90 / 131
第三章 受け継がれるもの
三章終幕 「その羽を広げ、大きく飛び立つ鴉」 四
しおりを挟む
ノエル家を出た三人は貴族街を抜けてそのまま王郭西大門をくぐり、王都内郭の双極分枝に来ていた。
アスが三週間程前に申請した双極認定輝葬師の証明書を受け取るためだ。
「やぁ、アス。無事学校は卒業できたかい?」
アスが受付に顔を出すと二十代前半位の若い青年がニコニコとした表情で執務席を立ち、受付でアスと相対した。
三週間前に申請を受け付けたのもこの青年であり、申請時に一悶着あったことから互いに顔見知りの仲となっていた。
「こんにちわ、コローノスさん。学校は予定通り卒業することができました」
コローノスはアスが差し出した卒業証書を受け取るとその内容を確認する。
貴族学校の卒業証書があれば輝葬師の学科試験が免除となる。そのため、既に技能の免除を受けているアスは卒業証書提出を条件に証明書の発行を申請していたのだ。
「うん、大丈夫そうだな。卒業番号を控えさせてもらうよ。あと色々書いてもらう書類もあるから座って待ってて」
そう言って青年は自身の席に戻り証書に書かれた番号を控える。それから奥の金庫に向かい、金庫から何枚かの紙を取り出してアスがいる受付に戻ってきた。
「さてと、まずはこれが認定輝葬師の証明書だ」
アスは目の前に置かれた一枚の紙を見つめる。そこにはアスを双極の認定輝葬師として証すると記載されていた。
「本来なら輝核台帳にも認定輝葬師である旨が登録されるから、この紙はどこの双極分枝でも再発行可能なものとなるとこだが、アスは例外でここでしか再発行できない。それを念頭に置いて無くさないように十分注意して持ち歩いてくれ」
アスはわかりましたと頷いてから、紙を丁寧折りたたんで鞄にしまう。
コローノスの注意は輝核台帳上においてアスの情報が非開示となっていたことに起因しており、申請時の一悶着もこのことによるものだった。
この件はノエル家当主ネイハムが身元保証をすることで特例的に申請は受理されたが、危うくアスは輝葬師になることができないところだったのだ。
「えーっと、次はこれだな。これを読んで輝印を押してくれ。その次はこれだ」
アスは輝葬師の誓約書、証明書受領書、輝葬師心得と次々とコローノスが出す書類を一つずつ処理していく。
その合間に後ろの様子を窺うと、エラルとシオンが退屈そうに待合席でぼーっとしている姿が見えた。
「よし、手続きはこれで完了だ。お疲れさん」
コローノスは処理した書類の束を持ち上げ、トントンと机で整える。
「それにしても貴族学校の卒業証書に多数の輝葬補助の実績と特例での輝葬の実績、更にそれらに基づく重鎮フランケさんの推薦状もあるのだから、学科と実技の免除どころか輝葬師の花形である双極本部の勤務も夢じゃないだろうに。本当に自由契約型でいいのか?」
「はい、双極勤務だと自由に世界を見て回れませんからね」
「そりゃそうだが。それでも安定した高給は魅力的な気がするけどなぁ」
「捉え方は人それぞれですよ、コローノスさん」
アスがニコリと笑みを浮かべる。
「うーん、まぁそうか?」
コローノスが腑に落ちない表情を浮かべる中、アスは立ち上がって頭を下げた。
「手続き、ありがとうございました」
「ああ、新たな輝葬師の誕生を祝福するよ。世界は危険なところもまだ多いから旅も気をつけてな」
「はい!」
手続きを終えたアスはすぐに待合席に座るエラルとシオンの下に向かった。
「二人とも終わったよ!」
「ん、おお、終わったのか」
「お疲れ様、アス」
席から立ち上がった二人は、軽く伸びをする。
「思ったより長かったな。それで証明書はもらえたのか?」
「うん、バッチリ」
アスは握った拳の親指を立ててニッコリ微笑んだ。
「そうか、よかったなアス、おめでとう!」
「これで晴れて一人前の輝葬師だね、おめでとう」
「うん、二人ともありがとう」
「それで、これからどうする?向かうところとか決めてあるのか?」
「まずはゼラモリーザを目指そうかと思ってる」
「神山ゼラモリーザ・・・、ジゼルさんを連れ去った人達が最後に向かったといわれてる場所ね。確か追跡していた調査団のメンバーもそこで消息不明になったって」
「そうそう。それで後日、六華協定に基づいて捜索隊が派遣されたけど結局何も手掛かりが得られなかったんだよな。何かあてでもあるのか?」
「ううん。ただ、この目で実際にその場を確かめてみたいって思っているだけだよ。人から聞いただけの情報で捜索対象の候補から外すのも違う気がして。それに・・・」
「それに?」
「なんとなくだけど、そこに重要な何かがあるような気もするんだ」
「・・・そっか。じゃあ、当面の目標はゼラモリーザだな!でも、まさかいきなり未開の地を目指すことになるとは思わなかったよ」
「かなり危険な旅になると思う。二人は無理する必要はないから、本当に一緒に行くかはしっかり考えてほしい」
「考えるまでもないさ。もちろん行くよ。なっシオン」
「うん、危険な旅だからこそ助け合う仲間がいた方がいいでしょ?」
「・・・ありがとう。そう言ってもらえて嬉しいよ。二人とも改めてよろしくね」
「おう!そうと決まったら早速出発しようぜ!」
そう言うとエラルは鞄を抱えて足早に双極分枝の外に向かった。
「ちょっと、待ってよエラル!」
「ふふふ、あんなにはしゃいで、まるで子供みたい」
「もう、あんなに慌てなくてもいいのに。・・・よいしょっと、さぁシオンも行こうか」
アスは自分の荷物を背負うとシオンに優しく声をかけた。
「うん」
シオンは笑みを浮かべながら一つ頷くとアスと共にエラルの後を追った。
一行は双極分枝を出ると、そのまま王都外郭西大門を抜けて進路を西にとる。
ゼラモリーザへ向かうのであれば、必ず六華のデュランダ公が統治する雪の都ユフムダルを経由する必要がある。
そして王都からユフムダルへ向かうのであれば、王都外郭北大門から出てそのまま北上し例のボルプスを通過する街道が一番早い。
だが、アスはその街道ではなく、遠回りになるがジゼルが連れ去られた西方のヴィエルニ家旧都遺跡付近まで向かい、そこからルフェコと呼ばれる街を経由してユフムダルに至る街道を北上するつもりでいた。
この街道はジゼルを連れ去った者たちが北に向かう際に使用したものであり、アスは北上するにあたって、今回はそのルートをなぞっていこうと考えていたのだ。
心地よい春の日差しを浴びながら、三人は街道を西に進む。
羽を休めるかの如く穏やかに過ごした王都での五年を経て、今日、若き鴉は大きく飛翔する。
その活力に満ちた鴉の羽ばたきが、止まっていた運命の歯車を静かにゆっくりと、されど確実に、再び回し始めた。
アスが三週間程前に申請した双極認定輝葬師の証明書を受け取るためだ。
「やぁ、アス。無事学校は卒業できたかい?」
アスが受付に顔を出すと二十代前半位の若い青年がニコニコとした表情で執務席を立ち、受付でアスと相対した。
三週間前に申請を受け付けたのもこの青年であり、申請時に一悶着あったことから互いに顔見知りの仲となっていた。
「こんにちわ、コローノスさん。学校は予定通り卒業することができました」
コローノスはアスが差し出した卒業証書を受け取るとその内容を確認する。
貴族学校の卒業証書があれば輝葬師の学科試験が免除となる。そのため、既に技能の免除を受けているアスは卒業証書提出を条件に証明書の発行を申請していたのだ。
「うん、大丈夫そうだな。卒業番号を控えさせてもらうよ。あと色々書いてもらう書類もあるから座って待ってて」
そう言って青年は自身の席に戻り証書に書かれた番号を控える。それから奥の金庫に向かい、金庫から何枚かの紙を取り出してアスがいる受付に戻ってきた。
「さてと、まずはこれが認定輝葬師の証明書だ」
アスは目の前に置かれた一枚の紙を見つめる。そこにはアスを双極の認定輝葬師として証すると記載されていた。
「本来なら輝核台帳にも認定輝葬師である旨が登録されるから、この紙はどこの双極分枝でも再発行可能なものとなるとこだが、アスは例外でここでしか再発行できない。それを念頭に置いて無くさないように十分注意して持ち歩いてくれ」
アスはわかりましたと頷いてから、紙を丁寧折りたたんで鞄にしまう。
コローノスの注意は輝核台帳上においてアスの情報が非開示となっていたことに起因しており、申請時の一悶着もこのことによるものだった。
この件はノエル家当主ネイハムが身元保証をすることで特例的に申請は受理されたが、危うくアスは輝葬師になることができないところだったのだ。
「えーっと、次はこれだな。これを読んで輝印を押してくれ。その次はこれだ」
アスは輝葬師の誓約書、証明書受領書、輝葬師心得と次々とコローノスが出す書類を一つずつ処理していく。
その合間に後ろの様子を窺うと、エラルとシオンが退屈そうに待合席でぼーっとしている姿が見えた。
「よし、手続きはこれで完了だ。お疲れさん」
コローノスは処理した書類の束を持ち上げ、トントンと机で整える。
「それにしても貴族学校の卒業証書に多数の輝葬補助の実績と特例での輝葬の実績、更にそれらに基づく重鎮フランケさんの推薦状もあるのだから、学科と実技の免除どころか輝葬師の花形である双極本部の勤務も夢じゃないだろうに。本当に自由契約型でいいのか?」
「はい、双極勤務だと自由に世界を見て回れませんからね」
「そりゃそうだが。それでも安定した高給は魅力的な気がするけどなぁ」
「捉え方は人それぞれですよ、コローノスさん」
アスがニコリと笑みを浮かべる。
「うーん、まぁそうか?」
コローノスが腑に落ちない表情を浮かべる中、アスは立ち上がって頭を下げた。
「手続き、ありがとうございました」
「ああ、新たな輝葬師の誕生を祝福するよ。世界は危険なところもまだ多いから旅も気をつけてな」
「はい!」
手続きを終えたアスはすぐに待合席に座るエラルとシオンの下に向かった。
「二人とも終わったよ!」
「ん、おお、終わったのか」
「お疲れ様、アス」
席から立ち上がった二人は、軽く伸びをする。
「思ったより長かったな。それで証明書はもらえたのか?」
「うん、バッチリ」
アスは握った拳の親指を立ててニッコリ微笑んだ。
「そうか、よかったなアス、おめでとう!」
「これで晴れて一人前の輝葬師だね、おめでとう」
「うん、二人ともありがとう」
「それで、これからどうする?向かうところとか決めてあるのか?」
「まずはゼラモリーザを目指そうかと思ってる」
「神山ゼラモリーザ・・・、ジゼルさんを連れ去った人達が最後に向かったといわれてる場所ね。確か追跡していた調査団のメンバーもそこで消息不明になったって」
「そうそう。それで後日、六華協定に基づいて捜索隊が派遣されたけど結局何も手掛かりが得られなかったんだよな。何かあてでもあるのか?」
「ううん。ただ、この目で実際にその場を確かめてみたいって思っているだけだよ。人から聞いただけの情報で捜索対象の候補から外すのも違う気がして。それに・・・」
「それに?」
「なんとなくだけど、そこに重要な何かがあるような気もするんだ」
「・・・そっか。じゃあ、当面の目標はゼラモリーザだな!でも、まさかいきなり未開の地を目指すことになるとは思わなかったよ」
「かなり危険な旅になると思う。二人は無理する必要はないから、本当に一緒に行くかはしっかり考えてほしい」
「考えるまでもないさ。もちろん行くよ。なっシオン」
「うん、危険な旅だからこそ助け合う仲間がいた方がいいでしょ?」
「・・・ありがとう。そう言ってもらえて嬉しいよ。二人とも改めてよろしくね」
「おう!そうと決まったら早速出発しようぜ!」
そう言うとエラルは鞄を抱えて足早に双極分枝の外に向かった。
「ちょっと、待ってよエラル!」
「ふふふ、あんなにはしゃいで、まるで子供みたい」
「もう、あんなに慌てなくてもいいのに。・・・よいしょっと、さぁシオンも行こうか」
アスは自分の荷物を背負うとシオンに優しく声をかけた。
「うん」
シオンは笑みを浮かべながら一つ頷くとアスと共にエラルの後を追った。
一行は双極分枝を出ると、そのまま王都外郭西大門を抜けて進路を西にとる。
ゼラモリーザへ向かうのであれば、必ず六華のデュランダ公が統治する雪の都ユフムダルを経由する必要がある。
そして王都からユフムダルへ向かうのであれば、王都外郭北大門から出てそのまま北上し例のボルプスを通過する街道が一番早い。
だが、アスはその街道ではなく、遠回りになるがジゼルが連れ去られた西方のヴィエルニ家旧都遺跡付近まで向かい、そこからルフェコと呼ばれる街を経由してユフムダルに至る街道を北上するつもりでいた。
この街道はジゼルを連れ去った者たちが北に向かう際に使用したものであり、アスは北上するにあたって、今回はそのルートをなぞっていこうと考えていたのだ。
心地よい春の日差しを浴びながら、三人は街道を西に進む。
羽を休めるかの如く穏やかに過ごした王都での五年を経て、今日、若き鴉は大きく飛翔する。
その活力に満ちた鴉の羽ばたきが、止まっていた運命の歯車を静かにゆっくりと、されど確実に、再び回し始めた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる