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2章:王国でのパーティー
18話:前世からの小さな願い
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あるいみ苦行を耐えてドレスを購入。あの緑色のドレスにした。
着てみたときはやっぱり素敵だなっと思ったけど、コルセットが…ね…。辛いものがあるよ。
「ふふ。初めてのお買い物疲れちゃった?」
「はい。もうクタクタです。」
「そうね。今日はこのぐらいにして帰りましょうか。」
「はい!」
そう言うとお母様と王都に来た道を戻り例の森に入る。
そこで人がいない事を確認してワープした。
こういうのは本当に楽。疲れたと思ったらもう家!私も早く使えるようになりたいなぁ。魔法の名前とかあるのかな無詠唱でやってるし、詠唱とかないのかも。
詠唱あったらかっこいいのにな~。
「ところで、サクラ。」
「何ですか?お母様。」
「ふふ。ここはもう家だから敬語じゃなくてもいいのよ。」
「あ、そうね。なぁにお母様。」
「リリィちゃんと話していたことって本当なの?」
「え?」
リリィと何話してたっけ?
苦行のコルセットしか覚えてないんだけど…。
「ほら夢の話よ。夢の話。」
「あぁ!!」
確かにそんな話をしていた。聞こえてたのか!なんだか少し恥ずかしい…。
でも確かにカーテンで仕切ってただけだかし、リリィ声大きかったからなぁ。
「ねぇねぇ。本当なの?恋人を作ることが夢って?」
前世では一度も恋人を作ることはなかった。それなのに友達の修羅場に巻き込まれて階段から落ちた。
多分ここで目を覚ましたってことは向こうの体はもう動かないのだろう。
そんな前世では出来なかったからこそ今は欲しいと思える。
前世からの小さな願い。
愛し合える恋人が欲しい。
それこそお母様とお父様のような恋人が。
「…うん。だめかな?」
「ううん。すっごく素敵だと思うわ。私も前職の時ずっとそう思ってたから。でも…。」━バキィ。
「へ?」
そこには斧を落としたお父様の姿があった。
そして驚くべきことに斧を落とした先の地面は、真っ二つに割れていた。
「あの人。それ相応の相手じゃないと許さないんじゃないかしら?」
それを見ながら呑気に話をするお母様はまさしく魔王様だった。
着てみたときはやっぱり素敵だなっと思ったけど、コルセットが…ね…。辛いものがあるよ。
「ふふ。初めてのお買い物疲れちゃった?」
「はい。もうクタクタです。」
「そうね。今日はこのぐらいにして帰りましょうか。」
「はい!」
そう言うとお母様と王都に来た道を戻り例の森に入る。
そこで人がいない事を確認してワープした。
こういうのは本当に楽。疲れたと思ったらもう家!私も早く使えるようになりたいなぁ。魔法の名前とかあるのかな無詠唱でやってるし、詠唱とかないのかも。
詠唱あったらかっこいいのにな~。
「ところで、サクラ。」
「何ですか?お母様。」
「ふふ。ここはもう家だから敬語じゃなくてもいいのよ。」
「あ、そうね。なぁにお母様。」
「リリィちゃんと話していたことって本当なの?」
「え?」
リリィと何話してたっけ?
苦行のコルセットしか覚えてないんだけど…。
「ほら夢の話よ。夢の話。」
「あぁ!!」
確かにそんな話をしていた。聞こえてたのか!なんだか少し恥ずかしい…。
でも確かにカーテンで仕切ってただけだかし、リリィ声大きかったからなぁ。
「ねぇねぇ。本当なの?恋人を作ることが夢って?」
前世では一度も恋人を作ることはなかった。それなのに友達の修羅場に巻き込まれて階段から落ちた。
多分ここで目を覚ましたってことは向こうの体はもう動かないのだろう。
そんな前世では出来なかったからこそ今は欲しいと思える。
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愛し合える恋人が欲しい。
それこそお母様とお父様のような恋人が。
「…うん。だめかな?」
「ううん。すっごく素敵だと思うわ。私も前職の時ずっとそう思ってたから。でも…。」━バキィ。
「へ?」
そこには斧を落としたお父様の姿があった。
そして驚くべきことに斧を落とした先の地面は、真っ二つに割れていた。
「あの人。それ相応の相手じゃないと許さないんじゃないかしら?」
それを見ながら呑気に話をするお母様はまさしく魔王様だった。
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