ズタボロ領地で成り上がれ! 〜チートなし転生者の伝説〜

あずきちゃん

文字の大きさ
15 / 16

複雑な貴族の関係

しおりを挟む
キーンコーンカーンコーン~

「おい、席につけ~! 授業を始めるぞ!」

あれから、数日がたった。最初の方はまともな授業がなく、学校の説明や教科書を配るだけで授業が終わっていたが、今日からまともな授業が始まる・・・

今日は貴族社会について話すぞ!

そう言うとパイル先生は黙々と説明し始めた。 マッチョな見た目とは裏腹に授業は前世の世界によくいた年配の数学教師の感じだ。黒板にひたすら書き連ねていく授業だ・・・

パイル先生の話をまとめると・・・

ブレス王国は、ブレス家が支配する国で王家と5つの侯爵家が権力を握っているらしい。
ブレス王家:現在の王族、国のトップ
セシル家: 国の宰相はこの家の長男がなるのがしきたりのようになっている。
ドランゴ家:北部大侯爵。 貴族派のリーダー 外務大臣を担当している。
ボイル家:東部大侯爵。 中立派の2大権力者の1人。 法務大臣を担当している。
ブロア家:西武大侯爵。 中立派の2大権力者の1人。 財務大臣を担当している。
ベアリング家:南部大侯爵。 王族派のリーダー的存在。 防衛大臣を担当している。

その他の貴族は基本的に自領の位置で、それぞれの派閥に属している。
そして、貴族派と王族派、ボイル家とブロア家はそれぞれ対立関係にあるようだ。

エッグ=ドランゴが僕に対して攻撃的だったのは、派閥が違うからと言う理由が少しはあるらしい。
まぁ、単純に気に食わなかった説のが濃厚だが・・・

彼は最後にこう締めくくった。

「君たちは、貴族長男として将来家をつぐ立場にある。学園では将来国をともに運営する仲間になるはずだ。 いろんな関係を築いていくことが重要だぞ!」

もしかしたら、貴族がこの学校に入る理由はこれにあるのかも知れないなぁ。

こうして僕は授業が終わったので、食堂でご飯を食べることにした。




食堂で1人ご飯を食べていると、賑やかだった食堂が急に静かになった。
不思議に思って、辺りを見渡すと 絶世の美女がこちらへ向かって歩いてきていることがわかる。

周りの生徒たちも、美女に目を向けているようだ・・・
僕の前の空いている席に彼女は座ると、にこりと笑いながら僕に話しかけ始めた。

「私は生徒会長のルイーズ=ブレスよ。貴方がアレス君ね?」

「王女様でしたか・・・ こちらはアレス=スタンリーと申します」

「学園では、敬語は使わなくて結構よ。 それよりも話があるんだけどいい?」

僕は、特に予定もないのでルイーズの話を聞くことにした。

話によると、毎年入学テストで1位だった生徒は生徒会に入るしきたりとなっているらしい。 僕は書記になるようだ。

まぁ、実際 他に入りたい部活もなかったので 彼女の提案を受け入れることとした。

戦いのできない僕が生徒会に入ったと言う情報はすぐに生徒全体に広まった。

何かしら不穏な雰囲気はあるが、今の所目立った動きはない。


 

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

古代文明の最強王、5000年後に転生すると魔法が弱体化しすぎていたのでもう一度最強になります。~底辺貴族からの成り上がり~

しNぱ
ファンタジー
5000年前、魔法文明マギア魔導王国を築き、 魔法体系そのものを創造した王アーケ・マギアス・マギアは、 さらなる魔法の発展を求め、自らの魂を未来へ送る転生魔法を発動した。成熟した古代魔法を超える研究が進んだ世界を見たいという純粋な探求心から、5000年後の世界へと意識を沈めた。 目覚めた先は、スケルド男爵家三男レイフとしての赤子の身体だった。産まれた瞬間から記憶を持つ彼は、質素な家と薄い魔力の流れを前に、未来の魔法研究が古代よりも大きく退化していることに気づく。最底辺と呼ばれる家に生まれながらも、家族は温かく、彼の異常な魔力量を希望として受け入れた。 幼少期から魔力操作を自然に行い、三歳で石を浮かせ、五歳で光魔法を自在に扱うなど、古代王としての力を隠しながら成長する。外では古代魔法を使わず、転生者であることを悟られないよう慎重に振る舞いながら、未来の魔法体系を観察し続けた。 十歳になると身体強化などの古代魔法を最低限だけ使い、父との剣術訓練でも圧倒的な動きを見せるが、本来の力は隠したまま過ごす。そして十六歳、高等魔導学園に入学したレイフは、初日の実技試験で無詠唱魔法や術式無効化を用いて試験官を圧倒し、最底辺男爵家ながらA級判定を受ける。 その姿を見たストラング公爵家の令嬢エリナは、彼に強い興味を抱く。5000年後の世界は古代より魔法が退化していたが、だからこそ発展の余地がある。レイフは古代王としての知識をもとに、もう一度魔法の未来を切り開くことを決意する。

3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜

幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。 転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。 - 週間最高ランキング:総合297位 - ゲス要素があります。 - この話はフィクションです。

異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~

宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。 転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。 良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。 例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。 けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。 同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。 彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!? ※小説家になろう様にも掲載しています。

転生後はゆっくりと

衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。 日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。 そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。 でも、リリは悲観しない。 前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。 目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。 全25話(予定)

メインをはれない私は、普通に令嬢やってます

かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・ だから、この世界での普通の令嬢になります! ↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~

北条新九郎
ファンタジー
 三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。  父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。  ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。  彼の職業は………………ただの門番である。  そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。  週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。

ガチャで大当たりしたのに、チートなしで異世界転生?

浅野明
ファンタジー
ある日突然天使に拉致された篠宮蓮、38歳。ラノベは好きだが、異世界を夢見るお年頃でもない。だというのに、「勇者召喚」とやらで天使(自称)に拉致られた。周りは中学生ばっかりで、おばちゃん泣いちゃうよ? しかもチートがもらえるかどうかはガチャの結果次第らしい。しかし、なんとも幸運なことに何万年に一度の大当たり!なのにチートがない?もらえたのは「幸運のアイテム袋」というアイテム一つだけ。 これは、理不尽に異世界転生させられた女性が好き勝手に生きる物語。

処理中です...