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タチの悪さはピカイチですね
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結局身の回りの物一式買い揃えられたところで日が暮れ。目まぐるしい現実に疲れ切って帰ってきたら「疲れたやろ、ゆっくり休みや」とゲラコはニッコリ笑った。そしてどこからともなく取り出した温かい料理をヨメルタに食べさせて。もう俺いらないじゃんと思うくらいには美味しかったのだが、ゲラコ自身は一口食べるとすぐに下げてしまった。自由という言葉で済ませていいのかどうかはともかく、今更その程度で驚くことでもないので。
「おやすみのキッスしたろか?ほれ、んーまっ!」とかウザい投げキッスでダメージを受けてから、ヨメルタはベッドで健やかな眠りについた。自分の扱いはアレだが、有り難いことに待遇はいいのである。奴隷では有り得ない好待遇に感謝するべきなのだろう。非常に、とてつもなく、すっごい癪だけれども。
しかし嵐のような一日が過ぎ去っても、依然として台風は傍にいるのである。朝起きてすぐだというのに、ヨメルタは不安しかない未来に顔をしかめた。なんだか無性に実家へ帰りたい気がするが、現実は非情である。
何でもいいというから適当にこしらえた朝食(材料は全部ゲラコの裂け目から)を並べて、ヨメルタは食前の感謝を口にした。ゲラコがまた手を合わせていたのを不思議に思いながら、目玉焼きをのせたトーストをかじる。
「まぁ昨日で大体必要なもん揃えたっちゅうことで……今日はぼちぼち魔王討伐の準備していこか」
「どうせ俺には拒否権無いんだろうが……」
「そうやなぁ、なんならプライバシーも無いし基本的人権の内何個かも無いなぁ」
「手前は知らないが人権は返してくれよ」
「ムリ♡」と言う憎たらしい顔に、食パンをぐちゃっとしかけて踏みとどまった。こんなに煽り耐性が低いようでは元商人の沽券に関わるので。一晩経って冷静さが戻ったヨメルタは多少耐えられるようになっていた。
しかし、とゲラコの発言を振り返る。今日の予定らしい魔王討伐の準備について。といっても、ヨメルタはそこまで心配していなかった。
結局こいつが全部なんとかするのでは。
もう散々規格外の行動を見ているため、ゲラコなら大丈夫だろうと思えてしまったのである。当然のように転移魔法を使いこなし、空間魔法の一種だろうあの裂け目を普段使いし、建物を吹っ飛ばした攻撃魔法まで兼ね備えている。その上鉄格子ぐにゃあ事件で見たとおり、魔法の発熱に耐えられる体の化け物ときた。
彼女がいれば、ヨメルタはもう負ける気がしなかった。万が一駄目そうでも転移魔法で逃げればいいので、命の危険は無いに等しいことを正しく理解したのである。
が、ヨメルタは一つ大事なことを忘れている。ゲラコはそんな規格外であると同時に、割とイカれ人間でもあるのだ。頭のネジが数本飛んでいそうな言動を考慮すると、何をやらかすか分からない危険人物であるわけで。
ゲラコはニッコリ美しい笑顔を作ると、ピッと人差し指を立てた。
「まずは嫁ちゃん育成計画やな。うちはスパルタやから気合い入れてや、目指せレベル99の戦士!」
「細身なの見て分かるだろうがこの俺に戦士は無理だってことが!!!」
自ら重い荷物を運ぶこともあった為筋肉が無いわけではないが、あくまで一般人の範疇である。重たい装備を着た上で剣やら斧やらを振り回せるとは思えない。だがまったく気にしていないゲラコは「んー?」と首を傾げた。
「そんなん鍛えたらいけるやん。基礎ステータス上げたら武器はどないしようかなぁ……まぁうち大剣やし、ヨメちゃんには剣の技術レベル上げてもらお」
「百歩譲って筋トレはいいとしてもだ。俺は剣を持たされたところで、ゴブリンにすら負ける自信があるんだぞッ!んな勝率低い賭けやりたくないんだが!?」
「やる前から無理やって決めつけるんは男気に欠けるんとちゃう?もっとポジティブにいこうや、本気出せば絶対大丈夫やて!ネバギバ、ネバギバ!」
「俺は嫌だっつってんだよ根性論やめろよ」
深いため息を吐いたヨメルタには、ゲラコのなんてことはない言葉が一つだけ突き刺さっていた。『やる前から無理だと決めつける』というのは、凡人と天才を分ける一種の壁である。家を飛び出すまではやってみなきゃ分からないと胸を張って言えたのに、この五年で越えられない壁を見過ぎたせいで──こんなにも臆病になってしまったことが、どうにも情けなかった。
「ヨメちゃん」
自然と俯いていた顔を上げれば、真顔のゲラコと目が合った。感情の読めない縦長の瞳孔がじい、と見透かすように見つめている。弾けるような笑顔との酷い落差を感じた。
「ヨメちゃんは誰のもんや?」
「げ、ゲラコ」
「せやな、うちやんな……他人に人生握られてる気分はどうや?情けないよな、惨めよな、ゲラコちゃんにはよお分かるよ」
「……何が言いたいんだ」
「うちが目的全部終わらせた時に、解放したげるって言うたら……どうする?」
勿論、言うこと聞かへん子の扱いは保証せんけど。気味の悪い薄笑いが『これは脅しだ』と雄弁に語っている。
「……腹括って未来のために従えってか」
「流石商人、裏読むんが得意やねぇ」
嫌味かよ、と睨み付けながらヨメルタは脳内で損得勘定を始める。この女どこまで本気かは分からないが、どちらにしてもロクな目に遭わないのは明白だ。だがゲラコには自分を殺す気も、死なせる気も無いだろう。恐らく強くなるまで付き合うつもりだ……まぁやってみなきゃ分からないのは、事実だから。
ヨメルタは「だァーもうッ!」と机に拳を振り下ろしてから、
「分かったよやればいいんだろやれば!」
とヤケクソ気味に叫んだ。後悔なんてやった後にいくらでもすればいい、少なくともその機会が用意されているのだから。そもそも二択のように見えて実質ほぼ一択である、逃れようがない。
ゲラコの口角がにぃ、とつり上がる。ヨメルタは漠然と嫌な予感がした。
「お?言うたな?言うたからには最後までやるよな?商人やもんなぁ、まっさか自分の発言に責任持たへんなんてことないよなぁ?」
「俺は嘘なんて付かないが……待てよゲラコお前、俺はあくまでクソくじのための準備に付き合ってやると言っただけで、他のおふざけに付き合うつもりは」
「男に二言は?」
「……な、い、がッ」
よりにもよってこんな風に言質を取られるとは、元商人の沽券に関わるどころか名折れである。色々失敗して牢屋にぶち込まれた時点でプライドはズタズタだったが、もはや粉々の域だった。脳内でだから騙されるんだよバーカ、と内なる自分に煽られている。辛い。
「まぁまぁそんな落ち込まんでも。安心しいや、うちはめっちゃ優しいから、な?何年かかろうがずぅっと付きおうてあ・げ・る♡」
「終わるまで逃げ場無いってことじゃねぇかよもおおおお」
控えめに言って地獄である。わざわざ戦闘経験のないヨメルタを育てようとする行動からもうお察しだが、彼が強くならなければ目的を達成する気は無いのだろう。あまりにも遠回り過ぎてヨメルタの脳内はなんで???と疑問まみれだ。これだから暇人の考えることは理解できない。
「よく考えたら、そもそも嫁が戦える必要あるか?いや俺は嫁じゃないが」
「戦えるんにこしたことはないやろ?ほら、歌って踊れるアイドルみたいな感じで、家事して戦う嫁ちゃんみたいな?」
「随分アグレッシブな嫁だなぁ」
こいつにはもう何を言っても無駄かもしれない。ヨメルタはここに来てから何度目になるか分からないため息を吐く。結局のところ、解放されるためには黙って従うしかないのであった。
「おやすみのキッスしたろか?ほれ、んーまっ!」とかウザい投げキッスでダメージを受けてから、ヨメルタはベッドで健やかな眠りについた。自分の扱いはアレだが、有り難いことに待遇はいいのである。奴隷では有り得ない好待遇に感謝するべきなのだろう。非常に、とてつもなく、すっごい癪だけれども。
しかし嵐のような一日が過ぎ去っても、依然として台風は傍にいるのである。朝起きてすぐだというのに、ヨメルタは不安しかない未来に顔をしかめた。なんだか無性に実家へ帰りたい気がするが、現実は非情である。
何でもいいというから適当にこしらえた朝食(材料は全部ゲラコの裂け目から)を並べて、ヨメルタは食前の感謝を口にした。ゲラコがまた手を合わせていたのを不思議に思いながら、目玉焼きをのせたトーストをかじる。
「まぁ昨日で大体必要なもん揃えたっちゅうことで……今日はぼちぼち魔王討伐の準備していこか」
「どうせ俺には拒否権無いんだろうが……」
「そうやなぁ、なんならプライバシーも無いし基本的人権の内何個かも無いなぁ」
「手前は知らないが人権は返してくれよ」
「ムリ♡」と言う憎たらしい顔に、食パンをぐちゃっとしかけて踏みとどまった。こんなに煽り耐性が低いようでは元商人の沽券に関わるので。一晩経って冷静さが戻ったヨメルタは多少耐えられるようになっていた。
しかし、とゲラコの発言を振り返る。今日の予定らしい魔王討伐の準備について。といっても、ヨメルタはそこまで心配していなかった。
結局こいつが全部なんとかするのでは。
もう散々規格外の行動を見ているため、ゲラコなら大丈夫だろうと思えてしまったのである。当然のように転移魔法を使いこなし、空間魔法の一種だろうあの裂け目を普段使いし、建物を吹っ飛ばした攻撃魔法まで兼ね備えている。その上鉄格子ぐにゃあ事件で見たとおり、魔法の発熱に耐えられる体の化け物ときた。
彼女がいれば、ヨメルタはもう負ける気がしなかった。万が一駄目そうでも転移魔法で逃げればいいので、命の危険は無いに等しいことを正しく理解したのである。
が、ヨメルタは一つ大事なことを忘れている。ゲラコはそんな規格外であると同時に、割とイカれ人間でもあるのだ。頭のネジが数本飛んでいそうな言動を考慮すると、何をやらかすか分からない危険人物であるわけで。
ゲラコはニッコリ美しい笑顔を作ると、ピッと人差し指を立てた。
「まずは嫁ちゃん育成計画やな。うちはスパルタやから気合い入れてや、目指せレベル99の戦士!」
「細身なの見て分かるだろうがこの俺に戦士は無理だってことが!!!」
自ら重い荷物を運ぶこともあった為筋肉が無いわけではないが、あくまで一般人の範疇である。重たい装備を着た上で剣やら斧やらを振り回せるとは思えない。だがまったく気にしていないゲラコは「んー?」と首を傾げた。
「そんなん鍛えたらいけるやん。基礎ステータス上げたら武器はどないしようかなぁ……まぁうち大剣やし、ヨメちゃんには剣の技術レベル上げてもらお」
「百歩譲って筋トレはいいとしてもだ。俺は剣を持たされたところで、ゴブリンにすら負ける自信があるんだぞッ!んな勝率低い賭けやりたくないんだが!?」
「やる前から無理やって決めつけるんは男気に欠けるんとちゃう?もっとポジティブにいこうや、本気出せば絶対大丈夫やて!ネバギバ、ネバギバ!」
「俺は嫌だっつってんだよ根性論やめろよ」
深いため息を吐いたヨメルタには、ゲラコのなんてことはない言葉が一つだけ突き刺さっていた。『やる前から無理だと決めつける』というのは、凡人と天才を分ける一種の壁である。家を飛び出すまではやってみなきゃ分からないと胸を張って言えたのに、この五年で越えられない壁を見過ぎたせいで──こんなにも臆病になってしまったことが、どうにも情けなかった。
「ヨメちゃん」
自然と俯いていた顔を上げれば、真顔のゲラコと目が合った。感情の読めない縦長の瞳孔がじい、と見透かすように見つめている。弾けるような笑顔との酷い落差を感じた。
「ヨメちゃんは誰のもんや?」
「げ、ゲラコ」
「せやな、うちやんな……他人に人生握られてる気分はどうや?情けないよな、惨めよな、ゲラコちゃんにはよお分かるよ」
「……何が言いたいんだ」
「うちが目的全部終わらせた時に、解放したげるって言うたら……どうする?」
勿論、言うこと聞かへん子の扱いは保証せんけど。気味の悪い薄笑いが『これは脅しだ』と雄弁に語っている。
「……腹括って未来のために従えってか」
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嫌味かよ、と睨み付けながらヨメルタは脳内で損得勘定を始める。この女どこまで本気かは分からないが、どちらにしてもロクな目に遭わないのは明白だ。だがゲラコには自分を殺す気も、死なせる気も無いだろう。恐らく強くなるまで付き合うつもりだ……まぁやってみなきゃ分からないのは、事実だから。
ヨメルタは「だァーもうッ!」と机に拳を振り下ろしてから、
「分かったよやればいいんだろやれば!」
とヤケクソ気味に叫んだ。後悔なんてやった後にいくらでもすればいい、少なくともその機会が用意されているのだから。そもそも二択のように見えて実質ほぼ一択である、逃れようがない。
ゲラコの口角がにぃ、とつり上がる。ヨメルタは漠然と嫌な予感がした。
「お?言うたな?言うたからには最後までやるよな?商人やもんなぁ、まっさか自分の発言に責任持たへんなんてことないよなぁ?」
「俺は嘘なんて付かないが……待てよゲラコお前、俺はあくまでクソくじのための準備に付き合ってやると言っただけで、他のおふざけに付き合うつもりは」
「男に二言は?」
「……な、い、がッ」
よりにもよってこんな風に言質を取られるとは、元商人の沽券に関わるどころか名折れである。色々失敗して牢屋にぶち込まれた時点でプライドはズタズタだったが、もはや粉々の域だった。脳内でだから騙されるんだよバーカ、と内なる自分に煽られている。辛い。
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「よく考えたら、そもそも嫁が戦える必要あるか?いや俺は嫁じゃないが」
「戦えるんにこしたことはないやろ?ほら、歌って踊れるアイドルみたいな感じで、家事して戦う嫁ちゃんみたいな?」
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