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ガルーダの真の力
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勇者達が森の中に入ってから、もう数時間がたっただろう・・・
森の中は木々が生い茂り、あたりは薄暗く少し肌寒い。
森に入る前に見たマージナルまでの距離はとっくに歩いているはずなのに、全くつく気配がない。
「森って、こんなに長かったか?」
勇者がそう呟くと、紅龍 イフリートは何かに気づいたような顔をして口を開き始めた。
「皆のもの、これを見て欲しい」
イフリートが指をさした先には、足跡がくっきりと残っている。
「これがどうしたの?」
聖女がそう問い返すと、イフリートは「この足跡の隣に立ってくれ」と言う。
「立ったわよ? 一体どうしたのよ??」
そう言いながら聖女はその場所を歩いて離れ始めた。
「やはりか・・・」
イフリートがそう呟くと、重い口を開けて語り始めた。
「この足跡と、さっき聖女が立った時の足跡の形が一致してるじゃろ。 おそらく同じところを回され続けてるのだろう」
「どうやら、そうみたいね・・・ よく考えれば第2階層に入ってから一度もモンスターにあってない。 これはかなり強力な幻影魔法みたいね。 精霊族は強力な精霊魔法ができると聞いたことがあるわ。 おそらく精霊族の森なんだわ」と魔導師もイフリートの話に補足した。
「どうすればこの魔法を突破できるんだ?? 俺の魔法で吹き飛ばしたらマージナルも飛んでしまうかもしれないし」
そう勇者が言いながら、パーティーメンバーを見回すとガルーダ族の3戦士が語り始めた。
「ここは、我らが秘術の出番のようだな。第一階層では不甲斐ない姿を見せてしまった。ここで汚名を挽回させて欲しい」そう言うと彼らは詠唱を始めた。
「「「我らが神、シルフよ。 偽りの世界を取り除き真実を指し示したまへ・・・ true story《トゥルーストーリー》!!」」」
魔法が発動すると、突風がいきなり吹き始め幻影魔法を破壊し、光の玉が現れマージナルへの道を指し示し始めた。
「「「あとは、頼んだ・・・」」」
そう言うと、ガルーダたちは気を失った。
「これは、神聖魔法だね・・・ まさか使える人がいるとは思わなかったわ」と女魔導師は言う。
精霊魔法の上位魔法で神が使う魔法を使えば、気を失うのも当たり前らしい。
こうして、一同はマージナルの前まで進むのであった。
あれ、ガルーダ達ほぼ気を失っているような・・・ ほんとはすごい強いんだよ?
森の中は木々が生い茂り、あたりは薄暗く少し肌寒い。
森に入る前に見たマージナルまでの距離はとっくに歩いているはずなのに、全くつく気配がない。
「森って、こんなに長かったか?」
勇者がそう呟くと、紅龍 イフリートは何かに気づいたような顔をして口を開き始めた。
「皆のもの、これを見て欲しい」
イフリートが指をさした先には、足跡がくっきりと残っている。
「これがどうしたの?」
聖女がそう問い返すと、イフリートは「この足跡の隣に立ってくれ」と言う。
「立ったわよ? 一体どうしたのよ??」
そう言いながら聖女はその場所を歩いて離れ始めた。
「やはりか・・・」
イフリートがそう呟くと、重い口を開けて語り始めた。
「この足跡と、さっき聖女が立った時の足跡の形が一致してるじゃろ。 おそらく同じところを回され続けてるのだろう」
「どうやら、そうみたいね・・・ よく考えれば第2階層に入ってから一度もモンスターにあってない。 これはかなり強力な幻影魔法みたいね。 精霊族は強力な精霊魔法ができると聞いたことがあるわ。 おそらく精霊族の森なんだわ」と魔導師もイフリートの話に補足した。
「どうすればこの魔法を突破できるんだ?? 俺の魔法で吹き飛ばしたらマージナルも飛んでしまうかもしれないし」
そう勇者が言いながら、パーティーメンバーを見回すとガルーダ族の3戦士が語り始めた。
「ここは、我らが秘術の出番のようだな。第一階層では不甲斐ない姿を見せてしまった。ここで汚名を挽回させて欲しい」そう言うと彼らは詠唱を始めた。
「「「我らが神、シルフよ。 偽りの世界を取り除き真実を指し示したまへ・・・ true story《トゥルーストーリー》!!」」」
魔法が発動すると、突風がいきなり吹き始め幻影魔法を破壊し、光の玉が現れマージナルへの道を指し示し始めた。
「「「あとは、頼んだ・・・」」」
そう言うと、ガルーダたちは気を失った。
「これは、神聖魔法だね・・・ まさか使える人がいるとは思わなかったわ」と女魔導師は言う。
精霊魔法の上位魔法で神が使う魔法を使えば、気を失うのも当たり前らしい。
こうして、一同はマージナルの前まで進むのであった。
あれ、ガルーダ達ほぼ気を失っているような・・・ ほんとはすごい強いんだよ?
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