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其の三の一
②
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時間が経つとおみつも次第に落ち着きを取り戻し始めた。
お可奈が一緒にいることと、お可奈の励ましが功を奏したのか少しずつ食べ物も口にするようになっていった。
おみつが少しずつ元気になるにつれ、二人は徐々に自分達のいきさつなどをぽつぽつと話し始めていた。
お可奈がおみつと話し始めて分かった事と言えば、おみつは自分がどうしてここにいるか、そしてここがどこだか検討も付かないという事。
要はおみつ自身何が起こったか何も覚えていないという事だった。
「おみっちゃん、驚かないでよ。今、おみっちゃんの家におみっちゃんの偽者が堂々といるの。だから、おみっちゃんがいないとは誰も思ってないの。たぶん、私のところにも私の偽者がいるに違いないと思う。誰も私たちを探そうとは思ってないと思うんだけど」
「私たちを探さない?」
「そう。だから自分達でここから逃げる事を考えないと」
おみつの目からまたも大粒の涙が流れ落ちていた。
「本所に行ったとこまでは覚えているのだけど、気が付いたらこんなところにいて。ここは獣臭いし暗いし。時々、見張りの男からおにぎりが差し出されてくるけれど食欲は出ないし。もう死んだも同然と泣き暮らしていたらお可奈ちゃんがここに連れてこられたから。私、救われた気がしたわ」
おみつは、ぽろぽろと涙を流しながら話していた
その涙を見て、興味本位で化け物の二八蕎麦があるという本所に行こうとおみつを誘った自分が悪かったと、取り除くことのできない後悔がわいてくるお加奈だった。
為松ちゃん、あんたなら私の偽者に気が付くわよね。
為松ちゃん……為松ちゃん! 助けて。
お可奈は、お可奈の為にいつもかいがいしく動き回っている為松の姿が脳裏に浮かんでいた。
自分でも驚くほど思うのは為松のことばかり。
為松が頭の中を占拠していた。
お可奈は自分でも気づかぬうちに心の中で常に「為松ちゃん」と呪文のように唱えているのだ。
やがて、おみつの泣き声が次第に小さくなり、その場は静かになった。
すると外の音が遠くかすかに聞こえてくる。
ひとしきり泣いて、涙が止まったおみつ。冷静になったのかおみつがやっと外の音に気が付いた。
「お可奈ちゃん……あの音はなあに? いつも聞こえてくるんだけど」
「ああ、あれ。あれは芝居が始まったんだと思う」
「確かに芝居のようだとは思ったけど、まさか」
「本当よ。風雷桐三郎の芝居」
「風雷桐三郎って、あの桐三郎様? 」
風来桐三郎に憧れて桐三郎の役者絵を毎日眺めていたおみつである。こんな時にそんな名前を聞くなんて冗談としか思えなかった。
「お可奈ちゃん、こんなときに冗談はやめてよね……」
お可奈は真剣な顔をして首を横に振った。
「まさか、本当なの?」
「そう。おみっちゃんは風雷桐三郎が好きだったっけね」
「ここ、音羽なの?」
「そう。私、偽おみっちゃんに誘われて音羽まで芝居を見に来たらこういうことになっちちゃってね」
「じゃあ私達、桐三郎様に攫われたの?」
「そういう事になるわね」
「うそっ、何か複雑……。桐三郎様に会ってれば、こんなに怖い思いしなかったかもしれないのに」
「何、ばかな事言ってるの。桐三郎は得体の知れない奴だよ。私達を捕まえてこんなとこに置いておくなんてどう考えたって悪い奴に決まってる」
「そうだよね。ちょっといい事が起きるような明るい気持ちになっちゃったけど。そんな事、こんなことされて無理な話」
外から聞こえる音はだんだん大きく、いっそう華やかになった。
人々の歓声と喝采がひっきり無しにお可奈とおみつの耳に聞こえくる。
外が賑やかであればあるほど、自分達の置かれているこの暗い部屋が余計に取り残された別空間のように感じてくるのだった。
為松ちゃん! 助けて!
為松は今、お可奈の声が聞こえたような気がした。
まさかと思い中庭の隅々まで目をこらして見たが、そこはいつものように整然と整理されている庭である。気を取り直し、またじっと何かを耐えるようにそこにいた。
為松は、お可奈の部屋の前にまんじりともせず座っている。
しかし為松の心中は穏やかではなく、ナナ太郎さんは、まだだろうか。私はこのままじっとしていていいものなんだろうか。音羽へ様子を見に行った方がいいんじゃないだろうか。と常に葛藤していた。
そんな揺れている心の為松にお可奈の声が聞こえたら、思い過ごしだとしてもなおさらいても立ってもいられない。
意を決した為松が、廊下から立ち上がってその場を離れようとした時、お可奈の母親であるおかみさんが現れた。
「為松、お可奈の具合はどうなの?」
足早に部屋の前まで来て「お可奈、入りますよ」と部屋に入ろうとする。
為松は慌ててナナ太郎からもらったお守り袋をかざし言った。
「お嬢様は、大丈夫です。寝ていれば治るからそっとしておいて欲しいとおっしゃってました」
すると、このお守り袋の効力なのかおかみさんは`はっ‘と何かに気づいたような様子をした。
「あら、そうなの。じゃあ為松、よろしく頼むわね」
そういうと何事もなかったかのようにまた奥へ戻って行ったのだった。
お可奈の部屋の前から動こうとした為松だったが自分の役目に気が付いた為松だ。
ああ、やっぱり私はここから動けない。こうして誰かがこの部屋に入ろうとするのを阻止しないといけないんだ。こんな事ぐらいしか役に立てないんだから……。
おかみさんの背中を見つめながらこれ以外に何も出来ない自分に情けなく思った。
お可奈の無事をただただ祈るばかりの為松である。
お可奈ちゃん!お願いだから無事で帰ってきておくれ!
今、為松の声がしたような気がした。
お可奈は辺りを見回した。
為松が今ここにいる筈がないのは分かっている。それが空耳であると思ったものの、そうせずにはいられなかった。
すると、お可奈が目をやった部屋の中のいっそう暗いところから白い手がすうっと現れた。
ぽっかりと浮かんだように手だけが現れて、その手がお可奈に向ってこっちへ来るようにと手招きをしていた。
何かしらと気づいたお可奈。
そこは肝の据わっているお可奈である。
浮いている手が怖いと思うよりも先に、何か助けの手が来たのではないかと勘が働いたのであったが、動くことはできない。
「呼ばれたって、こんなに縛られてたら身動きなんて出来ないわよ」
独り言のように小声で言い、動けぬ身体をじりじりとそちらの方に動かしてにじり寄った。
しかし、思うようにならない身体にイラついて思わず大きな声を出してしまった。
「縛られてんだから、誰だか知らないけどそっちから来てよ! 」
「ごめん、ごめんなさい」
浮かんでいた白い手首がすうっと消えたかと思うと、今度は暗がりの中、ぽっかりと首が浮かんでいた。
その首の主はナナ太郎だった。
「!!ナナ太郎さん!!」
思わず声を上げたお可奈。
首だけ浮かんでいてもそこはナナ太郎の顔である。知った顔、しかもナナ太郎の顔とあってお可奈は心からホッとした。
気が強いとはいえやはりお可奈も15歳の少女。
恐怖や不安を隠しながらおみつの事を励ましていた。
お可奈はようやく何とかなるかもしれないと光を見たような気持になっていた。
だが、その姿を見て死ぬほど驚いたのはおみつだった。
突然、現れた首だけのナナ太郎に怯えすぎた為か、声もあげずに気を失っていた。。
お可奈が一緒にいることと、お可奈の励ましが功を奏したのか少しずつ食べ物も口にするようになっていった。
おみつが少しずつ元気になるにつれ、二人は徐々に自分達のいきさつなどをぽつぽつと話し始めていた。
お可奈がおみつと話し始めて分かった事と言えば、おみつは自分がどうしてここにいるか、そしてここがどこだか検討も付かないという事。
要はおみつ自身何が起こったか何も覚えていないという事だった。
「おみっちゃん、驚かないでよ。今、おみっちゃんの家におみっちゃんの偽者が堂々といるの。だから、おみっちゃんがいないとは誰も思ってないの。たぶん、私のところにも私の偽者がいるに違いないと思う。誰も私たちを探そうとは思ってないと思うんだけど」
「私たちを探さない?」
「そう。だから自分達でここから逃げる事を考えないと」
おみつの目からまたも大粒の涙が流れ落ちていた。
「本所に行ったとこまでは覚えているのだけど、気が付いたらこんなところにいて。ここは獣臭いし暗いし。時々、見張りの男からおにぎりが差し出されてくるけれど食欲は出ないし。もう死んだも同然と泣き暮らしていたらお可奈ちゃんがここに連れてこられたから。私、救われた気がしたわ」
おみつは、ぽろぽろと涙を流しながら話していた
その涙を見て、興味本位で化け物の二八蕎麦があるという本所に行こうとおみつを誘った自分が悪かったと、取り除くことのできない後悔がわいてくるお加奈だった。
為松ちゃん、あんたなら私の偽者に気が付くわよね。
為松ちゃん……為松ちゃん! 助けて。
お可奈は、お可奈の為にいつもかいがいしく動き回っている為松の姿が脳裏に浮かんでいた。
自分でも驚くほど思うのは為松のことばかり。
為松が頭の中を占拠していた。
お可奈は自分でも気づかぬうちに心の中で常に「為松ちゃん」と呪文のように唱えているのだ。
やがて、おみつの泣き声が次第に小さくなり、その場は静かになった。
すると外の音が遠くかすかに聞こえてくる。
ひとしきり泣いて、涙が止まったおみつ。冷静になったのかおみつがやっと外の音に気が付いた。
「お可奈ちゃん……あの音はなあに? いつも聞こえてくるんだけど」
「ああ、あれ。あれは芝居が始まったんだと思う」
「確かに芝居のようだとは思ったけど、まさか」
「本当よ。風雷桐三郎の芝居」
「風雷桐三郎って、あの桐三郎様? 」
風来桐三郎に憧れて桐三郎の役者絵を毎日眺めていたおみつである。こんな時にそんな名前を聞くなんて冗談としか思えなかった。
「お可奈ちゃん、こんなときに冗談はやめてよね……」
お可奈は真剣な顔をして首を横に振った。
「まさか、本当なの?」
「そう。おみっちゃんは風雷桐三郎が好きだったっけね」
「ここ、音羽なの?」
「そう。私、偽おみっちゃんに誘われて音羽まで芝居を見に来たらこういうことになっちちゃってね」
「じゃあ私達、桐三郎様に攫われたの?」
「そういう事になるわね」
「うそっ、何か複雑……。桐三郎様に会ってれば、こんなに怖い思いしなかったかもしれないのに」
「何、ばかな事言ってるの。桐三郎は得体の知れない奴だよ。私達を捕まえてこんなとこに置いておくなんてどう考えたって悪い奴に決まってる」
「そうだよね。ちょっといい事が起きるような明るい気持ちになっちゃったけど。そんな事、こんなことされて無理な話」
外から聞こえる音はだんだん大きく、いっそう華やかになった。
人々の歓声と喝采がひっきり無しにお可奈とおみつの耳に聞こえくる。
外が賑やかであればあるほど、自分達の置かれているこの暗い部屋が余計に取り残された別空間のように感じてくるのだった。
為松ちゃん! 助けて!
為松は今、お可奈の声が聞こえたような気がした。
まさかと思い中庭の隅々まで目をこらして見たが、そこはいつものように整然と整理されている庭である。気を取り直し、またじっと何かを耐えるようにそこにいた。
為松は、お可奈の部屋の前にまんじりともせず座っている。
しかし為松の心中は穏やかではなく、ナナ太郎さんは、まだだろうか。私はこのままじっとしていていいものなんだろうか。音羽へ様子を見に行った方がいいんじゃないだろうか。と常に葛藤していた。
そんな揺れている心の為松にお可奈の声が聞こえたら、思い過ごしだとしてもなおさらいても立ってもいられない。
意を決した為松が、廊下から立ち上がってその場を離れようとした時、お可奈の母親であるおかみさんが現れた。
「為松、お可奈の具合はどうなの?」
足早に部屋の前まで来て「お可奈、入りますよ」と部屋に入ろうとする。
為松は慌ててナナ太郎からもらったお守り袋をかざし言った。
「お嬢様は、大丈夫です。寝ていれば治るからそっとしておいて欲しいとおっしゃってました」
すると、このお守り袋の効力なのかおかみさんは`はっ‘と何かに気づいたような様子をした。
「あら、そうなの。じゃあ為松、よろしく頼むわね」
そういうと何事もなかったかのようにまた奥へ戻って行ったのだった。
お可奈の部屋の前から動こうとした為松だったが自分の役目に気が付いた為松だ。
ああ、やっぱり私はここから動けない。こうして誰かがこの部屋に入ろうとするのを阻止しないといけないんだ。こんな事ぐらいしか役に立てないんだから……。
おかみさんの背中を見つめながらこれ以外に何も出来ない自分に情けなく思った。
お可奈の無事をただただ祈るばかりの為松である。
お可奈ちゃん!お願いだから無事で帰ってきておくれ!
今、為松の声がしたような気がした。
お可奈は辺りを見回した。
為松が今ここにいる筈がないのは分かっている。それが空耳であると思ったものの、そうせずにはいられなかった。
すると、お可奈が目をやった部屋の中のいっそう暗いところから白い手がすうっと現れた。
ぽっかりと浮かんだように手だけが現れて、その手がお可奈に向ってこっちへ来るようにと手招きをしていた。
何かしらと気づいたお可奈。
そこは肝の据わっているお可奈である。
浮いている手が怖いと思うよりも先に、何か助けの手が来たのではないかと勘が働いたのであったが、動くことはできない。
「呼ばれたって、こんなに縛られてたら身動きなんて出来ないわよ」
独り言のように小声で言い、動けぬ身体をじりじりとそちらの方に動かしてにじり寄った。
しかし、思うようにならない身体にイラついて思わず大きな声を出してしまった。
「縛られてんだから、誰だか知らないけどそっちから来てよ! 」
「ごめん、ごめんなさい」
浮かんでいた白い手首がすうっと消えたかと思うと、今度は暗がりの中、ぽっかりと首が浮かんでいた。
その首の主はナナ太郎だった。
「!!ナナ太郎さん!!」
思わず声を上げたお可奈。
首だけ浮かんでいてもそこはナナ太郎の顔である。知った顔、しかもナナ太郎の顔とあってお可奈は心からホッとした。
気が強いとはいえやはりお可奈も15歳の少女。
恐怖や不安を隠しながらおみつの事を励ましていた。
お可奈はようやく何とかなるかもしれないと光を見たような気持になっていた。
だが、その姿を見て死ぬほど驚いたのはおみつだった。
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