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第7話 賑やかすぎる領民たち
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マーヴィさんが貴族、それも辺境伯の長子――
全身から血の気が引いた。
私が貴族を苦手なのは、魔王討伐の途中に関わった彼らから、平民のくせにと見下されているのを肌で感じていたからだ。
ダグの前ではそういう態度を見せなかったけれど、私やマーヴィさんに対しては、明らかに見下した態度をとっていたし、一度緊張してカップを割ってしまったときは、ダグがいなければ罰を与えていたと遠回しに言われ、恐れ戦いた記憶がある。
(それなのに、マーヴィさんの前であんなに堂々と貴族の悪口を……)
手のひらと足先から熱が失われていく。
過去に戻れるならあの時の私の口を塞ぎたい。
マーヴィさんの口が動いた。
貴族相手に不敬を働いた私への罰を告げられると身を強張らせたとき、
「マー坊、戻ってきたか!」
「無事だったようだな、マー坊っ‼」
そう言いながら、御者席にいるマーヴィさんの背中や肩をバンバン叩く男性たちが現れたのだ。
皆、年齢は五・六十代ぐらいなのに、年齢以上に鍛えられた体をしている。
だけど彼らが身につけている服装は、どう見ても平民。
平民の男性たちが、貴族であるマーヴィさんを容赦なく叩く様子を見て、私は心の中で悲鳴を上げた。貴族を叩くなんて、どんな罰が下っても文句は言えないからだ。
しかし、私の不安は杞憂に終わった。
御者席から降りたマーヴィさんが、まるで長年の友人に再会したように笑顔を浮かべながら、男性たちと肩を叩き合ったからだ。
「三年前から変わらず、皆元気そうだな」
「はっはは! これが元気そうに見えるか、マー坊。見ろよ、この傷!」
「もしかして、魔獣にやられたのか?」
「女房だよ! 朝から虫の居所が悪かったみたいで、いきなりドッカーンだぜ!」
「魔獣よりおっかねえよな、お前の女房! 昨日もお前、夫婦げんかして負けてたじゃねえか!」
「はははっ、ちげーねーや!」
マーヴィさんと額に怪我をした男性の会話に別の男性たちが口を挟むと、それを聞いていた周囲の人々たちからドッと笑いが起こった。
領主のご子息と領民たちとの距離があまりにも近すぎる。
領民にとって領主は、雲の上の存在なはずなのに……
御者席の隣で言葉を失っている私の服を、誰かがクイッと引っ張った。ハッとして視線をそちらに向けると、不思議そうに私を見つめる子どもたちがいた。
子どもたちが容赦ない視線を私に向ける中、そのうちの一人が大声を張り上げる。
「おねえちゃん、だれ? マーヴィさまのかのじょ?」
「かっ、かのっ⁉」
七歳ぐらいの少年とは思えない大人ぶった発言に、面食らってしまった。
私たちの会話の声が大きかったからか、マーヴィさんに向けられていた視線が一気に私に集まった。
シンッと場が静かになったかと思うと――
「お、おい、マー坊! あれは嫁か? 嫁を連れて帰ってきたんか⁉」
「お前、魔王討伐に出るとか言って本命はこっちだったんだな‼」
「女には興味ないって態度だったくせにどういうことだ、これは‼」
と、領民たちが口々に叫びながら、マーヴィさんの頭をグリグリした。途中で、騒ぎに便乗した子どもたちも彼によじ登ったり乗っかかったりして、もうやりたい放題だ。
「ちょ、ちょっと待て、違うっ! 違うからっ‼ 彼女はともに魔王を討伐した仲間だっ‼」
大人子ども関係なくもみくちゃにされるマーヴィさんの必死な、そして悲痛な叫びを聞き、周囲の人々が一度手を止めた。
そしてチラッと私を一瞥し……
「いや、またまたー! こんな可愛いお嬢さんが、お前と魔王討伐したなんて、もっと上手な嘘つけよ、マーヴィ」
「ほんとほんと! あの子、魔王を倒すどころか、あんたに抱きしめられただけで折れそうな細い体してんじゃないか!」
みたいな感じで、大爆笑しながらグリグリを再開していた。
私の心身を癒やすため、親切心からここに連れてきてくれたのに、このままだとマーヴィさんに多大なる迷惑がかかってしまう。
心とお腹にグッと力を込めると大きく息を吸い込み、思いっきり声帯を震わせた。
「あ、あのっ、私、アウラっていいます! マーヴィさんの言う通り、魔王を討伐した勇者パーティーの一員です!」
マーヴィさんをグリグリする領民たちの手が止まり、再び場がシーンとなった。私の言葉が本当かどうか考えているみたいで、隣の人と顔を見合わせている。
そんな中、誰かがぽつりと呟いた。
「アウラって、確か勇者様のパーティーにいらっしゃった女性の神官様の名前だったはず」
「そう言えばあの子が着てる服も神官衣だねぇ。マーヴィ様が言ってたことは、本当なんじゃ……」
勇者パーティーにいた女性神官と私に共通点を見つけ、人々がざわつき始めた。
神官であることを証明して人々の疑いを晴らすため、私は空間浄化の神聖魔法を使った。
この魔法は空間に漂う病魔を祓う神聖魔法で、人々の上にキラキラした光が降り注ぐのだ。とても綺麗で派手なので、空間の浄化が必要不必要関係なく、様々な神殿儀式の締めに使われることが多い。
降り注ぐ光を見た人々が目を丸くし、口々に叫んだ。
「本当に神官様だ!」
「マー坊の言ったことは本当だったのか!」
良かった。
マーヴィさんの発言への疑いも晴れたみたい。これで嘘つき扱いされずに済みそう。
領民たちが光に気をとられている間に抜け出したマーヴィさんが、私の傍にやってきた。グリグリが激しかったのか、軽く息が上がっている。
「皆が……はぁ、騒がしくて……悪かったな」
「いえ、そんなことは……」
「まあ、見て貰ったとおり、ここは領主と領民たちの距離が近い」
「そのようですね。領主のご子息であるマーヴィさんを【マー坊】と呼んでいるのを聞いた時は、ヒヤヒヤしましたが……」
「彼らは、長年この地を守ってきてくれた者たちだ。俺が小さい頃、よく稽古を付けてくれたものだ。マー坊は止めてくれって言っているんだが、彼らにとったら俺なんてまだ子どもみたいなものなんだろうな」
そう話す低い声は呆れているようでありながら、どこか誇らしげでもあった。
マーヴィさんは貴族でありながら、この地を守ってきた領民たちに敬意を示している。
そして領民たちも、マーヴィさんを大切にしている。
お互いが身分という壁を越えて信頼しあっている。
私の貴族に対する認識が変わった瞬間だった。
それと同時に街へ到着する前、マーヴィさんが何故必死にクレスセル領の民と領主の関係について話していたのか、その真意に気が付いた。
彼が言いたかったのは、つまり――
「あんたが貴族が苦手なのは知っている。貴族を目の前にすると、常に緊張していたからな。でもここでは恐れないで欲しい」
「今までの態度でマーヴィさんに接しても大丈夫ということですか?」
「むしろそうしてくれ。元々堅苦しいことは苦手だし、今更あんたに貴族扱いされても反応に困る」
「反応に困るとまで言われたら仕方ないですね」
「い、いや、別に悪い意味で言ったわけじゃなくて……」
マーヴィさんが慌ててる。
いつものマーヴィさんだ。
目の前にいるのは、命を預け、たくさんの危機をともに乗り越えてきた仲間だ。
それなのに私は彼の素性を知った瞬間、ともに戦った仲間ではなく、私が出会った貴族たちと同等に考えて恐れてしまって。
(態度を変えようとしたのは、私の方だ。マーヴィさんは変わらずにいてくれたのに……)
何だかとても恥ずかしくなった。
それと同時に、態度を変える必要がないことを行動によって教えてくれた賑やか過ぎる領民たちに感謝した。
今思うと、私が貴族が苦手だと口にしたとき、マーヴィさんはさぞかし困っただろう。素性を明かせば私を怖がらせてしまうと、色々と頭を悩ませたに違いない。
心の中が温かくなり、唇からフフッと笑いが洩れた。
「ありがとうございます。そして色々と気を遣わせてしまって、ごめんなさい」
「あんたが謝る必要はない。俺がきちんと話していれば良かっただけだ」
……恐れずに、と付け加えるマーヴィさんの呟きが聞こえた気がした。
気のせいかもしれないけれど。
私を見るマーヴィさんの表情は、私が彼の素性を受け入れたからか、とても晴れ晴れとしていた。
少し垂れた黒い瞳が細められ、口元が笑みを形作る。
「ようこそ、俺の故郷――スティアの街へ」
全身から血の気が引いた。
私が貴族を苦手なのは、魔王討伐の途中に関わった彼らから、平民のくせにと見下されているのを肌で感じていたからだ。
ダグの前ではそういう態度を見せなかったけれど、私やマーヴィさんに対しては、明らかに見下した態度をとっていたし、一度緊張してカップを割ってしまったときは、ダグがいなければ罰を与えていたと遠回しに言われ、恐れ戦いた記憶がある。
(それなのに、マーヴィさんの前であんなに堂々と貴族の悪口を……)
手のひらと足先から熱が失われていく。
過去に戻れるならあの時の私の口を塞ぎたい。
マーヴィさんの口が動いた。
貴族相手に不敬を働いた私への罰を告げられると身を強張らせたとき、
「マー坊、戻ってきたか!」
「無事だったようだな、マー坊っ‼」
そう言いながら、御者席にいるマーヴィさんの背中や肩をバンバン叩く男性たちが現れたのだ。
皆、年齢は五・六十代ぐらいなのに、年齢以上に鍛えられた体をしている。
だけど彼らが身につけている服装は、どう見ても平民。
平民の男性たちが、貴族であるマーヴィさんを容赦なく叩く様子を見て、私は心の中で悲鳴を上げた。貴族を叩くなんて、どんな罰が下っても文句は言えないからだ。
しかし、私の不安は杞憂に終わった。
御者席から降りたマーヴィさんが、まるで長年の友人に再会したように笑顔を浮かべながら、男性たちと肩を叩き合ったからだ。
「三年前から変わらず、皆元気そうだな」
「はっはは! これが元気そうに見えるか、マー坊。見ろよ、この傷!」
「もしかして、魔獣にやられたのか?」
「女房だよ! 朝から虫の居所が悪かったみたいで、いきなりドッカーンだぜ!」
「魔獣よりおっかねえよな、お前の女房! 昨日もお前、夫婦げんかして負けてたじゃねえか!」
「はははっ、ちげーねーや!」
マーヴィさんと額に怪我をした男性の会話に別の男性たちが口を挟むと、それを聞いていた周囲の人々たちからドッと笑いが起こった。
領主のご子息と領民たちとの距離があまりにも近すぎる。
領民にとって領主は、雲の上の存在なはずなのに……
御者席の隣で言葉を失っている私の服を、誰かがクイッと引っ張った。ハッとして視線をそちらに向けると、不思議そうに私を見つめる子どもたちがいた。
子どもたちが容赦ない視線を私に向ける中、そのうちの一人が大声を張り上げる。
「おねえちゃん、だれ? マーヴィさまのかのじょ?」
「かっ、かのっ⁉」
七歳ぐらいの少年とは思えない大人ぶった発言に、面食らってしまった。
私たちの会話の声が大きかったからか、マーヴィさんに向けられていた視線が一気に私に集まった。
シンッと場が静かになったかと思うと――
「お、おい、マー坊! あれは嫁か? 嫁を連れて帰ってきたんか⁉」
「お前、魔王討伐に出るとか言って本命はこっちだったんだな‼」
「女には興味ないって態度だったくせにどういうことだ、これは‼」
と、領民たちが口々に叫びながら、マーヴィさんの頭をグリグリした。途中で、騒ぎに便乗した子どもたちも彼によじ登ったり乗っかかったりして、もうやりたい放題だ。
「ちょ、ちょっと待て、違うっ! 違うからっ‼ 彼女はともに魔王を討伐した仲間だっ‼」
大人子ども関係なくもみくちゃにされるマーヴィさんの必死な、そして悲痛な叫びを聞き、周囲の人々が一度手を止めた。
そしてチラッと私を一瞥し……
「いや、またまたー! こんな可愛いお嬢さんが、お前と魔王討伐したなんて、もっと上手な嘘つけよ、マーヴィ」
「ほんとほんと! あの子、魔王を倒すどころか、あんたに抱きしめられただけで折れそうな細い体してんじゃないか!」
みたいな感じで、大爆笑しながらグリグリを再開していた。
私の心身を癒やすため、親切心からここに連れてきてくれたのに、このままだとマーヴィさんに多大なる迷惑がかかってしまう。
心とお腹にグッと力を込めると大きく息を吸い込み、思いっきり声帯を震わせた。
「あ、あのっ、私、アウラっていいます! マーヴィさんの言う通り、魔王を討伐した勇者パーティーの一員です!」
マーヴィさんをグリグリする領民たちの手が止まり、再び場がシーンとなった。私の言葉が本当かどうか考えているみたいで、隣の人と顔を見合わせている。
そんな中、誰かがぽつりと呟いた。
「アウラって、確か勇者様のパーティーにいらっしゃった女性の神官様の名前だったはず」
「そう言えばあの子が着てる服も神官衣だねぇ。マーヴィ様が言ってたことは、本当なんじゃ……」
勇者パーティーにいた女性神官と私に共通点を見つけ、人々がざわつき始めた。
神官であることを証明して人々の疑いを晴らすため、私は空間浄化の神聖魔法を使った。
この魔法は空間に漂う病魔を祓う神聖魔法で、人々の上にキラキラした光が降り注ぐのだ。とても綺麗で派手なので、空間の浄化が必要不必要関係なく、様々な神殿儀式の締めに使われることが多い。
降り注ぐ光を見た人々が目を丸くし、口々に叫んだ。
「本当に神官様だ!」
「マー坊の言ったことは本当だったのか!」
良かった。
マーヴィさんの発言への疑いも晴れたみたい。これで嘘つき扱いされずに済みそう。
領民たちが光に気をとられている間に抜け出したマーヴィさんが、私の傍にやってきた。グリグリが激しかったのか、軽く息が上がっている。
「皆が……はぁ、騒がしくて……悪かったな」
「いえ、そんなことは……」
「まあ、見て貰ったとおり、ここは領主と領民たちの距離が近い」
「そのようですね。領主のご子息であるマーヴィさんを【マー坊】と呼んでいるのを聞いた時は、ヒヤヒヤしましたが……」
「彼らは、長年この地を守ってきてくれた者たちだ。俺が小さい頃、よく稽古を付けてくれたものだ。マー坊は止めてくれって言っているんだが、彼らにとったら俺なんてまだ子どもみたいなものなんだろうな」
そう話す低い声は呆れているようでありながら、どこか誇らしげでもあった。
マーヴィさんは貴族でありながら、この地を守ってきた領民たちに敬意を示している。
そして領民たちも、マーヴィさんを大切にしている。
お互いが身分という壁を越えて信頼しあっている。
私の貴族に対する認識が変わった瞬間だった。
それと同時に街へ到着する前、マーヴィさんが何故必死にクレスセル領の民と領主の関係について話していたのか、その真意に気が付いた。
彼が言いたかったのは、つまり――
「あんたが貴族が苦手なのは知っている。貴族を目の前にすると、常に緊張していたからな。でもここでは恐れないで欲しい」
「今までの態度でマーヴィさんに接しても大丈夫ということですか?」
「むしろそうしてくれ。元々堅苦しいことは苦手だし、今更あんたに貴族扱いされても反応に困る」
「反応に困るとまで言われたら仕方ないですね」
「い、いや、別に悪い意味で言ったわけじゃなくて……」
マーヴィさんが慌ててる。
いつものマーヴィさんだ。
目の前にいるのは、命を預け、たくさんの危機をともに乗り越えてきた仲間だ。
それなのに私は彼の素性を知った瞬間、ともに戦った仲間ではなく、私が出会った貴族たちと同等に考えて恐れてしまって。
(態度を変えようとしたのは、私の方だ。マーヴィさんは変わらずにいてくれたのに……)
何だかとても恥ずかしくなった。
それと同時に、態度を変える必要がないことを行動によって教えてくれた賑やか過ぎる領民たちに感謝した。
今思うと、私が貴族が苦手だと口にしたとき、マーヴィさんはさぞかし困っただろう。素性を明かせば私を怖がらせてしまうと、色々と頭を悩ませたに違いない。
心の中が温かくなり、唇からフフッと笑いが洩れた。
「ありがとうございます。そして色々と気を遣わせてしまって、ごめんなさい」
「あんたが謝る必要はない。俺がきちんと話していれば良かっただけだ」
……恐れずに、と付け加えるマーヴィさんの呟きが聞こえた気がした。
気のせいかもしれないけれど。
私を見るマーヴィさんの表情は、私が彼の素性を受け入れたからか、とても晴れ晴れとしていた。
少し垂れた黒い瞳が細められ、口元が笑みを形作る。
「ようこそ、俺の故郷――スティアの街へ」
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