1 / 7
「完全オリジナル作品・自作」あ・て・つ・け 第2話
しおりを挟む
徹は物陰に隠れ、しばらくアパートの様子をうかがった。 頃合いを見計らい、階段を上り郵便受けをのぞいた。 空だった。 どうやら梨沙は室内にいるようだ。
恐る恐るインターホンを鳴らした。 古いとはいえカメラ付きのようだったので、顔が映らないようインターホンに背を向けて立った。 ややあって応答があった。
「どちら様でしょうか? 訪問販売ならお断りよ」
「ご家族のことで、ちょいとお話しをうかがいたくて……」
徹は小声でつげた。 ドア越しに狼狽の気配が伝わってきた。
「お手間は取らせません。 ご協力をお願いします」
「……わかりました」
インターホンが沈黙し、しばらく待つと玄関ドアが外に向かっておずおずと開いた。 徹はすかさず右足をドアの隙間に差し入れた。
すっぴん。 顔立ちは整ってはいるが、店で見た時と違いどこかしら生活の疲れが滲み出ていた。
「入って! 早く入ってください! アパートの人たちにこんなところを見られたくないの」
「わかりました。 それでは失礼します」
徹は三和土に入り、後ろ手にドアを閉めた。
梨沙が不安そうな表情で玄関マットに正座し、徹のために来客用と思えるスリッパをそろえ差出した。
「行ってきまぁ~す」
玄関の三和土で靴を履きながら奥の間に向かって声をかけた。
「敏則、カバンがぺちゃんこだけど、今日は授業無いの? ちゃんとお弁当持った?」
梨沙がエプロン姿で玄関に現れた。
「教科書は学校に置いてるよ。 ったく、うるさいなぁ」
3学期も残りわずか、大学に合格し行っても行かなくてもどうでもよい学校に、この日も通うふりをし、この日もいつものように家を抜け出そうとしていた。
桐谷家は田舎町にあり、近くには義務教育の学校はあっても高校・大学のような学び舎はまずもってない。 実家を出て独り暮らししている実の母 栞の妹 梨沙の住まいが高校に近かったこともあり、中学を卒業すると歳の離れた実母の妹(義母)宅に敏則は下宿させてもらっていた。
そう、ここでは母と呼んではいるが、梨沙と敏則は義理の母・甥っ子の間だったのだ。
「もう、ちゃんと規定の日数登校しないと、いくら大学合格したからっていっても落第になっちゃうわよ。 そうなったらあなたのお父さん、雄介さんに顔向けできないんだから」
玄関の下駄箱の上に置いてある鏡に向かって手櫛で髪を撫でつける敏則に向かって、その母の説教が続いている。 敏則にしても義母の梨沙に迷惑がかかるようなことをやれば、即刻連れ戻され、とても大学どころじゃなくなる。
「そこらへんは心得てるよ。 お父さん、怒ると怖いからね」
「そうだといいんだけど……雄介さん、あんたにだけは甘いんだから心配だよ」
敏則は3人姉弟。 上には歳の離れた姉がふたりいる。 末っ子とはいえ敏則は、桐谷家唯一の男の子であり長男。 溺愛されて育っており、天真爛漫だった。 学校に行ってくると言いながら、その実別の場所に出かけるであろうことが透けて見える、嘘がつけない子。 気が気じゃなかった。
一方梨沙は、姉の栞と歳が離れており未だ独身。 敏則をまるで我が子のように愛おしんで身の回りの世話をあれやこれやと焼いた。 キャバクラ勤めも、時間給がよく敏則の面倒を見なければいけない時間に、何とか店にお願いし帰れたし、自分なりに工夫すれば敏則が母を必要とする時間帯自宅におれた。 当の梨沙は気づいていないようだが、店では言い寄られることも度々で、それなりにストレスを貯めていた。
梨沙は日置徹をベッドのふちに腰掛けさせると、スルスルと器用にズボンとトランクスを脱がせ、はち切れんばかりに怒張し天を向いてそびえ立ちヒクついているペニスを覆いかぶさるようにしながら口に含み裏筋に舌を這わせた。
「うううっ……」
思わず徹は声を漏らす。
「ふふふ、これっ 何て言うか、知ってる? 即フェラよ」
洗ってないペニスをいきなりしゃぶる高級ソープ店やコールガールだけがやるサービス。 どこで覚えたのか、さすがにツボをよく心得た舌使いだ。
※完全オリジナル作品です。二次創作ではありません。
#オリジナル #官能小説 #一次創作 #知佳の美貌録
恐る恐るインターホンを鳴らした。 古いとはいえカメラ付きのようだったので、顔が映らないようインターホンに背を向けて立った。 ややあって応答があった。
「どちら様でしょうか? 訪問販売ならお断りよ」
「ご家族のことで、ちょいとお話しをうかがいたくて……」
徹は小声でつげた。 ドア越しに狼狽の気配が伝わってきた。
「お手間は取らせません。 ご協力をお願いします」
「……わかりました」
インターホンが沈黙し、しばらく待つと玄関ドアが外に向かっておずおずと開いた。 徹はすかさず右足をドアの隙間に差し入れた。
すっぴん。 顔立ちは整ってはいるが、店で見た時と違いどこかしら生活の疲れが滲み出ていた。
「入って! 早く入ってください! アパートの人たちにこんなところを見られたくないの」
「わかりました。 それでは失礼します」
徹は三和土に入り、後ろ手にドアを閉めた。
梨沙が不安そうな表情で玄関マットに正座し、徹のために来客用と思えるスリッパをそろえ差出した。
「行ってきまぁ~す」
玄関の三和土で靴を履きながら奥の間に向かって声をかけた。
「敏則、カバンがぺちゃんこだけど、今日は授業無いの? ちゃんとお弁当持った?」
梨沙がエプロン姿で玄関に現れた。
「教科書は学校に置いてるよ。 ったく、うるさいなぁ」
3学期も残りわずか、大学に合格し行っても行かなくてもどうでもよい学校に、この日も通うふりをし、この日もいつものように家を抜け出そうとしていた。
桐谷家は田舎町にあり、近くには義務教育の学校はあっても高校・大学のような学び舎はまずもってない。 実家を出て独り暮らししている実の母 栞の妹 梨沙の住まいが高校に近かったこともあり、中学を卒業すると歳の離れた実母の妹(義母)宅に敏則は下宿させてもらっていた。
そう、ここでは母と呼んではいるが、梨沙と敏則は義理の母・甥っ子の間だったのだ。
「もう、ちゃんと規定の日数登校しないと、いくら大学合格したからっていっても落第になっちゃうわよ。 そうなったらあなたのお父さん、雄介さんに顔向けできないんだから」
玄関の下駄箱の上に置いてある鏡に向かって手櫛で髪を撫でつける敏則に向かって、その母の説教が続いている。 敏則にしても義母の梨沙に迷惑がかかるようなことをやれば、即刻連れ戻され、とても大学どころじゃなくなる。
「そこらへんは心得てるよ。 お父さん、怒ると怖いからね」
「そうだといいんだけど……雄介さん、あんたにだけは甘いんだから心配だよ」
敏則は3人姉弟。 上には歳の離れた姉がふたりいる。 末っ子とはいえ敏則は、桐谷家唯一の男の子であり長男。 溺愛されて育っており、天真爛漫だった。 学校に行ってくると言いながら、その実別の場所に出かけるであろうことが透けて見える、嘘がつけない子。 気が気じゃなかった。
一方梨沙は、姉の栞と歳が離れており未だ独身。 敏則をまるで我が子のように愛おしんで身の回りの世話をあれやこれやと焼いた。 キャバクラ勤めも、時間給がよく敏則の面倒を見なければいけない時間に、何とか店にお願いし帰れたし、自分なりに工夫すれば敏則が母を必要とする時間帯自宅におれた。 当の梨沙は気づいていないようだが、店では言い寄られることも度々で、それなりにストレスを貯めていた。
梨沙は日置徹をベッドのふちに腰掛けさせると、スルスルと器用にズボンとトランクスを脱がせ、はち切れんばかりに怒張し天を向いてそびえ立ちヒクついているペニスを覆いかぶさるようにしながら口に含み裏筋に舌を這わせた。
「うううっ……」
思わず徹は声を漏らす。
「ふふふ、これっ 何て言うか、知ってる? 即フェラよ」
洗ってないペニスをいきなりしゃぶる高級ソープ店やコールガールだけがやるサービス。 どこで覚えたのか、さすがにツボをよく心得た舌使いだ。
※完全オリジナル作品です。二次創作ではありません。
#オリジナル #官能小説 #一次創作 #知佳の美貌録
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる