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3章:魔王選抜トーナメント
35話:魔王選抜トーナメント出場決定!?
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「こ、壊れてしまいました…。」
「そうだね…。」
シトリンと顔を見合わせ、青ざめる。さっきの話を聞く限り壊しても大丈夫なんだろうけど、やっぱり不安。
実際に壊しちゃうのは話が違うでしょ!?
しかも黒色の水晶は珍しい水晶みたいだし!!
どうしようとオロオロする中、お母様と魔王代理の三人だけが笑いながら話し始める。
「壊しちゃったってことは、魔王選抜トーナメントの参加条件満たしちゃったってことだけど…今からでも調整できるものなのかしら?」
「急いで調整すればなんとか可能ですね。」
「あぁ。ただ参加するなら、アレにサインしてもらはねぇとな。」
「そうね。魔王選抜トーナメントで命を落としても一切の責任を持ちませんって奴ね。私も昔サインしたわ!懐かしい!!」
良くない単語がわんさかでてるんですけど!!
そんな書類にサインなんて書きたくないし、それに何より魔王選抜トーナメントに参加なんてしたくないんだけど!!
何当たり前のように参加すると思ってるの!?
こちとら命大事で生きてるんです!!彼氏をつくるっていう夢もあるんだし、そんなに簡単に死にたくはありません!!
「え!ママ、二人を参加させるのか!?」
よかった!!私だけじゃなくて!!
お父様ナイス!私は参加したくないのよ!!
「あら。でも弱いバトラーは嫌よ?ある程度強くないと…。見てない所で死にそうになったら助けるのも難しいのよ?」
「っ!!」
「だ、だがな!まだシトリンは幼いだろ!?もっと、こう、成長してからでもいいんじゃないかな!?」
ダメだよ。お父様。
シトリンの夢はグローリアス家のバトラーになることだよ。
昔は一般家庭だと思っていたけど、ガチガチの貴族だったことが、王家のパーティーに参加することになってからシトリンも私も知ったんだよ。それでバトラーを雇えることがシトリンに露呈したし。それを引き合いに出されたら…。
「…旦那様、ご心配ありがとうございます。ですが僕はグローリアス家のバトラーになる男です。魔王選抜トーナメントに参加します!」
ほら!こうなるんだよ!!口でお母様に勝てたことないでしょ!!
「ほら。シトリンがこう言うのよ?叶えてあげないと!」
「ま、まぁ。シトリンは分かった。俺が修行を見てやる!!けど、サクラは女の子だぞ!?」
「あら?私も女よ?そういう差別はよくないわ。」
「いや俺はそういうことが言いたいんじゃなくてだな?サクラの夢は恋人を作ることだろ?それなら、別に戦はなくてもいいんじゃないかなぁって。」
そうだ!!お父様の言う通りだ!!
私はシトリンみたいにお母様の言葉になんか流されないよ!こう見えても前世は社会人だったんだ!
なめんなよ!?社会人を!!
「そうかしら?」
「そうかしらって、ママ…?」
「だってアナタ。よく考えてごらんなさい。サクラは私たちの子で沢山の魔力を持っていることが分かったわよね?」
「あ、あぁ。」
「私たちの子って事は光の魔力と闇の魔力、両方持っているということ。これがどれほど前代未聞か理解しているの?」
「そ、それは勿論!」
「ならサクラがその膨大な魔力をコントロールしないと、サクラ自身が危ない目に合うのよ?」
「確かに!」
いやいや、お父様。魔王選抜トーナメントの方が危ないと思いますけど。
「そうでしょ?それにサクラも自分より弱い人と恋人になんかなりたくないでしょ?やっぱりサクラを守れるほど強くないと!でもそれだけ強い人ってなかなかいないのがアレよね…。やっぱりサクラは遠慮しましょう「いや!出そう!!!」…あら?いいの?」
「あぁ!それにほら、可愛い子には旅をさせよって言葉もあるし!それに…サクラに恋人はまだ早いからな!」
や、やられたあああああああああああ!!!
外堀を完全に塞ぎやがった!!この状態で出来ませんって社会人は言えねーよ!!!
定時に帰れると思ったのに上司から定時ギリギリに「あ、これもお願いね。」って言われた時みたいな状況だよ!!!断れない!!く、くそ!!!!
「そうだね…。」
シトリンと顔を見合わせ、青ざめる。さっきの話を聞く限り壊しても大丈夫なんだろうけど、やっぱり不安。
実際に壊しちゃうのは話が違うでしょ!?
しかも黒色の水晶は珍しい水晶みたいだし!!
どうしようとオロオロする中、お母様と魔王代理の三人だけが笑いながら話し始める。
「壊しちゃったってことは、魔王選抜トーナメントの参加条件満たしちゃったってことだけど…今からでも調整できるものなのかしら?」
「急いで調整すればなんとか可能ですね。」
「あぁ。ただ参加するなら、アレにサインしてもらはねぇとな。」
「そうね。魔王選抜トーナメントで命を落としても一切の責任を持ちませんって奴ね。私も昔サインしたわ!懐かしい!!」
良くない単語がわんさかでてるんですけど!!
そんな書類にサインなんて書きたくないし、それに何より魔王選抜トーナメントに参加なんてしたくないんだけど!!
何当たり前のように参加すると思ってるの!?
こちとら命大事で生きてるんです!!彼氏をつくるっていう夢もあるんだし、そんなに簡単に死にたくはありません!!
「え!ママ、二人を参加させるのか!?」
よかった!!私だけじゃなくて!!
お父様ナイス!私は参加したくないのよ!!
「あら。でも弱いバトラーは嫌よ?ある程度強くないと…。見てない所で死にそうになったら助けるのも難しいのよ?」
「っ!!」
「だ、だがな!まだシトリンは幼いだろ!?もっと、こう、成長してからでもいいんじゃないかな!?」
ダメだよ。お父様。
シトリンの夢はグローリアス家のバトラーになることだよ。
昔は一般家庭だと思っていたけど、ガチガチの貴族だったことが、王家のパーティーに参加することになってからシトリンも私も知ったんだよ。それでバトラーを雇えることがシトリンに露呈したし。それを引き合いに出されたら…。
「…旦那様、ご心配ありがとうございます。ですが僕はグローリアス家のバトラーになる男です。魔王選抜トーナメントに参加します!」
ほら!こうなるんだよ!!口でお母様に勝てたことないでしょ!!
「ほら。シトリンがこう言うのよ?叶えてあげないと!」
「ま、まぁ。シトリンは分かった。俺が修行を見てやる!!けど、サクラは女の子だぞ!?」
「あら?私も女よ?そういう差別はよくないわ。」
「いや俺はそういうことが言いたいんじゃなくてだな?サクラの夢は恋人を作ることだろ?それなら、別に戦はなくてもいいんじゃないかなぁって。」
そうだ!!お父様の言う通りだ!!
私はシトリンみたいにお母様の言葉になんか流されないよ!こう見えても前世は社会人だったんだ!
なめんなよ!?社会人を!!
「そうかしら?」
「そうかしらって、ママ…?」
「だってアナタ。よく考えてごらんなさい。サクラは私たちの子で沢山の魔力を持っていることが分かったわよね?」
「あ、あぁ。」
「私たちの子って事は光の魔力と闇の魔力、両方持っているということ。これがどれほど前代未聞か理解しているの?」
「そ、それは勿論!」
「ならサクラがその膨大な魔力をコントロールしないと、サクラ自身が危ない目に合うのよ?」
「確かに!」
いやいや、お父様。魔王選抜トーナメントの方が危ないと思いますけど。
「そうでしょ?それにサクラも自分より弱い人と恋人になんかなりたくないでしょ?やっぱりサクラを守れるほど強くないと!でもそれだけ強い人ってなかなかいないのがアレよね…。やっぱりサクラは遠慮しましょう「いや!出そう!!!」…あら?いいの?」
「あぁ!それにほら、可愛い子には旅をさせよって言葉もあるし!それに…サクラに恋人はまだ早いからな!」
や、やられたあああああああああああ!!!
外堀を完全に塞ぎやがった!!この状態で出来ませんって社会人は言えねーよ!!!
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