中二病でも世界征服したい〜世界征服したりタイムマシン作ったりラジバンダり〜

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中二病的和製二大政党制。

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日本でこうなったら面白いんじゃないかっていう感じの二大政党制を考えてみたよ。


今の日本は自民独走政治だけど、昔は野党もそれなりに存在感があってね、社民党の村山富市が総理の座に付いた時代もあったんだよ。
信じられないだろうけど社民党が与党の時代ってのがあったんだよ。
それどんな設定の異世界?って思うかもしれないけどマジなんだよ。

今のほぼ福島ソロの社民党からは想像できないよね。
社民党はもともとは日本社会党と言ってまんま社会主義政党だったんだけどそれが社民党と民主党に分離したんだね。
日本社会党は共産主義の中国から支援されていたんだろうけど、中国自身が市場経済を採り入れて共産主義でも何でもない単なる独裁国家になると、共産主義だの社会主義だのといった思想を守るために日本社会党を支援する必要もなくなったんだろうね。
中国と同じ共産主義的思想を持つ仲間を増やす必要がなくなり、社民党を支援するより中国共産党の肩をもってくれる自民議員を取り込んで自民党の中に媚中派を作らせた方がいいし、なんなら民主党でもいいかぁとなったわけだね。

日本共産党はと言うと、共産党もまぁ中国の支援を受けていただろうけど、あそこは赤旗を売り付けてタダ同然で年寄りを働かせるという宗教じみた資金源の分は党勢を維持できているんだろうね。

そして中国の支援を受けている匂いがする旧社民系議員(仙石とか)と、在日韓国系の支援を受けている匂いがする旧さきがけ議員(菅直人とか。まあ元は社民だけど)
さらにお母さんからお小遣いをもらっている系議員(鳩山由紀夫)たちの民主党は2009年、ついに自民党から政権を奪取したんだよ。

この時の選挙前、オレは民主党にはメチャクチャ期待したよ。
「オレが考えるさいきょーの二大政党制」が実現するかもしれなかったからね。

民主党は夢のような公約を並べ立ててその20兆円の財源を聞かれたら「節約すれば行ける!」だったね。
お小遣い系議員が党首だと言うこともぶっ飛んでるね。
さすがにアホをさらしすぎだろって思ったね。国民全員呆れてるぞって思ったんだ。
でも、どこからどうお金が流れたのか知らないけどマスコミは反自民一色だったから大丈夫だったね。
マスコミは、麻生がアッチのホテルで飲んだカクテルは何千円だっただの、カップラーメンの値段を知らなかっただとか毎日麻生を叩きまくってたからね。
さすがに漢字の読み間違いを連日報道し始めたときはヤリスギだぞ、国民全員呆れてるぞって思ったけど大丈夫だったね。もう世間は民主党一色に染まっていたからね。

大方の予想通り民主党が政権を奪取したんだけど、まあルーピーはゴリゴリのポンコツだったよね。
政治家としての理想は誰よりも高そうだったけど、実行力が皆無だったようだね。
オバマ相手にトラストミーだかプロミスユーだかいう捨てゼリフを言ってすぐに消えていったよね。
「最低でも県外」そんなものは誰にでも言えるからね、言うだけならオレでも言えるよ。

ルーピーは政治家としてのステータスを【りそう】に全振りして他が全部ゼロだったんだろうね。
野党の頃は実行方法なんて考えずに、与党に自分の理想をぶつけるだけで良かったからね、生まれてこの方お腹が空けばご飯が出てきて小便がしたくなったら便所が来るような生活を送ってきたから、自分で実行するという意味が分からなかったんだと思う。
「最低でも県外」そう言えばそうなると思っていたんだろうね。

ルーピーの次の菅直人はポンコツどころか廃棄物レベルだったね。

ルーピーはまだ【りそう】が99あったけど菅直人は政治家として他より抜きん出ている部分が何一つなかったね。というか政治家としての平均ステータスが飛び抜けて低かったね。つーかステータスオール0だったね。
ぶっちゃけ他人のダメのところは指摘できるけど、じゃあお前がやってみろよってなると何一つできないタイプだったね。まあやる気はなかったんだろうけど。

そんなポンコツ2レンちゃんでさすがにこれはやりすぎだろ、次の選挙に影響が出ちゃうぞって思ったけどまだ大丈夫だったね。
どこからかマスコミにお金が流れていたのか池上が「麻生は高級料亭通いだったけど、菅さんはラーメン食べてます!食べてます!」と絶賛していたからね。
あのときの池上は本当に心の底から嬉しそうな顔してたね。

菅直人の次の野田はまあ比較的まともだったと思うけど、それは自民目線と言うか国民目線と言うか、正直なところ民主党である必要が無かったね。


オレは個人的に民主党には自民党に対する二大政党になってほしいと期待していたんだ。
もちろん、アメリカの民主党と共和党みたいな一進一退な関係ではなくてね、オレが考えた日本に合う二大政党制は懲罰的二大政党制。

自民党が調子に乗って好き勝手やりすぎると民主党が登場するんだ。
国民は調子に乗った自民党に罰を与える意味で民主党に政権を取らせるんだ。
政権を奪取した民主党は日本をムチャクチャにして去っていく。
自民党はその後始末をしなくちゃならないし、国民も大変な目に合う。

でも国民は調子に乗りすぎた自民党におQを据えるために自らの痛みを伴うとわかっていながら民主党に投票するんだ。日本をムチャクチャするとわかっていて敢えて民主党に投票するんだ、敢えてね。

オレが考えていた二大政党制はこんな感じ。
だから2009年の民主党には期待したよ。
そして民主党はオレの期待どおりに日本をムチャクチャにして去っていったね。

もちろん民主党は公約を1つも達成できなかったね。
他にも野党時代に散々自民に突きつけたこともほとんどスルーしていたね、官房機密費の明細公表とかね。

期待の裏切り方というかね、見せ方は素晴らしかったと思うよ。
まずは、理想を高く掲げ見た目はそれなりのルーピーでみんなの期待を高めて高めて高めきったところで中身は空っぽという最大の落差で国民の期待を叩き壊したね。

次に用意された菅直人は中身も外見も空っぽで国民の僅かな期待も打ち砕いていったね。

最後の野田は民主党である必要がありませんでした!と思わせるフィニッシュを決めたね。

次の選挙で自民はすぐに政権を取り返したけどさすがに反省したね。

少し考えれば誰にでもわかることだけど、ルーピーや黒幕気取りの小沢とか元自民もいたとはいえね、一度も政権運営に携わったことがない政党がいきなり与党になったところで夢のような公約を達成するどころか、まともな政治を行なうことすら難しいに決まっているんだよ、それなのに脱官僚とか言っていたしね。

そんな奴らを「一回やらせてみよう」と与党にしてしまう国民を自民は恐れただろうね。民主がボロクソにした日本を立て直すのは自民の仕事だからね。ボロクソ日本じゃ中抜きもできないからね。
自民は大変だよ。

だから反省した自民党は少なくとも選挙3回分くらいは真面目に大人しくしているだろう、オレはそう思って安心していたんだ。

しかし予想外の出来事が起きたね。
そう、民主党が消えてしまったんだ。
民主党というお船が沈みかけると驚いたネズミさんたちは新たな船、エスポワール号へと逃げ出したんだ。

でもエスポワールに乗船拒否されたネズミさんたちもいて、彼らは小型の緊急脱出用の救命ボートでなんとか逃げ延びることができたんだ。
この救命ボート組が立憲民主党だね。

一方、エスポワールに逃げだしたネズミさん達はどうなったかというと、助けてくれたエスポワールで反乱を起こして逆に乗っ取ってしまったんだ。
この乗っ取り組が国民民主党だね。

まぁ分離したとはいえこの2隻が元民主党だね。
現在のこの元民主系の衆院議席数は100くらいで自公の議席数が300くらいだね。

実はこの超雑把な民主100VS自民300という議席数は2009年の政権交代前夜の議席数と同じなんだよね。
2009の選挙で民主は300まで議席数を増やし対する自民は議席数100と激減し政権転落したんだよ。

議席数だけ見ると、まだまだ懲罰的二大政党制が発動する余地はありそうだよね、議席数だけ見ればね。

でも今現在、立憲+エスポワール党が政権を取れそうな雰囲気が全く無いよね。
だから自民からは危機感も反省も消え失せてさすがにノリノリ過ぎてるよね。

自民が政権を取り返して安倍ちゃんシーズン2が始まったときは戦後レガシーの脱却とかカッコ良さそうなことを言っていたのに最後の方は『責任を取ればいいってもんじゃないジュウシー』とか言い始めていたからね。
言い訳にすらなっていなくても大丈夫、喋っただけマシだろってレベルだったね。
最後は「またうんこ漏れそうだからやめる(13年ぶり2回目)」だったしね。
岸田くんに至っては言い訳どころか対話すらしないで超絶好き勝手やってるよね。
しかも、あんだけ好き勝手するなら100億円くらい私腹を肥やしているのかって思うけど、そうでもなさそうなんだよね。
私服も肥やさずなんのためにそんな支持率爆死するようなことばっかりするんだって話になるけど、もちろん中卒のオレには分からないんだけどもね。

でも自民は対話も言い訳もなく好き勝手やっていいの。
それを何のためにやるのか誰のためにやっているのか教えることも説明することもない。
でも自民はそれでいいの。
なぜなら選挙で勝ったからね、支持されたからだよ。
そして次の選挙も負ける気がしないからだよ。立憲ポワール党に負ける未来が想像つかないからだよ。だから自民はこれからも好き勝手やると思うよ。

立憲ポワールの支持率が上がれば自民も少しは真面目になると思うよね。

そこで立憲ポワールの支持率を上げる方法だよ!


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