death after

kzeroen

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六道・地獄編

chapter56 行方

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「痛っつー、ここは…?」
 
俺は辺りを見まわした
しばらくぶりな気がしたが、ここは…
 
「あらっ、圭助~それに…」
 
「母さんって?あぁここって俺の部屋か?」
 
全員正美に挨拶する
そう空間の移動先は、圭助の部屋になっていた
 
「ふぅ、間に合ったー!けどこの空間移動って、霊力の消費酷いんだよね~」
 
霊華は、旅立ち前に長い札を正美に渡した。
その札は、霊華が空間移動術の移動先となっている…

「すまないな霊華。助かった」
 
「うん。あそこで使わなかったら、閻魔様に煉獄送りにされるよ~」
 
霊華は疲れて、ベッドの上に倒れている
 
空間移動術は霊華の霊力を、ほぼ全て使うため緊急時しか使わない
だが霊華は、城崩壊であのままだと全員下敷き送りになるため使った
 
「みんな、疲れたから一端寝よう…」
 
霊華の案に全員が賛成した
 
「トウジ、これヒナから…」
 
「えっ?俺に…?」
 
レナードは雛から預かった手紙を渡した
落ち込んでいた冬至は、手紙を読む…
 
「?!」
 
「ん?冬至、顔色悪いが?」
 
「あっ!酷魔さん、俺が裁判の時に持ってた物ってありますか?」
 
「ああ。使えそうだから俺の懐にいつもある」
 
なんでそこにあるんすか…
 
酷魔は懐を探り、四角いケースを渡した
 
「あざっす!酷魔さんこれ武器じゃないっす!」
 
「そっか、まぁ投げれれば問題ない」
 
危なかった…この人、危険…
 
冬至は中身を確認し、異常が無いため一安心し胸をなで下ろす

 
 
 
 
  

 「取ってきたわよ…これでしょ…?」
 
「ああ、それそれ」
 
「なら、これで私は自由よね」
 
「いいや、お前にはもうひと仕事与える」
 
男は薄笑いをし、玉連を呼んだ
玉連は雛に近づいて、手を伸ばす
 
「ふふっ、少しの間ですから」
 
「?!」
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