枕営業から逃げたら江戸にいました。陰間茶屋でナンバー1目指します。

カミヤルイ

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陰間道中膝栗毛!?

咲華 牡丹 参 ❁✿✾ ✾✿❁︎

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 あざみの手が俺の太もものあいだをまさぐり、他の二人は胸をこね回し始めた。

 音を立てるほどに強く両方の胸を吸われ、下のは扱かれる。でも、それをいくら続けられても、俺の身体は反応しなかった。

 当たり前だ。怒りと不快しかない。

  「なんだい、全く反応しないじゃないか」
 俺に跨っていたあざみがつまらなさそうに言い、仕方ないね、と足を抑えていた陰間を顎で指示する。

  「夕顔、舐めておやりよ。アンタの口技は評判いいからね」

  「ああ、ホントなら金を払って欲しいけど、ここは仕方ないね。まさかこんなに反応しないおのこ子こどもじゃあね」

 二人が入れ替わろうとしたその一瞬、隙が見えた。足を振り上げ、反動を利用して胸側の二人を振り落として上体を上げる。

  「させるわけないだろ、この卑怯者達!」
 手拭いを口から引っ張り出して怒りをぶつける。

 四人は再び俺を抑えにかかった。これじゃあ俺一人の力ではとうてい払えない。とにかく暴れて声を出すしかない。
  
  「やめ…………!」
  「煩いよ! なにやってんだい!」
 俺が怒鳴るのと同時に、小花部屋の襖が開き、牡丹さんが険しい顔で入ってきた。

 牡丹さん……! 助かった……。来てくれた……。

  「牡丹さ……」
  「四人で一人もままならないのかい? こんなに物音を立てて、旦那達に聞こえたらどうするんだい。あんた達、役立たずだねぇ」
 俺が牡丹さんに手を伸ばす前に、牡丹さんは小花四人を睨んで吐き捨てた。

 は……? 今、なんて?
  「牡丹さん……?」

 足がガクガクと震えだす。
 まさか、まさか。

  「百合、どうして言うことを聞かないのさ。これで皆がお前をこれで認めてやろうって言ってるんじゃないか。お前みたいな下積みもない苦労もない奴は使えないんだよ。だからわざわざ教えてやってるんだろう……大人しくしてな!」

 鋭い平手が頬に当たり、バチン、と言う音が耳に大きく響いた。それから髪を鷲掴みにされ、口の中になにかを入れられ、牡丹さんの口で塞がれる。

 ゴクン、と唾液と共に喉に下がってきた固形のもの。
  「なに……?」

 牡丹さんが黒幕だったことに既にパニック状態の俺は、飲み込んだなにかの苦味にさえ戸惑い、その場にへたり込んでしまった。

  「百合、だんだん気持ち良くなるよ。これも覚えておいで。今飲んだのはたけり丸っていう媚薬だよ」
 そう言ってまた俺の唇を塞ぎ、舌を絡める。

  「ん……んん、や……」
 牡丹さんの体を離そうと抵抗するも、あっと言う間に、再び小花の四人に手足を捕らわれていた。


 ***


  「ほうら、これも使ってあげようね。これは女悦丸と言って、本当は女に使うんだけど充分効果があるんだ。たくさん塗ってあげよう」
 牡丹は四肢を固定された俺の両脇に膝をついて跨っている。その手にある蜜蝋で覆われたカプセルのような小さな薬は、押し潰すと中から液体が出てきて、牡丹はそれを、俺の敏感な部分に塗りたくった。

  「やめてくれ……」
 得体の知れない液体が体にべっとりと張りつき、不快と恐怖で体が強張る。だけど、徐々に塗られた部分が痒くなり、まず胸の先が赤く熟れたように尖った。

 いやだ、これ……痒い……ジンジンする。下まで同じようになってきて、熱い……!
  「や、やだ。拭いて……」
 全身に効いてくるのか、さっき飲まされた薬のせいなのか、体全体が火照り、鼓動が早くなってくる。
 ドクンドクンと脈打つ音が煩いくらいに脳内に響き、その音に反応するかのように、塗られた部分がびくびくと攣縮した。

  「始まり、始まり」
 牡丹がくくく、と笑って俺のものを握ると、小花達は胸を刺激し始める。

  「や…………あっ、ああっ、ふっ……」
 声を出さないとおかしくなりそうだ。
 尖りを歯で遊ばれ、その周りを摘んだり回し撫でされる。さっきまでは不快でしかなかった行為が、何十倍もの快感として身体を侵襲する。

 そして、牡丹の手は的確に俺が感じる部分を弄んだ。 
「はあ、あ……やだ……いや……先、ひねらないでっ。あッ、んッ、ゆび、絡ませたらっ……ああー……!!」
 ただでさえ、赤く腫れ上がり皮膚がはちきれそうになっているそこは、意識とは無関係に手淫に翻弄された。
 白濁が太ももと腹を濡らす。

  「ふふ、たくさん出たね。お利口だよ。ほら、下の口も痒いだろう? しっかり可愛がってあげようね」
 牡丹が俺の放った白濁を菊座に塗りつける。

  「ほうら、もうトロトロじゃないか。こんなに腫れて、可愛い花が開いてる」 

 触れられて攣縮したあと、指が三本、一度に入ったのがわかった。なのにちっとも痛くない。それどころか俺の菊座は牡丹の指を食い締めている。

 だって、かゆいんだ。はやくそれとってほしい。ぐちゅぐちゅかきまぜられたら、すごくきもちいい……。
  「は……ンん、もっと、もっとさわって……! おくまで……はやく……ぐちゅっとして……あぁ……ん……」

 ──いったいなにを口走っているんだろう。でも、もうなんでもいいや。痒いの取ってもらって、早く楽になりたいんだ。

  「いい子だね。百合。すぐ悦くしてあげるよ。ほら、夕顔」
  牡丹がどき、代わりに夕顔が俺を跨いだ。

 夕顔が浴衣の合わせをめくり、下帯から雄のかたちを覗かせた。

  「……え……?」

 それを俺の目の前で何度かこすり、太い茎に変えていく。

 まさか……。
  
 ぼんやりしている頭の遠い所で、残っていたわずかな意識が振動する。けれど体は思うように動かない。再び中をかき混ぜられながら、夕顔の準備が仕上がってくるのを横目で見ているだけ。

  「……あっ!」
 四人がかりで体をうつ伏せに変えられ、腰を高く持ち上げられる。
 牡丹は情けない姿の俺を見下ろして妖艶なまでに微笑んだ。

  「や、やだ……やめて……」
 嫌だ。こんなの、絶対に……!

  「やめてくれー……!!」
    
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