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第1章 オーレスト王国編
1章10話 その男、不穏な街に着く
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3日後、無事森から出ることができた俺たちは次の街に着いた。
そこは第2の王都とまで言われる街だ。商業の街・コンテース。
前、来たときはとても活気に溢れた街だったのだが、
「レオール!! この街のどこが活気の溢れた街なのよ!! むしろ、どんよりしてるわ」
リーネがこう言うように、今、この街は活気が全くない。
「前、来たときはこんなんじゃなかったし。俺も今の状況についていけてねえんだよ!」
「本当かしら。確かに、第2の王都って言われてる街には見えないわね」
「だろ。これは絶対に何かあっただろ!」
しかし、見当がつかない。なんと言っても、この街は戦争の時も内戦の時も活気があった街だ。
そのような街から活気がなくなるなんて、一体のにかあったんだ?
「ねえ、とりあえず、冒険者ギルドに行ってみましょ!! そしたら、何かわかるかもしれないでしょ」
「そうだな。じゃあ、行くか」
俺たちはとりあえず、冒険者ギルドに向かうことにした。今回の件はまた、ネブァンのせいなのだろうか?
「ねえ、この街には領主はいないの?」
リーネが不思議そうな顔で聞いてきた。
「うん。この街には領主はいない。でも、何でわかったんだよ?」
リーネに聞くと自慢気に答えた。
「前の街にはデカイ豪邸みたいなのがあったけど、ここにはなかったからよ。でも、それだったらこの街はどうやってまわっているのかしら?」
こいつ、意外と観察してんだな。俺はそんなこと考えもしなかったし、不思議にも思わなかった。
でも、流石にこの街の仕組みまではわからねえか。
「この街は商人達がルールを作って、実行してるんだよ。この街は商人達の集まりによって支配されてる。だから、あらゆる王国の争いに参加してない街なんだよ」
「そんな街もあるのね!! なら、余計、この雰囲気がわからなくなったわ」
そうだよな。この説明を聞くと余計、わからなくなるよな。
だって、領主による圧政でもなく、内戦に巻き込まれたわけでもないのだから……
そうこうしているうちに、俺たちは冒険者ギルドに着いた。
「とりあえず、レオールは職員に聞いてみてちょうだい。私はクエストのボードを見てくるから」
「わかった。何かあったら、言ってくれ! 些細なことでもいいから」
「わかってるわよ、そんなこと」
ギルドに入ると俺は受付に向かった。
「あのー、この街って何があったんですか?」
俺が職員に聞くと、職員は驚いた顔をした。
「それはどういう意味でしょうか? この街は前から、こんなんだったと思いますが?」
「いやいや、そんなことはねえだろ。この活気のなさはどう説明するんだよ!?」
「だから、変わってませんって。あなた、もしかして、反魔神教の方ですか?」
反魔神教? なんだそれは。
「違うんだが、魔神教ってなんだよ?」
職員はさらに驚いた顔をする。
「魔神教は大いなる魔神様を信仰する宗教です。この街はその宗教に入信してから景気がよくて、こんな感じなんですよ。ほら、前とかわりないでしょ★」
……この街はヤバイ。その魔神教に入信したから、こうなったのか。
とりあえず、ここにいるのはヤバそうだ。
「そうですね……じゃあ、俺はクエストを見に行くんで……」
「はい! 魔神様の加護があらんことを」
魔神の加護なんてあるわけねえだろ!! でも、突っかかったら、めんどくさそうだし、やめておくか。
俺はとりあえず、リーネのいる所に向かった。
「あら、レオール! 何か分かったの?」
「ああ、その通りだ。早く、ここ街から出るぞ。一回外で作戦会議だ」
俺はリーネの手を引っ張って、急いでこの街から出たのだった。
街から出た俺たちはとりあえず、街の外にある、小さな料亭に入った。
「リーネ、聞いてくれ、あの街はヤバイ!!」
俺はリーネに街の危険を伝えようとしたのだが、リーネはやけに顔が赤い。
「ねえ、レオール……その手を離してくれない? 少し、恥ずかしいから……」
あっ、早く街を出るために手を引いてきたんだった。忘れてた…………なんか、恥ずかしくなってきたじゃないか。
「すまねえな。リーネ。嫌だったら、言ってくれたらよかったのに……」
「そこまで、嫌じゃないし……なんかない急いでたみたいだし……」
なんだ、許してくれてたか。よかった。
「そうだな。あの街はヤバイ宗教によって支配されてた。それもつい最近からだけど」
「それは、大変なことじゃない!! レオール、だから、クエストのところに異常がなかったのね」
そりゃ、ギルドも宗教におかされているんだから、異常なわけないよな。
しかし、この街の状況は洗脳魔法みたいな魔法が原因だとわかっただけでも、収穫だ。
「とりあえず、俺たちで調べてみねえか。面白そうだし」
「そうね。ネブァンみたいな奴がいるかもしれないし。それに、ネブァンはまだ生きてるし」
俺が最も危険だと感じていたことはそれだった。
これは俺の予想だが、ネブァンは本気を出していない。その証拠にアイツはまだ生きていた。
「まあ、俺もそんなことを考えてた。だから、俺たちは街に潜伏して、魔神教を探るぞ」
俺がそう言うと、リーネは驚いていた。
「あの街が信仰してる宗教って魔神教なの?」
その事か。まだ、リーネにはいってなかったからな。
「そうだよ。魔神教っていうぐらいだから、魔神を信仰してるんじゃないか?」
「本当に魔神教なのね。それなら、ネブァンは関係ないはずよ。でも、早く、とめないと……」
リーネがいきなり焦り始めた。
「おい、リーネ!! お前、魔神教について何か知ってるのか?」
リーネは一旦、深呼吸してから、「何も知らないのね」という顔をした。
「魔神教っていうのは魔族の上位種族のことなの。それは知ってるでしょ?」
俺は頷いた。魔神っていうのは一定以上に強くなった魔族が進化してなる災悪の存在である。
一に、魔神が通ったところは命がなくなり。
二に、魔神は世界の災厄である。
三に、魔神は神とも同格である
などと言われているように、とてつもなく強い存在なのだ。だから、俺は何度も討伐した。
どれも、めちゃくちゃ強かった。
リーネは話を続ける。
「その魔神教っていうのは魔神を信仰して、魔神を誕生させるヤバい組織なの。特に私の国では、魔神教は悪魔の教えって言われてるぐらいだから。
私たちの中でも魔神になっては駄目だって考えられてるから。
でも、魔神になっても国のために生きていた人はちゃんといたから、魔神になったから、討伐ってことはなかったのよ」
そうだよな。魔神になるのは魔族だもんな。でも、歴代最強クラスの魔王のリーネは何で魔神になってないんだろ?
「じゃあ、魔族の国でも魔神になった人はいるってことだよな? なら、魔王は魔神にならないのか? あんなに強いのに」
リーネの顔が暗くなった。
「そうね。その疑問は当然よ。でも、それはないの。魔王は魔族のまま魔神より強くなれる存在だから。魔神にはならないのよ」
「すまねえな。別にリーネを恐れてたわけじゃねえからな」
そう言うとリーネの顔が緩んだ。
「それはわかってたわ。でも、そう言ってくれると嬉しいわ」
「なら、よかった。とりあえず、今日は野宿して、明日から調査するぞ!」
「そうね。絶対に魔神教を捕まえるわよ!!」
俺たちは魔神教を倒すために動き始めたのだった。
……しかし、この俺たちの行動が王国中を騒がせることになるなんて、まだ、俺たちが知るよしもなかった。
そこは第2の王都とまで言われる街だ。商業の街・コンテース。
前、来たときはとても活気に溢れた街だったのだが、
「レオール!! この街のどこが活気の溢れた街なのよ!! むしろ、どんよりしてるわ」
リーネがこう言うように、今、この街は活気が全くない。
「前、来たときはこんなんじゃなかったし。俺も今の状況についていけてねえんだよ!」
「本当かしら。確かに、第2の王都って言われてる街には見えないわね」
「だろ。これは絶対に何かあっただろ!」
しかし、見当がつかない。なんと言っても、この街は戦争の時も内戦の時も活気があった街だ。
そのような街から活気がなくなるなんて、一体のにかあったんだ?
「ねえ、とりあえず、冒険者ギルドに行ってみましょ!! そしたら、何かわかるかもしれないでしょ」
「そうだな。じゃあ、行くか」
俺たちはとりあえず、冒険者ギルドに向かうことにした。今回の件はまた、ネブァンのせいなのだろうか?
「ねえ、この街には領主はいないの?」
リーネが不思議そうな顔で聞いてきた。
「うん。この街には領主はいない。でも、何でわかったんだよ?」
リーネに聞くと自慢気に答えた。
「前の街にはデカイ豪邸みたいなのがあったけど、ここにはなかったからよ。でも、それだったらこの街はどうやってまわっているのかしら?」
こいつ、意外と観察してんだな。俺はそんなこと考えもしなかったし、不思議にも思わなかった。
でも、流石にこの街の仕組みまではわからねえか。
「この街は商人達がルールを作って、実行してるんだよ。この街は商人達の集まりによって支配されてる。だから、あらゆる王国の争いに参加してない街なんだよ」
「そんな街もあるのね!! なら、余計、この雰囲気がわからなくなったわ」
そうだよな。この説明を聞くと余計、わからなくなるよな。
だって、領主による圧政でもなく、内戦に巻き込まれたわけでもないのだから……
そうこうしているうちに、俺たちは冒険者ギルドに着いた。
「とりあえず、レオールは職員に聞いてみてちょうだい。私はクエストのボードを見てくるから」
「わかった。何かあったら、言ってくれ! 些細なことでもいいから」
「わかってるわよ、そんなこと」
ギルドに入ると俺は受付に向かった。
「あのー、この街って何があったんですか?」
俺が職員に聞くと、職員は驚いた顔をした。
「それはどういう意味でしょうか? この街は前から、こんなんだったと思いますが?」
「いやいや、そんなことはねえだろ。この活気のなさはどう説明するんだよ!?」
「だから、変わってませんって。あなた、もしかして、反魔神教の方ですか?」
反魔神教? なんだそれは。
「違うんだが、魔神教ってなんだよ?」
職員はさらに驚いた顔をする。
「魔神教は大いなる魔神様を信仰する宗教です。この街はその宗教に入信してから景気がよくて、こんな感じなんですよ。ほら、前とかわりないでしょ★」
……この街はヤバイ。その魔神教に入信したから、こうなったのか。
とりあえず、ここにいるのはヤバそうだ。
「そうですね……じゃあ、俺はクエストを見に行くんで……」
「はい! 魔神様の加護があらんことを」
魔神の加護なんてあるわけねえだろ!! でも、突っかかったら、めんどくさそうだし、やめておくか。
俺はとりあえず、リーネのいる所に向かった。
「あら、レオール! 何か分かったの?」
「ああ、その通りだ。早く、ここ街から出るぞ。一回外で作戦会議だ」
俺はリーネの手を引っ張って、急いでこの街から出たのだった。
街から出た俺たちはとりあえず、街の外にある、小さな料亭に入った。
「リーネ、聞いてくれ、あの街はヤバイ!!」
俺はリーネに街の危険を伝えようとしたのだが、リーネはやけに顔が赤い。
「ねえ、レオール……その手を離してくれない? 少し、恥ずかしいから……」
あっ、早く街を出るために手を引いてきたんだった。忘れてた…………なんか、恥ずかしくなってきたじゃないか。
「すまねえな。リーネ。嫌だったら、言ってくれたらよかったのに……」
「そこまで、嫌じゃないし……なんかない急いでたみたいだし……」
なんだ、許してくれてたか。よかった。
「そうだな。あの街はヤバイ宗教によって支配されてた。それもつい最近からだけど」
「それは、大変なことじゃない!! レオール、だから、クエストのところに異常がなかったのね」
そりゃ、ギルドも宗教におかされているんだから、異常なわけないよな。
しかし、この街の状況は洗脳魔法みたいな魔法が原因だとわかっただけでも、収穫だ。
「とりあえず、俺たちで調べてみねえか。面白そうだし」
「そうね。ネブァンみたいな奴がいるかもしれないし。それに、ネブァンはまだ生きてるし」
俺が最も危険だと感じていたことはそれだった。
これは俺の予想だが、ネブァンは本気を出していない。その証拠にアイツはまだ生きていた。
「まあ、俺もそんなことを考えてた。だから、俺たちは街に潜伏して、魔神教を探るぞ」
俺がそう言うと、リーネは驚いていた。
「あの街が信仰してる宗教って魔神教なの?」
その事か。まだ、リーネにはいってなかったからな。
「そうだよ。魔神教っていうぐらいだから、魔神を信仰してるんじゃないか?」
「本当に魔神教なのね。それなら、ネブァンは関係ないはずよ。でも、早く、とめないと……」
リーネがいきなり焦り始めた。
「おい、リーネ!! お前、魔神教について何か知ってるのか?」
リーネは一旦、深呼吸してから、「何も知らないのね」という顔をした。
「魔神教っていうのは魔族の上位種族のことなの。それは知ってるでしょ?」
俺は頷いた。魔神っていうのは一定以上に強くなった魔族が進化してなる災悪の存在である。
一に、魔神が通ったところは命がなくなり。
二に、魔神は世界の災厄である。
三に、魔神は神とも同格である
などと言われているように、とてつもなく強い存在なのだ。だから、俺は何度も討伐した。
どれも、めちゃくちゃ強かった。
リーネは話を続ける。
「その魔神教っていうのは魔神を信仰して、魔神を誕生させるヤバい組織なの。特に私の国では、魔神教は悪魔の教えって言われてるぐらいだから。
私たちの中でも魔神になっては駄目だって考えられてるから。
でも、魔神になっても国のために生きていた人はちゃんといたから、魔神になったから、討伐ってことはなかったのよ」
そうだよな。魔神になるのは魔族だもんな。でも、歴代最強クラスの魔王のリーネは何で魔神になってないんだろ?
「じゃあ、魔族の国でも魔神になった人はいるってことだよな? なら、魔王は魔神にならないのか? あんなに強いのに」
リーネの顔が暗くなった。
「そうね。その疑問は当然よ。でも、それはないの。魔王は魔族のまま魔神より強くなれる存在だから。魔神にはならないのよ」
「すまねえな。別にリーネを恐れてたわけじゃねえからな」
そう言うとリーネの顔が緩んだ。
「それはわかってたわ。でも、そう言ってくれると嬉しいわ」
「なら、よかった。とりあえず、今日は野宿して、明日から調査するぞ!」
「そうね。絶対に魔神教を捕まえるわよ!!」
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