death after

kzeroen

文字の大きさ
58 / 68
六道・地獄編

chapter60 気まぐれ

しおりを挟む
「さーて、どうすっか?このトラ」
 
「ハネでも折ってみる?」
 
「まぁ、そうだな」
 
レナードは銃弾を構え、羽を狙い撃った
弾道は羽を直撃し、一匹が怯む
その血に小動物がトラに寄って、噛みつく
 
「多勢に無勢だなこりゃ」
 
次々と寄ってくる小動物に、トラ達は邪魔そうに追い払う
道方達に攻撃するどころではない
 
「殺しに関しては、ワタシはプロだからねー」
 
トラはやっぱり一発で仕留めてあげよう
 
暴れるトラの額に銃口を向け一発確実に額に当てた
見事拡散し、成仏させる
 
「俺の楽しみ取るなよな~」
 
「ソーリー、だって無防備なトラだもの。トラって現世じゃあ狩れないでしょ」
 
舌を出し道方に向ける

残念だなぁ…さーて俺も…
 
「ガルッ」
 
道方は攻撃が出来ないトラに、殴り、蹴りの横暴
血が尚更飛び散り、小動物も更に増える
 
「あーあ、こりゃ動物虐待だな~一変地獄に崇平を落とすか」
 
一匹の黒いオオコウモリがレナードの肩に止まる
レナードはその声の主に驚く
 
「レ、レイ様っ!?シュラに行ったはずではなかったのですか?!」
 
「ああ。行ったけど、カジキに大丈夫だとか言われて追い出された」
 
「そっ、そうですよ!カジキ様もユウリ様もマジメですから!」
 
レナードの肩にいるのは、オオコウモリに化けた礼だった
彼の気まぐれっぷりには、流石のレナードも手を焼く
 
「いや~綺麗だねー、レナードは俺の彼女候補だな~」
 
「モウ、冗談はよしてくださ~い」
 
オオコウモリの礼は、レナードの顔をマジマジと見る
 
「はあっ」
 
ベンガルトラの顔面を思い切っり、潰す道方
血しぶきと共に成仏させた
 
「ふぅ、暴れるとスッキリするぜ~」
 
血をタオルで拭きながら、レナードの元に来る道方
オオコウモリに気づいたのが、苦笑いをする
 
「よう、崇平!お前幽離と一緒に地獄の管理人やらないかー?」
 
オオコウモリは羽を上げて、挨拶する
 
「勘弁して下さいよ~礼さん。いったいどうしたのですか?」
 
「ちょっくら、部下の救出かな~」
 
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)

MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。 かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。 44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。 小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。 一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。 ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ

天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。 ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。 そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。 よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。 そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。 こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。

今更……助けてくれと……言われても……

#Daki-Makura
ファンタジー
出奔した息子から手紙が届いた…… 今更……助けてくれと……言われても……

処理中です...