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第三章 受け継がれるもの
四幕 「赤の閃光」 五
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しばらくしてエラルの処置を終えたアスは、今もフォンセの治療を続けているジェレル達の様子を伺った。
遠くからでは状況がよくわからなかったが、治療の様子を見守るディオニージとヴェルノの表情を見る限りではあまり芳しくないように思えた。
「シオン、ちょっと様子を見てくるよ。悪いけどエラルのことお願い」
うんと頷いたシオンにありがとうと微笑んでから、アスはジェレル達の方へ向かった。
「気管の血抜きをして気道は確保できたし外傷による出血箇所も応急的に氷で塞いだが、折れた骨で痛めた内臓の状況が良くない。すぐにでも活生系の魔操で回復させないとこのままじゃ・・・」
ジェレルの深刻そうな声がアスの耳に届く。
「シオン!活生系の魔操は使えないか!?」
シオンならばもしかしてとアスが思うのと同時に、同じ考えに至ったと思われるディオニージが離れたシオンに大声で問いかける。だがシオンは小さく頭を振った。
「駄目か、ジェレルなんとかならないのか?」
ディオニージが急かすように問いかける中、思案するジェレルが、アスを見るなり何かを思いついたように目を見開く。
「いや、やはり危険か・・・」
だが、ジェレルはその考えを否定するかのようにすぐに首を横に振った。
「何か手立てがあるのか?聞かせてくれ!」
ジェレルの肩を掴み、懇願するかのような声でディオニージが迫る。
少し逡巡した様子のジェレルであったが、一刻の猶予も許されないと思われるフォンセの容体を見て、意を決するかのように重々しい口調で話し始めた。
「・・・かなりの荒療治になりますので心して聞いてください。今この場で開胸し、痛んだ臓器を水氷魔操で止血しながら縫合手術を行うのです」
「なっ!?」
唖然とした表情をするディオニージにジェレルが続ける。
「今、手元には僅かですが麻酔薬がありますので手術自体は可能です。ただ、フォンセの体力が持つかどうか。更に・・・」
ジェレルの表情がより険しくなる。
「私は片腕が使えませんので、縫合は私の指示の下、別の者がしなければなりません。ディオニージ様かヴェルノのいずれか・・・」
ジェレルの提示した方法に皆が押し黙る中、アスが不意にある異変に気付いた。
「黒フレアの輝波が・・・消えている?」
「輝波が?足止めで残った三人が討伐に成功したということか?」
ディオニージの問いかけにヴェルノが静かに首を横に振る。
「いや、まだ強烈な圧を感じるから戦闘体勢を解除しただけ、おそらくだが足止めしていた三人が敗れたという可能性が高いだろう」
「そうか・・・。フロイラン、ジーモー、ナシオ・・・すまない」
ディオニージが項垂れながら力無く呟いた。
「そうだとしたら非常にまずいな。この通路を俺たちが利用していることは既に黒フレアも知っているからすぐにここに辿り着くぞ。ほぼ魔力が切れている俺たちでは迎え撃つこともできないし、こんな状態のフォンセを置いて逃げるわけにもいかない。・・・最早覚悟を決めるしかないのか」
ジェレルが握る拳に力を込め、無念そうな声で苦悶の表情を浮かべる。
現状は確かにジェレルの言う通りで絶望的に思えた。
だが、それでもヴェルノの目には諦めの色が見えなかった。打開策を探すかのように腕を組んでじっと考え込んでいる。
やがて一つの考えに至ったのか、組んでいた腕を解くとゆっくりとアスに顔を向けた。
ヴェルノは微笑んではいたが、少し寂しそうな、それでいて何か強い決意を秘めているような不思議な表情をしており、アスにはそれが堪らなく不安に感じられた。
ヴェルノは大きく息をはいてからディオニージに視線を向ける。
「・・・閃光石を出してくれ。六華当主の長子なら持っているだろう」
ヴェルノの意図を理解したディオニージが慌てて首を振る。
「いけない、分かっているのか!?お前は・・・」
「分かって言っている。現状それを使って黒フレアを足止めできるのは間違いなく俺だけだ。・・・時間がない、渡してくれ」
鋭い視線を向けるヴェルノにその決意を感じたディオニージが、やむを得ないといった面持ちで懐から小さな宝石のついたピアスを取り出した。
その宝石はダイヤのように無色で透き通っておりキラキラと光を乱反射させて美しかった。
「ありがとう、ディオニージ」
ヴェルノはそのピアスを受け取ると吸排済みのピアスと取り替えるようにすぐに耳に装着した。
「閃光石って、何!?」
そのやりとりに何か言いようのない不安を覚えたアスが焦る口調でその得体の知れない石の正体を尋ねるが、ヴェルノは頭を振った。
「すまないが説明している時間はなさそうだ」
時間がないというよりは説明したくないという雰囲気がアスの不安を更に増大させる。
ヴェルノはニッコリ微笑み、大丈夫と言ってアスの頭をポンポンと優しく叩いた。
「僕も行く!」
目に涙をいっぱい溜め込んだアスが、足を引きずりながら叫ぶがジェレルがそれを制する。
「その体じゃ足手まといになるだけだ。それにフォンセの手術にはアスの力が必須なんだ。ここに残って力を貸してくれ」
「僕の力?」
涙を拭いながら問い返すアスにジェレルが頷く。
「術後感染症の対策だ。こんな不衛生な場所で、かつ消毒も不十分な状態で手術をするなんて本来あり得ない。手術は衛浄系のアスが滅菌をすることが大前提の手段なんだ。フォンセのためにも頼む」
「でも・・・、お父さんが・・・」
「アス、気持ちはうれしいがジェレルの言うとおりにしてくれ。それに衛浄でのサポートはアスにしかできない大切な役目でもあるからな。・・・そして黒フレアを止めることは俺にしかできない役目、生き残るためにそれぞれが今できる役割を果たそう」
ヴェルノが目を細め慈しむように、震えるアスの頭を撫でる。
「じゃあ行ってくるよ」
ヴェルノがアスの頭に添えられた手をスッと引くと、アスの頭にはその手のほのかな温かさが余韻として残った。
「すまないヴェルノ、頼んだ・・・」
ディオニージが深く頭を下げる。
「ここまできたらやむを得ないだろう。まぁやれるだけやってみるさ」
「お父さん、必ず戻ってきてね・・・」
「ああ、大丈夫。必ず戻ってくるよ」
ヴェルノは、絞り出すように発したアスのか細い声に力強く頷いて応えると黒フレアを迎撃するために反転し歩み始める。
そのまま立ち止まることなく地下通路に入り、暗がりの中に姿を消した。
その後ろ姿をじっと見つめていたアスにジェレルが声をかける。
「黒フレアはヴェルノがきっとなんとかしてくれる。だから俺たちも俺たちのやるべきことをやろう。・・・ディオニージ様、フォンセのために力をお貸しください」
「・・・ああ。だが、助けたい気持ちはあっても自信がない。本当に俺で大丈夫なのか?」
「先程言った通り止血は魔操で行いますので、私の指示通り慌てずゆっくりやれば大丈夫です。考える時間はありません。さぁみんなでフォンセを助けますよ!」
アス達がフォンセの開胸を終え、止血と縫合を開始した頃、暗がりの通路を進んでいたヴェルノが黒フレアを迎撃する予定の広間に到着する。
そこはアス達が退避中に通過した地下の礼拝堂で、ラウルを模した石像が無機質に広間を見下ろしていた。
「決戦の地が礼拝堂になるとはな。あまり信心深くはない方だが流石に今回ばかりはラウルの御加護ってやつに期待したくなる」
石像を見つめて一つぼやいてから、ヴェルノは確実にこの場に近づいてくる黒フレアの圧に備えるように耳のピアスについた閃光石に念をこめる。
閃光石はふっと輝いたかと思うと赤く煌めく光球を吐き出し、すぐに乾いた音を立てて砕けた。後にはふわふわと漂う赤い光球だけが残る。
ヴェルノはその赤い光球を手の平で優しく誘導して胸元に持ってくると、その光を見つめながらなんとなしにフッと笑った。
「またこれを使う日が来るとはな。・・・さてと、そろそろか」
ヴェルノの青く澄んだ瞳が見つめる先には、志征の三人が黒フレアを足止めをしていた大広間へと続く地下通路があった。
そこに悠然と姿を現した黒フレアがゆっくり礼拝堂に侵入してくる。
その手に握られた黒い刀身を有する剣の切先からは赤い雫が滴り落ちていた。
黒フレアの姿を視認したヴェルノは覚悟を決めるかのようにグッと手の平に力を込めて胸元の赤い光球を自分の体に押し付ける。
光球は溶け込むようにしてヴェルノの体に吸収された。
一瞬、ヴェルノの周辺の空間が捻じ曲がる程の歪みが生じる。
その空間の歪みが解消されると共にヴェルノの全身から大河を思わせる程の強大で淀みのない魔力が放たれ、ヴェルノが握る魔錬刃も呼応するかのように一気に紅く染まった。
突然の強大な魔力に黒フレアがすぐに反応し黒い剣を構える。
「もうこれで後戻りはできない。俺の全てをかけてお前を止める。行くぞ!」
疾風の如く黒フレアに詰め寄り、赤く染まった剣を振り抜くヴェルノ。それを黒フレアが黒く染まった剣で受け止めた。
ぶつかり合う両者の剣から発生した凄まじい衝撃波が礼拝堂を大きく揺るがす。
更に力を込めるヴェルノの体が、黒フレアを圧倒するほどの膨大な熱火の魔力によって赤く、強く、そして美しく輝き始めた。
それはこの戦いに全てを賭したヴェルノの儚い閃光の如き命の輝きでもあった。
遠くからでは状況がよくわからなかったが、治療の様子を見守るディオニージとヴェルノの表情を見る限りではあまり芳しくないように思えた。
「シオン、ちょっと様子を見てくるよ。悪いけどエラルのことお願い」
うんと頷いたシオンにありがとうと微笑んでから、アスはジェレル達の方へ向かった。
「気管の血抜きをして気道は確保できたし外傷による出血箇所も応急的に氷で塞いだが、折れた骨で痛めた内臓の状況が良くない。すぐにでも活生系の魔操で回復させないとこのままじゃ・・・」
ジェレルの深刻そうな声がアスの耳に届く。
「シオン!活生系の魔操は使えないか!?」
シオンならばもしかしてとアスが思うのと同時に、同じ考えに至ったと思われるディオニージが離れたシオンに大声で問いかける。だがシオンは小さく頭を振った。
「駄目か、ジェレルなんとかならないのか?」
ディオニージが急かすように問いかける中、思案するジェレルが、アスを見るなり何かを思いついたように目を見開く。
「いや、やはり危険か・・・」
だが、ジェレルはその考えを否定するかのようにすぐに首を横に振った。
「何か手立てがあるのか?聞かせてくれ!」
ジェレルの肩を掴み、懇願するかのような声でディオニージが迫る。
少し逡巡した様子のジェレルであったが、一刻の猶予も許されないと思われるフォンセの容体を見て、意を決するかのように重々しい口調で話し始めた。
「・・・かなりの荒療治になりますので心して聞いてください。今この場で開胸し、痛んだ臓器を水氷魔操で止血しながら縫合手術を行うのです」
「なっ!?」
唖然とした表情をするディオニージにジェレルが続ける。
「今、手元には僅かですが麻酔薬がありますので手術自体は可能です。ただ、フォンセの体力が持つかどうか。更に・・・」
ジェレルの表情がより険しくなる。
「私は片腕が使えませんので、縫合は私の指示の下、別の者がしなければなりません。ディオニージ様かヴェルノのいずれか・・・」
ジェレルの提示した方法に皆が押し黙る中、アスが不意にある異変に気付いた。
「黒フレアの輝波が・・・消えている?」
「輝波が?足止めで残った三人が討伐に成功したということか?」
ディオニージの問いかけにヴェルノが静かに首を横に振る。
「いや、まだ強烈な圧を感じるから戦闘体勢を解除しただけ、おそらくだが足止めしていた三人が敗れたという可能性が高いだろう」
「そうか・・・。フロイラン、ジーモー、ナシオ・・・すまない」
ディオニージが項垂れながら力無く呟いた。
「そうだとしたら非常にまずいな。この通路を俺たちが利用していることは既に黒フレアも知っているからすぐにここに辿り着くぞ。ほぼ魔力が切れている俺たちでは迎え撃つこともできないし、こんな状態のフォンセを置いて逃げるわけにもいかない。・・・最早覚悟を決めるしかないのか」
ジェレルが握る拳に力を込め、無念そうな声で苦悶の表情を浮かべる。
現状は確かにジェレルの言う通りで絶望的に思えた。
だが、それでもヴェルノの目には諦めの色が見えなかった。打開策を探すかのように腕を組んでじっと考え込んでいる。
やがて一つの考えに至ったのか、組んでいた腕を解くとゆっくりとアスに顔を向けた。
ヴェルノは微笑んではいたが、少し寂しそうな、それでいて何か強い決意を秘めているような不思議な表情をしており、アスにはそれが堪らなく不安に感じられた。
ヴェルノは大きく息をはいてからディオニージに視線を向ける。
「・・・閃光石を出してくれ。六華当主の長子なら持っているだろう」
ヴェルノの意図を理解したディオニージが慌てて首を振る。
「いけない、分かっているのか!?お前は・・・」
「分かって言っている。現状それを使って黒フレアを足止めできるのは間違いなく俺だけだ。・・・時間がない、渡してくれ」
鋭い視線を向けるヴェルノにその決意を感じたディオニージが、やむを得ないといった面持ちで懐から小さな宝石のついたピアスを取り出した。
その宝石はダイヤのように無色で透き通っておりキラキラと光を乱反射させて美しかった。
「ありがとう、ディオニージ」
ヴェルノはそのピアスを受け取ると吸排済みのピアスと取り替えるようにすぐに耳に装着した。
「閃光石って、何!?」
そのやりとりに何か言いようのない不安を覚えたアスが焦る口調でその得体の知れない石の正体を尋ねるが、ヴェルノは頭を振った。
「すまないが説明している時間はなさそうだ」
時間がないというよりは説明したくないという雰囲気がアスの不安を更に増大させる。
ヴェルノはニッコリ微笑み、大丈夫と言ってアスの頭をポンポンと優しく叩いた。
「僕も行く!」
目に涙をいっぱい溜め込んだアスが、足を引きずりながら叫ぶがジェレルがそれを制する。
「その体じゃ足手まといになるだけだ。それにフォンセの手術にはアスの力が必須なんだ。ここに残って力を貸してくれ」
「僕の力?」
涙を拭いながら問い返すアスにジェレルが頷く。
「術後感染症の対策だ。こんな不衛生な場所で、かつ消毒も不十分な状態で手術をするなんて本来あり得ない。手術は衛浄系のアスが滅菌をすることが大前提の手段なんだ。フォンセのためにも頼む」
「でも・・・、お父さんが・・・」
「アス、気持ちはうれしいがジェレルの言うとおりにしてくれ。それに衛浄でのサポートはアスにしかできない大切な役目でもあるからな。・・・そして黒フレアを止めることは俺にしかできない役目、生き残るためにそれぞれが今できる役割を果たそう」
ヴェルノが目を細め慈しむように、震えるアスの頭を撫でる。
「じゃあ行ってくるよ」
ヴェルノがアスの頭に添えられた手をスッと引くと、アスの頭にはその手のほのかな温かさが余韻として残った。
「すまないヴェルノ、頼んだ・・・」
ディオニージが深く頭を下げる。
「ここまできたらやむを得ないだろう。まぁやれるだけやってみるさ」
「お父さん、必ず戻ってきてね・・・」
「ああ、大丈夫。必ず戻ってくるよ」
ヴェルノは、絞り出すように発したアスのか細い声に力強く頷いて応えると黒フレアを迎撃するために反転し歩み始める。
そのまま立ち止まることなく地下通路に入り、暗がりの中に姿を消した。
その後ろ姿をじっと見つめていたアスにジェレルが声をかける。
「黒フレアはヴェルノがきっとなんとかしてくれる。だから俺たちも俺たちのやるべきことをやろう。・・・ディオニージ様、フォンセのために力をお貸しください」
「・・・ああ。だが、助けたい気持ちはあっても自信がない。本当に俺で大丈夫なのか?」
「先程言った通り止血は魔操で行いますので、私の指示通り慌てずゆっくりやれば大丈夫です。考える時間はありません。さぁみんなでフォンセを助けますよ!」
アス達がフォンセの開胸を終え、止血と縫合を開始した頃、暗がりの通路を進んでいたヴェルノが黒フレアを迎撃する予定の広間に到着する。
そこはアス達が退避中に通過した地下の礼拝堂で、ラウルを模した石像が無機質に広間を見下ろしていた。
「決戦の地が礼拝堂になるとはな。あまり信心深くはない方だが流石に今回ばかりはラウルの御加護ってやつに期待したくなる」
石像を見つめて一つぼやいてから、ヴェルノは確実にこの場に近づいてくる黒フレアの圧に備えるように耳のピアスについた閃光石に念をこめる。
閃光石はふっと輝いたかと思うと赤く煌めく光球を吐き出し、すぐに乾いた音を立てて砕けた。後にはふわふわと漂う赤い光球だけが残る。
ヴェルノはその赤い光球を手の平で優しく誘導して胸元に持ってくると、その光を見つめながらなんとなしにフッと笑った。
「またこれを使う日が来るとはな。・・・さてと、そろそろか」
ヴェルノの青く澄んだ瞳が見つめる先には、志征の三人が黒フレアを足止めをしていた大広間へと続く地下通路があった。
そこに悠然と姿を現した黒フレアがゆっくり礼拝堂に侵入してくる。
その手に握られた黒い刀身を有する剣の切先からは赤い雫が滴り落ちていた。
黒フレアの姿を視認したヴェルノは覚悟を決めるかのようにグッと手の平に力を込めて胸元の赤い光球を自分の体に押し付ける。
光球は溶け込むようにしてヴェルノの体に吸収された。
一瞬、ヴェルノの周辺の空間が捻じ曲がる程の歪みが生じる。
その空間の歪みが解消されると共にヴェルノの全身から大河を思わせる程の強大で淀みのない魔力が放たれ、ヴェルノが握る魔錬刃も呼応するかのように一気に紅く染まった。
突然の強大な魔力に黒フレアがすぐに反応し黒い剣を構える。
「もうこれで後戻りはできない。俺の全てをかけてお前を止める。行くぞ!」
疾風の如く黒フレアに詰め寄り、赤く染まった剣を振り抜くヴェルノ。それを黒フレアが黒く染まった剣で受け止めた。
ぶつかり合う両者の剣から発生した凄まじい衝撃波が礼拝堂を大きく揺るがす。
更に力を込めるヴェルノの体が、黒フレアを圧倒するほどの膨大な熱火の魔力によって赤く、強く、そして美しく輝き始めた。
それはこの戦いに全てを賭したヴェルノの儚い閃光の如き命の輝きでもあった。
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