113 / 177
少子高齢化問題を4秒で解決する
少子高齢化を3秒で解決するその20吉野家はなぜ潰れないのか
しおりを挟む
吉野家はなぜ潰れないか。
もちろんオレにはわからないよ。わかるわけがないよ。あんまナメんなって感じだよ。
吉野家。
オレがまだ若くて学校にいかず仕事もしていなかった頃、まだニートなんていうクールでカッコいい呼び方がなかった頃、徹マン時の夜食は吉野家の牛丼だった。ちょっと休憩を入れたくなった時の次の半荘でビリのやつが吉野家までパシるのが決まりだった。
因みに徹マンってのはマン〇じゃなくてマ〇ンだからね、一応。
当時のオレにとって吉野家の牛丼はメチャクチャ旨くて安いごちそうだった。
わけではないよ。安くてうまかったけど、メチャクチャってほどではないよね。単に夜中に手軽に買ってきて食えるご飯物が吉野家しかなかっただけ。
コンビニ弁当はメニューが豊富で売れ残りがあるかどうかわからないし、スマホもない時代だからその場で指示を出すのも無理だからね。それに弁当を一個一個温めてもらうのも面倒だし、コンビニにパシらせるのは難易度が高かったんだ。
まだ近所に松屋もなか卯もなかったし、マックは22時で閉まってたからね。
選択肢が吉野家しかなかったんだ。
松屋に初めて行ったとき、あの薄っぺらい豚焼肉定食を初めて食べたとき、吉野家要らなくね?って思ったし
なか卯に初めて行ったとき、あの何がハイカラなのかさっぱりわからんうどんを初めて食べたとき、吉野家要らなくね?って思ったし
すき家に初めて行ってカレー食ったときは吉野家行けばよかったと思ったけど、牛丼を食いたくなったらやっぱり吉野家だったんだよね。
もっと言えば牛丼=吉野家だったんだよね。
そんな吉野家が最近売り出したのが生娘の牛シャブ丼。
マジで吉野家ってなんでつぶれないんだろうね。
まあ一回潰れてんだけどね。
ざっくり言うと肉が高くなって牛丼の品質を落としたから、らしいね。
まあそれでも色々あって今でも吉野家はあるんだけどね。
そんなわけで個人的におもう吉野家の良い所とダメだと思うところね。
良い所は、対面のカウンターの間を店員が通るという独特の店舗の形ね。これは画期的だったと思うよ。
ダメなところは、まず肝心の牛丼の品質が安定していないかな。
三日くらい客が来てないのかって疑いたくなるほど牛丼の具が煮詰まって濃くなっている時があったり、ご飯が異常に熱くて卵を入れたら炒り卵みたいに固まる時があったりするね。
次は、狂牛病の時から力を入れ始めた新メニューが悉く美味しくない。まあほとんど食ったことはないんだけどね。
狂牛病騒ぎの時にまず出したのが豚生姜焼き定食だったかな?これがみたらし団子に醤油をかけたのかってくらい濃い。肉が少なめだったからご飯のおかずにはよかったかもしれないけど、それなら松屋の方がよかったね。
牛焼肉定食なんてのも出しているね。最初は「焼き味」とかいう謎の第七の味覚を主張していたんだけど、まあ美味しくなかったね。美味しくなかったのは吉野家自身もわかっていたみたいで、改良に改良を重ねて、気が付くと何度も何度も「更においしく新しく」なっていたんだけど、それがマジならもう神の食い物ってくらい旨くなっていてもおかしくはないんだけど、オレが最後に食べた牛焼肉定食は牛丼の具に焼き肉のタレをかけて電子レンジで焦がした、焦げ味定食。松屋でいいよね。
から揚げ定食もあるね。タルタルと油淋鶏があるんだけど、油淋鶏はみたらし団子に酢を垂らしたのかってくらい濃くて甘い。タルタルソースはオタマでかけたのかってくらい量が多い。タルタルソースなんてマズく作る方が難しいだろって思うくらいの味。
シンプルにそのままのから揚げを食べても、そんな濃いソースかけて食べるように作っている唐揚げをそのまま食べても美味しいわけないんだよね。
で、最近一押しの十年かけて開発したという生娘丼。
じゃあなくて親子丼。生娘言ってから親子丼を出してくる吉野家のセンスはすごいよね。
もちろんこれも濃い。とにかく濃い。卵にみたらし団子を入れたのかってくらい濃い。
そんなに濃かったら焦げるんじゃない?って思うかもしれないけど、もちろん焦げてるよ。生娘らしさは全くないよ。生娘と言うより黒ギャルだよ。藤谷コルは黒ギャルじゃないと思うけどね。あとなぜか親子丼なのにネギが乗っている。謎。
何をどうしたら親子丼の開発に10年かかるのはわからないけど、自社経営の養鶏場とみたらし工場でも作っていたのかな?それでも10年はかからないと思うけど。コルの成長を待っていたのかな?知らんけど。
吉野家の新メニューはとにかく味が濃い。牛丼屋で素材の味とか言うつもりはないけど、さすがに限度ってもんだあるだろくらい濃い。因みにカレーは食ったことないよ。カレーなら松屋行くし。
ドライブスルーも増やしているみたいだけど、なんかアホが設計したのかってくらい使いにくい形状だったりするんだよね。普通に考えたらドライブスルーにする分、駐車場にした方がいいと思うけどね。実際松屋はスマホで注文して駐車場で待っていると車まで持ってきてくれる形式に変えつつあるね。
あとは頑なに対面接客にこだわっているところ。
店によってはマックみたいにまずカウンターで注文する形態だったりするよ。牛鮭定食を頼んで受け取ってから席に着いたら調味料が無いんだよね。店の一角に調味料コーナーがあってそこに全部置いてあったんだけど、オレは鮭に醤油をかけに行ってから再び席に着いて一口食べたら鮭がとんでもなくマズかったんだよね。何が起きたのかと思ったらオレが鮭にかけたのは醤油じゃなくてソースだったんだ。なんで吉野家にソースが置いてあったのかは知らん。
食券機いれればいいのにね。吉野家曰く「客との触れ合いを大切にしたいから」なんだってさ。
先日行った吉野家は全ての席に備え付けられているタブレットで注文する形式だったんだけど、オレは牛丼をテイクアウトしようとしたんだけどね、タブレットで注文してくれって言うのよ。
まあ松屋の最新式券売機よりは遥かに分かりやすかったけど、オレがタブレットで注文している間、目の前で店員さんが会計するために待っているんだよね。やっぱり吉野家ってアホなの?
会計はもちろん店員さんが行うんだ。タブレットもったいなくない?ムダじゃね?そんなムダな使い方するならオレにくれよ。しかも今の吉野家はお値段を一円単位で設定しているよね。一円玉用意するの大変じゃないのかな?両替って手数料とられると思うし、店員も面倒だろうしオレも一円玉でお釣りをもらうのはウザいと思うんだけど、うん不思議だね。
そもそも客とのふれあいなんて言っても客の相手をするのは吉野家の上の人ではなくてバイトだよね。じゃあ、食券機を入れている他の牛丼屋に比べて吉野家のバイト時給が高いかと言えばそんなこともないんだよね。
まあ会計はしないけど焼くって言う作業がある松屋と、焼く作業はないけど注文と会計の作業のある吉野家のどちらが大変かって言うと、もちろんわからないけどね。でも客として行って一回千円払う事もない飲食店で店員との触れ合いは求めないけどね、オレはね。
まあおそらくだけど、吉野家の偉い人は客とのふれあい、暖かい接客はタダだと思っているんだろうね。
つまり「みんなで真面目に一生懸命」っていう終身雇用制度の残りカスをいまだに大事にしているわけだね。
今の日本は能力の低いBさんをクビにして、能力の高いAさんにすべてを押し付けている。
そうじゃなくて、Bさんをクビにしたらもっと優秀な人を雇う。
こんな当たり前のことができないから日本は世界からドンドン遅れて行っているんだと思うよ。
もちろんオレにはわからないよ。わかるわけがないよ。あんまナメんなって感じだよ。
吉野家。
オレがまだ若くて学校にいかず仕事もしていなかった頃、まだニートなんていうクールでカッコいい呼び方がなかった頃、徹マン時の夜食は吉野家の牛丼だった。ちょっと休憩を入れたくなった時の次の半荘でビリのやつが吉野家までパシるのが決まりだった。
因みに徹マンってのはマン〇じゃなくてマ〇ンだからね、一応。
当時のオレにとって吉野家の牛丼はメチャクチャ旨くて安いごちそうだった。
わけではないよ。安くてうまかったけど、メチャクチャってほどではないよね。単に夜中に手軽に買ってきて食えるご飯物が吉野家しかなかっただけ。
コンビニ弁当はメニューが豊富で売れ残りがあるかどうかわからないし、スマホもない時代だからその場で指示を出すのも無理だからね。それに弁当を一個一個温めてもらうのも面倒だし、コンビニにパシらせるのは難易度が高かったんだ。
まだ近所に松屋もなか卯もなかったし、マックは22時で閉まってたからね。
選択肢が吉野家しかなかったんだ。
松屋に初めて行ったとき、あの薄っぺらい豚焼肉定食を初めて食べたとき、吉野家要らなくね?って思ったし
なか卯に初めて行ったとき、あの何がハイカラなのかさっぱりわからんうどんを初めて食べたとき、吉野家要らなくね?って思ったし
すき家に初めて行ってカレー食ったときは吉野家行けばよかったと思ったけど、牛丼を食いたくなったらやっぱり吉野家だったんだよね。
もっと言えば牛丼=吉野家だったんだよね。
そんな吉野家が最近売り出したのが生娘の牛シャブ丼。
マジで吉野家ってなんでつぶれないんだろうね。
まあ一回潰れてんだけどね。
ざっくり言うと肉が高くなって牛丼の品質を落としたから、らしいね。
まあそれでも色々あって今でも吉野家はあるんだけどね。
そんなわけで個人的におもう吉野家の良い所とダメだと思うところね。
良い所は、対面のカウンターの間を店員が通るという独特の店舗の形ね。これは画期的だったと思うよ。
ダメなところは、まず肝心の牛丼の品質が安定していないかな。
三日くらい客が来てないのかって疑いたくなるほど牛丼の具が煮詰まって濃くなっている時があったり、ご飯が異常に熱くて卵を入れたら炒り卵みたいに固まる時があったりするね。
次は、狂牛病の時から力を入れ始めた新メニューが悉く美味しくない。まあほとんど食ったことはないんだけどね。
狂牛病騒ぎの時にまず出したのが豚生姜焼き定食だったかな?これがみたらし団子に醤油をかけたのかってくらい濃い。肉が少なめだったからご飯のおかずにはよかったかもしれないけど、それなら松屋の方がよかったね。
牛焼肉定食なんてのも出しているね。最初は「焼き味」とかいう謎の第七の味覚を主張していたんだけど、まあ美味しくなかったね。美味しくなかったのは吉野家自身もわかっていたみたいで、改良に改良を重ねて、気が付くと何度も何度も「更においしく新しく」なっていたんだけど、それがマジならもう神の食い物ってくらい旨くなっていてもおかしくはないんだけど、オレが最後に食べた牛焼肉定食は牛丼の具に焼き肉のタレをかけて電子レンジで焦がした、焦げ味定食。松屋でいいよね。
から揚げ定食もあるね。タルタルと油淋鶏があるんだけど、油淋鶏はみたらし団子に酢を垂らしたのかってくらい濃くて甘い。タルタルソースはオタマでかけたのかってくらい量が多い。タルタルソースなんてマズく作る方が難しいだろって思うくらいの味。
シンプルにそのままのから揚げを食べても、そんな濃いソースかけて食べるように作っている唐揚げをそのまま食べても美味しいわけないんだよね。
で、最近一押しの十年かけて開発したという生娘丼。
じゃあなくて親子丼。生娘言ってから親子丼を出してくる吉野家のセンスはすごいよね。
もちろんこれも濃い。とにかく濃い。卵にみたらし団子を入れたのかってくらい濃い。
そんなに濃かったら焦げるんじゃない?って思うかもしれないけど、もちろん焦げてるよ。生娘らしさは全くないよ。生娘と言うより黒ギャルだよ。藤谷コルは黒ギャルじゃないと思うけどね。あとなぜか親子丼なのにネギが乗っている。謎。
何をどうしたら親子丼の開発に10年かかるのはわからないけど、自社経営の養鶏場とみたらし工場でも作っていたのかな?それでも10年はかからないと思うけど。コルの成長を待っていたのかな?知らんけど。
吉野家の新メニューはとにかく味が濃い。牛丼屋で素材の味とか言うつもりはないけど、さすがに限度ってもんだあるだろくらい濃い。因みにカレーは食ったことないよ。カレーなら松屋行くし。
ドライブスルーも増やしているみたいだけど、なんかアホが設計したのかってくらい使いにくい形状だったりするんだよね。普通に考えたらドライブスルーにする分、駐車場にした方がいいと思うけどね。実際松屋はスマホで注文して駐車場で待っていると車まで持ってきてくれる形式に変えつつあるね。
あとは頑なに対面接客にこだわっているところ。
店によってはマックみたいにまずカウンターで注文する形態だったりするよ。牛鮭定食を頼んで受け取ってから席に着いたら調味料が無いんだよね。店の一角に調味料コーナーがあってそこに全部置いてあったんだけど、オレは鮭に醤油をかけに行ってから再び席に着いて一口食べたら鮭がとんでもなくマズかったんだよね。何が起きたのかと思ったらオレが鮭にかけたのは醤油じゃなくてソースだったんだ。なんで吉野家にソースが置いてあったのかは知らん。
食券機いれればいいのにね。吉野家曰く「客との触れ合いを大切にしたいから」なんだってさ。
先日行った吉野家は全ての席に備え付けられているタブレットで注文する形式だったんだけど、オレは牛丼をテイクアウトしようとしたんだけどね、タブレットで注文してくれって言うのよ。
まあ松屋の最新式券売機よりは遥かに分かりやすかったけど、オレがタブレットで注文している間、目の前で店員さんが会計するために待っているんだよね。やっぱり吉野家ってアホなの?
会計はもちろん店員さんが行うんだ。タブレットもったいなくない?ムダじゃね?そんなムダな使い方するならオレにくれよ。しかも今の吉野家はお値段を一円単位で設定しているよね。一円玉用意するの大変じゃないのかな?両替って手数料とられると思うし、店員も面倒だろうしオレも一円玉でお釣りをもらうのはウザいと思うんだけど、うん不思議だね。
そもそも客とのふれあいなんて言っても客の相手をするのは吉野家の上の人ではなくてバイトだよね。じゃあ、食券機を入れている他の牛丼屋に比べて吉野家のバイト時給が高いかと言えばそんなこともないんだよね。
まあ会計はしないけど焼くって言う作業がある松屋と、焼く作業はないけど注文と会計の作業のある吉野家のどちらが大変かって言うと、もちろんわからないけどね。でも客として行って一回千円払う事もない飲食店で店員との触れ合いは求めないけどね、オレはね。
まあおそらくだけど、吉野家の偉い人は客とのふれあい、暖かい接客はタダだと思っているんだろうね。
つまり「みんなで真面目に一生懸命」っていう終身雇用制度の残りカスをいまだに大事にしているわけだね。
今の日本は能力の低いBさんをクビにして、能力の高いAさんにすべてを押し付けている。
そうじゃなくて、Bさんをクビにしたらもっと優秀な人を雇う。
こんな当たり前のことができないから日本は世界からドンドン遅れて行っているんだと思うよ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる