エターナル

夢幻

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エターナル13 エターナルの策略

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 僕は、エターナルを見た興奮のまま家に帰ってきた。
僕が持ち帰ったお屋敷からのお土産に家族全員、高価で上質な果物とソーセージ、ハム、お屋敷のシェフ手作りのパテに驚いていた
僕は今日、屋敷でパーティがある事をざっくりいい、貰った経緯を話した


母さんが「あんまり遠慮の無い事を言わないように」と言うので、「だから、今日早目に帰ってきたんだよ。いつもの時間迄いたら悪いと思って」、「少しは気を使えるじゃない」と言う姉さん、僕はフンっと思いながら「母さん、今度アルフレッドにボルシチ作って」と言った。この話もざっくり喋り、母さんは「そうね、お返しにもなるしね」と言った


パテはその日の夕飯に出され、フォワグラに血の練り込まれたパテに舌鼓を打ち、みんな寡黙となり、ふくよかな味に、パテをもう少しと言いながら何回もおかわりし、さすがお屋敷のシェフとみんな口々に言い、父さんがやっぱりハムも少し食べないかと言い出し、ハムも食卓にのった
お婆ちゃんは白ワインを開け、メインのシチューがそっちのけになっていたけど、みんな明日のソーセージの期待が高い中、食は進み、母さんがお屋敷からのメロンをみんなの前に置いた


みんな高価な果実に、さすが高級品とありえないおいしさにうっとりし、まだまだ明日もある果実に幸せな気持ちを思っていた


僕は食事中家族に、アルフレッドが伯父さんからエターナルをプレゼントされた事は言わなかった。今回ウチの星に入った10体のうち1体を所持してると言えば、噂はあっと言うまに広がると思ったからだ

約束した訳でじゃないけど、その方がいいと思った
なんでも願いを叶えるエターナルだしなと思っていた




夕飯を食べて、お風呂に入って部屋に戻ってきて、宿題は温室でしたから、気分は楽ショーだった。何しようかなって、適当に漫画の本を手に取って、ベッドに転がる


『今日は、私に願いを伝えて頂きありがとうございます。さぁ、約束を』
脳に直接響く声に驚き、僕は部屋を見回した


エターナルがいた!!
勉強机にエターナルが!!
鳥籠に入っているエターナルがいた!!


一瞬、僕は彼の部屋にいる?!
彼と僕がとっかえになった!!と思った


再度、部屋を見渡した!!
僕の部屋だ!!


色褪せたカーテンの色(新調するカーテンのお金を貰って、カーテンの代わりに限定プラモデルを買った僕は、母さんにしこたま怒られた
((予算が足りなかったんだ))

僕は色褪せていてもいいし
多少擦り切れていても気にしない
母さんは、みっともないからとくれた代金は、プラモ購入でない
自分でカーテン買う話で決着はついた
カーテンなんて、後10年は買う事はないと思った
焦茶の本棚、プラモにカレンダー、サッカー選手のポスター、ベッドのカバーに枕の色形状をざっと見て、僕の部屋で間違いないと思った


ごちゃごちゃ色んな物が置いてある机の上に!!
鳥籠に入っている、エターナルが!!


声にならない声で、なんでと言っていた
さっき迄、部屋に入って来た時、鳥籠もエターナルもなかった!!


絶対!確かに!


一瞬で現れた!
テレポート!!
どう見渡しても自分の部屋...
汗が、ドバドバ出てきて、暑い....




『願いを言いましたよね』


「言ったけど、お願いは彼のお願いじゃないの。僕は契約者じゃない」
100m走した訳でもないのに、はぁはぁと息切れがしていた。どおしているの!!の言葉も吹っ飛んでいた。質問にしか、頭が反応しなかった


『契約者は、あなたです。ランドルフウッド』


「えっ」
めちゃめちゃ威厳のある物言いに、ちょっと怯んだ
「僕は、購入者じゃない。君をプレゼントされてもいない」


『契約者は、購入者でもないですし、譲渡された相手でもありません。願いを叶える前に、私のマスクを上に上げ、目を見て願いを言った者が、契約者になります』


「嘘」


『本当』


「嘘だ」


『本当です』


「そんな、あっ彼に2回目の願いをいってもらえば」


『初めに願いを口にした者の、3回の願いを叶えるのがエターナルです』




エターナル13 エターナルの策略1


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