62 / 68
六道・地獄編
chapter64 二人
しおりを挟む
目の前に怨霊、そして負傷者は道方さんと酷魔さん。
納さんも霊力が切れてきている…
しかも、よりによって霊華さんは見あたらない。雛さんは酷魔さんの治療中…
「レナードさんっ!こいつマズいじゃないっすか!」
「エエ、銃も弾き返されて使えないわ」
レイカ何やってるのよ…まさかっ?!
レナードは剣を握り、怨霊の体をよく見る
やっぱりね…
ふと、後から何者か気配も無くが通る
「まさかあの酷魔が、戦闘不能になるとは思いませんでしたね…冬至」
「えっ…今の声って」
冬至の目の前には、白いローブを着た死神…
霊華よりやや白い青白いオーラを纏う
この丁寧で、優しい口調は!!?
「あっ、あの…えっと… 」
冬至はその人物に対して腰を抜かしている
納達も周りの空気が止まった…
「ギャーォー」
その死神は、一瞬で大剣で怨霊の首筋に行き大剣を振りかざした
後に下がる怨霊、初めてこの戦いで引かせた
何故かもがき苦しんでいる
「凄い、さすが…」
「おーい、そこの小僧!こいつの首の爆弾解除頼むー」
へっ…そっちからってまさか…
「あっ、はいっ!幽離様をこちらへ!」
冬至達が出てきた洞窟から、スーツ姿で金髪の悪魔が、人を背負ってやって来る
。
背負われた幽離は気絶して、雛と同じ爆弾があった
「あっ、危険人物!弟に、何危ない技を伝授してるの!!」
「あぁ、いざって時の物~そう怒らないで雛ちゃん」
「起こるも何も…命がけの技じゃない!」
「そうだなぁ…玉連を倒すのには十分だったかな…さっき会得したみたいだけど」
男は幽離を冬至の前に降ろし、酷魔を撫でる
「ええ…」
「礼、早く奴のオーラを!」
「わーった、竜嬉!」
上空にいた死神は礼を呼び、礼は怨霊に近づく
そして手を近づけると、黒いオーラが礼に吸い込まれていく
「霊華!早く出てきなさい!」
"ブシャーッ"
怨霊の横腹の中から霊華が、鎌で中を切り出てきた
そして、そのままレナードが血まみれの霊華をキャッチした
「レイカっ!火傷だらけよ!無茶しないでよ…」
「ふぅ…ごめん…あの怨霊の内蔵も…熱いし…固かった…」
霊華の姿はローブが焼け焦げ、白い忍び装束はほぼ黒い。能力の使いすぎで皮膚が見える。
もう白骨化は出来ない
霊華は、自分の能力で怨霊の内蔵に入り内部から攻撃していた
「留めです」
竜嬉はオーラが消えた怨霊を、縦二つに切っていた
そして成仏した
「皆さん、ありがとうございます。まったく無茶して…」
竜嬉は着地し、レナードの元へ。気絶している霊華に手を当てた
光に包まれた霊華は、傷が治っていく
「霊華の火傷と、傷を治しました。レナード、この子をお願いします」
「イエス!ありがとうございます!」
次に酷魔を治療しに行った
酷魔は難しい、肋骨もやられている…
「竜嬉、ゆっくりしてる暇ねぇーぞ。俺の嫌いなボーズが、最後の落としモンしやがった」
「えっ…」
納さんも霊力が切れてきている…
しかも、よりによって霊華さんは見あたらない。雛さんは酷魔さんの治療中…
「レナードさんっ!こいつマズいじゃないっすか!」
「エエ、銃も弾き返されて使えないわ」
レイカ何やってるのよ…まさかっ?!
レナードは剣を握り、怨霊の体をよく見る
やっぱりね…
ふと、後から何者か気配も無くが通る
「まさかあの酷魔が、戦闘不能になるとは思いませんでしたね…冬至」
「えっ…今の声って」
冬至の目の前には、白いローブを着た死神…
霊華よりやや白い青白いオーラを纏う
この丁寧で、優しい口調は!!?
「あっ、あの…えっと… 」
冬至はその人物に対して腰を抜かしている
納達も周りの空気が止まった…
「ギャーォー」
その死神は、一瞬で大剣で怨霊の首筋に行き大剣を振りかざした
後に下がる怨霊、初めてこの戦いで引かせた
何故かもがき苦しんでいる
「凄い、さすが…」
「おーい、そこの小僧!こいつの首の爆弾解除頼むー」
へっ…そっちからってまさか…
「あっ、はいっ!幽離様をこちらへ!」
冬至達が出てきた洞窟から、スーツ姿で金髪の悪魔が、人を背負ってやって来る
。
背負われた幽離は気絶して、雛と同じ爆弾があった
「あっ、危険人物!弟に、何危ない技を伝授してるの!!」
「あぁ、いざって時の物~そう怒らないで雛ちゃん」
「起こるも何も…命がけの技じゃない!」
「そうだなぁ…玉連を倒すのには十分だったかな…さっき会得したみたいだけど」
男は幽離を冬至の前に降ろし、酷魔を撫でる
「ええ…」
「礼、早く奴のオーラを!」
「わーった、竜嬉!」
上空にいた死神は礼を呼び、礼は怨霊に近づく
そして手を近づけると、黒いオーラが礼に吸い込まれていく
「霊華!早く出てきなさい!」
"ブシャーッ"
怨霊の横腹の中から霊華が、鎌で中を切り出てきた
そして、そのままレナードが血まみれの霊華をキャッチした
「レイカっ!火傷だらけよ!無茶しないでよ…」
「ふぅ…ごめん…あの怨霊の内蔵も…熱いし…固かった…」
霊華の姿はローブが焼け焦げ、白い忍び装束はほぼ黒い。能力の使いすぎで皮膚が見える。
もう白骨化は出来ない
霊華は、自分の能力で怨霊の内蔵に入り内部から攻撃していた
「留めです」
竜嬉はオーラが消えた怨霊を、縦二つに切っていた
そして成仏した
「皆さん、ありがとうございます。まったく無茶して…」
竜嬉は着地し、レナードの元へ。気絶している霊華に手を当てた
光に包まれた霊華は、傷が治っていく
「霊華の火傷と、傷を治しました。レナード、この子をお願いします」
「イエス!ありがとうございます!」
次に酷魔を治療しに行った
酷魔は難しい、肋骨もやられている…
「竜嬉、ゆっくりしてる暇ねぇーぞ。俺の嫌いなボーズが、最後の落としモンしやがった」
「えっ…」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
魅了の対価
しがついつか
ファンタジー
家庭事情により給金の高い職場を求めて転職したリンリーは、縁あってブラウンロード伯爵家の使用人になった。
彼女は伯爵家の第二子アッシュ・ブラウンロードの侍女を任された。
ブラウンロード伯爵家では、なぜか一家のみならず屋敷で働く使用人達のすべてがアッシュのことを嫌悪していた。
アッシュと顔を合わせてすぐにリンリーも「あ、私コイツ嫌いだわ」と感じたのだが、上級使用人を目指す彼女は私情を挟まずに職務に専念することにした。
淡々と世話をしてくれるリンリーに、アッシュは次第に心を開いていった。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます
山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。
でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。
それを証明すれば断罪回避できるはず。
幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。
チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。
処刑5秒前だから、今すぐに!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる