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その後の話:未来の話をしよう
第3話 命令
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「あっ、お兄様っ!」
部屋に入ると、明るい声がレシオを迎えた。
目の前には、レシオよりも年下の少女が、満面の笑みを浮かべて立っている。
レシオの妹である、ティンバー・エルザだ。
背中につく長さの青い髪を上に二つにくくり、リボンのあしらわれた髪留めでまとめられている。彼と同じく、少し大きめで二重の瞳は少女らしい愛らしさと、彼女がもつ生命力の強さが感じられる。少しふっくらした頬には、大好きな兄に会えた喜びから赤みが指していた。
ティンバーは14歳でありながら、兄がどこに行くのにもついて行きたがる、超お兄ちゃんっ子だった。そんな妹を、めんどくさいと思いつつも、結局押し切られいつも連れて行き、彼女が起こしたトラブルの尻拭いをするのが、レシオの役目だったりする。
レシオは、ティンバーの頭を軽く撫でると、彼女の歓迎の迎えに答えた。兄に頭を撫でられ、兄と同じ水色の瞳がさらに輝きを増す。その時、
「急に呼び出してすまなかったな、レシオ」
部屋主の低い声に、レシオは視線をそちらに向けた。
視線の先には、30代中頃ぐらいの男性が腕を組んでこちらを見ていた。彼の父親であるエルザ王だ。
レシオはため息をつきながら、父親の前に座ると口を開いた。足を組み、髪の毛をいじりながら、めんどくさそうにしている。
「……急に呼び出されるのは、いつもの事ですから」
「トゲのある言い方をするな、息子よ」
「なら、いつもいつも急に呼び出しては、変な事を頼まないで下さいよ、父上。この間は、視察の最中に落とした物の回収、その前は気に入ったお菓子の銘柄が分からず調査しろ、その前が何でしたっけ? ああ、そうだ……」
「……もういい、やめてくれ……」
王子に頼むにはくだらない案件を引っ張り出され、王は額に手を当てて、それ以上の発言を拒んだ。父親のしょぼくれた姿に、レシオは半ば呆れた様子で用件を尋ねる。
「……で、何ですか今回は」
息子の質問に、父親の表情が威厳あるものに戻った。いつものような下らない用件を依頼する雰囲気ではない。何を言われるのかと、レシオの気持ちが自然と引き締まったものへと変わった。
王は一つ咳ばらいをし背筋を正すと、息子に一つの命令を下した。
「レシオアーク・エルザ。お前に、この国の王女であるミディローズ・エルザの救出を命じる」
「……はっ?」
父親の言葉に、レシオの目が点になった。彼の言った事を理解しようと、慌ただしく瞬きを繰り返している。
兄の横に座っていたティンバーが、言葉を失った兄の代わりに尋ねる。
「ミディローズ・エルザって……、確か昔、魔王に攫われたお姫様ですよね、お父様にとっては、お姉様にあたる方だと聞いているのです」
「ああ、そうだ。ティンバーは良く知っているなー、さすが我が娘だ」
「当たり前ですっ。ミディ様は、私の憧れのお姫様ですから、色々なお話を皆から聞いたのですっ!」
「おお、そうかそうか。ティンバーは、とっても勉強熱心で頑張り屋さんだなー、さすが我が娘だ」
「……それくらい、この国の誰でも知ってますよ……」
ティンバーを超が付くほど溺愛している父親に対し、レシオは苦々しく呟いた。
父親のティンバーに対する愛情が、めちゃくちゃ深い為、妹は昔から甘やかされて育った。それはそれは、見ている者たちがやり過ぎだろうと引くぐらい、甘い。
娘を手放しで賞賛し、それに対し照れ笑いを浮かべている親子を、無理やり砂糖菓子を口に詰め込まれたような気持ちになってレシオは見ていた。
しかし放っておくとずっとこの状態が続くため、レシオは先に進むために口を開いた。
「……ミディローズ・エルザって、俺たちの伯母さんに当たる方ですよね。約20年前に魔王に攫われて、今じゃ生きてるか死んでるか分からないっていう……」
兄の言葉に、ティンバーの表情が暗くなった。憧れのお姫様の生死が不明と聞かされて、明るい表情を続けていられるほど、空気が読めない子ではない。
エルザ王国には、21年前に大きな事件があった。
魔界を支配する魔王が突如現れ、当時この国の王女であったミディローズ・エルザを攫って行ったのだ。
その後、大勢の猛者たちが彼女を救うため、魔界に乗り込んでいったのだが、誰一人彼女を救い出すことは叶わなかった。
四大精霊の祝福を受け、世界でたった一人魔法を授けられた者であり、武術に優れ、ありとあらゆるものを魅了して止まない、絶世の美女だったと伝えられている。
まあレシオにとっては正直、城に飾ってあるミディローズの肖像画を見ても、それ程凄い人物だったとは思えなかった。確かに肖像画を見る限り美しい人ではあっただろうが、全てを魅了するとかそんなん言いすぎだろーと、噂には懐疑的だ。
”綺麗というなら、昔会ったあの子の方が……”
そんな事を考えていると、父親から驚くべき言葉がレシオの耳に入った。
「ミディローズは、生きておるぞ」
「……えっ? 生きてる!?」
「だからお前に、連れて帰って来て欲しいのだ」
「えっ? ちょっ、ちょっと!? 『だから』以降の言葉、おかしくないですか!? 何でそこで、俺が連れて帰って来るって事になるんですか!!」
レシオは音を立てて立ち上がると、両手をテーブルに叩きつけた。
しかし父親は、彼の行動にも動じず、むしろ物凄くいい笑顔を浮かべている。まるで自分が思いついた事が、最高の作戦でもあるかのように。
「まあさすがに魔王も、20年経ってから救出にくるとは思わないだろう。きっと今なら手薄に違いない。お前は色々器用だからな。こういうさっと忍び込んで、ちゃっと連れ去るくらいわけないだろう」
雑すぎる推薦理由に、レシオは眩暈を起こしそうになった。が、何とか踏みとどまると、さらに身を乗り出して父親に食ってかかる。
「自分の息子を、コソ泥みたいに言わないで下さい!! いやそれ以前に、伯母さんが連れ去られて20年でしょう!? 生きてるって言っても、何かもう色んな意味で手遅れですよ!!」
「お兄様? 色んな意味で手遅れって、どういうことですかー?」
「……言葉の綾だ。忘れてくれ……」
妹には、まだ早すぎる世界の話だった。ティンバーの純粋な疑問に、レシオは慌てて言い間違いのせいにした。そして彼女がこのまま、純粋に育つことを心の底から祈った。
父も同じことを思ったのだろう。話を変えるため、再びレシオに対する命令を口にする。
「まあとにかく、お前たちの伯母にあたるミディローズ・エルザの救出を命ずる。もちろん引き受けてもらえるな? レシオアーク」
「絶対に嫌です!」
間髪入れずにお断りしたレシオだったが、
「これは、国王命令だ」
「ぐっ……」
王子と言えども、国王命令と言われれば逆らえない。レシオは悔しそうに、唇を噛んだ。顔には、理不尽だと言う一言が浮かんでいる。
しかしどう足掻こうと、父が撤回しない限りこの命令を覆すことは出来ない。レシオはどうしようもない気持ちを抱えながら、ふと湧き出た一つ疑問を父にした。
部屋に入ると、明るい声がレシオを迎えた。
目の前には、レシオよりも年下の少女が、満面の笑みを浮かべて立っている。
レシオの妹である、ティンバー・エルザだ。
背中につく長さの青い髪を上に二つにくくり、リボンのあしらわれた髪留めでまとめられている。彼と同じく、少し大きめで二重の瞳は少女らしい愛らしさと、彼女がもつ生命力の強さが感じられる。少しふっくらした頬には、大好きな兄に会えた喜びから赤みが指していた。
ティンバーは14歳でありながら、兄がどこに行くのにもついて行きたがる、超お兄ちゃんっ子だった。そんな妹を、めんどくさいと思いつつも、結局押し切られいつも連れて行き、彼女が起こしたトラブルの尻拭いをするのが、レシオの役目だったりする。
レシオは、ティンバーの頭を軽く撫でると、彼女の歓迎の迎えに答えた。兄に頭を撫でられ、兄と同じ水色の瞳がさらに輝きを増す。その時、
「急に呼び出してすまなかったな、レシオ」
部屋主の低い声に、レシオは視線をそちらに向けた。
視線の先には、30代中頃ぐらいの男性が腕を組んでこちらを見ていた。彼の父親であるエルザ王だ。
レシオはため息をつきながら、父親の前に座ると口を開いた。足を組み、髪の毛をいじりながら、めんどくさそうにしている。
「……急に呼び出されるのは、いつもの事ですから」
「トゲのある言い方をするな、息子よ」
「なら、いつもいつも急に呼び出しては、変な事を頼まないで下さいよ、父上。この間は、視察の最中に落とした物の回収、その前は気に入ったお菓子の銘柄が分からず調査しろ、その前が何でしたっけ? ああ、そうだ……」
「……もういい、やめてくれ……」
王子に頼むにはくだらない案件を引っ張り出され、王は額に手を当てて、それ以上の発言を拒んだ。父親のしょぼくれた姿に、レシオは半ば呆れた様子で用件を尋ねる。
「……で、何ですか今回は」
息子の質問に、父親の表情が威厳あるものに戻った。いつものような下らない用件を依頼する雰囲気ではない。何を言われるのかと、レシオの気持ちが自然と引き締まったものへと変わった。
王は一つ咳ばらいをし背筋を正すと、息子に一つの命令を下した。
「レシオアーク・エルザ。お前に、この国の王女であるミディローズ・エルザの救出を命じる」
「……はっ?」
父親の言葉に、レシオの目が点になった。彼の言った事を理解しようと、慌ただしく瞬きを繰り返している。
兄の横に座っていたティンバーが、言葉を失った兄の代わりに尋ねる。
「ミディローズ・エルザって……、確か昔、魔王に攫われたお姫様ですよね、お父様にとっては、お姉様にあたる方だと聞いているのです」
「ああ、そうだ。ティンバーは良く知っているなー、さすが我が娘だ」
「当たり前ですっ。ミディ様は、私の憧れのお姫様ですから、色々なお話を皆から聞いたのですっ!」
「おお、そうかそうか。ティンバーは、とっても勉強熱心で頑張り屋さんだなー、さすが我が娘だ」
「……それくらい、この国の誰でも知ってますよ……」
ティンバーを超が付くほど溺愛している父親に対し、レシオは苦々しく呟いた。
父親のティンバーに対する愛情が、めちゃくちゃ深い為、妹は昔から甘やかされて育った。それはそれは、見ている者たちがやり過ぎだろうと引くぐらい、甘い。
娘を手放しで賞賛し、それに対し照れ笑いを浮かべている親子を、無理やり砂糖菓子を口に詰め込まれたような気持ちになってレシオは見ていた。
しかし放っておくとずっとこの状態が続くため、レシオは先に進むために口を開いた。
「……ミディローズ・エルザって、俺たちの伯母さんに当たる方ですよね。約20年前に魔王に攫われて、今じゃ生きてるか死んでるか分からないっていう……」
兄の言葉に、ティンバーの表情が暗くなった。憧れのお姫様の生死が不明と聞かされて、明るい表情を続けていられるほど、空気が読めない子ではない。
エルザ王国には、21年前に大きな事件があった。
魔界を支配する魔王が突如現れ、当時この国の王女であったミディローズ・エルザを攫って行ったのだ。
その後、大勢の猛者たちが彼女を救うため、魔界に乗り込んでいったのだが、誰一人彼女を救い出すことは叶わなかった。
四大精霊の祝福を受け、世界でたった一人魔法を授けられた者であり、武術に優れ、ありとあらゆるものを魅了して止まない、絶世の美女だったと伝えられている。
まあレシオにとっては正直、城に飾ってあるミディローズの肖像画を見ても、それ程凄い人物だったとは思えなかった。確かに肖像画を見る限り美しい人ではあっただろうが、全てを魅了するとかそんなん言いすぎだろーと、噂には懐疑的だ。
”綺麗というなら、昔会ったあの子の方が……”
そんな事を考えていると、父親から驚くべき言葉がレシオの耳に入った。
「ミディローズは、生きておるぞ」
「……えっ? 生きてる!?」
「だからお前に、連れて帰って来て欲しいのだ」
「えっ? ちょっ、ちょっと!? 『だから』以降の言葉、おかしくないですか!? 何でそこで、俺が連れて帰って来るって事になるんですか!!」
レシオは音を立てて立ち上がると、両手をテーブルに叩きつけた。
しかし父親は、彼の行動にも動じず、むしろ物凄くいい笑顔を浮かべている。まるで自分が思いついた事が、最高の作戦でもあるかのように。
「まあさすがに魔王も、20年経ってから救出にくるとは思わないだろう。きっと今なら手薄に違いない。お前は色々器用だからな。こういうさっと忍び込んで、ちゃっと連れ去るくらいわけないだろう」
雑すぎる推薦理由に、レシオは眩暈を起こしそうになった。が、何とか踏みとどまると、さらに身を乗り出して父親に食ってかかる。
「自分の息子を、コソ泥みたいに言わないで下さい!! いやそれ以前に、伯母さんが連れ去られて20年でしょう!? 生きてるって言っても、何かもう色んな意味で手遅れですよ!!」
「お兄様? 色んな意味で手遅れって、どういうことですかー?」
「……言葉の綾だ。忘れてくれ……」
妹には、まだ早すぎる世界の話だった。ティンバーの純粋な疑問に、レシオは慌てて言い間違いのせいにした。そして彼女がこのまま、純粋に育つことを心の底から祈った。
父も同じことを思ったのだろう。話を変えるため、再びレシオに対する命令を口にする。
「まあとにかく、お前たちの伯母にあたるミディローズ・エルザの救出を命ずる。もちろん引き受けてもらえるな? レシオアーク」
「絶対に嫌です!」
間髪入れずにお断りしたレシオだったが、
「これは、国王命令だ」
「ぐっ……」
王子と言えども、国王命令と言われれば逆らえない。レシオは悔しそうに、唇を噛んだ。顔には、理不尽だと言う一言が浮かんでいる。
しかしどう足掻こうと、父が撤回しない限りこの命令を覆すことは出来ない。レシオはどうしようもない気持ちを抱えながら、ふと湧き出た一つ疑問を父にした。
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