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第3章 組織編
仮面の二人組
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魔法協会・隠し通路の非常口。
「パ、パルサ殿がやられたー!」
「く、くそぉ! 戦闘班をもっとよこせー!」
「侵入者を制圧しろー!」
「幹部の方は来ないのかー!?」
構成員たちが悲鳴交じりに怒声をあげる。当然だ。戦闘班が造園に来る前に、女性幹部のミエカ・パルサが首を切られて死んでしまったのだから。
「幹部を倒したぞー! 進めー!」
「このまま魔法協会なんざぶっ潰してやる!」
「あとのことは考えんな! 復讐だー!」
「「「「「おおー!」」」」」
(こっちはうまくいったな。勢いに任せて幹部のパルサを倒すとはな……)
先頭に立つルドガーは協力者たちを指揮して暴れまわっていた。彼らの目的は、魔法協会の上層部を殺して壊滅させること、という話になっていた。あくまでも協力者たちの中ではそうだ。本当の目的は違う。それは……。
(魔法協会の戦力の分散、陽動。それがこっちの目的だ。だが、このまま攻め続ければ本当にぶっ潰せるかもしれん。これほどの戦力になるとは思ってもなかったしな)
こちらの指揮をしていたルドガーでさえ、本来の目的すら超えるかもしれないと思い始めていた。幹部のパルサを倒したのは、二つの魔法を持ったルドガー自身なのだから。ルドガーは正直、本当に魔法協会を潰すのは不可能だと思っていたが、魔法協会をここまで混乱させ、幹部の一人を始末できた。今になって、ローグの目的が実現できそうな気がしてきた。
「さて、向こうはどうなるだろうな。嬢ちゃんはともかく、坊主のほうは心配はいらないか……?」
「ルドガーさん、行きましょうぜ!」
「このまま魔法協会を潰してやりましょう! 大将!」
「! ああ、いくぞ、野郎ども!」
「「「「「おう!」」」」」
(俺は俺のできることをやろう。それがあの二人の役に立つならば……!)
ルドガーは、ローグの実力をある程度知っているが、メルガーのことも知っているため、どうにか合流しようと考えていた。そのためにも、このまま彼らを指揮していく必要があった。魔法協会を制圧するまで。
魔法協会入り口。
混沌に染まる魔法協会だったが、そこに更なる脅威が迫っていた。バルムドとハイドが入ってきた入り口の門が再び開かれたのだ。
ガチャ ギイイイイ
「おい! 誰かが入ってきたぞ! 二人組だ!」
「見ろよ! 暗部の仮面を被ってやがる!」
入り口から仮面を被った二人組が入ってきた。バルムド達のこともあってか、構成員たちは動揺する。被っている仮面が魔法協会のものであっても。一方、メルガーは二人組を見てかなり警戒していた。一目見ただけで、仮面のもともとの持ち主が分かったからだ。
(あの仮面はバルムド達のものじゃないか! だとすれば、奴らはバルムド達を倒して操った張本人! 下手をすればこの事件の黒幕か!)
二人組は、ゆっくりとメルガーに近づいていった。まだ距離はあるが、メルガーは身構えて、二人組に問いかけた。
「お前たちは何者だ……魔法協会のものではあるまい……」
「「…………」」
「答えろ! 何が目的だ! いったい何者なんだ!?」
メルガーは怒声をあげる。二人組の反応は……。
「パ、パルサ殿がやられたー!」
「く、くそぉ! 戦闘班をもっとよこせー!」
「侵入者を制圧しろー!」
「幹部の方は来ないのかー!?」
構成員たちが悲鳴交じりに怒声をあげる。当然だ。戦闘班が造園に来る前に、女性幹部のミエカ・パルサが首を切られて死んでしまったのだから。
「幹部を倒したぞー! 進めー!」
「このまま魔法協会なんざぶっ潰してやる!」
「あとのことは考えんな! 復讐だー!」
「「「「「おおー!」」」」」
(こっちはうまくいったな。勢いに任せて幹部のパルサを倒すとはな……)
先頭に立つルドガーは協力者たちを指揮して暴れまわっていた。彼らの目的は、魔法協会の上層部を殺して壊滅させること、という話になっていた。あくまでも協力者たちの中ではそうだ。本当の目的は違う。それは……。
(魔法協会の戦力の分散、陽動。それがこっちの目的だ。だが、このまま攻め続ければ本当にぶっ潰せるかもしれん。これほどの戦力になるとは思ってもなかったしな)
こちらの指揮をしていたルドガーでさえ、本来の目的すら超えるかもしれないと思い始めていた。幹部のパルサを倒したのは、二つの魔法を持ったルドガー自身なのだから。ルドガーは正直、本当に魔法協会を潰すのは不可能だと思っていたが、魔法協会をここまで混乱させ、幹部の一人を始末できた。今になって、ローグの目的が実現できそうな気がしてきた。
「さて、向こうはどうなるだろうな。嬢ちゃんはともかく、坊主のほうは心配はいらないか……?」
「ルドガーさん、行きましょうぜ!」
「このまま魔法協会を潰してやりましょう! 大将!」
「! ああ、いくぞ、野郎ども!」
「「「「「おう!」」」」」
(俺は俺のできることをやろう。それがあの二人の役に立つならば……!)
ルドガーは、ローグの実力をある程度知っているが、メルガーのことも知っているため、どうにか合流しようと考えていた。そのためにも、このまま彼らを指揮していく必要があった。魔法協会を制圧するまで。
魔法協会入り口。
混沌に染まる魔法協会だったが、そこに更なる脅威が迫っていた。バルムドとハイドが入ってきた入り口の門が再び開かれたのだ。
ガチャ ギイイイイ
「おい! 誰かが入ってきたぞ! 二人組だ!」
「見ろよ! 暗部の仮面を被ってやがる!」
入り口から仮面を被った二人組が入ってきた。バルムド達のこともあってか、構成員たちは動揺する。被っている仮面が魔法協会のものであっても。一方、メルガーは二人組を見てかなり警戒していた。一目見ただけで、仮面のもともとの持ち主が分かったからだ。
(あの仮面はバルムド達のものじゃないか! だとすれば、奴らはバルムド達を倒して操った張本人! 下手をすればこの事件の黒幕か!)
二人組は、ゆっくりとメルガーに近づいていった。まだ距離はあるが、メルガーは身構えて、二人組に問いかけた。
「お前たちは何者だ……魔法協会のものではあるまい……」
「「…………」」
「答えろ! 何が目的だ! いったい何者なんだ!?」
メルガーは怒声をあげる。二人組の反応は……。
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