中二病でも世界征服したい〜世界征服したりタイムマシン作ったりラジバンダり〜

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世界征服計画(完了

死ぬまでに一度くらい世界征服したいその23かしこセルはタダで貸してあげるよ

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おばあちゃんが危篤で急いでいるんだけど自動運転の到着予定時刻を見ると、おばあちゃんは峠どころか成層圏を越えた先に行ってそうな時間なんだよね。
そうなったらアレだよね、取るしかないよね、オレの機嫌。

オレの三菱の口座にお気持ち金を振り込んでおくとか、APEXでオレのランページに素手で戦いを挑んでくるとかするとね、道路の予約状況が劇的に良くなっておばあちゃんは峠を越してツーリングにでかけたかもしれないね。
うん、そんなわけないよね。
オレはもう世界中から1円未満の金を集めるだとか、困っている人からお気持ち金を頂くとかそういう事は止めにしたんだ。
何故ならオレは、少なくともこの世界では世界を半ば征服したグーグルのトップであるエロだからね。

昨日エーペックスやっていたら初手でグローブをつけたボクサーロボとビーチフラッグスばりの武器取り競争が始まってね、オレがタッチの差でランページをゲットしたんだよ、
でもボクサーロボは逃げずに殴りかかって来たんだ。オレは「おいおい諦めるには早いんじゃないか」と思いながらもランページをガツガツぶつけてたんだけどボクサーロボもボクサーだからかやけに動きが良くてね、なんかしゃがみ大パンチとかやってくるのよ。
気がついたらランページをあと3~4発撃ち込めばオレの勝ち、パンチを当てればボクサーロボの勝ちって状況になっていてね、オレは逃げたんだ。リロードしたいし、距離を取ればオレの勝ちだしこのゲームは走る速さは全キャラ同じらしいから逃げるやつを追いかけて殴るのは難しいんだよね、だから建物から飛び降りてにげた。
でも、建物から飛び降りたら登っていた。何を言っているかわからねーだろうがジップリングに引き戻されてトドメのジャンプ大キックを食らってダウンしたところにもう1回ジップリングをブッ刺された。
さらにボクサーロボはオレの棺桶からランページを取り出してその場でぶん投げて走り去っていった
からじゃないよ。

オレは公共の利益の重要性に気がついたんだ。

オレのかしこセルは世界中にミチミチているよね。そのかしこセルが貯めておける電気エネルギーの総量はゼットンの火球に匹敵するとも言えない感じなんだ。
つまり電気をスゲェいっぱい貯められるんだよ。

オレはそれを公共の利益の為に無料で提供するんだ、無料でね。具体的には発電量が不安定で給電量の見通しがつきにくくてぶっちゃけ邪魔でしかない自然エネルギー由来の電気を貯めておいてあげる、つまり貰ってあげるんだ。もちろんタダだよ、まさか!金なんか取らないよ、オレは公共の利益の重要性に気がついたんだからね、タダで電気を貰ってあげるんだ。

電気の需給のバランスはとても重要みたいだよね。大震災の時に電気が足りなくなるとか言って東電が計画停電を実施したよね。
電気が足りなくなって停電するならわかるけど、足りなくなる前に停電させるって意味がわからないよね。

電気の需給バランスが大きく崩れて電気が大幅に足りなくなったらどうなるかわかるかな?
わからないでしょ?もちろんオレもわからないし、そして東電ですらわからないらしい。だから何が起こるかわからないから停電させたらしいんだよね。
そんなアホなって思うかもしれないけど東電は確かにアホだよね。計画停電はあの年のあの時だけだったしね。

じゃあ逆に電気が大量に余ったらどうなるかわかるかな?電気は余ったから細かくして川に捨てるってわけにもいかないからね。大量に余った電気をどうするかわかるかな?
わからないよね?もちろんオレもわからないけど、さすがに東電はわかっていると思うよ。
どうしょうもないらしいんだ。

足りなきゃ足りないで困るし余ったら余ったでそれも困るんだ。

電気の需給バランスが大きく崩れるとそれが過剰であれ不足であれ、電気インフラやその利用者に悪影響を与えるのは間違いないらしいんだよね。そしてその重要なバランスをオレのかしこセルが保つわけだね。

そうなると電力会社は需給バランスを考慮した発電をする必要がなくなるね、余ったらオレにタダでくれればいいんだから、最高効率のみを追求した発電を行えるようになるよね。
すると発電コストは安くなるんよね。
オレは余った電気をタダで貰ってあげているけれど、オレのおかげで最高効率の発電をしている東電は二酸化炭素の排出量がオレのおかげで確実に減っているはずだからね、オレのおかげで得た排出権を好きなだけ取引して儲けてもいいよ。許可するよ。
まぁトータルではマイナスになるかもしれないけどオレはそこまで面倒見てられないからね。

しかし排出権取引って一発ギャグの類かと思ってたけど本当に取引されているらしいね。笑えるよね。






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