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僕の好きなもの
しおりを挟む僕が好きなもの。咲き誇る花畑。小さな家。鳥の鳴き声と、彼女が料理をする音。部屋の中に充満する良い匂い。何気ないそんな日常がたまらなく好きだ。
彼女が鼻歌を歌い出し、優しく僕の名前を呼ぶ。甘く柔らかい声が僕の耳を刺激して、本を読んでいた手を止めて彼女の隣にたった。
「味見をして?」とさしだされたスプーンに口をつける。濃厚なミルクスープが喉を流れ体の内側が暖かくなった
「美味しいね」と言うと彼女は嬉しそうに笑った。そのまま鍋をかき混ぜて、また鼻歌を続ける。
あぁ、幸せだ。これが僕の、幸せなんだ。
思わず彼女に手を伸ばし抱きしめる。柔らかく温かい感触がして、潰れないように力をいれた。
ふふっと彼女が笑う声がして、僕は彼女を確かめるように艶やかな金の髪に唇を落とす。
こんな夢のように幸せな時間がいつまでも続けばいい。そう、願うばかりだ。
「リリー、愛してる」
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