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六道・地獄編
chapter65 因縁
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"ドサッ"
「いっつーここは?」
周りは白い壁一面とドアが一つ
「久しぶりだな、奈佐総監の息子、待ってた」
そこには、体が包帯だらけ、黒服の男がいた
手には、ダイナマイト、ピストルなど危険物を持っている
圭助は立ち上がり
「梶谷 京焼…てめぇ…数年前何故俺の家を焼いたっ!!」
「まぁ日本の警察なんて、信じたって面白くもない」
「はぁ?意味わかんねぇぞ、おいっ!」
「はぁ…だから若造は」
「なっ…」
「俺の親友は副総監だった…だが二十二年前民家が火災の時、ちょう度その時総監と親友が火事の場にいたんだ」
「もしかして…親父は…」
圭助は嫌な予感がした
「あぁ。お前の親父は市民を助け、親友を助けなかった…」
「つっ…それは…市民を守る事が優先だからじゃねぇのか?」
苦い顔をする圭助、梶谷は包帯で表情がわからない
「だが、お前の親父は二人ぐらい助けれる実力があるはずだっ!」
"ドンッ"
銃弾は圭助のほほをかすめる
なんだ、今もの凄い熱風のある弾だった
「それはっ…親父に聞けっ!!」
「ああ、聞くとも生き返って奈佐総監を殺す時になっ!」
殺させっかよ
「親父は確かに、てめぇの親友を訳あって殉職させたかもしれない。だが、お前に母さんと冬至を殺された俺の恨みは、ここで晴らす!!」
圭助は尽きていたオーラを前進に纏い、父親の銃、左手にサーベルを持つ
霊力の白いオーラもいつもより多い
圭助は梶谷に向かい、銃を放つ
だが、小型爆弾によって相打ちにさせられた
その隙に梶谷は銃を撃ち
爆風も半端ないくらい熱い…火傷に響く
「てめぇがいても、どうせ酷魔や裁判官達が黙っちゃいないぜ…」
「そうかもな。だがまたドジな警官を、捕まえて脅せばいい。俺の力はもうほとんど怨霊につぎ込んだしな」
「性根まで腐ってやがるな…お前」
圭助は呆れと怒る気持ちを抑えた。
いつもなら殴りに行くが、自分の状況をここに来て把握できるようになった
まぁ見よう見まね応用だが…
圭助は、サーベルを鞘に収めある技をイメージした
おや…?
「はあっ!」
「うっ…」
圭助は鞘から勢いよくサーベルを抜刀し、地面に亀裂が入り梶谷の腕を切った
梶谷は座り込み、圭助は酷魔から貰った物を構える
「最期に教えてくれ、梶谷。何故ここに来て親友を探さなかった……?」
---------------------
礼の目の前に、黒い大きな蜂の巣がどこからか転がってる
そこから燃え盛る、黒い怨霊が大量が出現し空を覆う
「あっちゃ~これじゃキリねぇ」
「ええ、まともに戦闘出来るのはあなたぐらいでしょう…」
「まぁな…竜嬉、アレをくれ」
「ええ、あと二つしか無いですから…大事に使ってく・だ・さ・い・ねっ」
「おう…不気味に笑うなよなぁ~冗談でも恐ぇよ」
冷や汗で頭をかく礼、竜嬉は袋を取り出し礼に丸い丸薬を渡した
礼はそれを口に含む
「礼様…まさかっ!?」
「おう、冬至そのまさかだ!竜嬉がいねぇと出来ねーけどよ」
「いっつーここは?」
周りは白い壁一面とドアが一つ
「久しぶりだな、奈佐総監の息子、待ってた」
そこには、体が包帯だらけ、黒服の男がいた
手には、ダイナマイト、ピストルなど危険物を持っている
圭助は立ち上がり
「梶谷 京焼…てめぇ…数年前何故俺の家を焼いたっ!!」
「まぁ日本の警察なんて、信じたって面白くもない」
「はぁ?意味わかんねぇぞ、おいっ!」
「はぁ…だから若造は」
「なっ…」
「俺の親友は副総監だった…だが二十二年前民家が火災の時、ちょう度その時総監と親友が火事の場にいたんだ」
「もしかして…親父は…」
圭助は嫌な予感がした
「あぁ。お前の親父は市民を助け、親友を助けなかった…」
「つっ…それは…市民を守る事が優先だからじゃねぇのか?」
苦い顔をする圭助、梶谷は包帯で表情がわからない
「だが、お前の親父は二人ぐらい助けれる実力があるはずだっ!」
"ドンッ"
銃弾は圭助のほほをかすめる
なんだ、今もの凄い熱風のある弾だった
「それはっ…親父に聞けっ!!」
「ああ、聞くとも生き返って奈佐総監を殺す時になっ!」
殺させっかよ
「親父は確かに、てめぇの親友を訳あって殉職させたかもしれない。だが、お前に母さんと冬至を殺された俺の恨みは、ここで晴らす!!」
圭助は尽きていたオーラを前進に纏い、父親の銃、左手にサーベルを持つ
霊力の白いオーラもいつもより多い
圭助は梶谷に向かい、銃を放つ
だが、小型爆弾によって相打ちにさせられた
その隙に梶谷は銃を撃ち
爆風も半端ないくらい熱い…火傷に響く
「てめぇがいても、どうせ酷魔や裁判官達が黙っちゃいないぜ…」
「そうかもな。だがまたドジな警官を、捕まえて脅せばいい。俺の力はもうほとんど怨霊につぎ込んだしな」
「性根まで腐ってやがるな…お前」
圭助は呆れと怒る気持ちを抑えた。
いつもなら殴りに行くが、自分の状況をここに来て把握できるようになった
まぁ見よう見まね応用だが…
圭助は、サーベルを鞘に収めある技をイメージした
おや…?
「はあっ!」
「うっ…」
圭助は鞘から勢いよくサーベルを抜刀し、地面に亀裂が入り梶谷の腕を切った
梶谷は座り込み、圭助は酷魔から貰った物を構える
「最期に教えてくれ、梶谷。何故ここに来て親友を探さなかった……?」
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礼の目の前に、黒い大きな蜂の巣がどこからか転がってる
そこから燃え盛る、黒い怨霊が大量が出現し空を覆う
「あっちゃ~これじゃキリねぇ」
「ええ、まともに戦闘出来るのはあなたぐらいでしょう…」
「まぁな…竜嬉、アレをくれ」
「ええ、あと二つしか無いですから…大事に使ってく・だ・さ・い・ねっ」
「おう…不気味に笑うなよなぁ~冗談でも恐ぇよ」
冷や汗で頭をかく礼、竜嬉は袋を取り出し礼に丸い丸薬を渡した
礼はそれを口に含む
「礼様…まさかっ!?」
「おう、冬至そのまさかだ!竜嬉がいねぇと出来ねーけどよ」
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