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第三章 受け継がれるもの
三幕 「誘い(いざない)の下降」 六
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しばらくして準備を終えたアス達は地下シェルターの大広間、十番通路前に集合し、あとはディオニージを待つばかりとなっていた。
アスの腰には魔錬刃を有したグラディウスがあった。長剣を余り扱ったことがないアスにとってはこのサイズがやはり一番しっくりくる。
「一応魔錬刃を渡したけど、アスは衛浄系だし誰かに魔力を注入してもらわなきゃあんまり意味ないかもだな」
「うん、旅をしている時は解毒とかもできるし衛浄も便利なんだけどね。いざ戦いとなると戦闘系の魔操が羨ましく感じるよ」
何気ないアスとエラルの会話にシオンが少し考え込む様子を見せた。
不思議に思ったアスがシオンに声をかけようとしたが、丁度ディオニージが集合地点にやってきたため、その言葉を呑んだ。
「少し遅くなった。上方の音も大分近づいてきたし、そろそろといったところか。早速出立しよう」
「では・・・」
フォンセが十番通路の扉を解錠して開けると、目の前には暗がりの地下通路が現れた。
「ここからは照明がありませんので、松明を頼りに進みます。足元にお気をつけください。・・・エラル様、お手数ではございますが火をいただきたく」
フォンセが丁寧に松明の先をエラルの前に向けると、エラルは頷き、熱火の魔操で松明に火を灯した。
「ありがとうございます。それでは進みましょう」
松明で道を照らすフォンセを先頭に一行は地下通路を進み始めた。
人が二人並ぶと肩がぶつかる程度の狭い地下通路に、一行が歩く際に発する衣擦れの音と足音が反響する。
皆黙って進んでいるため、その音がやけにうるさく感じられた。
ふとエラルが、目の前を俯きながら歩くシオンに声をかける。
「シオン、こんな時になんだけどさ、その・・・、色々あったけど、大丈夫か?」
「・・・自分でもよく分からない」
か細い声で呟くシオン。
目を覚ましてから何も説明がないまま、輝波だ黒フレアだと慌てふためいて何も分からずに今に至るのだから、整理のついていない彼女の言葉は無理もなかった。
「そうだよな、ごめん」
「ううん、気にかけてくれてありがとう。不安な気持ちも大きいけど、この場に同い年くらいのエラルとアスがいてくれてよかった。大人の人だけだったらもっと不安だったと思うから」
「何ができるかは分からないけど、俺達でよかったら、気にせずなんでも言ってくれな。出来るだけ力になるから。なっアス!」
エラルがそう言うと、アスも、うんと返事をする。
シオンはそんな二人に顔を向けると、もう一度ありがとうと言って、微かに笑みを見せた。
そこから、少し進んだところで先頭を歩くフォンセが皆に声をかけた。
「皆様、地図で見た限りですが、この先に広間があるはずです。足元が悪く暗闇の中の進行で疲れたと思いますので、少しだけそこで息を整えましょう」
フォンセの言った通り、程なくして一行の目の前には通路と広間を隔てる扉が現れた。
その扉をゆっくり開けると、広間内に空気が流入し埃が舞い上がる。
その様子から、ここはもう何十年も使われていないのだろうと思われた。
フォンセが広間の壁にある燭台に順次松明で火を灯すと室内はそれなりに明るくなり、一体の石像とそれを取り囲むように置かれた長椅子が皆の目に映った。
「礼拝堂?」
地下とはいえ、少し厳かな感じのする広間を見てアスが呟くと、フォンセが頷いて応じる。
「ここはラウル教の礼拝を行うための広間のようですね。この地下シェルターには似たような広さの広間が点在しており、それを先ほどのような通路で結んでいるため、かなり広域で複雑な作りになっているんです。ちなみに、南に地下通路を抜け切るにはまだ十km程ありますので、あらかじめご承知おきを」
「・・・さっきの通路を十kmか、億劫だな」
ディオニージが顔をしかめた。
「この石像がラウル様なのか?なんか俺が知っている顔と違う気もするけど」
エラルが石像に視線を向けて首を傾げながら、フォンセに問いかける。
「ラウル様がどのような顔をしていたかという記録は残っていないんですよ。なのでその時代の彫刻家の想像や思いに合わせてラウル様の顔は変化しているんです。実在していたのは確かのようですが」
「ふーん、なんか違和感しかないな」
腕を組んで石像を見るエラルの後方ではシオンが長椅子に座り、その様子をぼーっと眺めていた。
「疲れてない?大丈夫?」
アスがシオンに声をかけると、シオンは切れ長の美しい瞳を向けた。
「うん、疲れとかはないかな」
「そっか。・・・一つ聞いてもいい?」
「何?」
「さっき、地下通路に入る前に僕とエラルが魔操の話を聞いて、何か考え込んでいるように見えたから、なんとなく気になってさ」
シオンは少し戸惑った表情をする。
「ごめん、話したくないならいいんだ。気にしないで」
シオンの言いづらそうな雰囲気を察知したアスは、そこで話を打ち切り相変わらず石像を眺めるエラルの下に行こうと歩き出した。
「魔操・・・」
「えっ?」
小声で呟くように発したシオンの言葉にアスが振り返る。
「戦闘系の魔操、私も使えるから、もし戦闘になったらその剣に魔力を込めるよ。・・・多分だけどそれなりに操れるし、力になれると思う」
人であれば魔操は誰でも使えることは使えるが、戦いに必要となる魔力量を扱うにはそれなりのセンスと訓練が必要になる。
そのため、一般人だと思っていたシオンが魔操を使えるという言葉はアスにとって驚きの事実であった。
「ほんとに?もしそうなら凄く助かるよ!フォンセさんに言えば予備の魔元石を貸してくれるかもしれないから系統を教えて」
「ううん、魔元石は必要ないよ。このピアスについた黒い石が自動で必要な魔力を吸収してくれるから」
シオンは自分の耳に装着されているピアスをちょんと触った。
アスはその黒い石がついたピアスに目を向ける。
「・・・なんか不思議な石だね。シオンの輝波を遮断したり、寒さから体を守ったり、更には魔操も使えるようにするなんて」
「お父さんがくれたんだ。絶対に外しちゃダメだって言われてて、ずっとつけてる・・・」
ふいにシオンは父のこと、母のことを思い出したようで、その瞳にうっすらと涙が滲む。
アスにはかけられる言葉がなかったため、ただ黙ってシオンの気持ちが落ち着くのを待った。
「皆さん、あと5分くらいしたら出発いたしますので、水分だけでもしっかりとっておいてください」
フォンセが皆に声かけを行うと、気持ちを切り替えるようにシオンは涙を拭った。
「今は無事に逃げることだけを考えないとね。・・・アス、いざという時はサポートするけど魔操のことは他の人には秘密にしてね。できれば魔元石無しで魔操が使えることは知られたくないから」
節目がちにそう言うシオンに対し、アスは少し間を置いてから、わかったと静かに応えた。
アスの腰には魔錬刃を有したグラディウスがあった。長剣を余り扱ったことがないアスにとってはこのサイズがやはり一番しっくりくる。
「一応魔錬刃を渡したけど、アスは衛浄系だし誰かに魔力を注入してもらわなきゃあんまり意味ないかもだな」
「うん、旅をしている時は解毒とかもできるし衛浄も便利なんだけどね。いざ戦いとなると戦闘系の魔操が羨ましく感じるよ」
何気ないアスとエラルの会話にシオンが少し考え込む様子を見せた。
不思議に思ったアスがシオンに声をかけようとしたが、丁度ディオニージが集合地点にやってきたため、その言葉を呑んだ。
「少し遅くなった。上方の音も大分近づいてきたし、そろそろといったところか。早速出立しよう」
「では・・・」
フォンセが十番通路の扉を解錠して開けると、目の前には暗がりの地下通路が現れた。
「ここからは照明がありませんので、松明を頼りに進みます。足元にお気をつけください。・・・エラル様、お手数ではございますが火をいただきたく」
フォンセが丁寧に松明の先をエラルの前に向けると、エラルは頷き、熱火の魔操で松明に火を灯した。
「ありがとうございます。それでは進みましょう」
松明で道を照らすフォンセを先頭に一行は地下通路を進み始めた。
人が二人並ぶと肩がぶつかる程度の狭い地下通路に、一行が歩く際に発する衣擦れの音と足音が反響する。
皆黙って進んでいるため、その音がやけにうるさく感じられた。
ふとエラルが、目の前を俯きながら歩くシオンに声をかける。
「シオン、こんな時になんだけどさ、その・・・、色々あったけど、大丈夫か?」
「・・・自分でもよく分からない」
か細い声で呟くシオン。
目を覚ましてから何も説明がないまま、輝波だ黒フレアだと慌てふためいて何も分からずに今に至るのだから、整理のついていない彼女の言葉は無理もなかった。
「そうだよな、ごめん」
「ううん、気にかけてくれてありがとう。不安な気持ちも大きいけど、この場に同い年くらいのエラルとアスがいてくれてよかった。大人の人だけだったらもっと不安だったと思うから」
「何ができるかは分からないけど、俺達でよかったら、気にせずなんでも言ってくれな。出来るだけ力になるから。なっアス!」
エラルがそう言うと、アスも、うんと返事をする。
シオンはそんな二人に顔を向けると、もう一度ありがとうと言って、微かに笑みを見せた。
そこから、少し進んだところで先頭を歩くフォンセが皆に声をかけた。
「皆様、地図で見た限りですが、この先に広間があるはずです。足元が悪く暗闇の中の進行で疲れたと思いますので、少しだけそこで息を整えましょう」
フォンセの言った通り、程なくして一行の目の前には通路と広間を隔てる扉が現れた。
その扉をゆっくり開けると、広間内に空気が流入し埃が舞い上がる。
その様子から、ここはもう何十年も使われていないのだろうと思われた。
フォンセが広間の壁にある燭台に順次松明で火を灯すと室内はそれなりに明るくなり、一体の石像とそれを取り囲むように置かれた長椅子が皆の目に映った。
「礼拝堂?」
地下とはいえ、少し厳かな感じのする広間を見てアスが呟くと、フォンセが頷いて応じる。
「ここはラウル教の礼拝を行うための広間のようですね。この地下シェルターには似たような広さの広間が点在しており、それを先ほどのような通路で結んでいるため、かなり広域で複雑な作りになっているんです。ちなみに、南に地下通路を抜け切るにはまだ十km程ありますので、あらかじめご承知おきを」
「・・・さっきの通路を十kmか、億劫だな」
ディオニージが顔をしかめた。
「この石像がラウル様なのか?なんか俺が知っている顔と違う気もするけど」
エラルが石像に視線を向けて首を傾げながら、フォンセに問いかける。
「ラウル様がどのような顔をしていたかという記録は残っていないんですよ。なのでその時代の彫刻家の想像や思いに合わせてラウル様の顔は変化しているんです。実在していたのは確かのようですが」
「ふーん、なんか違和感しかないな」
腕を組んで石像を見るエラルの後方ではシオンが長椅子に座り、その様子をぼーっと眺めていた。
「疲れてない?大丈夫?」
アスがシオンに声をかけると、シオンは切れ長の美しい瞳を向けた。
「うん、疲れとかはないかな」
「そっか。・・・一つ聞いてもいい?」
「何?」
「さっき、地下通路に入る前に僕とエラルが魔操の話を聞いて、何か考え込んでいるように見えたから、なんとなく気になってさ」
シオンは少し戸惑った表情をする。
「ごめん、話したくないならいいんだ。気にしないで」
シオンの言いづらそうな雰囲気を察知したアスは、そこで話を打ち切り相変わらず石像を眺めるエラルの下に行こうと歩き出した。
「魔操・・・」
「えっ?」
小声で呟くように発したシオンの言葉にアスが振り返る。
「戦闘系の魔操、私も使えるから、もし戦闘になったらその剣に魔力を込めるよ。・・・多分だけどそれなりに操れるし、力になれると思う」
人であれば魔操は誰でも使えることは使えるが、戦いに必要となる魔力量を扱うにはそれなりのセンスと訓練が必要になる。
そのため、一般人だと思っていたシオンが魔操を使えるという言葉はアスにとって驚きの事実であった。
「ほんとに?もしそうなら凄く助かるよ!フォンセさんに言えば予備の魔元石を貸してくれるかもしれないから系統を教えて」
「ううん、魔元石は必要ないよ。このピアスについた黒い石が自動で必要な魔力を吸収してくれるから」
シオンは自分の耳に装着されているピアスをちょんと触った。
アスはその黒い石がついたピアスに目を向ける。
「・・・なんか不思議な石だね。シオンの輝波を遮断したり、寒さから体を守ったり、更には魔操も使えるようにするなんて」
「お父さんがくれたんだ。絶対に外しちゃダメだって言われてて、ずっとつけてる・・・」
ふいにシオンは父のこと、母のことを思い出したようで、その瞳にうっすらと涙が滲む。
アスにはかけられる言葉がなかったため、ただ黙ってシオンの気持ちが落ち着くのを待った。
「皆さん、あと5分くらいしたら出発いたしますので、水分だけでもしっかりとっておいてください」
フォンセが皆に声かけを行うと、気持ちを切り替えるようにシオンは涙を拭った。
「今は無事に逃げることだけを考えないとね。・・・アス、いざという時はサポートするけど魔操のことは他の人には秘密にしてね。できれば魔元石無しで魔操が使えることは知られたくないから」
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