この世界じゃ本気出してないだけー異世界冒険録ー

硝子

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女神ってエロいと思う

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サクラダファミリアみたいな教会は偉く荘厳でバカなオレでも神聖な気持ちになった。
…ダメだこの文がもう神聖じゃないな。
やり直しだ!

まるで天まで届こうかという高さの天井には、煌びやかな星の粒達が踊って居る。
少し湿った空気が更に場の空気を荘厳なモノにした。
歩く度に軋む床は古さでは無く伝統を耳に伝えた。
例え私がここで修道士の真似事をしたとしても、その瞬間を切り取れば、まるで絵画の中の様な…。

つまりはすごかったんだ!

長く続く絨毯の道を最後まで歩くと、そこには綺麗な女性の銅像があった。
スタイル抜群で結構露出が多い。
実にけしからん。

そんな事を考えて居ると突然辺りが暗くなった。

「私はルミナス。異界の旅人よ初にお目にかかります」

さっきの銅像とそっくりな女性が居た。フルカラーだと更にエロい。

「は…はじめまして可愛いですね」

童貞で女の子と話した事もあまりないオレは動転して変な事を口走っていた。

「可愛いなんて言って貰えたのは遠い昔。あの人以来ですね。童心に帰ったかの様に胸が高鳴りました」

「あはは。確かにどちらかと言えば綺麗系ですもんね」

オレはいまとんでも無く失礼な事を言ってるんじゃないだろうか?

「私を私として捉えてくれるのは今の時代貴方くらいでしょうね。それがどれだけ特別で嬉しい事か伝わらないのが残念です」

「それはそうと、貴方はゼウスの下らない賭けの犠牲者ですね?」

「はぁ。そうだと思います」

「何の加護も無く…仲間は呼んでくている様ですが何時も一緒に居れるとは限りません。私の加護与えましょう」

「ありがとうございます。どんな加護なんですか?」

「それは秘密です。ウフフ。可愛いなんて言って頂けて嬉しかったので特別大サービスです」

内容が分からなきゃキツイだろと思いながらも笑顔でありがとうと答えた。

最後になんとホッペにキスをしてくれた。
今夜のおかずにしよう。



気がつくと周りが明るくなっていた。

奥の部屋から慌てて白髪白髭のおじいさんがかけてくる。

「お、お主まさか今ルミナス様の天啓を受けておったか?」

「ん?多分!話してはいたけど」

「しししししかも。加護まで受け取っておる」

「はい。なんかも貰いました。あとホッペにキスもされました」

「ききききっすじゃと!?どっちじゃ?!」

そういうと指差した方にお爺さんがキスをしてきた。

「やった!間接キスじゃ!ルミナス様と」

「いきなりやめろよ!お爺さんにキスされて喜ぶ特殊な性癖はないんだよ」

怒って言ったが聞いていない。
若い衆が現れて大司教!と慌てて声をかけて居る。

「ねぇヴォーレン。ルミナス教ってやばい宗教なの?」

「え、これを見たらそう思うかもしれませんが、由緒正しい清廉潔白な宗派ですよ」

「確かにルミナスの姉ちゃんは男を虜にしちまうかもな」

ジークがボソッと呟いた。


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