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其の二の六
①
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「為松じゃないか! どこへ行っていたんだ」
手代の桃介は為松の隣に梅吉とナナ太郎の姿があるのも気に留めず店の奥に向かって大声で叫んだ。
「大番頭さん、旦那さん! 為松が帰ってきましたよ」
桃介は為松に駆け寄り為松の手を握った。
「為松、どうしたんだ。みんなすごく心配していたんだよ」
昨夜、為松を必死に探し回った桃介だ。
桃介は為松のいわば直属の上司に当たる位置にいたのでその責任や為松に対する情も深く、為松の事を思って寝ずに夜を明かしてしまったくらいだった。
やっと会えた為松の顔を見て安堵し、また少し高揚し怒っているているようにも見えた。
ナナ太郎は桃助に見えぬように為松の袖を引っ張り小声で言った。
「為松さん、昨日渡したあのお守り袋をこの手代さんの顔の前にかざして、昨日言ったように梅吉さんの家に泊まったと話してごらんなさい」
「は、はい」
為松は何が起こるのかもわからず、ナナ太郎の言うがままお守り袋を桃助の前に出す。
「なんだいそれ?」
「これは……。えーと、昨日は梅吉さんの長屋に泊まったんだ」
「へえ、そうなのか。心配して損したよ」
気分が高まっていたはずの桃介があっさりそう言った。なにも不思議に思ってない様子である。
いろいろ詮索されるに違いないと思って構えていた為松だ。それが意外とすんなり済んだので、これがこのお守りの効果なのかと驚いた。
拍子抜けしたのもつかの間である。大番頭の与助が店先へ出て来た。
「為松!夕べはいったいどうしたんだい。どこへ泊まったんだい?」
為松を問いたださんと奥から駆け込んで来るように現れた大番頭だったが、為松の隣に梅吉とナナ太郎がいるのに気が付き、その顔はいつもの柔和な大店の大番頭の顔と変わった。
「これはこれは、梅吉さんじゃないか。為松は梅吉さんと一緒にいたのかい? それにそちらの御仁は? どなたなんだい、え、為松? 」
「ご心配かけました大番頭さん、昨日は梅吉さんの長屋へ泊まらせてもらいました。こちらのナナ太郎さんは梅吉さんのお知り合いで、昨晩はナナ太郎さんにも良くしていただきました。」
大番頭の与助はここの責任者でもある。
ナナ太郎達がお客じゃないと知ると再び顔は険しく為松を問いただし始めた。
「梅吉さんのお知り合い? だいたいお前と梅吉さんはいったいどんな関係なのかい? 」
与助は梅吉に目をやった。
「梅吉さん、為松はまだ小僧なんだよ。うちの小僧をどうするつもりだったんだ? 」
いきなり、話を振られて戸惑うのは梅吉だ。
「あっ、いや、なに、泊めたって言うのは、えっと」
梅吉にしてみても、朝、ちょっと頼まれただけの事だ。事の成り行きを飲み込めていないのはこの大番頭の与助と変わりはない。
それでも、ナナ太郎の頼みごととあれば人肌脱ごうと思う心意気。いや、ナナ太郎でなくとも頼まれれば嫌とは言えない人のいい江戸っ子なのだ。
ナナ太郎は、与助と梅吉が話をしている隙に為松に目配せをした。
為松はうなずいてお守り袋を大番頭さんの前にかざす。
すると、大番頭の与助の険しい顔つきは穏やかになり態度は一変した。
「梅吉さん、うちの為松を一晩泊めてくれるなんて本当に気風のいい人だよ。為松だってたまには息抜きもしたかろうて。正月と言ってもすぐに帰るには遠い安房の国のいなかだし。これからはちょくちょく梅吉さんとこへ寄らせてやっておくれでないか。旦那さんにも私から言っておくから」
そう言うと、与助と桃助は機嫌よく店の中に戻って行ったのだった。
目をまん丸くしているのはお守り袋の事を知らない梅吉だ。
「いったいどうなっているんだ? 今の今までおいらの事を人さらいか何かのように言っていたのに」
為松もそのお守りの効果に驚いていた。
「本当に。いつもならしつこく聞くはずの大番頭さんが、あっさりと聞き流した。これはどういうことなんですか? ナナ太郎さん? 」
「……。」
ずっと話の成り行きを黙ってみていたナナ太郎だった。疑問に思うのも当然の成り行きだが、説明しても信じてもらえないだろうと思っていた。
「……催眠術…とでも言えばよいでしょうか」
「催眠術? 催眠術とは妖術のようなものですか?」
その聞きなれない言葉をますます不思議に思う為松だ。
「…いえ、暗示にかかると言うのでしょうか……そのお守りを見ると暗示にかかるんです」
「暗示……」
噛み締めるように為松が言うと、不思議な話一切を信じない梅吉が遮った。
「何だか難しい事はわかんねぇけど、この世に妖術とか化け物とか幽霊とかなんてもんはねえんだから、そう深刻に考えるこったねぇよ、なあ、ナナ太郎さん」
「……そうですね」
ナナ太郎は梅吉の明るい勢いのある言葉にほっとするも、その表情はにこりともしなかった。
「じゃあ、おいらは裏に回って仕事に入るとするか。また何かあったら遠慮なく言ってくれよ」
もともと梅吉が愛田屋に出入りしているのは修理の仕事の為。
ただ為松を送りに来た訳ではない。
為松の件がひと段落したと思った梅吉は、忙しそうに愛田屋の裏口へと入って行った。
一悶着が落ち着いたところで改めてナナ太郎は為松に向って言った。
「では為松さん、偽お可奈さんのところへ案内してもらえますか」
「あの、でも旦那さんにお話をしてからでないと」
「大丈夫ですよ」
「でも」
「暗示、暗示です。私が旦那さんに会ったら暗示に掛けておきますから」
ナナ太郎は、誰の目も気に留めずにお店の中へとどんどん入り、お店で働き始めた大番頭の与助や秋助、手代の桃助やその他の小僧、それに女中に至るまで出会うたびに軽く会釈をしながら奥へ奥へと上がって行く。
終いには主人の利左エ門にまで「おはようございます」と声をかけていた。
利左エ門は利左エ門で「今日は、うちの為松を梅吉さんとともに送っていただいたそうで、本当にありがとうございます。聞いたら、なんとお可奈とも友達とか。どうぞゆっくりしていってくださいましな。為松も今日はナナ太郎さんのお相手をするようにな」と丁寧な挨拶をした。
もともと腰の低い利左エ門ではあるが、今日はその腰の低さに加え感謝の気持ちまで感じるような態度でナナ太郎をお可奈の部屋まで案内する。
暗示と言われても何が何やら、何が起きているのかと為松には驚きの連続だった。
「お可奈、ナナ太郎さんがいらっしゃったよ」
お可奈の部屋の外からお可奈に声をかけ「じゃあ、ごゆっくり」と利左エ門は店に戻っていった。
「すごい、すごいよナナ太郎さん! ナナ太郎さんの暗示ってすごい。お可奈ちゃんが好きになっちゃう訳だよ」
ナナ太郎が恋敵である事も忘れ、羨望の眼差しを向ける為松だ。
「暗示ってものは、誰にだって出来ます。為松さんにだって出来ますよ。それより、お可奈さんは……」
ナナ太郎に言われ我に戻った為松は、そうだったと今の状況を思い出し神妙な面持ちになった。
お可奈の部屋のきっちりと閉じてある障子に向かって為松が声をかける。
「お可奈ちゃん、お可奈ちゃん。ナナ太郎さんが来たよ」
その為松の呼ぶ声に障子の向こうからお可奈の怒鳴り散らす声がした。
「為松! 使用人の癖にまたあたしをちゃん付けで呼んで! お嬢様と呼びなさい!」
手代の桃介は為松の隣に梅吉とナナ太郎の姿があるのも気に留めず店の奥に向かって大声で叫んだ。
「大番頭さん、旦那さん! 為松が帰ってきましたよ」
桃介は為松に駆け寄り為松の手を握った。
「為松、どうしたんだ。みんなすごく心配していたんだよ」
昨夜、為松を必死に探し回った桃介だ。
桃介は為松のいわば直属の上司に当たる位置にいたのでその責任や為松に対する情も深く、為松の事を思って寝ずに夜を明かしてしまったくらいだった。
やっと会えた為松の顔を見て安堵し、また少し高揚し怒っているているようにも見えた。
ナナ太郎は桃助に見えぬように為松の袖を引っ張り小声で言った。
「為松さん、昨日渡したあのお守り袋をこの手代さんの顔の前にかざして、昨日言ったように梅吉さんの家に泊まったと話してごらんなさい」
「は、はい」
為松は何が起こるのかもわからず、ナナ太郎の言うがままお守り袋を桃助の前に出す。
「なんだいそれ?」
「これは……。えーと、昨日は梅吉さんの長屋に泊まったんだ」
「へえ、そうなのか。心配して損したよ」
気分が高まっていたはずの桃介があっさりそう言った。なにも不思議に思ってない様子である。
いろいろ詮索されるに違いないと思って構えていた為松だ。それが意外とすんなり済んだので、これがこのお守りの効果なのかと驚いた。
拍子抜けしたのもつかの間である。大番頭の与助が店先へ出て来た。
「為松!夕べはいったいどうしたんだい。どこへ泊まったんだい?」
為松を問いたださんと奥から駆け込んで来るように現れた大番頭だったが、為松の隣に梅吉とナナ太郎がいるのに気が付き、その顔はいつもの柔和な大店の大番頭の顔と変わった。
「これはこれは、梅吉さんじゃないか。為松は梅吉さんと一緒にいたのかい? それにそちらの御仁は? どなたなんだい、え、為松? 」
「ご心配かけました大番頭さん、昨日は梅吉さんの長屋へ泊まらせてもらいました。こちらのナナ太郎さんは梅吉さんのお知り合いで、昨晩はナナ太郎さんにも良くしていただきました。」
大番頭の与助はここの責任者でもある。
ナナ太郎達がお客じゃないと知ると再び顔は険しく為松を問いただし始めた。
「梅吉さんのお知り合い? だいたいお前と梅吉さんはいったいどんな関係なのかい? 」
与助は梅吉に目をやった。
「梅吉さん、為松はまだ小僧なんだよ。うちの小僧をどうするつもりだったんだ? 」
いきなり、話を振られて戸惑うのは梅吉だ。
「あっ、いや、なに、泊めたって言うのは、えっと」
梅吉にしてみても、朝、ちょっと頼まれただけの事だ。事の成り行きを飲み込めていないのはこの大番頭の与助と変わりはない。
それでも、ナナ太郎の頼みごととあれば人肌脱ごうと思う心意気。いや、ナナ太郎でなくとも頼まれれば嫌とは言えない人のいい江戸っ子なのだ。
ナナ太郎は、与助と梅吉が話をしている隙に為松に目配せをした。
為松はうなずいてお守り袋を大番頭さんの前にかざす。
すると、大番頭の与助の険しい顔つきは穏やかになり態度は一変した。
「梅吉さん、うちの為松を一晩泊めてくれるなんて本当に気風のいい人だよ。為松だってたまには息抜きもしたかろうて。正月と言ってもすぐに帰るには遠い安房の国のいなかだし。これからはちょくちょく梅吉さんとこへ寄らせてやっておくれでないか。旦那さんにも私から言っておくから」
そう言うと、与助と桃助は機嫌よく店の中に戻って行ったのだった。
目をまん丸くしているのはお守り袋の事を知らない梅吉だ。
「いったいどうなっているんだ? 今の今までおいらの事を人さらいか何かのように言っていたのに」
為松もそのお守りの効果に驚いていた。
「本当に。いつもならしつこく聞くはずの大番頭さんが、あっさりと聞き流した。これはどういうことなんですか? ナナ太郎さん? 」
「……。」
ずっと話の成り行きを黙ってみていたナナ太郎だった。疑問に思うのも当然の成り行きだが、説明しても信じてもらえないだろうと思っていた。
「……催眠術…とでも言えばよいでしょうか」
「催眠術? 催眠術とは妖術のようなものですか?」
その聞きなれない言葉をますます不思議に思う為松だ。
「…いえ、暗示にかかると言うのでしょうか……そのお守りを見ると暗示にかかるんです」
「暗示……」
噛み締めるように為松が言うと、不思議な話一切を信じない梅吉が遮った。
「何だか難しい事はわかんねぇけど、この世に妖術とか化け物とか幽霊とかなんてもんはねえんだから、そう深刻に考えるこったねぇよ、なあ、ナナ太郎さん」
「……そうですね」
ナナ太郎は梅吉の明るい勢いのある言葉にほっとするも、その表情はにこりともしなかった。
「じゃあ、おいらは裏に回って仕事に入るとするか。また何かあったら遠慮なく言ってくれよ」
もともと梅吉が愛田屋に出入りしているのは修理の仕事の為。
ただ為松を送りに来た訳ではない。
為松の件がひと段落したと思った梅吉は、忙しそうに愛田屋の裏口へと入って行った。
一悶着が落ち着いたところで改めてナナ太郎は為松に向って言った。
「では為松さん、偽お可奈さんのところへ案内してもらえますか」
「あの、でも旦那さんにお話をしてからでないと」
「大丈夫ですよ」
「でも」
「暗示、暗示です。私が旦那さんに会ったら暗示に掛けておきますから」
ナナ太郎は、誰の目も気に留めずにお店の中へとどんどん入り、お店で働き始めた大番頭の与助や秋助、手代の桃助やその他の小僧、それに女中に至るまで出会うたびに軽く会釈をしながら奥へ奥へと上がって行く。
終いには主人の利左エ門にまで「おはようございます」と声をかけていた。
利左エ門は利左エ門で「今日は、うちの為松を梅吉さんとともに送っていただいたそうで、本当にありがとうございます。聞いたら、なんとお可奈とも友達とか。どうぞゆっくりしていってくださいましな。為松も今日はナナ太郎さんのお相手をするようにな」と丁寧な挨拶をした。
もともと腰の低い利左エ門ではあるが、今日はその腰の低さに加え感謝の気持ちまで感じるような態度でナナ太郎をお可奈の部屋まで案内する。
暗示と言われても何が何やら、何が起きているのかと為松には驚きの連続だった。
「お可奈、ナナ太郎さんがいらっしゃったよ」
お可奈の部屋の外からお可奈に声をかけ「じゃあ、ごゆっくり」と利左エ門は店に戻っていった。
「すごい、すごいよナナ太郎さん! ナナ太郎さんの暗示ってすごい。お可奈ちゃんが好きになっちゃう訳だよ」
ナナ太郎が恋敵である事も忘れ、羨望の眼差しを向ける為松だ。
「暗示ってものは、誰にだって出来ます。為松さんにだって出来ますよ。それより、お可奈さんは……」
ナナ太郎に言われ我に戻った為松は、そうだったと今の状況を思い出し神妙な面持ちになった。
お可奈の部屋のきっちりと閉じてある障子に向かって為松が声をかける。
「お可奈ちゃん、お可奈ちゃん。ナナ太郎さんが来たよ」
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