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奴隷契約
主人には絶対服従
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外勤SMゼミ
オンエア情報…詳しくは以下の通り。
■■ Premium Live ■■
歌舞伎青嵐と長田ゼミナール塾長のスペシャルトークイベント開催。
※イベントの模様は後日、特別番組(有料)でオンエア。
日時:20××年2月某日
AM会場:三ツ矢公会堂大ホール PM会場:恵比寿エレクトリカルホール
入場:招待券ペア150組300名
概要【SM独演会・各ブランドの展示販売】
※応募はファンクラブ会員様のみとさせていただきます。
※申し込み専用フォームこちら
現在アクセス可能な会員様は20××年12月末有効期限以降の方と20××年度
新規ご登録の方に限ります。お問い合わせ 0120-××××××
これが一体、何のイベントなのか?
あえて追求しないが、卑猥な妄想が素晴らしく先行する。
身の内から熱くならないのは男盛りの現場で女子社員は皆無。
期待していたオフィスラブにつきましては、一縷の望みも虚しく残酷に敗れ去る。
社長は、ゲイ?
俺と同じ年の奴らは、今この瞬間に何をしているだろう。
いつ違う意味で貞操を切断されるかわからないこの修羅場で、俺は既に他人と人生経験で差が付いてしまったような…いや、差というより溝?
「さて、今日は全裸で靴下だけはいて床を舐めて貰おうかな。
ああ、そうだ…
ネクタイを額で蝶結びにしなさい」
……………はぁ?眉間に皺。
きっと冗談だろう。いいえ、冗談であって欲しい。
そうじゃなければ8$突き返して、こんな会社辞めてやる。それか刺し違えてでもいいから、社長を討ち取る覚悟で睨み返す。
「お前の耳は飾りかい?」赤い蝋燭に着火
「申し訳ありません。今すぐ…あ、はいっ悦んで!」
※主人には絶対服従(社訓)
上司と部下を言い換えれば、主人と下僕。
一般事務とは名ばかりな、酔っぱらい紛いの格好をさせられたり、黒猫褌で厳しい緊縛を受け、息も絶え絶えに猿ぐつわの結び目を噛みしめ屈辱に濡れたところで俺にとって日常の一部でしかない。
人間スツールとばかりに俺の背中に足を乗せて、うっかり居眠りをする社長の忌々しいこと。輝くばかりの御髪を剣山で解かして差し上げたい本気(と書いてマジ)で。
そんなこんなの日々葛藤
1週間を乗り切って思うことは、休みたい。
会社の雰囲気が疲れる(非現実的な世界)とか、人間関係が異常(主従関係)ではなく年中無休の営業方針なため、基本休みがない。事務所にて住み込みイケメン付き生活させて貰ってるから贅沢は言えない、にしてもだ。
実労8時間は、問題ない。
ただ、勤務内容が濃厚で、何もかもが恐怖体験。
平たく言えば変態の客を相手に商売してるんだが、俺がイメージしてた変態を超越する強者揃い。顧客リストは名のある著名人や医学の権威がある人は勿論、自分の親と年こそ変わらない専業主婦や会社員が目白押し。
アレだ。自殺の名所といわれる場所で下を覗くとぞっとする感覚に似てる。
俺は接客しないから客観視できるワケだが、社長ご愛用のボンテージを弱酸性の洗剤で丁寧に手洗いして陰干しする物の管理いわゆる雑用というのが俺は苦手だとこの職について初めて知った。
実務の基本ほうれんそう
報告・連絡・相談の略でお馴染みの用語。
俺の判断が付かないところは要相談、わからないことは聞けと言われても「君はそんな事ことも知らないのかね」まるでラピュタ王の口調で言われるのが腹立つから聞かないでやって失敗した。
手先が器用じゃない俺は、使い終わった後の麻縄の結び目が解けないからハサミで切ったら大目玉食らった。その麻縄は由緒ある職人が編んだ上物かつ上客の持ち込みで、破損となれば店の信用問題に繋がる。
平に謝ったところで世界にひとつしかない麻縄と共に上客との縁は切れた。
社長に殺されるんじゃないかと思ったけど
「誰でも失敗はあるからね」
その一言に涙ぐみ、頭を下げた途端ぐいっと踏まれる感触がして、あれ?
「私が素敵な海外旅行を提案しよう。
爆弾を巻いて戦場を走るか、肉屋の見学どっちがいい?
私が地球のために殺処分してあげるのが君にとっても一番だよね。
何でもするというのなら腐っても一端の男として
自分の言葉に勇気と責任を持つことだ。意味わかるよね?」
わかりたくないけど、答えはYesしか認めない強突張り。
誰しもこうやって歌舞伎青嵐に弱みなりを握られ墜ちて逝くのだと知る。
二度あることは三度あるというから、俺が同じ失敗を繰り返さないために社長が教えてくれたのだと玲音は真っ直ぐな瞳で言ってくれた。
表情を曇らせる俺の頭をぽんと撫でる、男の優しさに胸が熱くなる。
もし、俺が女だったら…
恋の篝火は激しく炎上しそうだ。アニキ!俺、一生ついてきます。
オンエア情報…詳しくは以下の通り。
■■ Premium Live ■■
歌舞伎青嵐と長田ゼミナール塾長のスペシャルトークイベント開催。
※イベントの模様は後日、特別番組(有料)でオンエア。
日時:20××年2月某日
AM会場:三ツ矢公会堂大ホール PM会場:恵比寿エレクトリカルホール
入場:招待券ペア150組300名
概要【SM独演会・各ブランドの展示販売】
※応募はファンクラブ会員様のみとさせていただきます。
※申し込み専用フォームこちら
現在アクセス可能な会員様は20××年12月末有効期限以降の方と20××年度
新規ご登録の方に限ります。お問い合わせ 0120-××××××
これが一体、何のイベントなのか?
あえて追求しないが、卑猥な妄想が素晴らしく先行する。
身の内から熱くならないのは男盛りの現場で女子社員は皆無。
期待していたオフィスラブにつきましては、一縷の望みも虚しく残酷に敗れ去る。
社長は、ゲイ?
俺と同じ年の奴らは、今この瞬間に何をしているだろう。
いつ違う意味で貞操を切断されるかわからないこの修羅場で、俺は既に他人と人生経験で差が付いてしまったような…いや、差というより溝?
「さて、今日は全裸で靴下だけはいて床を舐めて貰おうかな。
ああ、そうだ…
ネクタイを額で蝶結びにしなさい」
……………はぁ?眉間に皺。
きっと冗談だろう。いいえ、冗談であって欲しい。
そうじゃなければ8$突き返して、こんな会社辞めてやる。それか刺し違えてでもいいから、社長を討ち取る覚悟で睨み返す。
「お前の耳は飾りかい?」赤い蝋燭に着火
「申し訳ありません。今すぐ…あ、はいっ悦んで!」
※主人には絶対服従(社訓)
上司と部下を言い換えれば、主人と下僕。
一般事務とは名ばかりな、酔っぱらい紛いの格好をさせられたり、黒猫褌で厳しい緊縛を受け、息も絶え絶えに猿ぐつわの結び目を噛みしめ屈辱に濡れたところで俺にとって日常の一部でしかない。
人間スツールとばかりに俺の背中に足を乗せて、うっかり居眠りをする社長の忌々しいこと。輝くばかりの御髪を剣山で解かして差し上げたい本気(と書いてマジ)で。
そんなこんなの日々葛藤
1週間を乗り切って思うことは、休みたい。
会社の雰囲気が疲れる(非現実的な世界)とか、人間関係が異常(主従関係)ではなく年中無休の営業方針なため、基本休みがない。事務所にて住み込みイケメン付き生活させて貰ってるから贅沢は言えない、にしてもだ。
実労8時間は、問題ない。
ただ、勤務内容が濃厚で、何もかもが恐怖体験。
平たく言えば変態の客を相手に商売してるんだが、俺がイメージしてた変態を超越する強者揃い。顧客リストは名のある著名人や医学の権威がある人は勿論、自分の親と年こそ変わらない専業主婦や会社員が目白押し。
アレだ。自殺の名所といわれる場所で下を覗くとぞっとする感覚に似てる。
俺は接客しないから客観視できるワケだが、社長ご愛用のボンテージを弱酸性の洗剤で丁寧に手洗いして陰干しする物の管理いわゆる雑用というのが俺は苦手だとこの職について初めて知った。
実務の基本ほうれんそう
報告・連絡・相談の略でお馴染みの用語。
俺の判断が付かないところは要相談、わからないことは聞けと言われても「君はそんな事ことも知らないのかね」まるでラピュタ王の口調で言われるのが腹立つから聞かないでやって失敗した。
手先が器用じゃない俺は、使い終わった後の麻縄の結び目が解けないからハサミで切ったら大目玉食らった。その麻縄は由緒ある職人が編んだ上物かつ上客の持ち込みで、破損となれば店の信用問題に繋がる。
平に謝ったところで世界にひとつしかない麻縄と共に上客との縁は切れた。
社長に殺されるんじゃないかと思ったけど
「誰でも失敗はあるからね」
その一言に涙ぐみ、頭を下げた途端ぐいっと踏まれる感触がして、あれ?
「私が素敵な海外旅行を提案しよう。
爆弾を巻いて戦場を走るか、肉屋の見学どっちがいい?
私が地球のために殺処分してあげるのが君にとっても一番だよね。
何でもするというのなら腐っても一端の男として
自分の言葉に勇気と責任を持つことだ。意味わかるよね?」
わかりたくないけど、答えはYesしか認めない強突張り。
誰しもこうやって歌舞伎青嵐に弱みなりを握られ墜ちて逝くのだと知る。
二度あることは三度あるというから、俺が同じ失敗を繰り返さないために社長が教えてくれたのだと玲音は真っ直ぐな瞳で言ってくれた。
表情を曇らせる俺の頭をぽんと撫でる、男の優しさに胸が熱くなる。
もし、俺が女だったら…
恋の篝火は激しく炎上しそうだ。アニキ!俺、一生ついてきます。
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