114 / 149
永遠の約束
再会
しおりを挟む
桜が散り切る前には退院が間に合い、タクシーの車窓から隅田川沿いの桜を楽しんだ。
江戸での三年と少しの日々が夢ではなかったとしても、あの時代からは三百年近くが過ぎ、戦争や震災なんかで桜は植え替えをされているのかもしれない。同じ桜ではないとは思っても、ここを通ると胸に切なさが押し寄せた。
──夢だったのか現実だったのかは、楓に会えばわかることだ……。
俺が今、退院した病院から直接向かっているのはフラワーアップエージェンシーだ。
今日からはフラワーアップの世話になり、衣食住の世話までしてくれると言うのだから高待遇だ。
それも全部楓が手配してくれたのかな?
楓と会ったらとにかく再会を喜んで、たくさん話がしたい。江戸のこと、この現実との関係、そして……保科様がどうなったのかを。
車が事務所の駐車場に入ると、下まで会社の人が迎えに来てくれていた。
どうやらsakusi-doのマネージャーさんの一人らしく、楓真が上で待ってますよ、と教えてくれた。
一歩一歩、柳田楓真が待つ部屋に近づく。
痛いくらいに心臓が跳ねてせり上がって、このまま口から心臓が飛び出しちゃうんじゃないかと思った。
最上階の一番左端の部屋の前に着くと、マネージャーさんが扉をノックした。
「鏑木さん、ご到着です」
「あぁ、どうぞ」
「──────!」
ドア越しで小さくしか聞こえないけど、間違いなく楓の声。甘いテノールボイスだ。
「百合……!」
ドアが開いたその先、モード系のお洒落な服を着こなした楓がそこに立っていた。
髪はもちろん長くも結ってもなく、テレビで見慣れた「柳田楓真」の姿だったけれど。
俺は言葉を出せずにドアから一本入った先で立ち尽くした。
パタンと音がして、後ろでドアが閉まり、マネージャーさんが出ていったのはわかったけど、案内してくれたお礼さえ言えなかった。
楓は颯爽と俺に近寄った。
「やっと会えた……。ずっと待ってたんだ」
俺を引き寄せ、強い力で抱きしめる。
「かえで……」
本当に楓だ。体つきもあの頃と変わっていない。
楓に最後に会ったのは俺の最後の舞台の日。あれから数ヶ月と考えるのか三百年と考えるのかはわからないけれど、現実に今ここにある楓の感触に涙があふれた。
***
それから小一時間ほど楓と話した。
そのあいだ中ずっと、楓の手は俺の右手を固く握っていて、内心、俺はドキドキしていた。
浮気じゃないよ? やっぱり、イケメン過ぎるんだよ。
強い意思を感じる大きな瞳に高い鼻。しまりのある口元、そしてシャープなフェイスライン……さすが「sakusi-doの絶対的センター・柳田楓真」
顔面世界遺産柳田楓真は数々のタイトルを持っている。
付き合いたい男ナンバーワン
デートしたい男ナンバーワン
男が憧れる男ナンバーワン
抱かれたい男ナンバーワン………
だ、だかれ……。俺、楓に……いや、抱かれてはいない。何度も気持ち良くはさせられてたけど、最後まではやってないんだよな。
って! 俺はなにを考えてるんだ。俺には保科様という人がいるのに、元カレだからって思い出すのダメ、絶対。
「百合、どうした?」
「んっ!? なんでもナイ! ……そうだ、俺の名前、悠理って呼んでよ。百合って、なんだか気恥ずかしいんだ」
「ああ、そうだな。わかった。じゃあ俺も楓真、な」
「……恐れ多いな。無名の俳優志望が柳田楓真様を呼び捨てにするとか」
俺が縮こまると、楓真は「なんだよ、それ。俺は本質は変わってないよ」と笑った。
「……なぁ、聞いていい? 江戸でのこと、現実だったのかな? 俺、ずっと病院で寝てたみたいなんだけど、楓真には記憶があるんだよね?」
「そう、それなんだけど……」
楓真は自分は江戸時代から平成の時代に転生したんだと思う、と言った。
「市山屋楓雅」としては六十代で人生を終え、次に生まれたのが平成。
楓としての記憶は十歳くらいから段階的に、ゆっくりゆっくりと蘇ってきて、高校に上がる頃にはほぼ補完されたそうだ。
その上で「百合がいたことも、起こったことも確かだ」と言い、あの江戸の大火事も現実に記録が残っているんだと教えてくれた。
「悠理も転生してるはずだと信じて探してたから……まさかそんなふうだったなんて……なにが起こったのかはわからないけど、精神が飛んで、なんらかの作用で江戸で肉体を持っていたんだろうか」
結局、俺が江戸で実在していた理由ははっきりはしないけど、事実であったことは間違いないんだ。
「火事のあと、華屋はどうなったの?」
「みんな無事だったけど、再建は難しくて旦那も女将も引退。歌舞伎座に上がれたのは柊と椿くらいだな。あとは散り散りばらばらでさ」
女将に旦那……なずなも……大変だっただろうけど、きっと持ち前の踏ん張りで頑張ったんだろうな。
「そっか。……あの、あと……その……」
三百年前でも元カレだからというかなんというか。なんとなく言い難くて言葉が詰まった。
楓は伏し目がちにくすっと笑う。
「保科様、だろ。」
俺は顔を赤くしてうなずいた。
「保科様と百合が二人で火事から逃げたのは聞いた。けど、そのあと二人は消息を絶った。俺は勿論、百合が市山座に帰って来ると思って待っていたけど……大旦那様はどこか遠く、二人でひっそりと暮らしているんだろう、なんて笑ってらしたな。
結局江戸は火事の始末に追われて、誰も行方不明者のことを追求したりはしなかったしな」
「そっか……。俺達、あの火事で浅草まで逃げたんだけど、川に落ちちゃって離れ離れになって。で、目覚めたら俺は病院にいたんだ」
結局、保科様のその後の行方はわからず、楓真も現代では会っていないと言っていた。
もう少し話しをしていたかったけど、ドラマの撮影がある楓真はマネージャーが迎えに来て出ていった。
でも、俺達はトークアプリのアドレスを交換して、近い再会を約束している。
トークアプリなんて本当に現代的だな、なんて思ってしまうあたり、江戸に染まったよなあ。
そして、このあとは入れ違いで部屋に来た事務所の人と一緒に、社長と専務など、事務所の関係者に挨拶に回って半日が過ぎた。
社長が華屋の女将と同じ顔をしているのには絶句した。
もう、楓真ってば。言っといてよ!
江戸での三年と少しの日々が夢ではなかったとしても、あの時代からは三百年近くが過ぎ、戦争や震災なんかで桜は植え替えをされているのかもしれない。同じ桜ではないとは思っても、ここを通ると胸に切なさが押し寄せた。
──夢だったのか現実だったのかは、楓に会えばわかることだ……。
俺が今、退院した病院から直接向かっているのはフラワーアップエージェンシーだ。
今日からはフラワーアップの世話になり、衣食住の世話までしてくれると言うのだから高待遇だ。
それも全部楓が手配してくれたのかな?
楓と会ったらとにかく再会を喜んで、たくさん話がしたい。江戸のこと、この現実との関係、そして……保科様がどうなったのかを。
車が事務所の駐車場に入ると、下まで会社の人が迎えに来てくれていた。
どうやらsakusi-doのマネージャーさんの一人らしく、楓真が上で待ってますよ、と教えてくれた。
一歩一歩、柳田楓真が待つ部屋に近づく。
痛いくらいに心臓が跳ねてせり上がって、このまま口から心臓が飛び出しちゃうんじゃないかと思った。
最上階の一番左端の部屋の前に着くと、マネージャーさんが扉をノックした。
「鏑木さん、ご到着です」
「あぁ、どうぞ」
「──────!」
ドア越しで小さくしか聞こえないけど、間違いなく楓の声。甘いテノールボイスだ。
「百合……!」
ドアが開いたその先、モード系のお洒落な服を着こなした楓がそこに立っていた。
髪はもちろん長くも結ってもなく、テレビで見慣れた「柳田楓真」の姿だったけれど。
俺は言葉を出せずにドアから一本入った先で立ち尽くした。
パタンと音がして、後ろでドアが閉まり、マネージャーさんが出ていったのはわかったけど、案内してくれたお礼さえ言えなかった。
楓は颯爽と俺に近寄った。
「やっと会えた……。ずっと待ってたんだ」
俺を引き寄せ、強い力で抱きしめる。
「かえで……」
本当に楓だ。体つきもあの頃と変わっていない。
楓に最後に会ったのは俺の最後の舞台の日。あれから数ヶ月と考えるのか三百年と考えるのかはわからないけれど、現実に今ここにある楓の感触に涙があふれた。
***
それから小一時間ほど楓と話した。
そのあいだ中ずっと、楓の手は俺の右手を固く握っていて、内心、俺はドキドキしていた。
浮気じゃないよ? やっぱり、イケメン過ぎるんだよ。
強い意思を感じる大きな瞳に高い鼻。しまりのある口元、そしてシャープなフェイスライン……さすが「sakusi-doの絶対的センター・柳田楓真」
顔面世界遺産柳田楓真は数々のタイトルを持っている。
付き合いたい男ナンバーワン
デートしたい男ナンバーワン
男が憧れる男ナンバーワン
抱かれたい男ナンバーワン………
だ、だかれ……。俺、楓に……いや、抱かれてはいない。何度も気持ち良くはさせられてたけど、最後まではやってないんだよな。
って! 俺はなにを考えてるんだ。俺には保科様という人がいるのに、元カレだからって思い出すのダメ、絶対。
「百合、どうした?」
「んっ!? なんでもナイ! ……そうだ、俺の名前、悠理って呼んでよ。百合って、なんだか気恥ずかしいんだ」
「ああ、そうだな。わかった。じゃあ俺も楓真、な」
「……恐れ多いな。無名の俳優志望が柳田楓真様を呼び捨てにするとか」
俺が縮こまると、楓真は「なんだよ、それ。俺は本質は変わってないよ」と笑った。
「……なぁ、聞いていい? 江戸でのこと、現実だったのかな? 俺、ずっと病院で寝てたみたいなんだけど、楓真には記憶があるんだよね?」
「そう、それなんだけど……」
楓真は自分は江戸時代から平成の時代に転生したんだと思う、と言った。
「市山屋楓雅」としては六十代で人生を終え、次に生まれたのが平成。
楓としての記憶は十歳くらいから段階的に、ゆっくりゆっくりと蘇ってきて、高校に上がる頃にはほぼ補完されたそうだ。
その上で「百合がいたことも、起こったことも確かだ」と言い、あの江戸の大火事も現実に記録が残っているんだと教えてくれた。
「悠理も転生してるはずだと信じて探してたから……まさかそんなふうだったなんて……なにが起こったのかはわからないけど、精神が飛んで、なんらかの作用で江戸で肉体を持っていたんだろうか」
結局、俺が江戸で実在していた理由ははっきりはしないけど、事実であったことは間違いないんだ。
「火事のあと、華屋はどうなったの?」
「みんな無事だったけど、再建は難しくて旦那も女将も引退。歌舞伎座に上がれたのは柊と椿くらいだな。あとは散り散りばらばらでさ」
女将に旦那……なずなも……大変だっただろうけど、きっと持ち前の踏ん張りで頑張ったんだろうな。
「そっか。……あの、あと……その……」
三百年前でも元カレだからというかなんというか。なんとなく言い難くて言葉が詰まった。
楓は伏し目がちにくすっと笑う。
「保科様、だろ。」
俺は顔を赤くしてうなずいた。
「保科様と百合が二人で火事から逃げたのは聞いた。けど、そのあと二人は消息を絶った。俺は勿論、百合が市山座に帰って来ると思って待っていたけど……大旦那様はどこか遠く、二人でひっそりと暮らしているんだろう、なんて笑ってらしたな。
結局江戸は火事の始末に追われて、誰も行方不明者のことを追求したりはしなかったしな」
「そっか……。俺達、あの火事で浅草まで逃げたんだけど、川に落ちちゃって離れ離れになって。で、目覚めたら俺は病院にいたんだ」
結局、保科様のその後の行方はわからず、楓真も現代では会っていないと言っていた。
もう少し話しをしていたかったけど、ドラマの撮影がある楓真はマネージャーが迎えに来て出ていった。
でも、俺達はトークアプリのアドレスを交換して、近い再会を約束している。
トークアプリなんて本当に現代的だな、なんて思ってしまうあたり、江戸に染まったよなあ。
そして、このあとは入れ違いで部屋に来た事務所の人と一緒に、社長と専務など、事務所の関係者に挨拶に回って半日が過ぎた。
社長が華屋の女将と同じ顔をしているのには絶句した。
もう、楓真ってば。言っといてよ!
6
あなたにおすすめの小説
普段「はい」しか言わない僕は、そばに人がいると怖いのに、元マスターが迫ってきて弄ばれている
迷路を跳ぶ狐
BL
全105話*六月十一日に完結する予定です。
読んでいただき、エールやお気に入り、しおりなど、ありがとうございました(*≧∀≦*)
魔法の名手が生み出した失敗作と言われていた僕の処分は、ある日突然決まった。これから捨てられる城に置き去りにされるらしい。
ずっと前から廃棄処分は決まっていたし、殺されるかと思っていたのに、そうならなかったのはよかったんだけど、なぜか僕を嫌っていたはずのマスターまでその城に残っている。
それだけならよかったんだけど、ずっとついてくる。たまにちょっと怖い。
それだけならよかったんだけど、なんだか距離が近い気がする。
勘弁してほしい。
僕は、この人と話すのが、ものすごく怖いんだ。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
【完結】国に売られた僕は変態皇帝に育てられ寵妃になった
cyan
BL
陛下が町娘に手を出して生まれたのが僕。後宮で虐げられて生活していた僕は、とうとう他国に売られることになった。
一途なシオンと、皇帝のお話。
※どんどん変態度が増すので苦手な方はお気を付けください。
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
寄るな。触るな。近付くな。
きっせつ
BL
ある日、ハースト伯爵家の次男、であるシュネーは前世の記憶を取り戻した。
頭を打って?
病気で生死を彷徨って?
いいえ、でもそれはある意味衝撃な出来事。人の情事を目撃して、衝撃のあまり思い出したのだ。しかも、男と男の情事で…。
見たくもないものを見せられて。その上、シュネーだった筈の今世の自身は情事を見た衝撃で何処かへ行ってしまったのだ。
シュネーは何処かに行ってしまった今世の自身の代わりにシュネーを変態から守りつつ、貴族や騎士がいるフェルメルン王国で生きていく。
しかし問題は山積みで、情事を目撃した事でエリアスという侯爵家嫡男にも目を付けられてしまう。シュネーは今世の自身が帰ってくるまで自身を守りきれるのか。
ーーーーーーーーーーー
初めての投稿です。
結構ノリに任せて書いているのでかなり読み辛いし、分かり辛いかもしれませんがよろしくお願いします。主人公がボーイズでラブするのはかなり先になる予定です。
※ストックが切れ次第緩やかに投稿していきます。
ギルド職員は高ランク冒険者の執愛に気づかない
Ayari(橋本彩里)
BL
王都東支部の冒険者ギルド職員として働いているノアは、本部ギルドの嫌がらせに腹を立て飲みすぎ、酔った勢いで見知らぬ男性と夜をともにしてしまう。
かなり戸惑ったが、一夜限りだし相手もそう望んでいるだろうと挨拶もせずその場を後にした。
後日、一夜の相手が有名な高ランク冒険者パーティの一人、美貌の魔剣士ブラムウェルだと知る。
群れることを嫌い他者を寄せ付けないと噂されるブラムウェルだがノアには態度が違って……
冷淡冒険者(ノア限定で世話焼き甘えた)とマイペースギルド職員、周囲の思惑や過去が交差する。
表紙は友人絵師kouma.作です♪
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる