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九章
第十位階の先
「ついでに、これからやることを見て参考にしとけ」
「これからって……なんだ? まだ何かあったか?」
八天は潰したし、敵の軍は逃げた。国軍がカラカスを倒した後、後続に来るはずだった援軍達だって、敗走した国軍を見て一緒に逃げ帰ったって植物達から連絡が来ている。
荒れ果てた街の外の修復だとか、壊れた壁や街中の修理はあるにしても、それは今日すぐにやるってことではないはずだから、今日はもうやることはないはずだ。
「いや、お前がやることはもうねえな。あとは俺がそうした方がいいだろうなって勝手にやるだけ……まあ見てろよ。最後に軽~く仕事をしてやんよ」
そう言って親父はトンっと軽くジャンプして胸壁の上に立った。
でも、そんなところに立って何するつもりだ?
「軽くって……こんなところで何やらかすつもりだ?」
「やらかすとは酷えな。これも必要なことだぞ?」
そう言いながら親父は剣を抜いてその鋒を壁の向こうに向ける。だが、本当に何をするつもりなのかさっぱりわからない。剣を抜いたってことは、攻撃するつもりか? だがどうやって? いやそもそも何をだ?
「今この国……っつかザヴィート王国は、他国から見りゃあ内乱と言ってもいい状態だった。まあ、内乱っつっても戦力そのものが落ちたわけじゃねえからだーれも攻め込んでこなかったがな」
まあ、俺たちは独立したわけだが、他国からしてみれば内乱と変わりないか。
「——だが、それも今日までだ。今日『八天』が死んだことは、すぐに他国に伝わるだろうよ。そうなったら……戦力が落ちたことが知られたら、どうなると思う?」
「どうって……」
「今までザヴィートが他国から攻められずにいられたのは、『八天』なんてもんがいたからだ。だがその八天のうち五人……や、俺がやったのを合わせると六人か。まあそんだけの数が一気に消えた。それでも二人残ってっから普通の国なら十分すぎる戦力だが、周りが敵だらけのこの国は違う。〝たった〟二人になれば、どうしたって攻めたくなるだろうよ。特に東の奴らはな」
東か……。この国の東には南東と北東にそれぞれ国がある。一つは南東にある勇者を召喚したり神様を祀ったりしてる宗教国家で、もう一つは戦線こそ持っていないもののあまり仲のよろしくない国。
もしどっちかが攻めてくるとなったら、どっちもが攻めてくることになるだろう。これでも『魔王』なんて名乗ってるんだからな。
南東は宗教的には魔王の存在は見過ごせないだろうし、北東のは普通にこの国が欲しいだろうから。
「放っておけばまた戦争になる。なったところで『だからどうした』って感じだが、まあ面倒なことは違いねえ。だから——《魔剣》《聖剣》」
そう言って一旦言葉を止めた親父は、剣を両手で持って正面に構えると、二つのスキルを同時に口にした。
その瞬間、親父の手元から暴力的なまでの力の奔流が溢れ出した。
あまりにも圧倒的な力を前に、俺は後ずさりどころか、大きく飛び下がって身構えてしまう。
親父相手にそんなことをする必要なんてない。そんなこと頭ではわかっている。
わかっているのだが、それでも、身構えずにはいられない。
それこそ、それだけであっても叩き潰されてしまいそうなほどの『圧』を感じる。それほどの力だ。
まさに、馬鹿げていると言える圧倒的な力。
「——なんかされる前に見せつける。歯向かうつもりなんて起きねえくらいの、圧倒的な力ってやつをな」
剣から溢れ出した力は次第に収束していき、一つの剣の形に落ち着いた。
これだ。この気配だ。今まで感じてきたけどその正体はまるっきりわからなかった気配の正体。それがこれだ。
前にこのやばい気配を感じてから何があったのか、あれはなんだったのか調べてみたんだが、エディやジートたちは知ってるぽかったけど、誰も詳細については教えてくれなかった。もちろん親父も。
そんな正体不明なやばい力。それが今目の前にある。
「……なん、だよ。それは……」
「スキル名は《神剣》。ま、命名は俺だがな。魔剣聖剣ときて、そのさらに上の剣を作り出すもんだ。その効果は——フッ!」
親父はその剣を薙ぎ払い、そして、大地に大きな一本の線が現れた。
いや、現れたわけではない。むしろその逆だ。消えたのだ。
山も森も大地も関係なく、まるで神様が上空から引いたかのように一直線上のものが消え去った。
多分……切ったのだろう。状況的にそれしか考えられない。
だが、そんなことができるものなのか? こんな、なんて言ったらいいかもわからないような非常識なことが……。
あの跡はなんだよ。剣で切った? いやいや、サイズが違いすぎるだろうがよ。
世界を覆う巨人、なんて神話があった気がするが、そのサイズのやつが剣を振りでもしないとあんな斬り跡なんて残らないぞ?
「ご覧の通りだな。使用者が望む範囲、望むだけのものを斬る。まあ、望む範囲っつっても、まるっきり制限がねえわけでもねえし、こんだけの規模になると切るっつってもだいぶ不恰好な形になっちまうけどけどな」
不恰好って……あれが? いや確かに剣の切り口としてはデカすぎるし、言いたいことがわからないわけでもない。
だが今のは、そんなことはどうでも良くなるような、そんな一撃だった。
こんなスキルが剣士にはあるの……
「……っ! いや待てよ。剣士にそんなスキルなかっただろ」
そうだ。剣士にはこんなスキルはなかった。剣撃を飛ばすスキルはあった。剣を伸ばすスキルもあった。望んだものしか切らない剣を生み出すスキルもある。
だが、これだけの異常を引き起こすようなスキルなんて存在しなかったはずだ。
「鍛えろ。第十がてっぺんじゃねえぞ」
第十が、てっぺんじゃない? それはどういう……
「励めよ、馬鹿息子」
そういうなり親父は胸壁から降りて、俺の隣に立つと胸壁に寄りかかった。
……第十がてっぺんじゃない。つまりは今の俺以上の何かがあるってことで、親父はそこにたどり着いた。
「鍛えろって……」
だが、そこにたどり着けって言われても、今のを見てしまった後ではとてもではないがたどり着けるイメージが思い浮かばない。
『農家』の第十位階。植物を育てて収穫して再び使えるようにして……その先って、なんだ?
「ま、そんな難しく考えんな。今のままでも十分強えし、今回だってよくやったもんだろ。そこは素直に喜んどけ、クソガキ」
そう言いながら親父は俺の頭を乱暴に撫で回した。
……もう頭を撫でられるような歳でも見た目でもないんだが、親父にとって俺はずっと『クソガキ』のままなんだろうな。
そう理解した俺は、なんか胸の内にあったいろんな思いを息と一緒には吐き出すことにした。
そして、親父の言葉を慰めでも励ましでもなく、純粋な事実を話しているだけなんだと素直に受け止めることにした。
「……まあ、多少はあんたが言うようにそれなりに強くはなったっぽいな、俺も」
ただ、今回は仕込みをして正々堂々ではなかったが、それでも親父か褒められるくらいには俺も〝やる〟ようになったってことでいいんだよな?
「実感できたか?」
「あんたの出鱈目さのせいでカケラくらいしかねえけどな」
スキルを超えたスキルなんてもんを生み出して山を切ったやつに「お前は強い」なんて言われても信じられるわけがない。
「お前も大概出鱈目だろうが。流石にあの光景は俺も想定外だったもんだ」
「ああまあ……そこは正直俺もびっくりだ」
遠目からだったけど、あの一帯が赤く染まったのは壁の上からでもよくわかったし、《収穫》をした後に首がふよふよと浮かび上がったのも、初めて見たやつなら腰を抜かすだろう。
心なしか、親父の表情も引き攣ったようなものに見える気がするが、気のせいだろう。
しかしまあ、なんにしても、だ。
「はあ。これでようやく戦争終了か。母さんも心配してるだろうし、丁度いい。我がお父様の手駒も減っただろうし、もう一回まともに会いに行ってみるかな?」
前回はただ独立宣言しに行っただけだからな。母さん達ともまともに話すどころか顔を見ることもできなかったわけだし、一回落ち着いたら主力をなくして困ってるであろう国王を煽りに行くかな。
ああ、その際は王太子と連絡を取ったほうがいいかな?
あんな別れ方になったし、兄弟として仲良くできる気は今のところ全くもってしないが、あいつとは話は通じそうだから役には立つだろうからな。
「これからって……なんだ? まだ何かあったか?」
八天は潰したし、敵の軍は逃げた。国軍がカラカスを倒した後、後続に来るはずだった援軍達だって、敗走した国軍を見て一緒に逃げ帰ったって植物達から連絡が来ている。
荒れ果てた街の外の修復だとか、壊れた壁や街中の修理はあるにしても、それは今日すぐにやるってことではないはずだから、今日はもうやることはないはずだ。
「いや、お前がやることはもうねえな。あとは俺がそうした方がいいだろうなって勝手にやるだけ……まあ見てろよ。最後に軽~く仕事をしてやんよ」
そう言って親父はトンっと軽くジャンプして胸壁の上に立った。
でも、そんなところに立って何するつもりだ?
「軽くって……こんなところで何やらかすつもりだ?」
「やらかすとは酷えな。これも必要なことだぞ?」
そう言いながら親父は剣を抜いてその鋒を壁の向こうに向ける。だが、本当に何をするつもりなのかさっぱりわからない。剣を抜いたってことは、攻撃するつもりか? だがどうやって? いやそもそも何をだ?
「今この国……っつかザヴィート王国は、他国から見りゃあ内乱と言ってもいい状態だった。まあ、内乱っつっても戦力そのものが落ちたわけじゃねえからだーれも攻め込んでこなかったがな」
まあ、俺たちは独立したわけだが、他国からしてみれば内乱と変わりないか。
「——だが、それも今日までだ。今日『八天』が死んだことは、すぐに他国に伝わるだろうよ。そうなったら……戦力が落ちたことが知られたら、どうなると思う?」
「どうって……」
「今までザヴィートが他国から攻められずにいられたのは、『八天』なんてもんがいたからだ。だがその八天のうち五人……や、俺がやったのを合わせると六人か。まあそんだけの数が一気に消えた。それでも二人残ってっから普通の国なら十分すぎる戦力だが、周りが敵だらけのこの国は違う。〝たった〟二人になれば、どうしたって攻めたくなるだろうよ。特に東の奴らはな」
東か……。この国の東には南東と北東にそれぞれ国がある。一つは南東にある勇者を召喚したり神様を祀ったりしてる宗教国家で、もう一つは戦線こそ持っていないもののあまり仲のよろしくない国。
もしどっちかが攻めてくるとなったら、どっちもが攻めてくることになるだろう。これでも『魔王』なんて名乗ってるんだからな。
南東は宗教的には魔王の存在は見過ごせないだろうし、北東のは普通にこの国が欲しいだろうから。
「放っておけばまた戦争になる。なったところで『だからどうした』って感じだが、まあ面倒なことは違いねえ。だから——《魔剣》《聖剣》」
そう言って一旦言葉を止めた親父は、剣を両手で持って正面に構えると、二つのスキルを同時に口にした。
その瞬間、親父の手元から暴力的なまでの力の奔流が溢れ出した。
あまりにも圧倒的な力を前に、俺は後ずさりどころか、大きく飛び下がって身構えてしまう。
親父相手にそんなことをする必要なんてない。そんなこと頭ではわかっている。
わかっているのだが、それでも、身構えずにはいられない。
それこそ、それだけであっても叩き潰されてしまいそうなほどの『圧』を感じる。それほどの力だ。
まさに、馬鹿げていると言える圧倒的な力。
「——なんかされる前に見せつける。歯向かうつもりなんて起きねえくらいの、圧倒的な力ってやつをな」
剣から溢れ出した力は次第に収束していき、一つの剣の形に落ち着いた。
これだ。この気配だ。今まで感じてきたけどその正体はまるっきりわからなかった気配の正体。それがこれだ。
前にこのやばい気配を感じてから何があったのか、あれはなんだったのか調べてみたんだが、エディやジートたちは知ってるぽかったけど、誰も詳細については教えてくれなかった。もちろん親父も。
そんな正体不明なやばい力。それが今目の前にある。
「……なん、だよ。それは……」
「スキル名は《神剣》。ま、命名は俺だがな。魔剣聖剣ときて、そのさらに上の剣を作り出すもんだ。その効果は——フッ!」
親父はその剣を薙ぎ払い、そして、大地に大きな一本の線が現れた。
いや、現れたわけではない。むしろその逆だ。消えたのだ。
山も森も大地も関係なく、まるで神様が上空から引いたかのように一直線上のものが消え去った。
多分……切ったのだろう。状況的にそれしか考えられない。
だが、そんなことができるものなのか? こんな、なんて言ったらいいかもわからないような非常識なことが……。
あの跡はなんだよ。剣で切った? いやいや、サイズが違いすぎるだろうがよ。
世界を覆う巨人、なんて神話があった気がするが、そのサイズのやつが剣を振りでもしないとあんな斬り跡なんて残らないぞ?
「ご覧の通りだな。使用者が望む範囲、望むだけのものを斬る。まあ、望む範囲っつっても、まるっきり制限がねえわけでもねえし、こんだけの規模になると切るっつってもだいぶ不恰好な形になっちまうけどけどな」
不恰好って……あれが? いや確かに剣の切り口としてはデカすぎるし、言いたいことがわからないわけでもない。
だが今のは、そんなことはどうでも良くなるような、そんな一撃だった。
こんなスキルが剣士にはあるの……
「……っ! いや待てよ。剣士にそんなスキルなかっただろ」
そうだ。剣士にはこんなスキルはなかった。剣撃を飛ばすスキルはあった。剣を伸ばすスキルもあった。望んだものしか切らない剣を生み出すスキルもある。
だが、これだけの異常を引き起こすようなスキルなんて存在しなかったはずだ。
「鍛えろ。第十がてっぺんじゃねえぞ」
第十が、てっぺんじゃない? それはどういう……
「励めよ、馬鹿息子」
そういうなり親父は胸壁から降りて、俺の隣に立つと胸壁に寄りかかった。
……第十がてっぺんじゃない。つまりは今の俺以上の何かがあるってことで、親父はそこにたどり着いた。
「鍛えろって……」
だが、そこにたどり着けって言われても、今のを見てしまった後ではとてもではないがたどり着けるイメージが思い浮かばない。
『農家』の第十位階。植物を育てて収穫して再び使えるようにして……その先って、なんだ?
「ま、そんな難しく考えんな。今のままでも十分強えし、今回だってよくやったもんだろ。そこは素直に喜んどけ、クソガキ」
そう言いながら親父は俺の頭を乱暴に撫で回した。
……もう頭を撫でられるような歳でも見た目でもないんだが、親父にとって俺はずっと『クソガキ』のままなんだろうな。
そう理解した俺は、なんか胸の内にあったいろんな思いを息と一緒には吐き出すことにした。
そして、親父の言葉を慰めでも励ましでもなく、純粋な事実を話しているだけなんだと素直に受け止めることにした。
「……まあ、多少はあんたが言うようにそれなりに強くはなったっぽいな、俺も」
ただ、今回は仕込みをして正々堂々ではなかったが、それでも親父か褒められるくらいには俺も〝やる〟ようになったってことでいいんだよな?
「実感できたか?」
「あんたの出鱈目さのせいでカケラくらいしかねえけどな」
スキルを超えたスキルなんてもんを生み出して山を切ったやつに「お前は強い」なんて言われても信じられるわけがない。
「お前も大概出鱈目だろうが。流石にあの光景は俺も想定外だったもんだ」
「ああまあ……そこは正直俺もびっくりだ」
遠目からだったけど、あの一帯が赤く染まったのは壁の上からでもよくわかったし、《収穫》をした後に首がふよふよと浮かび上がったのも、初めて見たやつなら腰を抜かすだろう。
心なしか、親父の表情も引き攣ったようなものに見える気がするが、気のせいだろう。
しかしまあ、なんにしても、だ。
「はあ。これでようやく戦争終了か。母さんも心配してるだろうし、丁度いい。我がお父様の手駒も減っただろうし、もう一回まともに会いに行ってみるかな?」
前回はただ独立宣言しに行っただけだからな。母さん達ともまともに話すどころか顔を見ることもできなかったわけだし、一回落ち着いたら主力をなくして困ってるであろう国王を煽りに行くかな。
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