【創作BL】彼パパの催眠猛特訓は効果抜群です!

めめもっち

文字の大きさ
13 / 24

13話

しおりを挟む
 きゅむ、と服の上から軽く摘ままれるだけで電撃のような刺激が身体に走る。もうダメだ。これ以上されたらおかしくなる……!

「こんなに、触って欲しそうにビンビンに固くなって……いつからこんな乳首にしちゃってたの……?」

「あ、あ、だめ……!そんな事したら……!」

「……そんな事したら……どうなるの?」
「あ……♡」

 ぷち。ぷち。と寝間着のボタンをゆっくり外し、服をたくし上げられて肌着も捲られてしまう。晒された自分の胸を見るだけで凄く恥ずかしくなり、かぁっと頬が熱い。

 その胸元は服越しに擦られただけで、もっと触って欲しいといわんばかりに頂きが主張してきめしまっている。

「ユーマ……、どうしてこんなになってるの……?」
「んぁっ!あっ……やっ!♡」

 そのまま彼の唇が胸に吸い付き、舌で転がされるように舐められる。それだけでまた身体が跳ねてしまい、声を抑えるのも忘れてしまう。

「ほら、ユーマ。答えて。こんなにコリコリして美味しい乳首は一体どうしたの……?」
「んっ!♡あっ……それ、はぁ!♡」

 ちゅぷ、と軽く吸われるだけでまた声が漏れる。ダメだ。こんな恥ずかしい事したくないのに、待ち焦がれた彼の愛撫に脳がとろけていく。友達に戻る事を考えていたのに、どんどん理性が溶け出して、抵抗も取り繕う言葉も浮かんでは霧散していく。

「あっあんっ♡そこぉ……タツマのこと考えると、ずっとコリコリしちゃってたのぉ♡」

「俺の事……考えて……?」

「うん、ずっとタツマに触られたりえっちする妄想で♡一人でぇ……やっん♡いっぱいしてたのぉ♡」

 僕は一体何を言っているんだ。ダメだってわかってるのに、言葉を紡いでいく内にどんどん頭が麻痺していって、恥ずかしい言葉が勝手に口から吐き出されてしまう。こんなのダメなのに……。

「俺も、ずっとユーマを想って……!」

「やぁっ?!…タツマ待っ……!」

 こんなタツマ初めて見る。まるで獲物を捕らえた獣のような視線を向けられると、性急にすべての掛け布団を振り払い、その痴態が空気に晒された。

「う……あ……だめ……見ないで……」
「どうして?……ビンビン乳首可愛い」

 僕の痴態を目の当たりにした彼は固唾を飲んで、僕の肢体をなまめかしく凝視している。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【BL】SNSで出会ったイケメンに捕まるまで

久遠院 純
BL
タイトル通りの内容です。 自称平凡モブ顔の主人公が、イケメンに捕まるまでのお話。 他サイトでも公開しています。

ヤンデレBL作品集

みるきぃ
BL
主にヤンデレ攻めを中心としたBL作品集となっています。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

陥落 ー おじさま達に病愛されて ー

ななな
BL
 眉目秀麗、才ある青年が二人のおじさま達から変態的かつ病的に愛されるお話。全九話。  国一番の璃伴士(将棋士)であるリンユゥは、義父に温かい愛情を注がれ、平凡ながらも幸せな日々を過ごしていた。  そんなある日、一人の紳士とリンユゥは対局することになり…。

【BL】捨てられたSubが甘やかされる話

橘スミレ
BL
 渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。  もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。  オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。  ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。  特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。  でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。  理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。  そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!  アルファポリス限定で連載中  二日に一度を目安に更新しております

ヤンデレだらけの短編集

BL
ヤンデレだらけの1話(+おまけ)読切短編集です。 【花言葉】 □ホオズキ:寡黙執着年上とノンケ平凡 □ゲッケイジュ:真面目サイコパスとただ可哀想な同級生 □アジサイ:不良の頭と臆病泣き虫 □ラベンダー:希死念慮不良とおバカ □デルフィニウム:執着傲慢幼馴染と地味ぼっち ムーンライトノベル様に別名義で投稿しています。 かなり昔に書いたもので芸風(?)が違うのですが、楽しんでいただければ嬉しいです! 【異世界短編】単発ネタ殴り書き随時掲載。 ◻︎お付きくんは反社ボスから逃げ出したい!:お馬鹿主人公くんと傲慢ボス

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

大好きな兄ちゃんにアナニーをみせる弟!

ミクリ21
BL
お兄ちゃんにアナニーをみせる弟の話。

処理中です...