8 / 8
ご褒美だったはずでは?
しおりを挟む
「っかァー、やっぱシャンパンはええわぁ!」
「オシャレなグラスでおっさんみたいな飲み方するのやめろよ」
「うちらにマナーなんて必要ないやろ?うーし、もう一杯!」
「何で俺だけ気にしてるんだよ、お前が気にしろ。少しは慎みをだな……」
優雅に紅茶をすするヨメルタの正面で、ボトルの中身を減らしていくゲラコ。グラスが小さいから時間はかけているが、そろそろ一本飲みきりそうだ。中々の酒豪である。
「そんなに飲んで酔わないのか?」
「こんなん十本空けても酔わへんよ、ヨメちゃんはどうなん?」
「俺は飲めないぞ。いやまぁ、付き合いでは飲めるが別に好んで飲みはしない」
「えー、そらええヤツ飲んでないからちゃう?高いのは相応に美味いもんやで。ほら、試しに一杯」
「この後に支障が出るから遠慮しとく……」
とかなんとかまったり話しながら、貴重な平和を噛み締めること暫く。いくつか小さな集落や村を越えて、大きな街が見えてきた。ベースのクリーム色とアクセントのパステルカラーが織り成すファンシーな街だ。
「おっ、見えてきたな。あれがスイーツの街、チェケロや」
「ああ、あれがかの有名な!?はぁー、話に聞いてはいたが、本当に可愛らしい街なんだな」
スイーツの聖地と言われるほどお菓子作りの盛んな街、それがチェケロ。沢山の菓子職人達が集まり、日夜研究を重ねて作り上げた渾身のスイーツが店頭に並ぶ……甘党にとっては夢のような場所。ヨメルタはそんな風に聞いたことがあった。
「ところで、いっこ確認なんやけど」とゲラコが軽い調子で前置きした。急に思い出したかのような口ぶりである。
「ヨメちゃんは甘いもん、好き?」
「普通に好きだが。毎日デザート残さず食ってただろ。え、何、知らずに連れてこうとしたのか?」
「いやぁ、好きやろうなとは思とったけどね?そういやふと、聞いてへんかったなぁって」
「チェケロは甘い物嫌いにとって地獄だから気をつけろよ、知り合いのおっさんは二度と行かねぇっつってたぞ」
どこに行ってもお菓子が出てくるから、残さず食べるのが苦行で苦行で……と愚痴を言っていた商売仲間を思い出し、ヨメルタは困った顔になった。羨ましいとも言えず、人間好き嫌いはあるものだから仕方ないとなだめた記憶である。
ただ、ヨメルタにとっては嬉しい話だった。表にこそ出してはいないが、内心テンション爆上がりのお祭り騒ぎ。なんといっても憧れのチェケロのスイーツ、食べさせてくれるなら願ったり叶ったりである。
「まぁ別に無理せんでもええんやで?チェケロの最高級スイーツ、ヨメちゃんが食べたない言うんやったらな」
「すっごい食べたいです!!!」
反射で勢いよくアピールしてから、あ、と我に返るヨメルタ。要求の仕方がアホみたいでちょっと恥ずかしい。
「ワハハ!分かるよ、うちも甘いの好きやし。楽しみにしててや、いっちゃんええ店連れてったるから」
機嫌良さげに笑ったゲラコはシャンパンを飲み干して、おじさんじみた掛け声で立ち上がった。そして、ゆったりと飛び続けているワイバーンを見上げ。
「シュトオン共、ラストスパートやで!気合い入れて飛びや!」
「グギャァァ!」
「待て待てやめろ俺が耐えられないだろコラ揺らすなッ!」
机と椅子が裂け目に飲み込まれたことにより、一人投げ出されたヨメルタ。揺れる船に必死で掴まる彼をよそに、どんどん街へ近づいていくのだった。
チェケロの領主の敷地に船を置かせてもらい、ワイバーン達は一旦帰らせて。ナチュラルに領主と知り合いなことに驚きつつも、二人は徒歩で街を散策していた。
「いろんなところから甘い匂いがする……あっちがクッキーの専門店、こっちがマカロンの専門店で、ん?専門店ばっかりだな」
「ここの区画はそういうとこなんよ。もうちょっと幅広く焼き菓子の店とかケーキの店言うんはあっちの方面やな」
「へぇ……これだけスイーツの店が集まってるなら、ある程度街全体で仕入れをやってたりするんだろうか」
行き交う人々は金払いの良さそうな観光客ばかり。治安が心配なところではあるのだが、有難いことに警備はしっかりしているらしい。平和そうな街並みを眺めながら、ゲラコの案内に従って歩いていく。
「うん、ここやな」と立ち止まった店は、専門店とそれ以外の区画の境目辺りに位置していた。クリーム色とチョコレート色の外壁が可愛らしい。
目立つ張り紙に目をやると『限定十個!烈炎のカロタ』と大きな文字。幻のSSSを惜しみなく使用!口溶けのいい最高品質のチョコレートと、甘酸っぱいSSSの──つい最後の一文まできっちり読み切ってから、ヨメルタはゲラコを呼んだ。
「限定十個ってあたり相当貴重らしいが、幻のSSSって何か知ってるか?」
「多分苺やった気がするで。しっかし、知らん間に限定商品出しとるとはなぁ。しかもこの名前……」
一瞬複雑そうな顔をしたゲラコは気を取り直すように笑い、ヨメルタを店内へ引っ張っていく。楽しそうに「ええなぁ限定、魅惑の響きやわぁ」と言っているが、この時間で買えるとは思えない。もっともゲラコならなんとかしそうな感もあるので、あえて黙るヨメルタ。
そして入店早々にゲラコが満面の笑みで一言。
「限定のん一個ちょうだい!」
「あの、申し訳ございませんお客様。烈炎のカロタは現在販売中止になっていまして。店先の張り紙は後ほど回収する予定だったんです」
「な、なんやて!?売り切れでもなく中止やと?」
思わぬ方向から期待を裏切られ、驚いたように固まるゲラコ。まぁ無いなら仕方ないと、ヨメルタはその背を軽く叩いた。
「ほら、別のを選べばいいだろ。適当に美味しそうなやつ……いやどれもめちゃくちゃ高いな」
「甘い、甘いでヨメちゃん……チェケロのスイーツより甘いわ」
「ええ、でも仕方ないだろ」
「ええかヨメちゃん。女子はな、限定の文字にめっっっちゃ弱い!それがスイーツとくれば尚更や!」
面倒くさ過ぎる。ご立腹らしいぷっくり膨れたほっぺを見て、ヨメルタはコイツどうしようと眉を下げた。そこに無いものは無いのである。このままでは迷惑客待ったなしなので、とりあえず事情でも聞いておくことに。
「販売中止となると、何か問題でもあったんですか?」
「はい……烈炎のカロタで一番重要なSSSが、突然手に入らなくなってしまって。楽しみにされていたお客様には本当に申し訳ない限りです」
「そんな、流通の事情では仕方ありませんから。先方からは何か、再入荷の目処などは聞いていないんですか?」
「SSSが自生している地域に強い魔物が出たらしいんです。なのでその魔物が討伐されない限りは、暫く店に下ろせないと……」
またすみませんと謝る店員に同じく謝って、ヨメルタは頬をかいた。この世の中、魔物のせいで流通が滞ることはままあることである。どこも大変だよなぁと同情の視線を向けて、話を変えようとしたのだが。
「……つまり、SSSがあれば作れるっちゅうことやな?」
「ええ、まぁ、そうですね。手に入った分で売り切れ次第終了という形にはなりますが」
「そしたらその強い魔物倒したら、今後も提供できると。ほーんなるほどね、よお分かったわ」
急に話の雲行きが怪しくなってきた。まさかとは思うがコイツ、その問題を解決しに行くんじゃ。
「SSSの為にその魔物、討伐したるわ!うちのヨメちゃんが」
「いや俺かよッ!!??」
完全に寝耳に水案件である。ここで自分に丸投げしないで欲しい。魔物との戦闘は未経験であるヨメルタは、未だに自分が戦えるとは毛ほども思っていなかった。しかも近場の冒険者ではすぐに倒せない程強い魔物なのだ、当然勝てる気がしない。
しかし、しょんもりしていた店員がパッと笑顔になって。
「ほ、本当ですか?もし解決していただけるなら、烈炎のカロタは必ずお客様にお作りいたします」
一筋の希望を見いだした明るい表情。それをしっかり見てしまったからには、曇らせたくはなくて。
「ええと、はい。私達にできることなら任せて下さい」
あぁもう俺の悪い癖!と内心もう一人の自分に殴られながら、ヨメルタは引き攣った笑顔で請け負った。ゲラコのせいでというのは腹立たしくとも、それ以上に困った人間を放っておけない性格であった。
「オシャレなグラスでおっさんみたいな飲み方するのやめろよ」
「うちらにマナーなんて必要ないやろ?うーし、もう一杯!」
「何で俺だけ気にしてるんだよ、お前が気にしろ。少しは慎みをだな……」
優雅に紅茶をすするヨメルタの正面で、ボトルの中身を減らしていくゲラコ。グラスが小さいから時間はかけているが、そろそろ一本飲みきりそうだ。中々の酒豪である。
「そんなに飲んで酔わないのか?」
「こんなん十本空けても酔わへんよ、ヨメちゃんはどうなん?」
「俺は飲めないぞ。いやまぁ、付き合いでは飲めるが別に好んで飲みはしない」
「えー、そらええヤツ飲んでないからちゃう?高いのは相応に美味いもんやで。ほら、試しに一杯」
「この後に支障が出るから遠慮しとく……」
とかなんとかまったり話しながら、貴重な平和を噛み締めること暫く。いくつか小さな集落や村を越えて、大きな街が見えてきた。ベースのクリーム色とアクセントのパステルカラーが織り成すファンシーな街だ。
「おっ、見えてきたな。あれがスイーツの街、チェケロや」
「ああ、あれがかの有名な!?はぁー、話に聞いてはいたが、本当に可愛らしい街なんだな」
スイーツの聖地と言われるほどお菓子作りの盛んな街、それがチェケロ。沢山の菓子職人達が集まり、日夜研究を重ねて作り上げた渾身のスイーツが店頭に並ぶ……甘党にとっては夢のような場所。ヨメルタはそんな風に聞いたことがあった。
「ところで、いっこ確認なんやけど」とゲラコが軽い調子で前置きした。急に思い出したかのような口ぶりである。
「ヨメちゃんは甘いもん、好き?」
「普通に好きだが。毎日デザート残さず食ってただろ。え、何、知らずに連れてこうとしたのか?」
「いやぁ、好きやろうなとは思とったけどね?そういやふと、聞いてへんかったなぁって」
「チェケロは甘い物嫌いにとって地獄だから気をつけろよ、知り合いのおっさんは二度と行かねぇっつってたぞ」
どこに行ってもお菓子が出てくるから、残さず食べるのが苦行で苦行で……と愚痴を言っていた商売仲間を思い出し、ヨメルタは困った顔になった。羨ましいとも言えず、人間好き嫌いはあるものだから仕方ないとなだめた記憶である。
ただ、ヨメルタにとっては嬉しい話だった。表にこそ出してはいないが、内心テンション爆上がりのお祭り騒ぎ。なんといっても憧れのチェケロのスイーツ、食べさせてくれるなら願ったり叶ったりである。
「まぁ別に無理せんでもええんやで?チェケロの最高級スイーツ、ヨメちゃんが食べたない言うんやったらな」
「すっごい食べたいです!!!」
反射で勢いよくアピールしてから、あ、と我に返るヨメルタ。要求の仕方がアホみたいでちょっと恥ずかしい。
「ワハハ!分かるよ、うちも甘いの好きやし。楽しみにしててや、いっちゃんええ店連れてったるから」
機嫌良さげに笑ったゲラコはシャンパンを飲み干して、おじさんじみた掛け声で立ち上がった。そして、ゆったりと飛び続けているワイバーンを見上げ。
「シュトオン共、ラストスパートやで!気合い入れて飛びや!」
「グギャァァ!」
「待て待てやめろ俺が耐えられないだろコラ揺らすなッ!」
机と椅子が裂け目に飲み込まれたことにより、一人投げ出されたヨメルタ。揺れる船に必死で掴まる彼をよそに、どんどん街へ近づいていくのだった。
チェケロの領主の敷地に船を置かせてもらい、ワイバーン達は一旦帰らせて。ナチュラルに領主と知り合いなことに驚きつつも、二人は徒歩で街を散策していた。
「いろんなところから甘い匂いがする……あっちがクッキーの専門店、こっちがマカロンの専門店で、ん?専門店ばっかりだな」
「ここの区画はそういうとこなんよ。もうちょっと幅広く焼き菓子の店とかケーキの店言うんはあっちの方面やな」
「へぇ……これだけスイーツの店が集まってるなら、ある程度街全体で仕入れをやってたりするんだろうか」
行き交う人々は金払いの良さそうな観光客ばかり。治安が心配なところではあるのだが、有難いことに警備はしっかりしているらしい。平和そうな街並みを眺めながら、ゲラコの案内に従って歩いていく。
「うん、ここやな」と立ち止まった店は、専門店とそれ以外の区画の境目辺りに位置していた。クリーム色とチョコレート色の外壁が可愛らしい。
目立つ張り紙に目をやると『限定十個!烈炎のカロタ』と大きな文字。幻のSSSを惜しみなく使用!口溶けのいい最高品質のチョコレートと、甘酸っぱいSSSの──つい最後の一文まできっちり読み切ってから、ヨメルタはゲラコを呼んだ。
「限定十個ってあたり相当貴重らしいが、幻のSSSって何か知ってるか?」
「多分苺やった気がするで。しっかし、知らん間に限定商品出しとるとはなぁ。しかもこの名前……」
一瞬複雑そうな顔をしたゲラコは気を取り直すように笑い、ヨメルタを店内へ引っ張っていく。楽しそうに「ええなぁ限定、魅惑の響きやわぁ」と言っているが、この時間で買えるとは思えない。もっともゲラコならなんとかしそうな感もあるので、あえて黙るヨメルタ。
そして入店早々にゲラコが満面の笑みで一言。
「限定のん一個ちょうだい!」
「あの、申し訳ございませんお客様。烈炎のカロタは現在販売中止になっていまして。店先の張り紙は後ほど回収する予定だったんです」
「な、なんやて!?売り切れでもなく中止やと?」
思わぬ方向から期待を裏切られ、驚いたように固まるゲラコ。まぁ無いなら仕方ないと、ヨメルタはその背を軽く叩いた。
「ほら、別のを選べばいいだろ。適当に美味しそうなやつ……いやどれもめちゃくちゃ高いな」
「甘い、甘いでヨメちゃん……チェケロのスイーツより甘いわ」
「ええ、でも仕方ないだろ」
「ええかヨメちゃん。女子はな、限定の文字にめっっっちゃ弱い!それがスイーツとくれば尚更や!」
面倒くさ過ぎる。ご立腹らしいぷっくり膨れたほっぺを見て、ヨメルタはコイツどうしようと眉を下げた。そこに無いものは無いのである。このままでは迷惑客待ったなしなので、とりあえず事情でも聞いておくことに。
「販売中止となると、何か問題でもあったんですか?」
「はい……烈炎のカロタで一番重要なSSSが、突然手に入らなくなってしまって。楽しみにされていたお客様には本当に申し訳ない限りです」
「そんな、流通の事情では仕方ありませんから。先方からは何か、再入荷の目処などは聞いていないんですか?」
「SSSが自生している地域に強い魔物が出たらしいんです。なのでその魔物が討伐されない限りは、暫く店に下ろせないと……」
またすみませんと謝る店員に同じく謝って、ヨメルタは頬をかいた。この世の中、魔物のせいで流通が滞ることはままあることである。どこも大変だよなぁと同情の視線を向けて、話を変えようとしたのだが。
「……つまり、SSSがあれば作れるっちゅうことやな?」
「ええ、まぁ、そうですね。手に入った分で売り切れ次第終了という形にはなりますが」
「そしたらその強い魔物倒したら、今後も提供できると。ほーんなるほどね、よお分かったわ」
急に話の雲行きが怪しくなってきた。まさかとは思うがコイツ、その問題を解決しに行くんじゃ。
「SSSの為にその魔物、討伐したるわ!うちのヨメちゃんが」
「いや俺かよッ!!??」
完全に寝耳に水案件である。ここで自分に丸投げしないで欲しい。魔物との戦闘は未経験であるヨメルタは、未だに自分が戦えるとは毛ほども思っていなかった。しかも近場の冒険者ではすぐに倒せない程強い魔物なのだ、当然勝てる気がしない。
しかし、しょんもりしていた店員がパッと笑顔になって。
「ほ、本当ですか?もし解決していただけるなら、烈炎のカロタは必ずお客様にお作りいたします」
一筋の希望を見いだした明るい表情。それをしっかり見てしまったからには、曇らせたくはなくて。
「ええと、はい。私達にできることなら任せて下さい」
あぁもう俺の悪い癖!と内心もう一人の自分に殴られながら、ヨメルタは引き攣った笑顔で請け負った。ゲラコのせいでというのは腹立たしくとも、それ以上に困った人間を放っておけない性格であった。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる