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63.◇登場人物紹介その2?
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〇カーズ・フォン・ウィンドウ(攻略対象1)
ウィンドウ王国第一王子にして現・王太子。青紫色の髪と深紅の瞳を宿す美男子。成績優秀で運動神経抜群の文武両道と言われているが、どうにも思い込みが激しい面がある。それが原因で婚約者のサエナリアが行方不明になってしまった。
〇護衛二人(モブ)
カーズの外出時の護衛(苦労人)。国王の指示によりカーズを自室に謹慎させた。
〇国王ジンノ・フォン・ウィンドウ(モブ)
青紫色の髪と碧眼の壮年。ウィンドウ王国の国王。年齢よりも少し老けて見える。王として決して愚かとは言えないが、子供たちが個性が強すぎるため親としては微妙。
〇王妃エリザベス・フォン・ウィンドウ(モブ)
金髪で赤い瞳の淑女。次の王妃に期待
〇ウェイザー・フォン・ウィンドウ
国王ジンノの弟。本編の三年前に旅立った。前世の記憶があるらしい。
〇レフトン・フォン・ウィンドウ(攻略対象2)
青紫色の髪と碧眼の長身の少年。カーズの一つ下の弟、次男の立場にいる男。いつも明るくて飄々としていて、王族らしくないような軽い感じでいる。
運動神経が高く要領がよく、貴族平民分け隔てなく接する明るい性格。口調とふるまいが王族どころか貴族らしくないが処世術や交渉術に長けている。
将来は貴族ではなく騎士になって王国を支えるらしく、確かに騎士として実力的にはかなり強い。
兄弟による王位継承権を巡る争いを望まなかったため、裏方に徹する道を選んだ。
兄と弟の間を取り持つ役目を担うために、多くのコネクションを構築しつつ今の己を形成。
サエナリアの行方不明事件の大体のことは把握している……?
〇ナシュカ・フォン・ウィンドウ(攻略対象3)
金髪で赤い瞳の少年。小柄だが、カーズより二歳だけ年下の弟、三男だ。カーズやレフトンよりもしっかりしていて、両親からも期待されている。
上の兄二人よりも王族らしい振る舞いを心掛けている。レフトンいわく、『個』よりも『全』を重んじるタイプ。
冷静沈着で頭脳明晰で政治的能力において期待されるが、感情表現に乏しく冷徹な判断を平気で口にできることから冷酷で残忍なのではないかと思われがちであるため周囲からの支持率は低い。家族や側近からは周囲が思っているほどひどい男ではないと理解されているが、本人は気にしない。
サエナリアの行方不明事件のきっかけである兄カーズのことを快く思っていない。
〇クラマ・ナマ・クーラ(モブ)
宰相。息子が第一王子カーズの側近であるためカーズに関する最新情報をすぐに知ることができる。かなり前からソノーザ家のことを快く思っていなかった。
〇フィリップス・ヴァン・ソノーザ
現ソノーザ公爵ベーリュの弟。兄であるベーリュに匹敵する才覚の持ち主であったが、実の兄を恐れて十年以上前に姿を消した。ソノーザ家の罪が暴かれる時を願って日記を書き続けていた。
〇イゴナ・ヴァン・ソノーザ(後にイゴナ・ヴァン・スミロード)
現ソノーザ公爵ベーリュの妹。姿を消したフィリップスの双子の妹。スミロード家の次男に嫁ぐ。次男フィリップスが姿を消してから実家と距離を置くようになった。
〇シュウラ・ラウド・スミロード
当時は銀髪碧眼の次男。現在はスミロード家当主。愛妻家で控えめな性格。兄が追い出されたことで当主になったが、それ以降は目立ったことはしていない。
〇エクス・ヴァン・ザイーダ
ソノーザ公爵夫人ネフーミの弟で、今のザイーダ侯爵。
===============あとがき===============
いつも読んでくださって、ありがとうございます。王宮での話はここまでで一旦区切ります。
下書きが準備中なので、次の投稿はもう少しお時間いただきたく思います。大変申し訳ありません。
ウィンドウ王国第一王子にして現・王太子。青紫色の髪と深紅の瞳を宿す美男子。成績優秀で運動神経抜群の文武両道と言われているが、どうにも思い込みが激しい面がある。それが原因で婚約者のサエナリアが行方不明になってしまった。
〇護衛二人(モブ)
カーズの外出時の護衛(苦労人)。国王の指示によりカーズを自室に謹慎させた。
〇国王ジンノ・フォン・ウィンドウ(モブ)
青紫色の髪と碧眼の壮年。ウィンドウ王国の国王。年齢よりも少し老けて見える。王として決して愚かとは言えないが、子供たちが個性が強すぎるため親としては微妙。
〇王妃エリザベス・フォン・ウィンドウ(モブ)
金髪で赤い瞳の淑女。次の王妃に期待
〇ウェイザー・フォン・ウィンドウ
国王ジンノの弟。本編の三年前に旅立った。前世の記憶があるらしい。
〇レフトン・フォン・ウィンドウ(攻略対象2)
青紫色の髪と碧眼の長身の少年。カーズの一つ下の弟、次男の立場にいる男。いつも明るくて飄々としていて、王族らしくないような軽い感じでいる。
運動神経が高く要領がよく、貴族平民分け隔てなく接する明るい性格。口調とふるまいが王族どころか貴族らしくないが処世術や交渉術に長けている。
将来は貴族ではなく騎士になって王国を支えるらしく、確かに騎士として実力的にはかなり強い。
兄弟による王位継承権を巡る争いを望まなかったため、裏方に徹する道を選んだ。
兄と弟の間を取り持つ役目を担うために、多くのコネクションを構築しつつ今の己を形成。
サエナリアの行方不明事件の大体のことは把握している……?
〇ナシュカ・フォン・ウィンドウ(攻略対象3)
金髪で赤い瞳の少年。小柄だが、カーズより二歳だけ年下の弟、三男だ。カーズやレフトンよりもしっかりしていて、両親からも期待されている。
上の兄二人よりも王族らしい振る舞いを心掛けている。レフトンいわく、『個』よりも『全』を重んじるタイプ。
冷静沈着で頭脳明晰で政治的能力において期待されるが、感情表現に乏しく冷徹な判断を平気で口にできることから冷酷で残忍なのではないかと思われがちであるため周囲からの支持率は低い。家族や側近からは周囲が思っているほどひどい男ではないと理解されているが、本人は気にしない。
サエナリアの行方不明事件のきっかけである兄カーズのことを快く思っていない。
〇クラマ・ナマ・クーラ(モブ)
宰相。息子が第一王子カーズの側近であるためカーズに関する最新情報をすぐに知ることができる。かなり前からソノーザ家のことを快く思っていなかった。
〇フィリップス・ヴァン・ソノーザ
現ソノーザ公爵ベーリュの弟。兄であるベーリュに匹敵する才覚の持ち主であったが、実の兄を恐れて十年以上前に姿を消した。ソノーザ家の罪が暴かれる時を願って日記を書き続けていた。
〇イゴナ・ヴァン・ソノーザ(後にイゴナ・ヴァン・スミロード)
現ソノーザ公爵ベーリュの妹。姿を消したフィリップスの双子の妹。スミロード家の次男に嫁ぐ。次男フィリップスが姿を消してから実家と距離を置くようになった。
〇シュウラ・ラウド・スミロード
当時は銀髪碧眼の次男。現在はスミロード家当主。愛妻家で控えめな性格。兄が追い出されたことで当主になったが、それ以降は目立ったことはしていない。
〇エクス・ヴァン・ザイーダ
ソノーザ公爵夫人ネフーミの弟で、今のザイーダ侯爵。
===============あとがき===============
いつも読んでくださって、ありがとうございます。王宮での話はここまでで一旦区切ります。
下書きが準備中なので、次の投稿はもう少しお時間いただきたく思います。大変申し訳ありません。
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