【創作BL】睡姦・洗脳催眠短編集

めめもっち

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【催眠/名有】執着元カレが催眠アプリを手に入れた結果……

4話

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風雅が腰の動きを止めずに聞くと、佳肴は涙を流しながらこくこくと首を縦に振る。

「あっ……!きもちぃ……!ナカごりゅごりゅ、イい……っ!」

その答えに気をよくした風雅は強く抱きしめるようにして身体を密着させると、そのまま激しく腰を振る。その度に亀頭の先端でごりゅっと前立腺を擦られて、佳肴は絶頂を迎えそうになる。だが、風雅はそこで動きを止めてはくれない。むしろ絶頂寸前で動きを止め、また激しく突き始めるのだ。

「あっ!あぁ……んっ!!やらぁ……っ!」

そうして焦らしに焦らされた佳肴が耐えきれなくなり、自ら腰を動かそうとしたところで───風雅は一度腰の動きを止め、意地悪な笑みを浮かべながら一度引き抜く。

「ぁぁ……ぅ……なんで……」

喪失感と達する事ができないもどかしさで佳肴が訴えかける。

「イキ顔ちゃんと見たいから仰向けになろうか」

すると佳肴はおずおずとベットへ寝転がり、仰向けに向き直す。

「じゃあ自分で両足を掴んでを拡げて、前もアナルも僕に見えるようにして」

「っ………、」

催眠にかかっているとはいえ、多少の理性は残っているのか恥ずかしそうに戸惑いながらも佳肴は命令に従って自分の両足の膝をつかみ、そこが風雅に下半身が丸見えになるように拡げる。
拡がったそこは先ほどまで繋がっていたため、ローションによっててらてら光り、入り口は小さく拡がって、ひくひくと内壁が蠢いている。

風雅はその様子に興奮しながら、自身にローションを追加して塗り込んでから再び佳肴の肉孔に先端を宛がう。挿入の期待をする佳肴の表情が実に艶めかしく、早く激しく犯したくなる気持ちを抑えて、風雅はスマホを持ち直し録画ボタンを押した。

録画モードの音に、佳肴は不安げな表情を浮かべるが「あまりにも可愛いから動画撮りたくなっちゃった。大丈夫、見るのは僕だけだから」と言いながら、結合部を写しながら風雅はゆっくりと腰を進めていく。

「あっ……んぅ、きて……るぅ……」

佳肴は眉を寄せながらもどこか恍惚とした表情でそれを受け入れる。そしてそのまま最後まで入れると、風雅はスマホを佳肴に向け、その蕩けた顔を記録していく。

「もっと、ごりゅごりゅ欲しい?」

そう聞かれれば佳肴は小さくこくりと頷く。

「……い……っ、もっと、ほし、いっ……!」

その返答に気を良くしたのか、風雅はゆっくりと腰を打ち付け始める。最初は浅く抜き差しを繰り返していたが徐々にストロークを長くしていき、最終的には根元まで深く挿入する。そのままぐぽぐぽと音を立てながら抜き差しを繰り返す。

「あっ……んぅ、んっ、あん……っ」

激しく突き上げられる快感に佳肴は甘い声を上げ続ける。そんな様子を余すことなく録画しながら風雅はどんどんピストンを速めていく。その激しさに結合部から泡立ったローションが溢れ出し、パチンパチンと肌同士がぶつかり合う音のリズムに乗せて溢れ出るそれを撮影していく。
そして佳肴がまた絶頂に達しそうになったところで──風雅は催眠アプリで催眠モードを解除した。

「っ───!?」

ビクリと佳肴が反応し、それまで虚ろだった瞳がハッキリとした光が入る。
その様子を確認した風雅は口の端を上げ、動画は撮ったまま腰の動きを更に激しくさせた。

「えっ、あっ、何っ!?ふう、が!やめ……あァぁんッ!」

ようやく自分が何をされていたのか気づいた佳肴は逃れようと頭を振るがうまく身動きが取れず、風雅はそのまま容赦なく突き続ける。
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