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IX 奪われた物
18歳の誕生日、及び誕生日パーティーまで残り2週間。大切な日を控えているからか、今日からレッスン内容が大幅に変わり、社交ダンスとコミュニケーションのレッスンが1日に多く組み込まれる様になった。
1日に苦手な事ばかりしていると気が滅入ってしまう。
そんな気分を少しでも晴らそうと、寝室の窓際にアームソファを置き、風に当たりながらお気に入りの本を読んでいた。
だが私の頭の中に根強く残るのは、使用人達が話していたキース様の噂、父の仕事部屋の絵画、そしてメアリーのサファイアのピアス。それらが支配するように頭を回る所為で、息抜きの読書にすらまともに集中が出来ない。
溜息を吐き、ぱたりと本を閉じた。
開いた窓から流れ込む暖かな風が、ふわりと髪を揺らす。
あの絵画に描かれていた女性は、確かに私だった。画家に絵を描いて貰ったのは事実であり、当時の記憶も朧げではあるがしっかりと残っている。
だがどうして、瞳の色だけが違ったのか。光の加減などで、その時の画家には私の瞳がグリーンに見えていたのだろうか。だとしても、その絵画を指摘する者は誰一人と居なかった。
再び溜息を吐き、ソファから腰を上げる。本をソファに置き、足を向けた先はベッドの隣のナイトテーブル。
メアリーから貰った絵は、毎晩見る事が出来る様にナイトテーブルの上に飾っていた。ベッドに腰かけ、テーブルに手を伸ばす。
「……」
だが、その手はナイトテーブルに届く前に止まった。
――メアリーから貰った、あの絵が無い。
今朝までは、確かに此処に飾っていた筈だ。
勢いよくベッドから立ち上がり、床に膝を付いてナイトテーブルの引き出しを乱暴に全て開く。どの引き出しにもあの絵は入っていない。
今度は身体を倒し、床に頬を付けベッドの下を覗き込んでみる。こんな姿、両親に見つかれば「はしたない」と叱られてしまう事間違いない。だが今はそれよりも、彼女から貰った絵が消えてしまった事の方が重要だった。
床を這い、ベッドの下やテーブルの下を隅々まで探す。だがどれだけ探しても、絵は見つからない。
身体を起こし、沸き上がる不安に震える息を吐いた。
ドレスの裾が捲れるのも気に留めず素早く立ち上がり、寝室を飛び出す。
私の部屋に無断で入れるのは、両親と限られた使用人。だが使用人が入るのはベッドメイキングと掃除の時のみ。彼らが私の私物に無断で触れ、持ち出すなんて考えられない。となると、両親のどちらかだ。
きつく締めたコルセットが苦しく、思う様に呼吸が出来ない。走る度に酸素欠乏の所為か肺がズキズキと痛む。だがそれでも、足を止めずに廊下を駆ける。
辿り着いたのは、普段家族が集まる居間。
今にもその場に倒れてしまいそうな息切れと眩暈の中、最初に目に入ったのはブラウンのテーブルを囲む様に置かれたアームソファの1つに、腰掛け読書をする母の姿。母の視線は本に落ちたままで、息を切らせて居間に駆け込んできた私に見向きもしない。まるで、私が此処に来る事を“知っていた”かの様だ。
そして次に視界に捉えたのは、暖炉の前に立ち尽くす父の姿。父の手に持たれているのは、私が探していた小さな額縁。
沸き上がる嫌な予感に、「……お父様」と息も絶え絶えその横顔に声を掛ける。
「随分と下手な絵だな。誰が描いた物だ」
静かな部屋に響く、父の低い声。
何故だか素直にメアリーが描いた物だと言えず、えっとそれは、などと曖昧に言い淀む。
「1シリングの価値すら無い様に見えるが…、これを描いた画家に幾ら払った?貧しい画家に集られて、お恵みでもしたのか?」
「……そんな、それは…違うの…お金なんて……そうじゃなくて……私の、大切な……」
整わない呼吸に、纏まらない言葉。それでも、無理矢理言葉を紡ぐ。
「…お願い、お父様…それを、返して頂戴」
「絵を描かせたいなら、優秀な画家を雇おう」
「…違う、そうじゃ、なくて」
父がゆらりと顔を上げ、此方に視線を向ける。
「何が違うんだ。こんな物、お前に必要ないだろう」
「…だめ、だめよ。必要なの、大切な物なの」
「おかしいな、エル。お前は遂に階級の低い人間に絆されてしまったのか?」
「…違っ――」
父の、額縁を持った手が僅かに動く。
「――待って!」
無慈悲にも、残酷にも、冷酷にも。この状況を例えるならどの言葉が一番適切だろうか。
父の手によって暖炉の火の中に吸い込まれていく額縁は、一瞬ぱちぱちと火花を散らしただけで無残にも跡形もなく消え去った。
見事的中した予感に、絶望だけが残りぺたりとその場に座り込む。
『18歳のお誕生日、おめでとうございます』
『ご迷惑は承知の上ですが、私からのささやかな贈り物でございます』
『庭園にいらっしゃる時のお嬢様が大変お美しかったので』
メアリーの言葉が、走馬灯の様に脳内を駆け巡る。
何度彼女の間に壁を感じたとしても、最後には彼女は必ず私に笑ってくれた。私を想ってくれていた。
だからこそ、あの絵だけは婚姻しても絶対に肌身離さず持っていたいと思っていた。彼女を感じられる、唯一の物だから。
ふと遠目に見えた、原形を留めていない程に壊された時計。
少し前に、私の寝室から時計が無くなった事があった。その後直ぐに新しい時計を設置された為特別気に留めていなかったが、あれは確かに私の寝室に設置されていた物だ。
「……お父様…それ…」
アイビーを象った、ゴールドフレームの時計。秒針にはアイビーと同じグリーンの宝石が埋め込まれていて、美しく愛らしい時計だと気に入っていた。
「あぁ、これか」
私が時計を指している事に気付いた父が、まるで汚れ物に触れる様な手付きで壊れた時計を持ち上げた。その拍子に、バラバラと歯車や秒針などの部品が零れ散らばる。
「これは、モーリスが買った物だったんだよ」
「……モーリスが…?」
「あぁそうだ。私に許可無く、彼の独断でね」
記憶を巡らせ、その時計が設置された時の事を思い返す。
確かに、父の言う通り私の寝室のその時計を設置したのはモーリスだった。だが彼は、「旦那様から設置しておくように命じられた」と言っていた筈だ。
「全く、使用人の分際で私の娘に趣味の悪い時計をプレゼントするなんて。もっと早く、気付くべきだったよ」
「…そ、そん…な…」
「あぁ、心配しなくともお前の寝室には新しい時計を設置しておいた。文字板にロベリアの花が描かれていただろう。お前が喜ぶと思って、有名な画家にわざわざ描かせた物なんだよ」
「……」
父の言葉に、それ以上の言葉が出て来ない。
父は何故、此処まで使用人を目の敵にするのか。勿論他の屋敷でも、使用人に当たりが強い貴族は多い。だが、父の“其れ”は度を越えている。
――もしや、父が目の敵にしているのは“使用人”では無いのではないか?
ふと思い浮かんだ思考に、背に冷汗が伝う。
「美しい花だろう?可愛いエルに良く似合う花だと思うんだが、お前は気に入ってくれなかったのかい?」
「……い、いえ…」
酷く、声が震える。足も、手も、身体も、恐怖で震えが止まらない。
感情を、心を、殺す事も覚えた筈なのに。何故、何故こう大事な場面で、それが上手くできないのだろうか。
キース様の噂も不安要素の1つだが、ある意味、早く婚約が決まって良かったのかもしれない。
こんな父の元で生きる位なら、例え愛が無かったとしても別の家にさっさと嫁いでしまった方が余程マシだと思えた。
「――エル」
ソファの方から聞こえた母の落ち着いた声に、ほんの一瞬思考が其方へ向く。
一連の流れを見ていた母なら、父の行動を責める事は出来なくとも私に同情の1つ位してくれるのではないか。心の奥にまだ僅かに残った期待に、母の方へ顔を向けた。
「女性が床に膝を突くなんてはしたないわ。それに、これは貴女のためを思っての事なのよ」
だがその期待は、案の定と言うべきか、無残にも打ち砕かれる。
「エル、ほら立って」
ぱたりと本を閉じた母が、ソファから腰を上げた。そして私の傍まで歩を進め、私の腕を掴み引き上げる。
だが、酷い絶望感からか足に力が入らず、その場に立ち上がる事が出来ない。床の一点を見つめたまま、母の手を振り払う様に手を引いた。
「エル」
再度名前を呼ばれ、徐に母が私の顔に手を伸ばした。そして強い力で私の顎を掬い取り、視線を交わらせながらもう一度、「エル」と名前を呼ぶ。
「エインズワース家に相応しい、聡明な娘。それが、貴女でしょう?」
顔に影のかかった母の顔。私に重圧を与える様なその声と言葉は、私を深い絶望へと追いやった。
「貴女はもうじき、スタインフェルド家に嫁ぐのよ。それがどういう事か、貴女なら分かるわよね」
にこりと、母が優しく笑う。
“もうそれ以上口を開くな”
それが、母の言葉に隠された本当の意味だという事を悟るのは然程難しい事では無かった。
此処で母の手を振り払ったとしたら。父に暴言を吐いたとしたら。両親に、反抗をしたとしたら。
2人はどんな顔をするだろうか。どんな言葉を放つだろうか。
行動に移す事が出来ない私には、それを想像する事は出来なかった。
1日に苦手な事ばかりしていると気が滅入ってしまう。
そんな気分を少しでも晴らそうと、寝室の窓際にアームソファを置き、風に当たりながらお気に入りの本を読んでいた。
だが私の頭の中に根強く残るのは、使用人達が話していたキース様の噂、父の仕事部屋の絵画、そしてメアリーのサファイアのピアス。それらが支配するように頭を回る所為で、息抜きの読書にすらまともに集中が出来ない。
溜息を吐き、ぱたりと本を閉じた。
開いた窓から流れ込む暖かな風が、ふわりと髪を揺らす。
あの絵画に描かれていた女性は、確かに私だった。画家に絵を描いて貰ったのは事実であり、当時の記憶も朧げではあるがしっかりと残っている。
だがどうして、瞳の色だけが違ったのか。光の加減などで、その時の画家には私の瞳がグリーンに見えていたのだろうか。だとしても、その絵画を指摘する者は誰一人と居なかった。
再び溜息を吐き、ソファから腰を上げる。本をソファに置き、足を向けた先はベッドの隣のナイトテーブル。
メアリーから貰った絵は、毎晩見る事が出来る様にナイトテーブルの上に飾っていた。ベッドに腰かけ、テーブルに手を伸ばす。
「……」
だが、その手はナイトテーブルに届く前に止まった。
――メアリーから貰った、あの絵が無い。
今朝までは、確かに此処に飾っていた筈だ。
勢いよくベッドから立ち上がり、床に膝を付いてナイトテーブルの引き出しを乱暴に全て開く。どの引き出しにもあの絵は入っていない。
今度は身体を倒し、床に頬を付けベッドの下を覗き込んでみる。こんな姿、両親に見つかれば「はしたない」と叱られてしまう事間違いない。だが今はそれよりも、彼女から貰った絵が消えてしまった事の方が重要だった。
床を這い、ベッドの下やテーブルの下を隅々まで探す。だがどれだけ探しても、絵は見つからない。
身体を起こし、沸き上がる不安に震える息を吐いた。
ドレスの裾が捲れるのも気に留めず素早く立ち上がり、寝室を飛び出す。
私の部屋に無断で入れるのは、両親と限られた使用人。だが使用人が入るのはベッドメイキングと掃除の時のみ。彼らが私の私物に無断で触れ、持ち出すなんて考えられない。となると、両親のどちらかだ。
きつく締めたコルセットが苦しく、思う様に呼吸が出来ない。走る度に酸素欠乏の所為か肺がズキズキと痛む。だがそれでも、足を止めずに廊下を駆ける。
辿り着いたのは、普段家族が集まる居間。
今にもその場に倒れてしまいそうな息切れと眩暈の中、最初に目に入ったのはブラウンのテーブルを囲む様に置かれたアームソファの1つに、腰掛け読書をする母の姿。母の視線は本に落ちたままで、息を切らせて居間に駆け込んできた私に見向きもしない。まるで、私が此処に来る事を“知っていた”かの様だ。
そして次に視界に捉えたのは、暖炉の前に立ち尽くす父の姿。父の手に持たれているのは、私が探していた小さな額縁。
沸き上がる嫌な予感に、「……お父様」と息も絶え絶えその横顔に声を掛ける。
「随分と下手な絵だな。誰が描いた物だ」
静かな部屋に響く、父の低い声。
何故だか素直にメアリーが描いた物だと言えず、えっとそれは、などと曖昧に言い淀む。
「1シリングの価値すら無い様に見えるが…、これを描いた画家に幾ら払った?貧しい画家に集られて、お恵みでもしたのか?」
「……そんな、それは…違うの…お金なんて……そうじゃなくて……私の、大切な……」
整わない呼吸に、纏まらない言葉。それでも、無理矢理言葉を紡ぐ。
「…お願い、お父様…それを、返して頂戴」
「絵を描かせたいなら、優秀な画家を雇おう」
「…違う、そうじゃ、なくて」
父がゆらりと顔を上げ、此方に視線を向ける。
「何が違うんだ。こんな物、お前に必要ないだろう」
「…だめ、だめよ。必要なの、大切な物なの」
「おかしいな、エル。お前は遂に階級の低い人間に絆されてしまったのか?」
「…違っ――」
父の、額縁を持った手が僅かに動く。
「――待って!」
無慈悲にも、残酷にも、冷酷にも。この状況を例えるならどの言葉が一番適切だろうか。
父の手によって暖炉の火の中に吸い込まれていく額縁は、一瞬ぱちぱちと火花を散らしただけで無残にも跡形もなく消え去った。
見事的中した予感に、絶望だけが残りぺたりとその場に座り込む。
『18歳のお誕生日、おめでとうございます』
『ご迷惑は承知の上ですが、私からのささやかな贈り物でございます』
『庭園にいらっしゃる時のお嬢様が大変お美しかったので』
メアリーの言葉が、走馬灯の様に脳内を駆け巡る。
何度彼女の間に壁を感じたとしても、最後には彼女は必ず私に笑ってくれた。私を想ってくれていた。
だからこそ、あの絵だけは婚姻しても絶対に肌身離さず持っていたいと思っていた。彼女を感じられる、唯一の物だから。
ふと遠目に見えた、原形を留めていない程に壊された時計。
少し前に、私の寝室から時計が無くなった事があった。その後直ぐに新しい時計を設置された為特別気に留めていなかったが、あれは確かに私の寝室に設置されていた物だ。
「……お父様…それ…」
アイビーを象った、ゴールドフレームの時計。秒針にはアイビーと同じグリーンの宝石が埋め込まれていて、美しく愛らしい時計だと気に入っていた。
「あぁ、これか」
私が時計を指している事に気付いた父が、まるで汚れ物に触れる様な手付きで壊れた時計を持ち上げた。その拍子に、バラバラと歯車や秒針などの部品が零れ散らばる。
「これは、モーリスが買った物だったんだよ」
「……モーリスが…?」
「あぁそうだ。私に許可無く、彼の独断でね」
記憶を巡らせ、その時計が設置された時の事を思い返す。
確かに、父の言う通り私の寝室のその時計を設置したのはモーリスだった。だが彼は、「旦那様から設置しておくように命じられた」と言っていた筈だ。
「全く、使用人の分際で私の娘に趣味の悪い時計をプレゼントするなんて。もっと早く、気付くべきだったよ」
「…そ、そん…な…」
「あぁ、心配しなくともお前の寝室には新しい時計を設置しておいた。文字板にロベリアの花が描かれていただろう。お前が喜ぶと思って、有名な画家にわざわざ描かせた物なんだよ」
「……」
父の言葉に、それ以上の言葉が出て来ない。
父は何故、此処まで使用人を目の敵にするのか。勿論他の屋敷でも、使用人に当たりが強い貴族は多い。だが、父の“其れ”は度を越えている。
――もしや、父が目の敵にしているのは“使用人”では無いのではないか?
ふと思い浮かんだ思考に、背に冷汗が伝う。
「美しい花だろう?可愛いエルに良く似合う花だと思うんだが、お前は気に入ってくれなかったのかい?」
「……い、いえ…」
酷く、声が震える。足も、手も、身体も、恐怖で震えが止まらない。
感情を、心を、殺す事も覚えた筈なのに。何故、何故こう大事な場面で、それが上手くできないのだろうか。
キース様の噂も不安要素の1つだが、ある意味、早く婚約が決まって良かったのかもしれない。
こんな父の元で生きる位なら、例え愛が無かったとしても別の家にさっさと嫁いでしまった方が余程マシだと思えた。
「――エル」
ソファの方から聞こえた母の落ち着いた声に、ほんの一瞬思考が其方へ向く。
一連の流れを見ていた母なら、父の行動を責める事は出来なくとも私に同情の1つ位してくれるのではないか。心の奥にまだ僅かに残った期待に、母の方へ顔を向けた。
「女性が床に膝を突くなんてはしたないわ。それに、これは貴女のためを思っての事なのよ」
だがその期待は、案の定と言うべきか、無残にも打ち砕かれる。
「エル、ほら立って」
ぱたりと本を閉じた母が、ソファから腰を上げた。そして私の傍まで歩を進め、私の腕を掴み引き上げる。
だが、酷い絶望感からか足に力が入らず、その場に立ち上がる事が出来ない。床の一点を見つめたまま、母の手を振り払う様に手を引いた。
「エル」
再度名前を呼ばれ、徐に母が私の顔に手を伸ばした。そして強い力で私の顎を掬い取り、視線を交わらせながらもう一度、「エル」と名前を呼ぶ。
「エインズワース家に相応しい、聡明な娘。それが、貴女でしょう?」
顔に影のかかった母の顔。私に重圧を与える様なその声と言葉は、私を深い絶望へと追いやった。
「貴女はもうじき、スタインフェルド家に嫁ぐのよ。それがどういう事か、貴女なら分かるわよね」
にこりと、母が優しく笑う。
“もうそれ以上口を開くな”
それが、母の言葉に隠された本当の意味だという事を悟るのは然程難しい事では無かった。
此処で母の手を振り払ったとしたら。父に暴言を吐いたとしたら。両親に、反抗をしたとしたら。
2人はどんな顔をするだろうか。どんな言葉を放つだろうか。
行動に移す事が出来ない私には、それを想像する事は出来なかった。
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