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第4話 フェンリル召喚
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外に出て俺は改めて実感した。あぁ。ここはやはり異世界なんだな、と。
まず先程までいた場所はドデカイ城だった。その城を出てすぐ、広大な土地が広がり空には1メートルくらいのデカイ鳥が飛んでいた。
「じゃあ班に分かれよう。ステータスが高い者はこっちに来てくれ。それ以外の者は、バランスよく班を組んでくれ。」
王子の言う通りに班を作る。もちろん俺は、平均以下のステータスを持つやつらと同じ班だ。この中で一番ステータスが低いのは俺だが…。
「今組んだ班で魔物を討伐しよう!じゃあ暗くなる前にここに帰ってきてね!解散!」
各班ごとにどんどん散っていく。
俺は班のメンバーを見た。班は俺を合わせて5人。
「えっと、よろしくな?」
シーンとなっている場に少しでも会話を取り入れようと挨拶してみた。
「よ、よろしく…」
「よろしく。」
「おう。よろ。」
「…」
上から順に~
少し人見知りな吉田里菜さん!
中々クールな相川舞さん!
結構友達多めの伊島春くん!
ヤンキーな五十嵐隼人くん!
うん。無言は頂けない。
「あ~…一応みんなのステータスを見せ合おうか…。」
「そ、そだね。」
「わかったわ。」
「おーっけー。」
「…チッ。」
し、舌打ち!?ま、まぁいいけどさ。
全員のステータスを見て、思ったがやっぱり俺のステータス低いなぁ…。
「…おい。」
無言の五十嵐が喋ったぁ!
「な、なに?」
「一番雑魚いテメェが仕切ってんじゃねえぞ。俺が仕切る。」
だってずっと黙ってたじゃん!仕方なくね!?
「わ、私は別に渡部君でもいいと思う…」
おぉ…吉田さん!ええ子や…。
「私も五十嵐君より渡部君の方がいいと思うわ。ステータスは五十嵐君の方が上と言っても貴方には向いてないでしょうし。」
毒舌!毒舌だよ相川さん…。
「あぁっ!?文句あんのか!」
ヤンキー怖ぇえ…。
顔を真っ赤にしてキレる五十嵐。恐ろしやぁ。
「じゃあ五十嵐、任せていい?」
せっかく庇ってもらったけど五十嵐君怖いから譲るよ。誰かがやってくれるんならそっちのほうがいい。
「とりあえずいこーぜー?」
ダルそうな伊島。安心しろ。俺もだるいから。
「はっ!こっち行くぞ!」
五十嵐はズカズカと森に入っていった。まぁもちろん俺たちも付いていくわけですけど。
ズカズカ歩く五十嵐を追って中々森の深いところまで来てしまった。これ帰り道分かるのか?
「なぁ?この辺でやめといたほうがいいんじゃないか?」
一応声をかけてみる。がギロッと睨まれズカズカと歩き続ける。あーめんどくせぇ。
「グギョォオ!」
何かキノコのような生物が現れた。も、モンスターなのかな?
「うおらっあ!」
五十嵐が早速手に持つ剣でキノコを切りつけた。
「グギョォオォ!!」
まだ生きてるらしい。一応俺も鋼鉄の剣でキノコを切りつける。
キノコはバタリと倒れ動かなくなった。
【1ポイント取得しました。】
お?キノコ倒したらポイントもらえた…このポイントってアレだよな?ガチャの。
という事はモンスターを倒せばガチャを引くためのポイントがゲットできるってことなのか!いい!すごくいい!
「テメェなにニヤニヤしてんだよ!さっさと来やがれ!!」
「お、おう」
何でこんなにイライラしてるんだよ…。
その後もちょくちょくモンスターが出てきたが難なく倒せた。だが一つ思う節がある。森の奥に行くにつれだんだんとモンスターが強くなってきているのだ。
ーーこれ以上はマズイ。
そう思ったのは大分森の奥まで来て、出てきた大きな熊と戦い伊島が怪我を負ったからだ。それまでは、まぁ大丈夫か?と楽観視していたが怪我人が出ると状況は変わる。
「なぁ!伊島も怪我をしたし、帰ろう!」
なるべく力を込めて言ってやった。
「あぁん!?文句あんのかぁっ!!」
「い、いや。そろそろ帰ろ~ってな?」
「チッ!腰抜けがーー……ぁああ!!」
五十嵐が俺たちの後ろを見ていきなり騒ぎ出した。何だ?何か後ろにあるのか?
パッと後ろを振り返って俺は後悔した。俺の後ろには4メートルくらいのドラゴンがいた。俺達のステータスでは太刀打ちできない程のモンスターだ。見ればわかる。
ーーこれと戦えば死ぬ。
そう感じた俺はダッシュで走った。
「逃げるぞ!皆!!」
俺が言う前に皆走り出していた。ドラゴンはノソノソと歩いている。このスピードなら逃げ切れるっ!!そう確信した時、俺の背後でドサッという音が聞こえた。
振り返ると吉田さんが転けていて、今にもドラゴンに追いつかれそうになっていた。
「吉田さんっ!!」
「はっ!いい囮じゃねえかあ!上等だ!ブス!!!」
冷や汗を垂らしながら笑う五十嵐。流石に俺は頭にきた。右手に力を込めて拳を握る。そのまま五十嵐の顔面にぶつけた。
「ブファッ!!…っテンメェ!!何しやがる!!ぶっ殺すぞ!!!」
俺は手に持った鋼鉄の剣を五十嵐の口の中に添えた。
「それ以上喋るな。殺すぞ。」
実際は殺す気も殺す度胸もサラサラないのだが、五十嵐の口だけよりこうした方がビビるだろうと思っての行動だった。それを見て伊島や相川さんは驚いた顔をしていたがそんなのは今はどうだっていい。
「火球ぁ!!!」
俺が放った魔法がドラゴンに当たった。ドラゴンは歩みを止め、俺の方を向く。
グルァアァァァアァァア!!
おうおう、怒ってますわ…。ヤンキーよりよっぽど怖いぞコレ…。
魔法も全然効いてないことだし。さっさとアレ試してみるか…。
「来いっ!!フェンリル!!!」
ウオォォオオォォオン!!
という鳴き声を発しながら俺の目の前にスゥーっと現れた。なにこの登場カッコいい。さすが神獣シリーズの魔狼!
五十嵐、伊島、相川さんだけでなく吉田さんも目を見開けている。
「行け!フェンリル!あのドラゴンを蹴散らせ!!!」
俺の命令と共にフェンリルの姿が消えた。いや、早すぎて見えなかったのだが。はっや…と思った次の瞬間ドラゴンの首が落ちた。
いや、はっや…。
神獣フェンリルは二重の意味で、はやかった。
まず先程までいた場所はドデカイ城だった。その城を出てすぐ、広大な土地が広がり空には1メートルくらいのデカイ鳥が飛んでいた。
「じゃあ班に分かれよう。ステータスが高い者はこっちに来てくれ。それ以外の者は、バランスよく班を組んでくれ。」
王子の言う通りに班を作る。もちろん俺は、平均以下のステータスを持つやつらと同じ班だ。この中で一番ステータスが低いのは俺だが…。
「今組んだ班で魔物を討伐しよう!じゃあ暗くなる前にここに帰ってきてね!解散!」
各班ごとにどんどん散っていく。
俺は班のメンバーを見た。班は俺を合わせて5人。
「えっと、よろしくな?」
シーンとなっている場に少しでも会話を取り入れようと挨拶してみた。
「よ、よろしく…」
「よろしく。」
「おう。よろ。」
「…」
上から順に~
少し人見知りな吉田里菜さん!
中々クールな相川舞さん!
結構友達多めの伊島春くん!
ヤンキーな五十嵐隼人くん!
うん。無言は頂けない。
「あ~…一応みんなのステータスを見せ合おうか…。」
「そ、そだね。」
「わかったわ。」
「おーっけー。」
「…チッ。」
し、舌打ち!?ま、まぁいいけどさ。
全員のステータスを見て、思ったがやっぱり俺のステータス低いなぁ…。
「…おい。」
無言の五十嵐が喋ったぁ!
「な、なに?」
「一番雑魚いテメェが仕切ってんじゃねえぞ。俺が仕切る。」
だってずっと黙ってたじゃん!仕方なくね!?
「わ、私は別に渡部君でもいいと思う…」
おぉ…吉田さん!ええ子や…。
「私も五十嵐君より渡部君の方がいいと思うわ。ステータスは五十嵐君の方が上と言っても貴方には向いてないでしょうし。」
毒舌!毒舌だよ相川さん…。
「あぁっ!?文句あんのか!」
ヤンキー怖ぇえ…。
顔を真っ赤にしてキレる五十嵐。恐ろしやぁ。
「じゃあ五十嵐、任せていい?」
せっかく庇ってもらったけど五十嵐君怖いから譲るよ。誰かがやってくれるんならそっちのほうがいい。
「とりあえずいこーぜー?」
ダルそうな伊島。安心しろ。俺もだるいから。
「はっ!こっち行くぞ!」
五十嵐はズカズカと森に入っていった。まぁもちろん俺たちも付いていくわけですけど。
ズカズカ歩く五十嵐を追って中々森の深いところまで来てしまった。これ帰り道分かるのか?
「なぁ?この辺でやめといたほうがいいんじゃないか?」
一応声をかけてみる。がギロッと睨まれズカズカと歩き続ける。あーめんどくせぇ。
「グギョォオ!」
何かキノコのような生物が現れた。も、モンスターなのかな?
「うおらっあ!」
五十嵐が早速手に持つ剣でキノコを切りつけた。
「グギョォオォ!!」
まだ生きてるらしい。一応俺も鋼鉄の剣でキノコを切りつける。
キノコはバタリと倒れ動かなくなった。
【1ポイント取得しました。】
お?キノコ倒したらポイントもらえた…このポイントってアレだよな?ガチャの。
という事はモンスターを倒せばガチャを引くためのポイントがゲットできるってことなのか!いい!すごくいい!
「テメェなにニヤニヤしてんだよ!さっさと来やがれ!!」
「お、おう」
何でこんなにイライラしてるんだよ…。
その後もちょくちょくモンスターが出てきたが難なく倒せた。だが一つ思う節がある。森の奥に行くにつれだんだんとモンスターが強くなってきているのだ。
ーーこれ以上はマズイ。
そう思ったのは大分森の奥まで来て、出てきた大きな熊と戦い伊島が怪我を負ったからだ。それまでは、まぁ大丈夫か?と楽観視していたが怪我人が出ると状況は変わる。
「なぁ!伊島も怪我をしたし、帰ろう!」
なるべく力を込めて言ってやった。
「あぁん!?文句あんのかぁっ!!」
「い、いや。そろそろ帰ろ~ってな?」
「チッ!腰抜けがーー……ぁああ!!」
五十嵐が俺たちの後ろを見ていきなり騒ぎ出した。何だ?何か後ろにあるのか?
パッと後ろを振り返って俺は後悔した。俺の後ろには4メートルくらいのドラゴンがいた。俺達のステータスでは太刀打ちできない程のモンスターだ。見ればわかる。
ーーこれと戦えば死ぬ。
そう感じた俺はダッシュで走った。
「逃げるぞ!皆!!」
俺が言う前に皆走り出していた。ドラゴンはノソノソと歩いている。このスピードなら逃げ切れるっ!!そう確信した時、俺の背後でドサッという音が聞こえた。
振り返ると吉田さんが転けていて、今にもドラゴンに追いつかれそうになっていた。
「吉田さんっ!!」
「はっ!いい囮じゃねえかあ!上等だ!ブス!!!」
冷や汗を垂らしながら笑う五十嵐。流石に俺は頭にきた。右手に力を込めて拳を握る。そのまま五十嵐の顔面にぶつけた。
「ブファッ!!…っテンメェ!!何しやがる!!ぶっ殺すぞ!!!」
俺は手に持った鋼鉄の剣を五十嵐の口の中に添えた。
「それ以上喋るな。殺すぞ。」
実際は殺す気も殺す度胸もサラサラないのだが、五十嵐の口だけよりこうした方がビビるだろうと思っての行動だった。それを見て伊島や相川さんは驚いた顔をしていたがそんなのは今はどうだっていい。
「火球ぁ!!!」
俺が放った魔法がドラゴンに当たった。ドラゴンは歩みを止め、俺の方を向く。
グルァアァァァアァァア!!
おうおう、怒ってますわ…。ヤンキーよりよっぽど怖いぞコレ…。
魔法も全然効いてないことだし。さっさとアレ試してみるか…。
「来いっ!!フェンリル!!!」
ウオォォオオォォオン!!
という鳴き声を発しながら俺の目の前にスゥーっと現れた。なにこの登場カッコいい。さすが神獣シリーズの魔狼!
五十嵐、伊島、相川さんだけでなく吉田さんも目を見開けている。
「行け!フェンリル!あのドラゴンを蹴散らせ!!!」
俺の命令と共にフェンリルの姿が消えた。いや、早すぎて見えなかったのだが。はっや…と思った次の瞬間ドラゴンの首が落ちた。
いや、はっや…。
神獣フェンリルは二重の意味で、はやかった。
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