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第一章 巻き戻された世界
14.共同戦線といこうか
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「うやわぁぁぁぁっっっっとおっ!」
空中を凄まじい速さで横切ったリーネル。しかし彼女は吹っ飛ばされたままどうにか地面にトンッと手をついた。それにより不自然な姿勢から柔らかな身のこなしでなんとか体勢を整えて、
「ほいっ!」
それからリーネルは地に一瞬刀をつき、投げ飛ばされた勢いを出来るだけ軽減させる。その状態のまま彼女は衝突する壁に対し足の裏を向けると、
「りゃっ!」
そのまま衝突するかと思った刹那、膝を折り曲げ壁に掌をつき、衝撃を和らげるように太刀を突き刺しては、壁にピタリと着地する。
「さすが私!成長してる!」
「危なっかしいってのになんで笑ってんだおめえは」
「ん?」
「よっ」と壁から降り立ち、強い目で笑みを浮かべたリーネルに対し、アルトは肩をすくめながら遠目で嘆息する。
急にかけられた声の主に顔を向けたリーネル。
すると突然彼女は大きな瞳をパチパチとしては、
「ええ⁈なんで君がこっちに来てんの?そっちの牛悪鬼は?……あっ!やっぱりお姉さんの力が必要だから助け求めに来たの?全くもう、初めからそう言いなさいよ」
「違げえわ。勝手に結論づけんな。加勢に来たのは俺だっつの。」
「加勢?いやいや、なあに言ってんのよ。全く素直じゃないんだから。ちゃんと正直に言いなさい、ほら、お姉さんは聞いてあげるから」
「なんでそうなんだよ!聞く耳もってねえのはどっちだ!」
「はい!さーんはい!リーネルさん、助けてぇ!」
「うるせえ!うぜえ!こっちの話聞けや!もう俺の方は終わったっつってんだ!」
「こら!まだ危機は去ってないのよ。私の方だって結構手がかかる相手なんだから!終わったなんて虚勢張っちゃいけません!」
「ああ!もう!話進まねえ!あれ見ろ、あれ!」
「何をっ!……………………んんんー?」
アルトが言葉とともに指を差した先。
そこをリーネル怪訝そうに見つめるが、思わず「あれれ?」と顔を傾げた。
そのはずその場には首を刎ねられた牛悪鬼の死体が転がっているのが目に見えて、
「え、嘘?君が倒したの?ガチで?」
「さっきからそう言ってんだろ…。聞かなかったのはお前だ」
「………んあ⁈あぁえぇぇと、あれえぇ。ほんまかい?ほんまだね。」
「やっと分かりやがった。遅すぎんだよ」
不服げにそう言いアルトは彼女へ「ふん」と鼻を鳴らした。
反面、彼の戦果を知ったリーネルは顎に手を添えては「はえー」とポカン顔。それからアルトヘにまりと微笑を浮かべては、
「ほおほお。ほおへえ、そかそか、見た目によらず君それなりに腕あるんだね」
「はっ!んなもん俺が一番分かって……おい、見た目によらずってなんだ。どういう意味だ、女ぁ!」
「こんな小さな子があのような怪物を倒すとは、いやはやお姉さんおみそれしました。幼いのにやるねえ」
「なんでお前の中で俺の年はどんどん下がる一方なんだよ!」
アルトが厳しめの口調で抗弁するも、リーネルは「たっははー」と後ろ髪を掻きながらヘラリと笑う。
だが、そんな彼女のもとへと容赦なく猛攻が差し迫り、
「来てんぞ!」
「承知済み!」
牛悪鬼のタックルを見たアルトは声を張り上げるが、彼女は焦らずにそれを躱しきる。
しかし、リーネルのそのさまを見かねた彼はタタっと彼女の元へ寄ると、
「いちいち気い抜けた戦い方しやがって、二体一だ。さっさと倒すぞ」
「およよ?もしかしてお姉さんのことお助けしてくれ………ええっ⁈てか、君のその目ん玉何⁈なんか赤いよ⁈それになんかギョロギョロしてる!グロっ!キモい!」
「もうちょいまともな言葉選べねえのか……」
眼をまん丸くしながら驚いた表情を浮かべ、見たまんまの感想をリーネルはそのまま言葉にした。どうやら彼女は思ったことを口にしてしまう、そんな性格のようだ。
けれどもリーネルの驚嘆も仕方ないというものであり、今アルトの左眼は普通の人の目玉とは少し変わった見た目になっていた。
赫耀と紅く光る眼を開かせ、上下に尖った瞳孔を浮かばせている。傍目から見たら誰であっても異様だと言ってしまうような状態だ。
「えぇ。何その眼。生まれつき?」
「生まれた時からこんな眼してねえよ。なんか今日眠りから覚めたらこうなってただけだ」
「だいぶ衝撃的じゃん⁈」
「どへえ!」と面食らった表情でリーネルは驚き声を張り上げた。
その様子を見て、相変わらず表情豊かな女性だとアルトは呆れて嘆息。それから牛悪鬼の方に目をやりながら、彼女に手の甲を向けひらひらと振ると、
「今はいいから、とりあえず今は牛悪鬼だろ。」
「助太刀してくれるのは嬉しいけども、いやぁでも、平気なの?君。どっか支障とかないの?」
「無えな。負傷してるって言うならお前の方がそうじゃねえの。」
「うあ?およよ?その言葉はお姉さんを心配してくれたということかい?」
「お前が覚束ねえ様を見せっから、見てられなくなっただけだ。」
プイっと顔を背け、アルトは素っ気無くそう答える。
そんな彼に向かってリーネルはにやけながら上目で顔を伺うと、
「ふふん。素直じゃないね、君。名前なんて言うの?」
笑みを浮かべながらジト目でそう問いを投げるリーネル。
彼はそんな彼女の目線に合わせず、少し瞳を地面に落とした。それから肩をすくめつつ「はあ…」と嘆息して、
「……アルト。家名は……一応あるっちゃあるが今はいい。アルトって呼べばそれでいい。」
「そ、アルトね。よし覚えた。それじゃあ私も自己紹介!知ってるかもだけど名前はリーネルよ。呼び方としてはリーネルさん。リーネルお姉さん。リーネルお姉ちゃんでも可。そんな感じの呼び方を要求!」
「おい、リーネル野郎。一つ聞きてえ」
「リーネル野郎⁈」
「奴はでけえが何か他のと違いはあんのか?」
「ねえ!リーネル野郎って何⁈その呼ばれ方は予想外だよ⁈」
リーネルの要求に聞く耳持たず、アルトは前に佇む巨躯の牛悪鬼を注視する。印象としては、ただ大きい、腕も角も胸囲も段違いに大きい個体だ。今までアルトが対峙した牛悪鬼も人間と比べたらそれは大柄な身体つきだったが、今前にいるこいつはそれらと比べても段違いにでかい体躯の持ち主だ。
「……むう」
一方、アルトから自分の要求をガン無視されたリーネルは「何よ、乙女に向かって野郎とは何よ」などとぶつぶつ文句をこぼしていた。
太刀をツンツンと地面につついては軽く口を尖らしている始末。
「……」
そんな彼女のふてくされた様子を見かねたアルトは「たくっ…」とため息をつくと、
「分かった、分かった、野郎はつけねえ。不満垂れるのはあいつ倒してからにしろよ、リーネル」
「むう、それでも呼び捨て。…まあ別にそれでもいいけど、」
アルトの妥協案に対し釈然としない様子を見せるもとりあえずリーネルは許諾する。
それから彼女はニッと笑みを浮かべ、アルトヘ眼差しを向けると、
「…………よし!ほんじゃ、ちょいと共同戦線といこうか。アルト!」
「へいへい、了解」
「ちなみにリーネルお姉さんって呼ぶのはー?無い?」
「絶対に嫌だ」
完全拒否のアルトの断りにリーネルはブヘえと不満そうに口をへの字に曲げた。
そんな彼女の様子などいざ知らず、アルトは地を勢いよく蹴り前の牛悪鬼へ特攻する。
「グルアァァッ!」
「さて、どう倒すか」
走りながらアルトは考えを巡らす。短刀を握りしめながら彼はそこに意識を持っていった。
左眼の力を駆使するのは一つの手だ。そこにはまだ熱い感覚はあり、瞳を閉じれば熱が蔓延っている感触を感じることができる。
けれども少しばかり懸念することがあって、
「多分、今は……」
無理だと、内心で一言アルトはそうぼやいた。
その胸中の真意とはもちろんこの左眼についてのことだ。
紅く光るこの眼は牛悪鬼を倒すことができたがそれは力が顕現していたからである。
怒りに満ちた感覚が、殺意に覆われた感触が左眼にあったから出来たこと。
しかし、
「………ちっ」
眉をしかめながらアルトは軽く舌打ちを鳴らす。
つまるところ、今はその左眼の力が発揮されないということにアルトは気づいていた。
なぜなら、さっき牛悪鬼を倒した時ほど眼が怒っていないということがこの左眼から感じられたために。
空中を凄まじい速さで横切ったリーネル。しかし彼女は吹っ飛ばされたままどうにか地面にトンッと手をついた。それにより不自然な姿勢から柔らかな身のこなしでなんとか体勢を整えて、
「ほいっ!」
それからリーネルは地に一瞬刀をつき、投げ飛ばされた勢いを出来るだけ軽減させる。その状態のまま彼女は衝突する壁に対し足の裏を向けると、
「りゃっ!」
そのまま衝突するかと思った刹那、膝を折り曲げ壁に掌をつき、衝撃を和らげるように太刀を突き刺しては、壁にピタリと着地する。
「さすが私!成長してる!」
「危なっかしいってのになんで笑ってんだおめえは」
「ん?」
「よっ」と壁から降り立ち、強い目で笑みを浮かべたリーネルに対し、アルトは肩をすくめながら遠目で嘆息する。
急にかけられた声の主に顔を向けたリーネル。
すると突然彼女は大きな瞳をパチパチとしては、
「ええ⁈なんで君がこっちに来てんの?そっちの牛悪鬼は?……あっ!やっぱりお姉さんの力が必要だから助け求めに来たの?全くもう、初めからそう言いなさいよ」
「違げえわ。勝手に結論づけんな。加勢に来たのは俺だっつの。」
「加勢?いやいや、なあに言ってんのよ。全く素直じゃないんだから。ちゃんと正直に言いなさい、ほら、お姉さんは聞いてあげるから」
「なんでそうなんだよ!聞く耳もってねえのはどっちだ!」
「はい!さーんはい!リーネルさん、助けてぇ!」
「うるせえ!うぜえ!こっちの話聞けや!もう俺の方は終わったっつってんだ!」
「こら!まだ危機は去ってないのよ。私の方だって結構手がかかる相手なんだから!終わったなんて虚勢張っちゃいけません!」
「ああ!もう!話進まねえ!あれ見ろ、あれ!」
「何をっ!……………………んんんー?」
アルトが言葉とともに指を差した先。
そこをリーネル怪訝そうに見つめるが、思わず「あれれ?」と顔を傾げた。
そのはずその場には首を刎ねられた牛悪鬼の死体が転がっているのが目に見えて、
「え、嘘?君が倒したの?ガチで?」
「さっきからそう言ってんだろ…。聞かなかったのはお前だ」
「………んあ⁈あぁえぇぇと、あれえぇ。ほんまかい?ほんまだね。」
「やっと分かりやがった。遅すぎんだよ」
不服げにそう言いアルトは彼女へ「ふん」と鼻を鳴らした。
反面、彼の戦果を知ったリーネルは顎に手を添えては「はえー」とポカン顔。それからアルトヘにまりと微笑を浮かべては、
「ほおほお。ほおへえ、そかそか、見た目によらず君それなりに腕あるんだね」
「はっ!んなもん俺が一番分かって……おい、見た目によらずってなんだ。どういう意味だ、女ぁ!」
「こんな小さな子があのような怪物を倒すとは、いやはやお姉さんおみそれしました。幼いのにやるねえ」
「なんでお前の中で俺の年はどんどん下がる一方なんだよ!」
アルトが厳しめの口調で抗弁するも、リーネルは「たっははー」と後ろ髪を掻きながらヘラリと笑う。
だが、そんな彼女のもとへと容赦なく猛攻が差し迫り、
「来てんぞ!」
「承知済み!」
牛悪鬼のタックルを見たアルトは声を張り上げるが、彼女は焦らずにそれを躱しきる。
しかし、リーネルのそのさまを見かねた彼はタタっと彼女の元へ寄ると、
「いちいち気い抜けた戦い方しやがって、二体一だ。さっさと倒すぞ」
「およよ?もしかしてお姉さんのことお助けしてくれ………ええっ⁈てか、君のその目ん玉何⁈なんか赤いよ⁈それになんかギョロギョロしてる!グロっ!キモい!」
「もうちょいまともな言葉選べねえのか……」
眼をまん丸くしながら驚いた表情を浮かべ、見たまんまの感想をリーネルはそのまま言葉にした。どうやら彼女は思ったことを口にしてしまう、そんな性格のようだ。
けれどもリーネルの驚嘆も仕方ないというものであり、今アルトの左眼は普通の人の目玉とは少し変わった見た目になっていた。
赫耀と紅く光る眼を開かせ、上下に尖った瞳孔を浮かばせている。傍目から見たら誰であっても異様だと言ってしまうような状態だ。
「えぇ。何その眼。生まれつき?」
「生まれた時からこんな眼してねえよ。なんか今日眠りから覚めたらこうなってただけだ」
「だいぶ衝撃的じゃん⁈」
「どへえ!」と面食らった表情でリーネルは驚き声を張り上げた。
その様子を見て、相変わらず表情豊かな女性だとアルトは呆れて嘆息。それから牛悪鬼の方に目をやりながら、彼女に手の甲を向けひらひらと振ると、
「今はいいから、とりあえず今は牛悪鬼だろ。」
「助太刀してくれるのは嬉しいけども、いやぁでも、平気なの?君。どっか支障とかないの?」
「無えな。負傷してるって言うならお前の方がそうじゃねえの。」
「うあ?およよ?その言葉はお姉さんを心配してくれたということかい?」
「お前が覚束ねえ様を見せっから、見てられなくなっただけだ。」
プイっと顔を背け、アルトは素っ気無くそう答える。
そんな彼に向かってリーネルはにやけながら上目で顔を伺うと、
「ふふん。素直じゃないね、君。名前なんて言うの?」
笑みを浮かべながらジト目でそう問いを投げるリーネル。
彼はそんな彼女の目線に合わせず、少し瞳を地面に落とした。それから肩をすくめつつ「はあ…」と嘆息して、
「……アルト。家名は……一応あるっちゃあるが今はいい。アルトって呼べばそれでいい。」
「そ、アルトね。よし覚えた。それじゃあ私も自己紹介!知ってるかもだけど名前はリーネルよ。呼び方としてはリーネルさん。リーネルお姉さん。リーネルお姉ちゃんでも可。そんな感じの呼び方を要求!」
「おい、リーネル野郎。一つ聞きてえ」
「リーネル野郎⁈」
「奴はでけえが何か他のと違いはあんのか?」
「ねえ!リーネル野郎って何⁈その呼ばれ方は予想外だよ⁈」
リーネルの要求に聞く耳持たず、アルトは前に佇む巨躯の牛悪鬼を注視する。印象としては、ただ大きい、腕も角も胸囲も段違いに大きい個体だ。今までアルトが対峙した牛悪鬼も人間と比べたらそれは大柄な身体つきだったが、今前にいるこいつはそれらと比べても段違いにでかい体躯の持ち主だ。
「……むう」
一方、アルトから自分の要求をガン無視されたリーネルは「何よ、乙女に向かって野郎とは何よ」などとぶつぶつ文句をこぼしていた。
太刀をツンツンと地面につついては軽く口を尖らしている始末。
「……」
そんな彼女のふてくされた様子を見かねたアルトは「たくっ…」とため息をつくと、
「分かった、分かった、野郎はつけねえ。不満垂れるのはあいつ倒してからにしろよ、リーネル」
「むう、それでも呼び捨て。…まあ別にそれでもいいけど、」
アルトの妥協案に対し釈然としない様子を見せるもとりあえずリーネルは許諾する。
それから彼女はニッと笑みを浮かべ、アルトヘ眼差しを向けると、
「…………よし!ほんじゃ、ちょいと共同戦線といこうか。アルト!」
「へいへい、了解」
「ちなみにリーネルお姉さんって呼ぶのはー?無い?」
「絶対に嫌だ」
完全拒否のアルトの断りにリーネルはブヘえと不満そうに口をへの字に曲げた。
そんな彼女の様子などいざ知らず、アルトは地を勢いよく蹴り前の牛悪鬼へ特攻する。
「グルアァァッ!」
「さて、どう倒すか」
走りながらアルトは考えを巡らす。短刀を握りしめながら彼はそこに意識を持っていった。
左眼の力を駆使するのは一つの手だ。そこにはまだ熱い感覚はあり、瞳を閉じれば熱が蔓延っている感触を感じることができる。
けれども少しばかり懸念することがあって、
「多分、今は……」
無理だと、内心で一言アルトはそうぼやいた。
その胸中の真意とはもちろんこの左眼についてのことだ。
紅く光るこの眼は牛悪鬼を倒すことができたがそれは力が顕現していたからである。
怒りに満ちた感覚が、殺意に覆われた感触が左眼にあったから出来たこと。
しかし、
「………ちっ」
眉をしかめながらアルトは軽く舌打ちを鳴らす。
つまるところ、今はその左眼の力が発揮されないということにアルトは気づいていた。
なぜなら、さっき牛悪鬼を倒した時ほど眼が怒っていないということがこの左眼から感じられたために。
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