻繁に使えない程、マナを消費するはずだ。容易く何度も使えるなら、黒竜は俺に負けていなかったはずだろうからな。
今日だけで二回も俺とビャクヤに時間魔法を使ってしまった。マジックポーションでマナを回復させて、再度仕掛けてくりゃあいいのに、それをしないのは体がもたねぇって事なのだろう。
悪いな、Q。今回も俺様の勝ちだ。ビャクヤをお前の人形になんかにはさせねぇぞ。またぶち殺してやるからよ。覚悟しとけ、クハハハ!
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