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戦闘は否応なしに開始される―――古代の竜は現る現る―――⑤
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―――午前中は―――
全員授業をサボったようだ。
各人・・・緑川とロミオはデータにアクセスしたり情報収集・・・三守とアスモは2人で探知していたが・・・降魔六学園は広い・・・とりあえず古い建造物を探していた。
葵はどこだ?
・・・いた。屋上で何をしてるんだ。誰かと話している。
どうも葵は、ハオ・ランとズー・ハンの2年生ペアと1年生校舎の屋上で会っている。
葵は二人も“ドラゴンディセンダント”メンバーだし、助っ人を頼んでいるのかもしれない。
それならまず権藤先生とか優秀な安藤先生がいいと思うが。
ん?こんな表情のハオ・ランを見るのは初めてだ・・・緊張?熱がこもっている。
どうもハオ・ランが葵に喋りかけているようだ。
「―――結婚してください―――」
なんで?・・・なんでやねん!
ん?魔族の反応・・・複数だ!どこだ!
いた!1年生校舎・・・1年O組かQ組あたり・・・。
直接攻撃に来た??・・・今までと方針が変わった?
一貫しているとすれば・・・。
人造魔族だろう・・・校舎に18体高速で近づいてくる・・・レザーのような魔装の・・・感じとしては魔族の・・・一体に指揮されているようだ。
―――葵は??
ハオ・ランがまだ求婚中のようだ・・・ズー・ハンは横で何しているんだ?こいつら彼氏彼女じゃなかったのか?彼女の隣で葵に求婚??
「―――お願いです。すぐにでも結婚を―――」
屋上はどういう空間なんだ・・・襲撃に気付いていない・・・。
―――緑川とロミオは・・・緑川の部屋か・・・ダメだ遠い。
―――三守とアスモは他の学園敷地内だ・・・。
―――葵しかいない―――
まだ屋上は求婚中だ・・・。
「―――を再建したいのです―――」
「だー!そんなこと言われてもわかんねえ!」
ブルルルルルル!
慌てて葵は端末を見る・・・。
「ああ!師匠からだ!」
「端末なんか後に・・・大事な話し!葵ヒメ!」
なおもくってかかるハオ・ラン・・・。なんだか知らんがとにかく・・・。
1年P組とか1年Q組の1年生が魔族に襲われピンチ!といっても葵は下手したら関係あるのかと・・・躊躇するとまずい・・・まあそんなところ。
メールを読んでいる葵の顔つきが変わる・・・。
「1-Pの廊下で秋元未来が危険・・・・・・だああああ??またまたピンチなのかよ!未来!つか、いつ学校来たんだぁあああ!」
こういうのが一番効くかな・・・多分。
2年生校舎の屋上から叫びながら飛び降りつつ葵は紅い鎧に魔装する!
ゴゴゥウウ!!
空中で加速して1年生の校舎に紅い矢となり一直線に突っ込んでいく!
迷惑なことに校舎の壁を壊して2階の教室につっこみ・・・さらに1-Pは3階だったことに気付き廊下に出て天井に向かってスプラッシュ・エラスティックショットを撃って・・・さらに破壊工作は続き・・・天井を突き破って1-Pの廊下から葵は出現した・・・葵が2階から打ち込んだエラスティックショットは上手に6体の昆虫のような下級魔族の身体を貫き・・・倒していた。
「未来はどこだああああ!!邪魔だあああああ!」
“ダブルチャージ”
“エラスティックショット”
葵の同級生・・・新入生を襲って連れさろうとしていた魔族が5体・・・周囲を威嚇していた魔族が7体・・・あわせて12体が一瞬で絶命した・・・。
その上・・・天井は崩れ・・・窓は勿論、校舎の外壁すら崩れ・・・そもそも3階の廊下もひび割れて崩れそう・・・1-Pと1-Oの教室は壁が崩れて繋がってしまった・・・。
「みぃくぅううううう!!!」
このままでは生徒が危ない・・・完全に人選ミス・・・まあ仕方ない・・・。
「どこぉだあああああ!!!魔族に連れ去られたのか?魔族ども!!どこだぁあああ!このあたり全部ぶっとばしてやるぜ!!」もう魔族は全滅してる・・・してます。
「あ、葵ちゃ~ん」
さっきまで1-Oの教室があったあたりから未来の声がする。
器用にエラスティックショットを触手のように使って瓦礫を次々と持ち上げてぶっ飛ばし・・・埋まっていた未来を助け上げた・・・。葵が放り投げた瓦礫はほかの無傷な生徒たちをなぎ倒していた。
「えええ、葵ちゃん・・・早いのぉ・・・いま襲われたとこだったの」
「大丈夫か?未来?」
「そ、それより周りにいる負傷者を助けて欲しいの・・・」
「ああ?大丈夫だろ?」
その時点で魔族が破壊したり傷つけた者より、葵が破壊し巻き込まれた重軽症者の方が圧倒的に多かったのは言うまでもない。
全員授業をサボったようだ。
各人・・・緑川とロミオはデータにアクセスしたり情報収集・・・三守とアスモは2人で探知していたが・・・降魔六学園は広い・・・とりあえず古い建造物を探していた。
葵はどこだ?
・・・いた。屋上で何をしてるんだ。誰かと話している。
どうも葵は、ハオ・ランとズー・ハンの2年生ペアと1年生校舎の屋上で会っている。
葵は二人も“ドラゴンディセンダント”メンバーだし、助っ人を頼んでいるのかもしれない。
それならまず権藤先生とか優秀な安藤先生がいいと思うが。
ん?こんな表情のハオ・ランを見るのは初めてだ・・・緊張?熱がこもっている。
どうもハオ・ランが葵に喋りかけているようだ。
「―――結婚してください―――」
なんで?・・・なんでやねん!
ん?魔族の反応・・・複数だ!どこだ!
いた!1年生校舎・・・1年O組かQ組あたり・・・。
直接攻撃に来た??・・・今までと方針が変わった?
一貫しているとすれば・・・。
人造魔族だろう・・・校舎に18体高速で近づいてくる・・・レザーのような魔装の・・・感じとしては魔族の・・・一体に指揮されているようだ。
―――葵は??
ハオ・ランがまだ求婚中のようだ・・・ズー・ハンは横で何しているんだ?こいつら彼氏彼女じゃなかったのか?彼女の隣で葵に求婚??
「―――お願いです。すぐにでも結婚を―――」
屋上はどういう空間なんだ・・・襲撃に気付いていない・・・。
―――緑川とロミオは・・・緑川の部屋か・・・ダメだ遠い。
―――三守とアスモは他の学園敷地内だ・・・。
―――葵しかいない―――
まだ屋上は求婚中だ・・・。
「―――を再建したいのです―――」
「だー!そんなこと言われてもわかんねえ!」
ブルルルルルル!
慌てて葵は端末を見る・・・。
「ああ!師匠からだ!」
「端末なんか後に・・・大事な話し!葵ヒメ!」
なおもくってかかるハオ・ラン・・・。なんだか知らんがとにかく・・・。
1年P組とか1年Q組の1年生が魔族に襲われピンチ!といっても葵は下手したら関係あるのかと・・・躊躇するとまずい・・・まあそんなところ。
メールを読んでいる葵の顔つきが変わる・・・。
「1-Pの廊下で秋元未来が危険・・・・・・だああああ??またまたピンチなのかよ!未来!つか、いつ学校来たんだぁあああ!」
こういうのが一番効くかな・・・多分。
2年生校舎の屋上から叫びながら飛び降りつつ葵は紅い鎧に魔装する!
ゴゴゥウウ!!
空中で加速して1年生の校舎に紅い矢となり一直線に突っ込んでいく!
迷惑なことに校舎の壁を壊して2階の教室につっこみ・・・さらに1-Pは3階だったことに気付き廊下に出て天井に向かってスプラッシュ・エラスティックショットを撃って・・・さらに破壊工作は続き・・・天井を突き破って1-Pの廊下から葵は出現した・・・葵が2階から打ち込んだエラスティックショットは上手に6体の昆虫のような下級魔族の身体を貫き・・・倒していた。
「未来はどこだああああ!!邪魔だあああああ!」
“ダブルチャージ”
“エラスティックショット”
葵の同級生・・・新入生を襲って連れさろうとしていた魔族が5体・・・周囲を威嚇していた魔族が7体・・・あわせて12体が一瞬で絶命した・・・。
その上・・・天井は崩れ・・・窓は勿論、校舎の外壁すら崩れ・・・そもそも3階の廊下もひび割れて崩れそう・・・1-Pと1-Oの教室は壁が崩れて繋がってしまった・・・。
「みぃくぅううううう!!!」
このままでは生徒が危ない・・・完全に人選ミス・・・まあ仕方ない・・・。
「どこぉだあああああ!!!魔族に連れ去られたのか?魔族ども!!どこだぁあああ!このあたり全部ぶっとばしてやるぜ!!」もう魔族は全滅してる・・・してます。
「あ、葵ちゃ~ん」
さっきまで1-Oの教室があったあたりから未来の声がする。
器用にエラスティックショットを触手のように使って瓦礫を次々と持ち上げてぶっ飛ばし・・・埋まっていた未来を助け上げた・・・。葵が放り投げた瓦礫はほかの無傷な生徒たちをなぎ倒していた。
「えええ、葵ちゃん・・・早いのぉ・・・いま襲われたとこだったの」
「大丈夫か?未来?」
「そ、それより周りにいる負傷者を助けて欲しいの・・・」
「ああ?大丈夫だろ?」
その時点で魔族が破壊したり傷つけた者より、葵が破壊し巻き込まれた重軽症者の方が圧倒的に多かったのは言うまでもない。
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