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65.爽やかイケおじ登場
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「お初にお目に掛かります。お目に掛かれて光栄です。僕は守り手の嶺島一族本家当主の嶺島樹と申します。本日より、巫女様の魔法及び戦闘訓練の教官を務めさせていただきます。よろしくお願い致します。」
キラキラオーラを纏う爽やかな笑みを浮かべるタレ目でアヒル口の長身男性は、百点満点でイケおじだった。
「よろしくお願いします・・・失礼ですがご年齢は・・・?」
「41歳です。」
だから!なんで!みんなイケおじなの!
そう言いたいけどぐっと堪えた。
「お若いですね。」
「そうですか?ありがとうございます!」
笑顔が眩しい。眩し過ぎて溶けそうだ。
「僕は九条学園大学卒業で、今までは公安の諜報員をしておりました。この様なタイミングになり申し訳ございません。」
「任務でどうしても帰って来れなかったんですよね。雅楽代さんから聞きました。気にしないでください。」
「寛大なお言葉ありがとうございます。」
ああ、またイケおじが増えてしまった。
「巫女様は名前でお呼びする様に、タメ口でも良いと伺ったのですが・・・」
「はい。嫌なら全然・・・!」
「いえ!巫女様にそんな風に言って頂けて嬉しいです!よろしく楓!」
そんな眩しい笑顔で呼び捨てタメ口は心臓にくる。
叫ぶのを堪えた私を誰か褒めて。
付き添いで来ていた雅楽代さんが眉を顰めた。
「誰も楓様を呼び捨てにはしていない。楓様がお許しになられたのはさんかちゃん付けまでだ。」
「すみません・・・!」
「ぜ、全然大丈夫です・・・!」
嘘です。全然大丈夫じゃないです。
「では、楓ちゃん。是非、タメ口にしてください。」
「えっ。」
「紫々井先生とはお互い敬語は使わず、名前で呼びあっていると聞きました。僕も是非、その様にさせてください。」
「そ、それは・・・」
それはかなり心臓に悪い。これ以上増えるのはキャパオーバーが過ぎる。
「巫女様と守り手の垣根を超える近しい存在になれる可能性があると言うことですよね?ですから是非、タメ口にしてください。」
熱量が凄くてたじろいでいると、雅楽代さんはイラついた様子で、おい、と言った。
「身の程を弁えろ。烏滸がましいぞ。それに何だ。楓様との恋愛を望んでいるのか?それなら直ぐに出ていけ。さもないとぶった斬るぞ。」
雅楽代さんは凄く怖いのに、嶺島さんは全く動じなかった。
「まさか。守り手にとって巫女様の深い信頼を得られる事は名誉な事ですから、紫々井先生と楓ちゃんの関係に憧れているだけです。楓ちゃん、ダメですか・・・?」
「だ、ダメではないです・・・!」
そんなワンコがしょんぼりしてる様な顔をされて断れるわけがなかった。
「ありがとう!」
「楓様、少しでも不審な言動があれば直ぐに私に連絡を下さい。叩き出します。」
「はい・・・」
私はつくづくイケおじに弱い。
「ところで・・・警備棟に空いた大きい穴とグラウンドの大量の葉っぱは何?」
キラキラオーラを纏う爽やかな笑みを浮かべるタレ目でアヒル口の長身男性は、百点満点でイケおじだった。
「よろしくお願いします・・・失礼ですがご年齢は・・・?」
「41歳です。」
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そう言いたいけどぐっと堪えた。
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「そうですか?ありがとうございます!」
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「任務でどうしても帰って来れなかったんですよね。雅楽代さんから聞きました。気にしないでください。」
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「はい。嫌なら全然・・・!」
「いえ!巫女様にそんな風に言って頂けて嬉しいです!よろしく楓!」
そんな眩しい笑顔で呼び捨てタメ口は心臓にくる。
叫ぶのを堪えた私を誰か褒めて。
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「誰も楓様を呼び捨てにはしていない。楓様がお許しになられたのはさんかちゃん付けまでだ。」
「すみません・・・!」
「ぜ、全然大丈夫です・・・!」
嘘です。全然大丈夫じゃないです。
「では、楓ちゃん。是非、タメ口にしてください。」
「えっ。」
「紫々井先生とはお互い敬語は使わず、名前で呼びあっていると聞きました。僕も是非、その様にさせてください。」
「そ、それは・・・」
それはかなり心臓に悪い。これ以上増えるのはキャパオーバーが過ぎる。
「巫女様と守り手の垣根を超える近しい存在になれる可能性があると言うことですよね?ですから是非、タメ口にしてください。」
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