62 / 65
12騎士選抜トーナメント
大会に向かう道2
しおりを挟む
その日……ベルヘイムの城下町は盛大なお祭りの開催に、凄まじい程の賑わいを見せていた。
ベルヘイム十二騎士選抜トーナメント……
伝統ある十二騎士の2つの席を、いつまでも空けとく訳にもいかない。
伝統ある十二騎士に選ばれるには、国民が納得出来る人物である事も必要。
そして伝統ある十二騎士は、人々の希望になり得る人物でなければならない。
その十二騎士が選ばれる場所にいれる……共有出来る……初めての機会に、国民達が騒がない筈がなく、それがお祭り騒ぎになる事は容易に想像出来る。
十二騎士に選ばれる騎士の実力……武力はどの程度のモノなのか?
他国からの感心も高く、人口の倍の人がベルヘイムの城下町に押し寄せているのではないか……そう思える程、活気と熱気が城下町に溢れていた。
「こりゃ……すげーな。こんなにも注目度が高い大会なのかね? たかが騎士2人を決めるだけの武術大会だろうに……ワールドカップ以上の人が来てるんじゃねーか? これ……」
「私達にとっても、始めての経験ですからね。普通は、国王様が候補の中から選ぶだけですから……それでも、新たな十二騎士のお披露目の時は凄い人がベルヘイム城下には集まるんですよ。今回は、その十二騎士候補の騎士の戦いが直に見れる……盛り上がりますよ」
宿舎の3階の窓から、ごった返す人混みを見下ろしながら声を出す航太に、テューネが笑顔で応える。
「テューネは昔から、お祭りとか好きだもんねぇ……で、テューネのパートナーは誰なの? 大会当日合流なんて、連携とか大丈夫なのかしら? 今回の大会は強敵ばかりなのよ? 甘く見ていると、テューネでも怪我しかねないわ」
「そうですね……でも、甘く見ている訳じゃないんですよ。それに、連携も問題ありません。ゼーク様と航太様が本気で来ても、勝てないかもしれませんよ? そろそろ、来られる頃かな?」
テューネが部屋の入口に視線を移した瞬間、勢いよくドアが開く。
「呼ばれて飛び出てー」
「しゃんじゃか、じゃーん! でしゅ~」
聞き覚えのある声と、見覚えのある白い物体……
「って……絵美じゃねーか! てか……お前、聖凰にいたんじゃねーのか? なんでココにいる? 国境越えとか、どーなってんだ? そもそも、国境越える為に十二騎士になるとかなんとか……」
航太は困惑した顔で、絵美とゼークを交互に見る。
「私も、そう聞いていたわ。勿論、その為だけに十二騎士になる訳じゃないけど、少数精鋭で一真の説得に向かう事に変わりない。十二騎士にならないと、アルスターやコノート国境を抜けられない。そして、その国を抜けないとコナハトやムスペルヘイムに抜けられないのに……」
「だ、そうだ。で、絵美はどうやってココに来た? そういや聖凰の連中は、どうやってベルヘイム城まで来てんだ? アルスターやコノートと友好でも結んでんのか?」
首を捻る航太に、絵美が笑顔で吹き出す。
「そんなの、決まってんじゃん! 転移ゲー……」
「絵美様! 十二騎士選抜戦の招待状と、国王のサインが入った通行証をお持ちですよね? 早馬で来られたんですよね!」
テューネの口から発されたとは思えない大きな声に、絵美だけではなくゼークと航太も目を見開いた。
「そそそそそそ、そーでしゅたねー。長旅で大変でしゅたよねー。もぅ純白の身体が黒くなって、大変でしゅたよー……」
「あははははは! そーだったっけ? 通行証? 通行証つうこうしょう……テューネちゃん、そんなのあったっけ?」
絵美の無邪気な笑顔に、テューネは頭を抱える。
絵美の頬に少しだけ垂れる冷や汗が、多少の救いではあるが……
「はぁ……オルフェ様が、事前に各国境に通達しといて良かった。絵美様、水の女神だから許されてますけど、本当はダメですからね!」
「いやー……ごめん、テューネちゃん。段取りとか、すっかり忘れてたよー。通行証ね、通行証……」
テューネと絵美のやり取りを見て、全てを察した航太と、首を捻るゼーク……
「よし! 2人が隠し事をしている事は分かった。何を隠しているかは知らないが、テューネが隠したいと言うよりは、国として隠したいってトコだろうな。だがよ、テューネ。隠し事するなら、相手は選んだ方がいいぜ。絵美とガーゴは馬鹿じゃないが、アホだ」
「そうですね……絵美様は頭が弱い……じゃなくて、天真爛漫なのは知っていたのですが、今回はやむを得なかったというか……」
テューネは鋭い視線を感じ、言葉を選ぶ。
「なるほどなるほど……まぁ、テューネちゃんは許す。天真爛漫って言葉は結構好きだからねー。航ちゃんの方は悪口だし言い換えもしてないから、地獄行きけってーい! ガーゴ、やっちゃえ!」
「よっしゃーでしゅ~! くらうでしゅ~……スーパーアヒルくるくるバーンアターックぅ!」
クルクル回りながら突っ込んで来る白いアヒルのヌイグルミを、航太は無言でキャッチし……そのまま無言で窓の外にリリースする。
「ちょっと航ちゃん! ガーゴが可哀相でしょ! ちゃんと当たってあげなよ!」
「てかガーゴに攻撃させた事を、まず反省しろ! んで……オレはともかく、ゼークには謝っとけ! ベルヘイムの為にずっと戦ってんのに、隠し事されてたんじゃ、な……」
私が隠し事してるんじゃない……絵美はそう言いかけて、言葉を飲み込んだ。
そもそも自分が不用意に話をしていたから、気付かなくていい事に気付いてしまったのだから……
「ゴメン、ゼーク。私、何も考えてなかったから……」
「いいのいいの……絵美のキャラは知ってるから。それより、大会が終わったらオルフェ元帥からキッチリ話してもらうんだから! どうであれ十二騎士になる! 肩書きなんて、所詮肩書きだけど……聖凰のトップに会いに行くんだから、それなりの肩書きがないとね!」
ゼークは頬を両手で叩くと、気合いを入れる。
十二騎士選抜戦の初戦の時間が迫っていた……
ベルヘイム十二騎士選抜トーナメント……
伝統ある十二騎士の2つの席を、いつまでも空けとく訳にもいかない。
伝統ある十二騎士に選ばれるには、国民が納得出来る人物である事も必要。
そして伝統ある十二騎士は、人々の希望になり得る人物でなければならない。
その十二騎士が選ばれる場所にいれる……共有出来る……初めての機会に、国民達が騒がない筈がなく、それがお祭り騒ぎになる事は容易に想像出来る。
十二騎士に選ばれる騎士の実力……武力はどの程度のモノなのか?
他国からの感心も高く、人口の倍の人がベルヘイムの城下町に押し寄せているのではないか……そう思える程、活気と熱気が城下町に溢れていた。
「こりゃ……すげーな。こんなにも注目度が高い大会なのかね? たかが騎士2人を決めるだけの武術大会だろうに……ワールドカップ以上の人が来てるんじゃねーか? これ……」
「私達にとっても、始めての経験ですからね。普通は、国王様が候補の中から選ぶだけですから……それでも、新たな十二騎士のお披露目の時は凄い人がベルヘイム城下には集まるんですよ。今回は、その十二騎士候補の騎士の戦いが直に見れる……盛り上がりますよ」
宿舎の3階の窓から、ごった返す人混みを見下ろしながら声を出す航太に、テューネが笑顔で応える。
「テューネは昔から、お祭りとか好きだもんねぇ……で、テューネのパートナーは誰なの? 大会当日合流なんて、連携とか大丈夫なのかしら? 今回の大会は強敵ばかりなのよ? 甘く見ていると、テューネでも怪我しかねないわ」
「そうですね……でも、甘く見ている訳じゃないんですよ。それに、連携も問題ありません。ゼーク様と航太様が本気で来ても、勝てないかもしれませんよ? そろそろ、来られる頃かな?」
テューネが部屋の入口に視線を移した瞬間、勢いよくドアが開く。
「呼ばれて飛び出てー」
「しゃんじゃか、じゃーん! でしゅ~」
聞き覚えのある声と、見覚えのある白い物体……
「って……絵美じゃねーか! てか……お前、聖凰にいたんじゃねーのか? なんでココにいる? 国境越えとか、どーなってんだ? そもそも、国境越える為に十二騎士になるとかなんとか……」
航太は困惑した顔で、絵美とゼークを交互に見る。
「私も、そう聞いていたわ。勿論、その為だけに十二騎士になる訳じゃないけど、少数精鋭で一真の説得に向かう事に変わりない。十二騎士にならないと、アルスターやコノート国境を抜けられない。そして、その国を抜けないとコナハトやムスペルヘイムに抜けられないのに……」
「だ、そうだ。で、絵美はどうやってココに来た? そういや聖凰の連中は、どうやってベルヘイム城まで来てんだ? アルスターやコノートと友好でも結んでんのか?」
首を捻る航太に、絵美が笑顔で吹き出す。
「そんなの、決まってんじゃん! 転移ゲー……」
「絵美様! 十二騎士選抜戦の招待状と、国王のサインが入った通行証をお持ちですよね? 早馬で来られたんですよね!」
テューネの口から発されたとは思えない大きな声に、絵美だけではなくゼークと航太も目を見開いた。
「そそそそそそ、そーでしゅたねー。長旅で大変でしゅたよねー。もぅ純白の身体が黒くなって、大変でしゅたよー……」
「あははははは! そーだったっけ? 通行証? 通行証つうこうしょう……テューネちゃん、そんなのあったっけ?」
絵美の無邪気な笑顔に、テューネは頭を抱える。
絵美の頬に少しだけ垂れる冷や汗が、多少の救いではあるが……
「はぁ……オルフェ様が、事前に各国境に通達しといて良かった。絵美様、水の女神だから許されてますけど、本当はダメですからね!」
「いやー……ごめん、テューネちゃん。段取りとか、すっかり忘れてたよー。通行証ね、通行証……」
テューネと絵美のやり取りを見て、全てを察した航太と、首を捻るゼーク……
「よし! 2人が隠し事をしている事は分かった。何を隠しているかは知らないが、テューネが隠したいと言うよりは、国として隠したいってトコだろうな。だがよ、テューネ。隠し事するなら、相手は選んだ方がいいぜ。絵美とガーゴは馬鹿じゃないが、アホだ」
「そうですね……絵美様は頭が弱い……じゃなくて、天真爛漫なのは知っていたのですが、今回はやむを得なかったというか……」
テューネは鋭い視線を感じ、言葉を選ぶ。
「なるほどなるほど……まぁ、テューネちゃんは許す。天真爛漫って言葉は結構好きだからねー。航ちゃんの方は悪口だし言い換えもしてないから、地獄行きけってーい! ガーゴ、やっちゃえ!」
「よっしゃーでしゅ~! くらうでしゅ~……スーパーアヒルくるくるバーンアターックぅ!」
クルクル回りながら突っ込んで来る白いアヒルのヌイグルミを、航太は無言でキャッチし……そのまま無言で窓の外にリリースする。
「ちょっと航ちゃん! ガーゴが可哀相でしょ! ちゃんと当たってあげなよ!」
「てかガーゴに攻撃させた事を、まず反省しろ! んで……オレはともかく、ゼークには謝っとけ! ベルヘイムの為にずっと戦ってんのに、隠し事されてたんじゃ、な……」
私が隠し事してるんじゃない……絵美はそう言いかけて、言葉を飲み込んだ。
そもそも自分が不用意に話をしていたから、気付かなくていい事に気付いてしまったのだから……
「ゴメン、ゼーク。私、何も考えてなかったから……」
「いいのいいの……絵美のキャラは知ってるから。それより、大会が終わったらオルフェ元帥からキッチリ話してもらうんだから! どうであれ十二騎士になる! 肩書きなんて、所詮肩書きだけど……聖凰のトップに会いに行くんだから、それなりの肩書きがないとね!」
ゼークは頬を両手で叩くと、気合いを入れる。
十二騎士選抜戦の初戦の時間が迫っていた……
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
没落港の整備士男爵 ~「構造解析」スキルで古代設備を修理(レストア)したら、大陸一の物流拠点になり、王家も公爵家も頭が上がらなくなった件~
namisan
ファンタジー
大陸の南西端に位置するベルナ子爵領。
かつては貿易で栄えたこの港町も、今は見る影もない。
海底には土砂が堆積して大型船は入港できず、倉庫街は老朽化し、特産品もない。借金まみれの父と、諦めきった家臣たち。そこにあるのは、緩やかな「死」だけだった。
そんな没落寸前の領地の嫡男、アレン(16歳)に転生した主人公には、前世の記憶があった。
それは、日本で港湾管理者兼エンジニアとして働き、現場で散った「整備士」としての知識。
そして、彼にはもう一つ、この世界で目覚めた特異な能力があった。
対象の構造や欠陥、魔力の流れが設計図のように視えるスキル――【構造解析】。
「壊れているなら、直せばいい。詰まっているなら、通せばいい」
アレンは錆びついた古代の「浚渫(しゅんせつ)ゴーレム」を修理して港を深く掘り直し、魔導冷却庫を「熱交換の最適化」で復活させて、腐るだけだった魚を「最高級の輸出品」へと変えていく。
ドケチな家令ガルシアと予算を巡って戦い、荒くれ者の港湾長ゲンと共に泥にまみれ、没落商会の女主人メリッサと手を組んで販路を開拓する。
やがてその港には、陸・海・空の物流革命が巻き起こる。
揺れない「サスペンション馬車」が貴族の移動を変え、「鮮度抜群の魚介グルメ」が王族の胃袋を掴み、気性の荒いワイバーンを手懐けた「空輸便」が世界を結ぶ。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
幽閉王女と指輪の精霊~嫁いだら幽閉された!餓死する前に脱出したい!~
二階堂吉乃
恋愛
同盟国へ嫁いだヴァイオレット姫。夫である王太子は初夜に現れなかった。たった1人幽閉される姫。やがて貧しい食事すら届かなくなる。長い幽閉の末、死にかけた彼女を救ったのは、家宝の指輪だった。
1年後。同盟国を訪れたヴァイオレットの従兄が彼女を発見する。忘れられた牢獄には姫のミイラがあった。激怒した従兄は同盟を破棄してしまう。
一方、下町に代書業で身を立てる美少女がいた。ヴィーと名を偽ったヴァイオレットは指輪の精霊と助けあいながら暮らしていた。そこへ元夫?である王太子が視察に来る。彼は下町を案内してくれたヴィーに恋をしてしまう…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる