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少子高齢化問題を4秒で解決する
少子高齢化を3秒で解決するその19神道が日本を高度経済成長させた#4
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太平洋戦争に負けて日本はボロボロになったんだけど、すぐに朝鮮戦争が始まってアメリカ軍の補給基地という大きな仕事をもらえたから日本は急激に復興してそれが高度経済成長の足がかりになったわけだね。
そのかわり韓国と朝鮮はボロボロになったんだけどね。
まぁ朝鮮戦争が終わるとすぐにベトナム戦争が始まってアメリカの傭兵として参戦した韓国は莫大なお給料を貰ってそれを経済成長の足がかりとしたわけだね。
そのかわりベトナムはボロボロになったけどね、勝ったけど。
戦後の日本が急激な復興を見せたのは、アメリカが第一次及び第二次世界大戦を経ても先進国で唯一国土を破壊されることなく乗り切ったおかげて急成長を遂げたのと似ていて、朝鮮戦争とベトナム戦争と言う二つの戦争で世界が浪費する中で一人静かに復興に力を注げたからと言うのが大きいだろうね。
でも、その後の高度経済成長の原動力となったのはやっぱり終身雇用制度だと思うよ。
ではなんで終身雇用制度が高度経済成長の原動力になったのかと言えばそれは当時は今ほど技術が発達していなかったからだろうね。
例えば、会社には経理のオバサンがいるよね。経理オバサンは毎日毎日山のように持ってこられるタクシーの領収書をチェックして記帳するという仕事をしていたんだ。毎日何十枚何百枚という領収書をチェックして記帳する。もちろん持ち込まれる領収書はタクシーだけじゃないよね、キャバクラの領収書もあるだろうしノーパンしゃぶしゃぶの領収書もあっただろうね。そんな膨大な領収書を処理するのは一人じゃ無理だよね。
だから経理オバサンはいっぱいいたんだ。
でも経理オバサンの給料は全員同じだったんだ。終身雇用制度の中では1時間に10枚の領収書を処理できる経理オバサンBでも1時間に12枚の領収書を処理できる経理オバサンAでも、1時間に8枚の領収書しか処理できない経理オバサンCでもみんな給料は同じなんだ。
終身雇用制度の下では企業はいちいちAさんやBさんやCさんの能力を査定してその能力にあった給与を支払うって言う面倒なことをする必要が無かったし、高度経済成長の下では大量の労働者を雇う必要があったからCさんばっかりになる可能性も低かったからね。
そして、経理オバサンAが「不公平だ」って文句を言ったり「私はもう10枚処理したから帰る」って言うのも許されない。そう、終身雇用制度の中ではね。
大多数の日本人労働者が終身雇用制度と言うシステムに乗って一丸となって仕事をして、企業もそれぞれが一丸となって仕事をした結果、世界中に様々なものを輸出して売りまくることで世界でもまれにみる長期的な高度経済成長を達成しGDP世界二位という偉業を成し遂げることができたんだ。
日本の高度経済成長は高い技術力によるものだって見方もあるだろうけどね。
例えばソニーがウォークマンを作ったね。これは言ってみれば携帯型のカセットテーププレイヤーだね。これは音楽を携帯できるという世界初の技術だったけど、言い換えれば従来のカセットテーププレイヤーの小型化にすぎないよね。
ラジカセを肩に担ぐという黒人文化を真似することが出来るようになったというだけだよね。
日本の技術力は確かに高かったかもしれないけど、世界が日本の製品に感じた魅力は他にはない日本の独自性ではなく、高品質で低価格な製品と言うところだったんだ。
確かに日本を代表する企業であるソニーが発売したトリニトロンテレビやウォークマン、そしてプレイステーションといった製品は画期的な製品だったけど、世界が日本製品を求めたのはソニーが発売するような画期的な製品ばかりではなく、高品質だけど低価格だった日本製なんだ。
例えば自動車。
日本車は世界から「壊れない」と言う高い信頼を得たんだ。
これは「日本のトヨタと言う企業の車は50万キロ走れる」という1つの企業に対する信頼ではなく、トヨタに限らずニッサン、スバル、ホンダ、マツダ,いすゞ等々「日本の車は壊れない」と言う日本の車産業全体に対する信頼だったんだ。
そしてその「日本製は壊れない」と言う信頼は車に限らず様々な日本製品が受けていたんだ。
つまり、日本製品は壊れないと言う世界からの信頼が高度経済成長を支え、その壊れない日本製品と言うブランドを作ったのは間違いなく終身雇用制度なんだ。
能力の高いAさんが作る製品は高性能だけど、能力の低いCさんが作る製品は壊れやすいなんてこともなく
終身雇用制度の中で、能力の高いAさんが文句も言わずに働き、能力の低いCさんも一生懸命働き、みんなで真面目に一生懸命働くことで品質のバラツキが少ない画一的な製品が作られたことが「壊れない日本製品」と言う信頼を生み出したんだ。
この「みんなで真面目に一生懸命」というのは個人の権利を重要視する多民族国家ではタダじゃないんだ、能力の高いAさんだけを探して選んだり、能力の低いCさんをAさんレベルまで教育したりね。金がかかるんだ。
でも単一民族国家で個人より集団の利益を重視する日本では「みんなで真面目に一生懸命」がなんと無料だったんだ。無料と言うかAさんが払っていたんだけどね。
「みんなで真面目に一生懸命」
これこそが高度経済成長を成し遂げた終身雇用制度の正体だよ。
日本を高度経済成長させたのは終身雇用制度。
そして終身雇用制度を続けてこられたのは多神教単一民族の風土。
多神教単一民族の風土、つまり神道が日本を高度経済成長へと導いたんだ。
そのかわり韓国と朝鮮はボロボロになったんだけどね。
まぁ朝鮮戦争が終わるとすぐにベトナム戦争が始まってアメリカの傭兵として参戦した韓国は莫大なお給料を貰ってそれを経済成長の足がかりとしたわけだね。
そのかわりベトナムはボロボロになったけどね、勝ったけど。
戦後の日本が急激な復興を見せたのは、アメリカが第一次及び第二次世界大戦を経ても先進国で唯一国土を破壊されることなく乗り切ったおかげて急成長を遂げたのと似ていて、朝鮮戦争とベトナム戦争と言う二つの戦争で世界が浪費する中で一人静かに復興に力を注げたからと言うのが大きいだろうね。
でも、その後の高度経済成長の原動力となったのはやっぱり終身雇用制度だと思うよ。
ではなんで終身雇用制度が高度経済成長の原動力になったのかと言えばそれは当時は今ほど技術が発達していなかったからだろうね。
例えば、会社には経理のオバサンがいるよね。経理オバサンは毎日毎日山のように持ってこられるタクシーの領収書をチェックして記帳するという仕事をしていたんだ。毎日何十枚何百枚という領収書をチェックして記帳する。もちろん持ち込まれる領収書はタクシーだけじゃないよね、キャバクラの領収書もあるだろうしノーパンしゃぶしゃぶの領収書もあっただろうね。そんな膨大な領収書を処理するのは一人じゃ無理だよね。
だから経理オバサンはいっぱいいたんだ。
でも経理オバサンの給料は全員同じだったんだ。終身雇用制度の中では1時間に10枚の領収書を処理できる経理オバサンBでも1時間に12枚の領収書を処理できる経理オバサンAでも、1時間に8枚の領収書しか処理できない経理オバサンCでもみんな給料は同じなんだ。
終身雇用制度の下では企業はいちいちAさんやBさんやCさんの能力を査定してその能力にあった給与を支払うって言う面倒なことをする必要が無かったし、高度経済成長の下では大量の労働者を雇う必要があったからCさんばっかりになる可能性も低かったからね。
そして、経理オバサンAが「不公平だ」って文句を言ったり「私はもう10枚処理したから帰る」って言うのも許されない。そう、終身雇用制度の中ではね。
大多数の日本人労働者が終身雇用制度と言うシステムに乗って一丸となって仕事をして、企業もそれぞれが一丸となって仕事をした結果、世界中に様々なものを輸出して売りまくることで世界でもまれにみる長期的な高度経済成長を達成しGDP世界二位という偉業を成し遂げることができたんだ。
日本の高度経済成長は高い技術力によるものだって見方もあるだろうけどね。
例えばソニーがウォークマンを作ったね。これは言ってみれば携帯型のカセットテーププレイヤーだね。これは音楽を携帯できるという世界初の技術だったけど、言い換えれば従来のカセットテーププレイヤーの小型化にすぎないよね。
ラジカセを肩に担ぐという黒人文化を真似することが出来るようになったというだけだよね。
日本の技術力は確かに高かったかもしれないけど、世界が日本の製品に感じた魅力は他にはない日本の独自性ではなく、高品質で低価格な製品と言うところだったんだ。
確かに日本を代表する企業であるソニーが発売したトリニトロンテレビやウォークマン、そしてプレイステーションといった製品は画期的な製品だったけど、世界が日本製品を求めたのはソニーが発売するような画期的な製品ばかりではなく、高品質だけど低価格だった日本製なんだ。
例えば自動車。
日本車は世界から「壊れない」と言う高い信頼を得たんだ。
これは「日本のトヨタと言う企業の車は50万キロ走れる」という1つの企業に対する信頼ではなく、トヨタに限らずニッサン、スバル、ホンダ、マツダ,いすゞ等々「日本の車は壊れない」と言う日本の車産業全体に対する信頼だったんだ。
そしてその「日本製は壊れない」と言う信頼は車に限らず様々な日本製品が受けていたんだ。
つまり、日本製品は壊れないと言う世界からの信頼が高度経済成長を支え、その壊れない日本製品と言うブランドを作ったのは間違いなく終身雇用制度なんだ。
能力の高いAさんが作る製品は高性能だけど、能力の低いCさんが作る製品は壊れやすいなんてこともなく
終身雇用制度の中で、能力の高いAさんが文句も言わずに働き、能力の低いCさんも一生懸命働き、みんなで真面目に一生懸命働くことで品質のバラツキが少ない画一的な製品が作られたことが「壊れない日本製品」と言う信頼を生み出したんだ。
この「みんなで真面目に一生懸命」というのは個人の権利を重要視する多民族国家ではタダじゃないんだ、能力の高いAさんだけを探して選んだり、能力の低いCさんをAさんレベルまで教育したりね。金がかかるんだ。
でも単一民族国家で個人より集団の利益を重視する日本では「みんなで真面目に一生懸命」がなんと無料だったんだ。無料と言うかAさんが払っていたんだけどね。
「みんなで真面目に一生懸命」
これこそが高度経済成長を成し遂げた終身雇用制度の正体だよ。
日本を高度経済成長させたのは終身雇用制度。
そして終身雇用制度を続けてこられたのは多神教単一民族の風土。
多神教単一民族の風土、つまり神道が日本を高度経済成長へと導いたんだ。
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