59 / 131
第三章 受け継がれるもの
序幕 「黒の咆哮」 三
しおりを挟む
アウリーに連れられて、シオンは母のブリットと共に村の近くにある林まで避難していた。
この場所には同じように村から避難した人たちが集まっている。
寒さをしのぐために誰かが起こした焚き火を囲みながら、それぞれ体を休めていたが、皆一様に疲れ果てた顔をしていた。
その集まりの端で、シオンは一本の木に寄りかかり村のほうを見ていた。
「お父さん・・・」
父の身を案じるシオンが不安そうに呟く。
「お父さんならきっと、・・・きっと大丈夫よ」
シオンの隣で同じように木に寄りかかって座る母はそう言うが、その表情はシオン同様不安そうだった。
それでも、アウリーからフレア三体の足止めをするためにトリストが単身残ったという話を聞いた時の取り乱した母を考えれば、今はかなり落ち着いているように見えた。
「シオン、悪いんだけどお水をもらっていい?」
シオンは頷くと取り急ぎ水筒に詰めてきた水をカップに注いで母に渡した。
受け取った水を一口喉に流し込んでから、ブリットは何かに気づいたように村の方に視線を移す。
「さっきから大きな音が聞こえなくなったわね・・・」
「言われてみればそうだね。フレア、いなくなったのかな?」
周囲の人達も音が鳴り止んだことに気づき始め、何やら騒然としてきた。
そんな中、アウリーが二人の下に近づいてきた。
「知り合いから食べ物をもらってきたから、二人で食べるといい」
「ありがとうございます、アウリーさん」
ブリットが頭を下げてから食糧を受け取る。
「それより、騒がしくなってきたみたいだがなんかあったのか?」
「ええ、先ほどから村の方がやけに静かだということで皆不思議がっていたところなんです。もしかしたらフレアがいなくなったんじゃないかと」
「そうか・・・、それならいいんだが」
それから、少しして周囲が更に騒々しくなってきた。
血気盛んな若者の何名かが、村の様子を見に行くと言い始めたのだ。
ボルプスからの救援を待って明るくなってから行動するべきだという年長者の意見も聞かず、その若者達は意気揚々と村に向かってしまった。
だが、すぐにこの行動が過ちだったと思い知らされることとなる。
しばらくして、村に向かって行った若者の一人が血相を変えて戻ってきた。その顔は汗と涙と鼻水でグシャグシャだった。
「どうした?なにがあったんだ!?」
若者達がここを出ていく前にその行動を諌めていた男が慌てて駆け寄る。
「嗚呼ぁあ!み、みんな、みんな捕まって殺された!」
「なっ、みんな殺されたのか!?それに捕まってって、そんな話聞いたことないぞ!?フレアにそんな知能はないはずだが」
「一匹黒いヤツがいるんだ。そいつが白いヤツに指示を出してみんな捕まって・・・」
若者が自分の両肩を抱えてガタガタ震える。
「不気味な声でオンとかリットとか意味不明なこと言うから、ダビノが分からない、助けてくださいって言ったら、俺以外、みんな殺された」
話を聞いていた男があることに気づいて真っ青になる。
「お、お前はなぜ助かったんだ?」
「分からない、殺されると思ったら、なぜか黒いヤツも白いヤツもどっかに行ってしまって」
「それで戻ってきたのか?」
「うん、そうだよ」
「まずい!」
男が危険を察知して、すぐに若者が駆け込んできた方に視線を向け、愕然とする。
そこには若者の話にあった黒いヤツを先頭にして、フレアが三体立っていたのだ。
「やはり後をつけてきていたか。みんな!逃げろ!フレアだ!!」
その声を聞いた人々が悲鳴を発する。
深夜で視界が悪く、更にどこに逃げればいいのか分からない村人達はただただ右往左往するだけで、一帯は再び混乱の極みに陥った。
次々とフレアに村人達が襲われる中、シオンとブリットはアウリーに連れられて林の奥に逃げ込んでいた。
しばらく進んだところでブリットが木の根につまずき転ぶ。
「お母さん大丈夫!?」
すぐにシオンが駆け寄るが、ブリットは顔をしかめながら頭を振った。
転んだ際に痛めたと思われる足首は、骨折しているのではないかと思われるほどに大きく腫れ上がっていった。
「シオン、ごめんなさい。お母さんはもういいからあなただけでも逃げて」
「そんなことできるわけないじゃない!私が支えるから一緒に逃げよう」
「お願い、せめてあなただけでも助かってほしいの。お母さんの言うことを聞いて」
「いやだ!いやだ!いやだ!絶対にいやだ!」
大粒の涙をこぼしながらシオンが叫び続ける。
「アウリーさん、嫌な役目を押し付けることになってごめんなさい。シオンだけを連れてここから逃げてください」
そう言って頭を下げるブリットの姿に苦悶の表情を浮かべるアウリーであったが、それが最善であると判断したのか、すっくと立ち上がり、ご無事を願っていますと一言添えてから、嫌がるシオンの腕を引っ張った。
「やめて!離して!お母さん!」
「シオンちゃん、つらいかもしれないが分かってくれ」
腕を引っ張るアウリーに対して、その場を離れまいと抵抗するシオンであったが、腕を強く握っていたアウリーの力が急に弱まったことで腕が抜け、そのまま尻餅をついた。
「痛っ」
臀部への衝撃に顔をしかめながら、アウリーの方に視線を向けたシオンはその衝撃的な光景に声を上げることも出来ずただ震え上がる。
そこには、漆黒の刃で心臓を貫かれたアウリーの姿と、暗闇に同化してしまうくらいに真っ黒な体をした生命体の姿があった。
黒い生命体は筋骨隆々でフレアに近しい表皮をしていたが、フレアより人型に近い体型をしており、目や口といった器官を有しているといった点は明らかに異なっていた。
黒い生命体はその目を震えるシオンにゆっくり向けながら、アウリーを貫いた漆黒の剣を引き抜く。
支えを失ったアウリーの体は力無くその場に倒れた。
「・・・オォォン」
突如、黒い生命体が不気味な声を発する。
「シオン、逃げなさい!」
ブリットが足を引きずりながらも、なんとかシオンの前に立った。そして黒い生命体の目を真っ直ぐに睨みつける。
「シオンには指一本触れさせない!」
「リィット・・・」
再び黒い生命体が不気味な声を発する。
黒い生命体を睨み続けていたブリットがあることに気付き、その目から涙が溢れ出す。
「そのピアスは・・・、それにその剣も・・・」
次の瞬間、漆黒の刃がブリットの体を貫いた。
「ああっ、お母さん!!」
シオンの叫びも虚しく、ブリットはその場に力無く崩れ落ちた。
「お母さん!お母さん!」
シオンはすぐに母の下に駆け寄り、既に事切れた母を強く抱きしめた。
「オオオオオオオオォォォォ!!」
その姿を見た黒い生命体が大地を震わすほどの大きな声で叫んだ。
母の命を奪った憎い相手であるはずなのに、何故かシオンにはその咆哮が悲しみに満ち溢れたものに聞こえ、胸がしめつけられた。
シオンが涙を流しながら黒い生命体を睨みつけると、その生命体もまた涙を流していた。
「なんで・・・。涙を流すくらいなら初めからこんな酷いことしないでよ・・・」
力無くそうこぼしたシオンは母の横で項垂れて泣き続ける。
黒い生命体はそんなシオンに手を出すことなく、そのまま何処かへと去っていった。
朝日が昇り、惨劇のあった林を太陽が明るく照らす。
シオンはあれからずっと母の遺体にくっついたままであった。
寒さで凍てつく林にずっといたために、最早シオンの意識は朦朧となっていた。
そのシオンの耳に、シオン達の方へ近づいてくる足音が聞こえてくる。
だが、起きることも億劫となっていたために、シオンはそのまま目をつむっていた。
「ざっと回ったが、生き残りはこの子だけみたいだな」
「そうだな。トドメはどうする?」
「このままにしておけばいい。かなり衰弱しているしこの寒さだ、時期死ぬだろう。まだ俺たちのことは秘密にしたいから、余計な証拠は残さないようにしよう」
「・・・それもそうだな。それにしてもアイツはどこいったんだか」
「まぁ、ああなると自我がほぼ無くなるからしょうがないさ。・・・これだけ探してもいないんだ。あとは大いなる意思の下、勝手に暴れるだろう」
「そういえば、例の旧都の件、人の出入りも増えて紛れ込みやすくなってきたみたいだからそろそろ行くか?」
「そうだな。今度こそ四王の珠が見つかるといいんだが」
「まぁ期待せずに楽しむつもりで行こう」
「遊びじゃないんだけど、まぁいいか」
二人の男は一通り話し終えてからその場を去って行った。
残されたシオンは薄れゆく意識の中で、聞き覚えのある二人の声を思い返していた。
(あの声、・・・昨日、父を訪ねてきた二人だ)
シオンは心の中でそう呟くとそのまま意識を失った。
この場所には同じように村から避難した人たちが集まっている。
寒さをしのぐために誰かが起こした焚き火を囲みながら、それぞれ体を休めていたが、皆一様に疲れ果てた顔をしていた。
その集まりの端で、シオンは一本の木に寄りかかり村のほうを見ていた。
「お父さん・・・」
父の身を案じるシオンが不安そうに呟く。
「お父さんならきっと、・・・きっと大丈夫よ」
シオンの隣で同じように木に寄りかかって座る母はそう言うが、その表情はシオン同様不安そうだった。
それでも、アウリーからフレア三体の足止めをするためにトリストが単身残ったという話を聞いた時の取り乱した母を考えれば、今はかなり落ち着いているように見えた。
「シオン、悪いんだけどお水をもらっていい?」
シオンは頷くと取り急ぎ水筒に詰めてきた水をカップに注いで母に渡した。
受け取った水を一口喉に流し込んでから、ブリットは何かに気づいたように村の方に視線を移す。
「さっきから大きな音が聞こえなくなったわね・・・」
「言われてみればそうだね。フレア、いなくなったのかな?」
周囲の人達も音が鳴り止んだことに気づき始め、何やら騒然としてきた。
そんな中、アウリーが二人の下に近づいてきた。
「知り合いから食べ物をもらってきたから、二人で食べるといい」
「ありがとうございます、アウリーさん」
ブリットが頭を下げてから食糧を受け取る。
「それより、騒がしくなってきたみたいだがなんかあったのか?」
「ええ、先ほどから村の方がやけに静かだということで皆不思議がっていたところなんです。もしかしたらフレアがいなくなったんじゃないかと」
「そうか・・・、それならいいんだが」
それから、少しして周囲が更に騒々しくなってきた。
血気盛んな若者の何名かが、村の様子を見に行くと言い始めたのだ。
ボルプスからの救援を待って明るくなってから行動するべきだという年長者の意見も聞かず、その若者達は意気揚々と村に向かってしまった。
だが、すぐにこの行動が過ちだったと思い知らされることとなる。
しばらくして、村に向かって行った若者の一人が血相を変えて戻ってきた。その顔は汗と涙と鼻水でグシャグシャだった。
「どうした?なにがあったんだ!?」
若者達がここを出ていく前にその行動を諌めていた男が慌てて駆け寄る。
「嗚呼ぁあ!み、みんな、みんな捕まって殺された!」
「なっ、みんな殺されたのか!?それに捕まってって、そんな話聞いたことないぞ!?フレアにそんな知能はないはずだが」
「一匹黒いヤツがいるんだ。そいつが白いヤツに指示を出してみんな捕まって・・・」
若者が自分の両肩を抱えてガタガタ震える。
「不気味な声でオンとかリットとか意味不明なこと言うから、ダビノが分からない、助けてくださいって言ったら、俺以外、みんな殺された」
話を聞いていた男があることに気づいて真っ青になる。
「お、お前はなぜ助かったんだ?」
「分からない、殺されると思ったら、なぜか黒いヤツも白いヤツもどっかに行ってしまって」
「それで戻ってきたのか?」
「うん、そうだよ」
「まずい!」
男が危険を察知して、すぐに若者が駆け込んできた方に視線を向け、愕然とする。
そこには若者の話にあった黒いヤツを先頭にして、フレアが三体立っていたのだ。
「やはり後をつけてきていたか。みんな!逃げろ!フレアだ!!」
その声を聞いた人々が悲鳴を発する。
深夜で視界が悪く、更にどこに逃げればいいのか分からない村人達はただただ右往左往するだけで、一帯は再び混乱の極みに陥った。
次々とフレアに村人達が襲われる中、シオンとブリットはアウリーに連れられて林の奥に逃げ込んでいた。
しばらく進んだところでブリットが木の根につまずき転ぶ。
「お母さん大丈夫!?」
すぐにシオンが駆け寄るが、ブリットは顔をしかめながら頭を振った。
転んだ際に痛めたと思われる足首は、骨折しているのではないかと思われるほどに大きく腫れ上がっていった。
「シオン、ごめんなさい。お母さんはもういいからあなただけでも逃げて」
「そんなことできるわけないじゃない!私が支えるから一緒に逃げよう」
「お願い、せめてあなただけでも助かってほしいの。お母さんの言うことを聞いて」
「いやだ!いやだ!いやだ!絶対にいやだ!」
大粒の涙をこぼしながらシオンが叫び続ける。
「アウリーさん、嫌な役目を押し付けることになってごめんなさい。シオンだけを連れてここから逃げてください」
そう言って頭を下げるブリットの姿に苦悶の表情を浮かべるアウリーであったが、それが最善であると判断したのか、すっくと立ち上がり、ご無事を願っていますと一言添えてから、嫌がるシオンの腕を引っ張った。
「やめて!離して!お母さん!」
「シオンちゃん、つらいかもしれないが分かってくれ」
腕を引っ張るアウリーに対して、その場を離れまいと抵抗するシオンであったが、腕を強く握っていたアウリーの力が急に弱まったことで腕が抜け、そのまま尻餅をついた。
「痛っ」
臀部への衝撃に顔をしかめながら、アウリーの方に視線を向けたシオンはその衝撃的な光景に声を上げることも出来ずただ震え上がる。
そこには、漆黒の刃で心臓を貫かれたアウリーの姿と、暗闇に同化してしまうくらいに真っ黒な体をした生命体の姿があった。
黒い生命体は筋骨隆々でフレアに近しい表皮をしていたが、フレアより人型に近い体型をしており、目や口といった器官を有しているといった点は明らかに異なっていた。
黒い生命体はその目を震えるシオンにゆっくり向けながら、アウリーを貫いた漆黒の剣を引き抜く。
支えを失ったアウリーの体は力無くその場に倒れた。
「・・・オォォン」
突如、黒い生命体が不気味な声を発する。
「シオン、逃げなさい!」
ブリットが足を引きずりながらも、なんとかシオンの前に立った。そして黒い生命体の目を真っ直ぐに睨みつける。
「シオンには指一本触れさせない!」
「リィット・・・」
再び黒い生命体が不気味な声を発する。
黒い生命体を睨み続けていたブリットがあることに気付き、その目から涙が溢れ出す。
「そのピアスは・・・、それにその剣も・・・」
次の瞬間、漆黒の刃がブリットの体を貫いた。
「ああっ、お母さん!!」
シオンの叫びも虚しく、ブリットはその場に力無く崩れ落ちた。
「お母さん!お母さん!」
シオンはすぐに母の下に駆け寄り、既に事切れた母を強く抱きしめた。
「オオオオオオオオォォォォ!!」
その姿を見た黒い生命体が大地を震わすほどの大きな声で叫んだ。
母の命を奪った憎い相手であるはずなのに、何故かシオンにはその咆哮が悲しみに満ち溢れたものに聞こえ、胸がしめつけられた。
シオンが涙を流しながら黒い生命体を睨みつけると、その生命体もまた涙を流していた。
「なんで・・・。涙を流すくらいなら初めからこんな酷いことしないでよ・・・」
力無くそうこぼしたシオンは母の横で項垂れて泣き続ける。
黒い生命体はそんなシオンに手を出すことなく、そのまま何処かへと去っていった。
朝日が昇り、惨劇のあった林を太陽が明るく照らす。
シオンはあれからずっと母の遺体にくっついたままであった。
寒さで凍てつく林にずっといたために、最早シオンの意識は朦朧となっていた。
そのシオンの耳に、シオン達の方へ近づいてくる足音が聞こえてくる。
だが、起きることも億劫となっていたために、シオンはそのまま目をつむっていた。
「ざっと回ったが、生き残りはこの子だけみたいだな」
「そうだな。トドメはどうする?」
「このままにしておけばいい。かなり衰弱しているしこの寒さだ、時期死ぬだろう。まだ俺たちのことは秘密にしたいから、余計な証拠は残さないようにしよう」
「・・・それもそうだな。それにしてもアイツはどこいったんだか」
「まぁ、ああなると自我がほぼ無くなるからしょうがないさ。・・・これだけ探してもいないんだ。あとは大いなる意思の下、勝手に暴れるだろう」
「そういえば、例の旧都の件、人の出入りも増えて紛れ込みやすくなってきたみたいだからそろそろ行くか?」
「そうだな。今度こそ四王の珠が見つかるといいんだが」
「まぁ期待せずに楽しむつもりで行こう」
「遊びじゃないんだけど、まぁいいか」
二人の男は一通り話し終えてからその場を去って行った。
残されたシオンは薄れゆく意識の中で、聞き覚えのある二人の声を思い返していた。
(あの声、・・・昨日、父を訪ねてきた二人だ)
シオンは心の中でそう呟くとそのまま意識を失った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる