異世界病み記 ~そのヒロイン、好意が行き過ぎに付き~

白い彗星

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第五話 ----------

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 …………………………すべては、順調だったはずだ。
 仲間たちと協力し合い、敵を倒し、ピンチに陥ってもやっぱり協力すれば、なんだって乗り越えられた。

 それは真実で、誰もがそれぞれのことを、信頼していたはずだ。
 背を預け、命を預けられるほどに。

 現に、そのおかげでここまで来れた……
 魔王が住むという魔王城にもう少しでたどり着くというところだった。
 明日にも、突入しよう……今日は、ゆっくり休もう。

 そう言って、みんな、いつもより早く眠りについた…………………………
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